1951-02-21 第10回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
○川端委員 それではまた方向をかえまして、農林省では、日本の国内の食糧生産で、需給をまかなう態勢まで行くものだというお考えに立つておられるかどうか。
○川端委員 それではまた方向をかえまして、農林省では、日本の国内の食糧生産で、需給をまかなう態勢まで行くものだというお考えに立つておられるかどうか。
○川端委員 いろいろ同僚委員より細部にわたつての御質問がありましたので、私はこの機会に、いわば廣川農政の基本的な問題ともいうべきでございますけれども、総括的に伺つてみたいと思うのであります。これは廣川農林大臣から伺いたい問題でもありますが、この廣川農政を受けた事務当局が、どういうふうに了解しているかというような観点から伺つてみたいのであります。それは将来の需給推算の考え方というか構成というか、こういう
○川端委員 ただいま議題になりました水産業協同組合法の一部を改正する法律案につきまして漁業制度小委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 御承知のごとく、この法案は一月二十九日に水産委員会に付託に相なりまして、二月一日島村政務次官より提案理由の説明を聽取し、一日、三日、六日の三日間に本委員会で審査をなさつたわけでありますが、その後二月六日漁業制度小委員会にこれが移されました。
○川端委員 もうこれでやめますが、調査でなくして引揚げの作業の面に重点を置きたい、まつたく私たちもそれを懇願いたしておつたのであります。その点はまつたく私などもしごく切望した点でありますが、この段階へ来て、何とか一歩を進めたい、進めざるを得ない問題であるという観点から行きまして、これを本格的に扱うためには、どうしても大蔵省で基礎調査が必要であるということがはつきりといたして参り、これが大きなネツクになつておるのでありますから
○川端委員 熱意がかわつておられない、けつこうなことであります。しかも大蔵省当局において満足すべき調査資料がなかなかむずかしい。また水中にあることであるから、漁民の力によつてその実態を捕捉することはむずかしい、当然のことであります。この当然の調査についての費用をお考えになりませんかどうか。ここまで来れば調査費としてこれをお出しになる必要が十分にある。しかも大蔵省の主計局長に私は強硬談判をいたしましたところが
○川端委員 前会に質問をいたしておきました点についてただいま御答弁を伺つたのでありまするが、これはまつたく不満足なる答弁であると言わざるを得ないのであります。というのは、荒廃漁場復旧についての緊要性については、もう耳にたこのできるほどお聞き及びのことと思うし、私たちもくどく申し上げて参つたのであります。ところが、先ほどのお話を伺いますると、当初八千万円に相当する計画を考えた、あるいは保安庁において三億
○川端委員 ちよつと関連して……。ただいま共産党の井之口委員からいろいろな掃海関係のお話がございました。終戰処理費との関連においてのお尋ねがありましたが、進駐軍関係でもこのことについてできるだけの手を用いられておることも知つております。ところが日本の方において、掃海の問題については先々国会以来あれほどまで切実な問題として水産庁当局にも十分の認識を與えておいたはずであります。しかるに二十六年度の予算においても
○川端委員 ただいま御答弁を承りまして、緩和することをお考え中のように受取れたのでありますが、国語でございますから、国民が便利なように使いたい、こういうことのために固有名詞に限つてだけでも早急に、具体的に緩和するお考えはございませんか。
○川端委員 それでは愛国心高揚の問題はこの程度にいたします。 先を急ぎますので、漢字制限の問題について伺いたいと思います。当用漢字を拡張する、裏から申し上げますると制限漢字を緩和するという問題なのであります。これは御承知のように国語を簡易化したいというようなお考え方から、昭和二十一年十一月の内閣告示で公表されて守られて参つたのでありまするが、爾来非常に矛盾を感ずる点が多いのであります。たとえば制限
○川端委員 私は文部大臣のお見えになつておる機会に、文部大臣に関する質問を申し上げたいと思います。二、三申し上げたいのでありまするが、けさほど議論になつておりました愛国心高揚の問題についてまずお伺いいたします。愛国心を高揚するということにつきましては、過般総理大臣からも、民主主義的に下から盛り上る運動にして行きたい、これを買つて行きたいというふうな御意見もあり、そうしてけさほど文部大臣の御意見を聞いておりますると
○川端委員 それでは、先ほどの答弁に漏れておりました点について、審議の都合上、私はぜひただしたい問題があるのであります。重複することはもちろん避けたいと思います。というのは、瀬戸内海取締規則というものは、昨年来、その時期を関係地区においては非常に注意いたしておつたのでありますが、それがいまだ、いつ、どういうふうな形で出るかということが、憶測程度でありまして、地元側で何らはつきりと認識する根拠がつかめないのであります
○川端委員 さらに詳しく伺うのであります。
○川端委員 私は前回の委員会におきまして、永田委員からお尋ねをいたしておりました瀬戸内海取締規則の改正の問題について、二、三の点をただしたいと思います。
○川端委員 それでは水産物関係では全然これに概当するものはない。私が再三たつて念を押すのは、先ほど松田委員からも、年末に当つて非常に内地に水産物が滯荷しているというようなことにつけて加えて、こういうふうなはからざる処置がとられたということによつて、漁村に大きな経済的な圧迫というか、はからざる事態を招くようなことが起りはしないかというような危惧を持つたからであります。 最後に結論として、水産物関係では
○川端委員 われわれの方に集められた資料によりますると、輸出禁止の対象に鯨油、魚油かす、植物油かす、こういうようなものが一応対象になつておつて、今のわれわれの調べによると、これだけであるかのような考え方を持つておるのでありまするが、このことは御承知なのか、あるいは又一作進めまして、このほかに考えられるものがありはしないかということを、電ねてお伺いいたします。
○川端委員 私はさきの十二月七日の新聞において、すでに御承知の外国為替及び外国貿易管理法第五十一條に基き、「中国本土(海南島および中共治下の近接諸島を含む。)」こういう地区に合わして、満洲、北鮮、香港及び澳門向けの輸出許可品目の積出しを、六日から約一箇月間通産省では全面的に停止するということになつたのでありまするが、これに伴う諸問題について質問いたしたいと思います。私は共産党の諸君の言うように、中共
○衆議院議員(川端佳夫君) 只今議題となりました松山國際観光温泉文化都市建設法案につきまして、衆議院各党各派百二十名の提出者を代表いたしまして極めて簡單に提案の理由を御説明申上げます。先ず総括的に提案の理由を申上げて続いて各条についての御説明を申上げたいと思つておりまするが、各条の御説明は又質問でもがざいましたら、その機会にいたしまして、総括的に提案の理由だけを申上げます。 御承知のごとく、松山市
○川端佳夫君 ただいま淺利委員からのお尋ねでございますが、松山は御承知の通りに非常な戦災を受けましたけれども、市民を中心にいたしまして、県民こぞつてこの復旧に熱意をこめてやつて参つております。従つてさきに建設大臣から、全国で屈指の復旧熱意をこめた都市であるということで表彰を受けておることは御承知の通りであります。従つてこの熱意のあふるるところによりまして、この再建を国際観光温泉文化都市建設に持つて行
○川端佳夫君 それではちよつとお答えいたしますが、この法案は外国人にのみ便宜を與えるというようなことではございませんで、外人を誘致いたしまして外貨を獲得する、こういうふうな意味でつくられておりますことを御了承願いたいと存じます。
○川端佳夫君 ただいま議題となつております松山国際観光温泉文化都市建設法案につきまして、百二十名各党各派の提案になつておりますが、不肖代表いたしましてきわめて簡単に提案理由を御説明申し上げます。 まず総括的に提案の理由を申し上げ、続いて各條についての簡單なる御説明をいたしたいと思います。御承知のごとく、松山市は瀬戸内海の要衝に当り、ゆたかなる温泉資源に恵まれた文化観光の都市であります。その中央には
○川端委員 ただいまの川村委員のお話、それに御答弁の水産庁長官のお話、これに関連いたしまして私も一言意見を述べたいのであります。というのは、ただいまの瀬戸内海における底びき類似船の整理の問題、これは今資源を保護するというような観点から大きな意味を持つということと、もうつは、過般の国会において問題になりました紀伊水道の問題にも大きな関連を持つて来る問題なのであります。御承知のように、紀伊水道の改正法案
○川端委員 関連して……。ただいま田口委員から今度の手数料の値上げの問題について、るる事情の御説明がございました。反対する意味の御説がございましたが、私はこの問題について考えまするに、この問題はそもそも第七国会の当初においても、中央卸市場法の問題を再検討してみなければならぬじやないかというような意見が出ておつたことは御承知の通りであります。事前にこういう問題は委員会でも話題になつたわけでありましたが
○川端委員 それでは、地盤沈下に伴う災害の復旧というのは、一応打切られておるような現状でありますが、この地盤沈下という現象について、あるいはあなたは御承知ないのではないかと思う。今普通の災害と同じような災害と考えておるようなお話でありましたが、地盤沈下というものをごらんになつたことがあるかどうか。私はそんなところまで伺いたくないのでありますが、地盤沈下というのは非常な大きな異変でございますから、この
○川端委員 それで近くお開きになれば、あらためてまた政府当局にも伺いたいと思つておりますが、本日は特に先ほど岡委員から御報告のございました四国地区の問題について、特殊な事情を申し上げまして、御考慮を願いたいと思うのであります。四国四県並びに和歌山地区というのは、過般終戰直後の南海の大震災の結果地盤が沈下いたしておる、こういう大きな特殊事情がございます。それを前提として今度の災害復旧を考えていただきたいというのが
○川端委員 私も数点お伺いする予定でおりましたが、建設大臣もお帰りになりましたので、簡單に一、二点を伺つておきたいと思います。特に委員長にお尋ねいたしたいのは、次会を近日中にお開きになるかどうかということについて伺います。近くお開きになりますか。
○川端委員 今、福田委員からのお話もございましたが、今度のああいう連続して起りました台風の被害を見ますると、水産庁関係の沿岸土木の措置が、非常に手薄であつた地帯に大きな被害が起つておるように思うのであります。また一方見方をかえまして、こういうふうな被害が起りやすい、また被害を受けた場所というようなものは、今後の災害復旧の工事量において、あるいはその他工事の計画において、十分に優先的に取扱われるべきだと
○川端委員 ただいまジェーン台風の被害について、調査のおとりはからいの結果を報告に相なつたわけでありますが、そのあと続きましてキジヤ台風がございまして、その中に漏れておりまする愛媛県の被害あたりも相当甚大なものがございます。特に四国四県並びに過般の南海大震災に原因をいたしましての地盤沈下地帯には、高潮の大きな被害が台風に併向いたしまして起つております。たとえば愛媛県のある箇所あたりは、百数十町歩のものが
○川端委員長代理 この際お諮りいたします。庄司一郎議員より委員外の発言を求められておりますが、これを許すに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○川端委員 私は水産庁の予算を見まして、三原則にのつとる七項目の重点的な予算を考えておるのかという点を先ほど指摘したのでありましたが、その扱いは七項目ぐらいのものは、大蔵省の査定のときに考えてもらうとか、あるいは復活要求をしてでも、これだけは絶対にとるというような態度で行かれておるのか、成り行きにまかせて行く考え方なのかというようなことを聞きたかつたのであります。先ほど鈴木委員から指摘された点は、重複
○川端委員 私もいろいろ伺いたいと思つておつた点が、先ほどから各委員から御発言がございまして、特に今の問題等についても関連しておつたのでありますが、この水産庁の予算の要求額の内示を受けまして、これを見まして感じられることは、昨日も申し上げたのでありますが、非常に心もとないというような感じを総括的に持つのであります。というのは、昨日私は水産庁自体の要求の態度を、数字の上で示してもらいたいというので、本日水産庁自体
○川端委員 私はただいま鈴木委員並びに先ほどの松田委員の発言に関連いたすのでありますが、今水産庁関係の要求額の内示を拝見いたしまして、私がいつも愚言を呈するのでありますが、水産庁関係は何と言いますか、非常に弱いという感じを持つのであります。その一つは、私はこの予算の編成過程のものをちよつと拜見いたしたことがありますが、先ほども松田委員から言われました沿岸漁業の価格維持の項を例に取上げましても、当初は
○川端委員 最初からいろいろお話をうかがつておりまして、私は総括的に役所の災害復旧に対する態度についての注意を喚起するという意味で、少し伺つてみたいと思うのであります。 いろいろお話を伺つておりますると、かりに今度のグレース台風の問題につきましても、役所関係は資料がととのわない、もう少し資料を整備してからその取扱いを決定いたしたいというような遁辞を盛んに用いられております。いつも災害の復旧の際に、
○川端委員 ただいまグレース台風の被害の状況を概略承つたのでありますが、今見受けまするに、安定本部の係官も見えておるようでございますが、今年は百億の予備費もとつてあるわけでありますし、この予備費の問題については、各関係の委員会あたりでも過年度災害で追われて困つておるのだ、何かその措置に利用する方途はないかというようなこともときどき委員会へ出ておつて聞いたのでありますが、来るべき台風のためにとつてあるのだ
○川端委員 それではただいま議題になりました漁船保険の問題について、政府当局の御意見を伺いたいと思います。 漁船保険は、御承知の通り負担の関係等にもいろいろ難点がございまするが、これをこの際拡充して、保険の利用の上に効果あらしめなければならないと考えるのであります。聞くところによりますと、政府当局では、これの拡充の方途についてお考え中であるとかいうことでありますので、そのお考えのほどをまず伺つてみたいと
○川端委員 先刻商品取引所法の制定を見たのでありますが、これに関連いたしまして海産物取引所法の構想についてお伺いいたしたいと思います。何かお考えを持つておられれば、それを詳細に御説明願いたいと思います。
○川端佳夫君 ただいま議題となりました漁業法及び水産庁設置法の一部を改正する法律案につきまして、水産委員会における審議の経過並びにその結果を御報告いたします。 まず本法律案の趣旨を申し上げます。有明海は瀬戸内海に次ぐ漁業権の複雑した海でありまして、その海区の漁業を調整するために、瀬戸内海と同様に常置の有明海連合海区漁業調整委員会並びに有明海漁業調整事務局を置いて、この海区の漁業調整を円滑にし、漁業生産
○川端委員長代理 これより水産金融に関する件を議題といたします。まず政府より水産金融、特に協同組合の金融関係について説明を願います。松任谷説明員。
○川端委員長代理 御異議なしと認め、漁業制度に関する小委員に久野忠治君を、漁業経営安定に関する小委員に五島秀次君及び原健三郎君を、水産金融に関する小委員には久野忠治君、福田喜東君を、戦災漁場復旧に関する小委員には五島秀次君、福田喜東君、原健三郎君及び井之口政雄君を、水産貿易に関する小委員には五島秀次君、福田喜東君、原健三郎君及び井之口政雄君を、水産行政の充実に関する小委員には久野忠治君、福田喜東君及
○川端委員長代理 休憩前に引続き、会議を開きます。 会議に入るに先だつて、小委員の補欠選任の件についてお諮りいたします。去る十七日井之口政雄君、二十日に松本一郎君、二十二日に久野忠治者、五島秀次君、福田喜東君がそれぞれ委員を辞任されましたので、各小委員が欠員となつております。此の際その小委員の補欠選任を行いたいと思いますが、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ
○川端委員長代理 この際お諮りいたします。ただいま川西議員から、適宜に委員外発言を許されたいという申出がありましたが、委員外の質問は委員を優先的に取扱うことにして許可するに御異議ありませんか。
○川端委員長代理 ただいまのお尋ねにお答えいたします。昨日の午前の委員会を休憩する前に、冨永委員長から、オーケーをもらつてこれを本委員会にかける時刻として、二時が適当であらんというようなお考えのもとに、そういう御意見が出ました。けれどもその後委員各位からのお話もございまして、私がかわつて委員長の代理をすることになりましたので、私の立場から午前十時から開会することが適当であろうと思いましたので、このことを
○川端委員長代理 これより会議を開きます。 政府委員に一言御注意申し上げておきますが、本日は二時定刻から開く予定でございましたにかかわらず、政府の関係官の出席が遅いために、すでに三十分遅れました。今後水産委員会においては、かようなことを繰返すことのないように、猛反省を願いまして、嚴重に時間を励行されんことを希望いたしておきます。 それでは漁業法及び水産庁設置法の一部を改正する法律案に対する修正案