1952-02-16 第13回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号
○川端委員 先ほどの南方諸地域の戦没者の件についても、遺骨の引取り状況、その他その後の遺骨の処理状況を簡単に伺つたのでありますが、あとでいただく表についてひとつ希望を申し上げたいのは、この点もあわせて御記載を願いたい、こういうふうに要望いたしておきます。
○川端委員 先ほどの南方諸地域の戦没者の件についても、遺骨の引取り状況、その他その後の遺骨の処理状況を簡単に伺つたのでありますが、あとでいただく表についてひとつ希望を申し上げたいのは、この点もあわせて御記載を願いたい、こういうふうに要望いたしておきます。
○川端委員 ただいま南方諸地域における戦没者の一覧表をいただきまして、陸海軍合せまして百二十万ばかりになつておることをつぶさに承知いたしたわけであります。これは詳細な表をいただいておりまするので、ここでちよつとあわせて伺いたいのでありますが、南方諸地域のこの戦没者のほかに、支那大陸その他の数がおわかりになつておればちよつとお伺い申し上げたい。
○川端委員 承知しました。ただいまのお話は、結論として本委員会等にも十分に事情を疏通せしめるように努力を誓つてもらうことを要望いたしまして、もう一点、先ほどの永田委員の発言に関連して拿捕の問題について伺いたいのであります。北洋関係、ソ連領域といいますか、ソ連関係並びに中国関係の東支那海方面、黄海方面、ひつくるめまして、拿捕が非常に頻繁に行われまして、日本の漁船が災難を受けておるわけでありますが、先ほどしばしば
○川端委員 私もただいまの永田委員の北洋の出漁の問題に関連いたしまして、一点念を押して伺いたいのであります。実はただいま水産長官の話を伺い、あるいは委員長のお考え方を伺つたのでありますが、この数日間業者等が集まりまして、いろいろ意見も述べておるようでありまするが、業者の話を伺いますると、相当結論に近いところまで話合いが進んでいるかのような話をいたしておるのであります。はたして水産庁の長官は永田委員が
○川端委員 それではお伺いいたしますが、簡單でようございます。要点だけを伺いますが、重ねて願書問題でございます。この願書は外国人も一緒に出して重ねられておるものでございますか。
○川端委員 私も、時間の関係がありますから数点簡単にお尋ね申し上げたいと思うのであります。 まず私たちは、この引揚委員会におきまして外地にどのくらいの方がおられるか、われわれが今まで手にしました資料によつて推定されておる数を確認いたしたい。そうして異国の空におきまして苦労をなされておるこの方々をどうすれば早く自分の国へ帰るようにしてあげることができるか、こういうことを日夜考えており、かつこれを特別委員会
○川端委員 ますますもつて私たちはその事情を伺つて——関係の当局の人が見えているのだろうと思いますが、スクラツプの収集に会社が現地へ乗り出されるというようなチャンスがあるにかかわらず、本委員会の目的であるこういうふうな遺家族の援護の問題や、ひいては戦争の犠牲者をどうして手厚くもてなすか、こういうふうな意味からやつているのに、硫黄島あたりに眠つておられる遺骸に手をつけるというようなことをあとまわしにし
○川端委員 わずかに八時間あまりの見聞でもつて、われわれが新聞紙上であれほど厖大なありさまを知り得たことについて感謝を申し上げます。そこでさきの委員会でも、実はほかの事業会社等が硫黄島へ行つておる、また今度は特殊な任務でもつて現地の慰霊祭た和智さんが行かれ、同時に新聞紙の関係の人も行かれた。ところが議員団はまだ現地へ行く方法がつかなかつたというような点が話に出たのでありますが、日本のあるいは高野組とか
○川端委員 ただいまいろいろ実地にごらんになつた経験談を伺いまして、われわれも硫黄島のありさまをほうふつさせられたわけであります。お話の中から四、五点拾いまして伺いたいのでありますが、まず皆さん方がおいでになつて、八時間あるいは九時間程度しか向うにいなかつたというようなお話でございましたが、これはただ仕事の上の制約があつたのか、向うで米軍等のさしずによつてその程度しか報道機関はおられなかつたのか、ちよつと
○川端委員 すみやかにその御調査を公表されたいと思うのであります。しからばこの三十四万につきまして国際引揚特別委員会ですか、ここにおいてはどういうふうな見方をされておりましようか。
○川端委員 今お話を伺つたのでありますが、私たちも一応お話はそのように承りましたが、三十七万の実態が私どもはつかめない。だからあなた方のほんとうに確信のある計数のつくり方をはつきりと伺いたいと思つたのであります。なお三十四万の数も相当長い期間同じような数字でありまするが、その後この実態調査はできないのでありましようか。その後の変化がございましたら伺いたいと思うのでありますが、特に二十七万と三十四万の
○川端委員 先ほどからいろいろ引揚げの問題が断片的に論議されて参つておりますので、私は少しくこまかい点についてもお伺いいたそうと思つたのでありますが、大要おおまかな点二、三点を伺いまして私の質問を終りたいと思います。 第一点は、ソ連、中共地区に三十七万の未引揚者がおる。この三十七万の数字であります。巷間非常に関心を持たれておる。特に留守家族の方々には非常に重大事になつておりますが、この三十七万という
○川端委員 私はこれで発言をやめますけれども、最後に委員長にお願いいたしたいのであります。先ほどから質疑応答でお聞き及びの通り、統計事務の整備拡充については、われわれも至大の関心を持つておる問題であるし、委員長もよく御了察の通りでありますから、事は前後いたすような結果になりましたが、委員会としても何分の態度決定を願つて、善処あらんことを要望いたしまして私の発言を終ります。
○川端委員 統計事務の職員の取扱いについての事情をるる拝聴したわけでありますが、今安田部長から説明のあつたように、衆議院では定員法の問題は一応可決を見ておるわけであります。私は再度にわたる定員の取扱いの問題を見まして、行政各部の態度といいますか、取扱い方に非常に納得行きにくい面がある。というのは、たとえば同じ水産庁におきましても、議員提出でやつた漁港法が通過いたしましても、これに伴う人員をつくらない
○川端委員 ただいま議題となりました水産統計の整備の問題について、いささか当局の所見を伺いたいと思うのであります。 御承知のごとく農林、水産の統計は、日本の国において一面において弱点を持ち、かつ最も重要な立場を持つておる統計であります。今度の行政整理に関連いたしまして、この面に相当の縮減を予想されるかに聞いておるのでありますが、戦後特に生産の増強とにらみ合せまして、この基本的準拠となるべき統計が重
○川端委員長代理 それでは漁業損害補償に関する件を議題といたします。本件に関し二階堂委員より発言を求められております。これを許します。二階堂委員。 〔川端委員長代理退席、松田委員長代理着席〕
○川端委員長代理 お諮りいたしますが、ただいま松田委員から、委員会がこの問題について強い態度をきめたい、こういう御発言でございますが、その方法等についてお諮りをいたします。何か具体的な方法があるかお諮りをいたします。それでは委員会としては一致してこの問題は政府当局の理解ある言葉を信頼いたしまして、極力推進することを申合せたことにいたします。 それではちよつと速記をとめてください。 〔速記中止
○川端委員 ただいま保安庁長官の意のあるところを伺つたのでありますが、私は重ねて申し上げたいのは、漁業の取締りを保安庁がいろいろ予算の関係――経費節約と言いますか、経済的な観点からやつて行くといたしまして、人材を水産庁から入れなければならない、こういうようなお考えも伺つたのであります。私はそれを言いたかつた。せめてここで私たちの考えておりまするように、理想的に水産庁自身で取締りをやるということが早急
○川端委員 それに関連して……。漁業法の改正に伴いまして取締りが非常に重要であるという問題から、取締りの方策ついての御議論がいろいろとあつたわけでありますが、この取締りの御議論を拜聽いたしておりまして、いよいよ焦点ははつきりして参つたことを、保安庁の長官も水産庁の長官も委員各位も大体おわかりになつて来ておると思うのであります。というのは、私は率直に申し上げまするが、今取締り強化の問題をあちらからこちらからついてみまして
○川端委員長代理 それでは大体御質疑も盡きたようでありますから、この問題は本日はこの程度で打ち切りたいと思います。 続いて漁船保険の問題について大蔵省から佐竹主計官も参つておりますから、御相談を申し上げたいと思います。ついてはここで散会をいたしまして、引続き懇談会をいたしたいと思いますが、いかがで、ございましようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○川端委員長代理 川村委員にお諮りします。時間の関係がありますし、あとで漁船保険のこともちよつと御相談申し上げたいので、簡單にお願いします。
○川端委員 関連して……。ただいま川村委員からるるお話がありましたが、この問題は事重大な問題でありまして、影響するところ大きいのであります。従つてこれは先ほどのお話合い等から見まして、業者のみを罰するというような申合せが行われましたが、私はこれにあわせまして、監督官庁の責任が問われなければならない、こういうふうに考えられるのであります。従つてこの点もあわせてどういうふうにとりはからつて行かれるか、委員長
○川端委員 それでは銀行局長は水産庁長官からこの事情についてはすつかり伺つているものとして伺います。われわれもしばしば大蔵大臣から話を伺つており、あなたもそばで聞いておられた場面も多い。そうしてあなたも大蔵大臣の考え方はよくわかつていると思うが、先ほどのお話を聞いておりますと、見通しというものがはつきり立つていない。あなたはこの資金化の見通しについて、八十億の額についてもまだはつきりと八十億でよいのかどうかわからぬというような
○川端委員 関連質問をいたします。私は先ほどから川村委員と政府当局の質疑応答を聞いておりまして、はなはだ不満足に感ずるのであります。従つてここで先ほどの質疑に関連して、もう一ぺん私から確かめたい。簡単に伺います。 今、川村委員からもお話がありましたが、八十億の資金化の問題について水産庁は、あるいは資金繰りの方法等について銀行局内で考えられるのであろうというような点あたりを盛んに申しておられるようであるが
○川端委員 ただいま中村議員から陳情の件につきまして、今ちよつと数字の点の間違いがありましたから訂正いたしておきます。それは漁具の損害は実に五百三十四統、三億九千百万円でありますから、この点を訂正いたしておきます。こういう莫大な損害であります。しかも愛媛県の最も重要なる漁場の損害でありますから、早急に対策を議せられんことをお願いいたしておきます。
○川端委員 ただいまのお話を伺つて安心をいたしたのでありますが、十五馬力というのは、水産庁でそういう意向があつたようであつたので、今なおそういうことを考えているのであろうかどうかということをためしてみたのでありまするが、十馬力以下でなければ瀬戸内海では困りますから、その点とくとお含みおきを願いたいと思うのであります。 ―――――――――――――
○川端委員 ただいま議題になりました私の紹介にかかりまする海区漁業調整委員会の経費増額に関する請願、これにつきましては、先ほど同主旨の請願が出ておりますので、永田委員の場合に大体考慮するというお話がございましたが、大体具体的にどういう計画があるか、この点を承つておきたいと思うのであります。 それから小型底びきの整備の転業資金交付に関する請願、これも永用節君と同主旨のものでございますが、この点についても
○衆議院議員(川端佳夫君) 只今のお尋ねでございますが、大体客観的に考えまして、必ずしも、船橋あたりと中山との関係でありますが、船橋もこういうふうに地元で回数をやられるということなると、むしろあの方面へ行く競馬のフアンというものの足の運び方といいますか、人の集る可能性が強くなつて参りますから、私はむしろ国営競馬にも大きな収入減というような影響はないのじやないか。むしろあちらのほうに競馬のために集る気持
○衆議院議員(川端佳夫君) 只今の御質問にお答えいたします。提案者の立場から考えておる点を申述べまして、そうして事務当局にその答弁をしてもらうことにいたしますが、我々提案者といたしましては、お説のようなことを競馬の運営に当つては考えておるわけでありまして、国営競馬は御承知のようにまあ代表的な競馬として盛り立てて行きたいというのが前回最初の競馬法改正の場合に申上げた趣旨であつたわけであるし、その通りに
○衆議院議員(川端佳夫君) 御承知のように国営競馬の扱いを中心にいたしまして最初のものは、競馬法の改正をいたしたわけであります。今回は地方競馬を中心にいたした改正でございまして、そういう観点から二つに分けた次第であります。
○衆議院議員(川端佳夫君) では私からお答え心たします。現在と申しますか、今まで大体十二競馬場で二十二回やつておりました。御承知のように一年に三回ずつ一競馬場でやりまするから、三十六回やれるということになつておりまするが、実績は二十二回、こういうふうになつております。今回の改正によりまして八回増加されるということになつておるわけでございます。なお、これによつて収入の関係、売上げの関係を併せて申上げますと
○衆議院議員(川端佳夫君) 只今のお尋ねでございまするが、現在やつておらない競馬場というのは、止むを得ない理由でやれないのでございまして、できるならば地域的にも開催したいということなんでございまするけれども、現在はいろいろな都合によりまして整備されておらないとか、或いはその他特殊な事故が起つたようなことでやらないために、ほかの隣設競馬場で一回だけやらざるを得たかつたという実績になつておるわけでございますから
○衆議院議員(川端佳夫君) お答え申上げます。大体この法案の改正の目的もその点にあるのでありまして、現在国営競馬の回数にも非常に制限を加えられておるような形でありまするから、疾走さす同数が非常に少いために馬主の経済に非常に影響をして来る。従つて馬を地方競馬へ流しまして、そうして地方競馬では御承知のように年間殆んどやつておるというようなチヤンスに捲き込まれまして、酷使するというような傾向が非常に顕著になつておるわけであります
○衆議院議員(川端佳夫君) 只今議題になりました衆議院議員小笠原八十英君外七名の提案にかかる競馬法の一部改正法案の提案理由を御説明申上げます。 現在国営競馬は、札幌、函館、福島、新潟、中山、東京、横浜、中京、京都、阪神、小倉及び宮崎の十二個所となつておりますが、諸種の事情により現実に使用に供せられているのは新潟、横浜、中京及び宮崎を除く八競馬場であつて、原則として年三回以内を開催することができ、天災地変
○川端委員 ただいま上程になりました小笠原八十美君外七名の提案にかかる競馬法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 現在国営競馬は、札幌、函館、福島、新潟、中山、東京、横浜、中京、京都、阪神、小倉及び宮崎の十二箇所となつておりますが、諸種の事情により、現実に使用に供せられているのは新潟、横浜、中京及び宮崎を除く八競馬場であつて、原則として年三回以内を開催することができ、天災地変その
○川端委員 私のもう一、二点伺いたいのは、終戰後拿捕された船が七十六隻でありまして、今日なお未帰還のものが五十三隻に上つておる。最近中共政権の側より連続的に十三隻拿捕されておるということが書いてあるのでございます。これは船名も入つておりませんが、ただいまの状況はこの数字の通りでございますか。上田さん御存じなら……。
○川端委員 そうでございましよう台湾であろうというように受取るのは、ちよつと私の早合点であつたかもしれません。そこで重ねてお伺い申し上げますが、拿捕の目的はどういうことのようにお考えでございましようか。すなわちこの陳情書で拝見いたしますると、日本の漁業を混乱に陷入れようとする目的のように見えるということも書いてございます。あるいは思想的に相当謀略宣伝を行いまして、労資の離間を策しておるという感じもあると
○川端委員 それでは上田さんにお尋ね申し上げます。拿捕のいろいろの事情を伺つたのでありまするが、船業は申し上げるまでもなく平和産業であり、しかも現下非常に喫緊な食糧問題の一端を背負つておるのであります。この船業に関係いたし、しかも遠く漁業に出ておられながら、共産勢力である中共によつてかくのごとき不法なる圧迫を受けられた皆さん方に対して、深甚の同情を申し上げたいと思うのであります。 まずお伺いいたしたいのは
○川端委員 それで同じように推薦になつておつた者でも、しかも解除の申請を出しておりながら、この方々が一律に追放解除になつておらないというような点等と考え合せまして、講和会議も目睫にあるやの感を期待されておるのでありますが、これとにらみ合せまして、追放解除の今後の見通しについてお伺いをし、水産業界の人的資源に対する期待を強く持ちたいと思うのでありますが、この点に関する御意見を、簡單にお伺いしたい。
○川端委員 官房長官がお見えになつておりますので、この機会にお伺いしたい重大問題がございます。というのは、将来勧告案となるのではないかという資料を拝見いたしましても、あるいは実際に水産業の事情を見ましても、この水産業の人の問題、これが非常に重要な水産業振興の、キーポイントになつておると思うのであります。そこで私の申し上げたいのは、追放令との関係においてのことであります。先般少数の水産業界の指導者が解除