1963-05-30 第43回国会 衆議院 農林水産委員会 第35号
○川村(善)委員 そこでもう一つお伺いいたしたいのは、沿岸漁業と中小漁業者の区別でございます。法律にも織り込んでおるようでございますから間違いがないでしょうけれども、一体沿岸漁業というものは自家労力だ、中小漁業というのは雇い入れをして漁業をやるものを中小漁業というのだというような議論のようでございますが、一体そのような区別をどこでどうするのですか。一番めんどうなのは、中小漁業と沿岸漁業との区別が非常
○川村(善)委員 そこでもう一つお伺いいたしたいのは、沿岸漁業と中小漁業者の区別でございます。法律にも織り込んでおるようでございますから間違いがないでしょうけれども、一体沿岸漁業というものは自家労力だ、中小漁業というのは雇い入れをして漁業をやるものを中小漁業というのだというような議論のようでございますが、一体そのような区別をどこでどうするのですか。一番めんどうなのは、中小漁業と沿岸漁業との区別が非常
○川村(善)委員 ただいま水産庁長官から沿岸漁業の労働問題につきまして詳しく御説明がありましたが、私の心配するのは、沿岸漁業というのは自家労働であるということは、これは申すまでもございませんが、そこで自家労働といいましても、その労働する青壮年が他に出ていってしまう。いわゆる他産業に出ていくということか、他産業に関連する、悪口でいいますと、土方方面に流れてしまう。そうすると、その人たちがだんだん年がいきます
○川村(善)委員 私は難航に難航を重ねまして再度提案されました沿振法の関係で質問しなければなりませんが、与党といたしましても漁民といたしましても、一日も早くこの法案を通してもらって漁民を救っていただくということを念願に念願を重ねておるようなわけでございまするから、そのつもりで、あまり時間がございませんので、私の質問に端的にお答えを願いたいと存じます。 まず漁民生活の現状を申し上げて大臣に善処されんことをお
○政府委員(川村善八郎君) ガリオア・エロアの返済問題につきましては、相当な複雑性を持っておりますので、総理大臣からも社会党の方々の質問に十分お答えもしておりまするし、所管大臣からもお答えをしておるのでございます。しかし、私は十分勉強もしておらないのに、内容にわたってお答えすることはいかがかと思いますので、どうか事務当局に十分御質問をお願い申し上げます。
○川村(善)政府委員 去る三月の三日に当委員会から要望事項が四つ出ております。これらに対しては、いずれもこれは妥当なものと判断をいたしまして、ただいま鋭意検討中でございますので、近くその案ができ上がろうかと存じます。従って私は、当委員会のお約束はこれを実行したいと考えて鋭意努力をしておるような次第でございます。
○川村(善)政府委員 ただいまの小川先生の御質問は、非常に内容が多岐にわたりますので、事務当局から説明させていただきます。
○川村(善)政府委員 油の流出によってノリの被害を受けた漁民に対しましては、まことにお気の毒にたえません。政府といたしましては、できるだけの努力を払いまして皆さんのこの決議に沿い、善処いたしたいと思います。 ————◇—————
○川村(善)政府委員 大臣があなたの御質問やその他の御質問でだいぶお疲れになっておるようでございますから、私がかわって御答弁を申し上げます。 実は、大使館に、あなたのおっしゃられるように、あるいは政治、経済等分けて置くということも、これは必要かと私は考えております。しかし、これらも御承知のように予算に制約されますので、われわれはやりたいと思いましても、容易なことではない。従って、経済も政治も一緒にやってもらわなければならない
○川村(善)政府委員 移住政策は最も重大な問題でございまして、これは久保さんのおっしゃるような通りにやりたいのでございますけれども、予算等の関係もあり、おそらく農林省もそのようなことでなかろうか、かように考えております。しかし、いずれにいたしましても、移民政策はもう改定をしなければならぬという時期に来ておる。従って、よいところは大いに伸ばし、悪い点は大いに改革をして、そうして移民政策の万全を期さなければならない
○川村(善)政府委員 ドミニカ移住者の引き揚げせざるを得なかった事情につきましては、事務当局から御説明しておりますからおわかりのことと思います。いずれにしろ、だれの責任だとか、どこの省の責任だとかいうことは、私はこの際言いのがれはいたしません。政府の責任として、各省庁とも相談をし、各都道府県とも十分相談をいたしまして、早急に将来の問題等も片づけなければならない責任があるものと私は考えております。従って
○川村(善)政府委員 昭和三十五年度外務省所管一般会計歳出決算につきましてその概要を御説明申し上げます。 歳出予算現額は百三十七億九千四百五十八万三千三百三十九円でありまして、支出済歳出額は百二十五億五千三百五十一万七百七十四円、翌年度繰越額は九億七千六万四千二百六十六円、不用額は二億七千百万八千二百九十九円であります。 歳出予算現額の内訳は、歳出予算額百二十九億四千百九十七万一千円、前年度繰越額六億三千九百六十五万七千三百三十九円
○川村(善)政府委員 外務省といたしましては、あらゆる関係各省と十分協議をいたしまして事業を遂行するのでございますから、必ずこれは成功するものと思っておりますし、また自信を持ってやらねばならない責任があると思っておるような次第でございます。
○川村(善)政府委員 海外技術協力事業団につきまして、その概要を申し上げます。 わが国の対外技術協力は、技術研修員の受け入れ、専門家の派遣、海外技術協力センターの設置、運営、公共的な開発計画に関する基礎的調査の実施等、さまざまな形でアジア地域を初めとする開発途しにある諸地域に対して実施して参ったのであります。 この技術協力の第一義的な目的は、一言で申し上げますれば、開発途上にある諸国の経済的、社会的発展
○川村(善)政府委員 同条約はただいま齋藤先生がおっしゃられるような精神で作られたものだ、私はこう考えております。ただいま文部大臣からお答えをいたしたように、これはやめるのではない、一時休止するのだということでありますが、いずれにしても、再開するときには必ず代表者が出るだろうと考えて、私も大いに期待をしておるような次第でございます。
○川村(善)政府委員 条約文の内容に入ってくることでございますので、私は詳しいことはわかりませんから、事務当局から御説明申し上げさせていただきます。
○川村(善)政府委員 まず、お答えする前に皆様におわびを申し上げておきます。 本日当委員会に外務大臣が出席をして御答弁申し上げるはずでありましたけれども、ただいま外務委員会が開かれておりまして、条約等の問題もやっておりますから、条約局長もこちらに参ることができません。従って、私、かわってお答えを申し上げますが、どうぞよろしくお願いいたします。 ただいまの御質問でございますが、南極条約から見ますると
○政府委員(川村善八郎君) 私の聞いている範囲でありましても、ただいま航空局長のお答えしたように、これは大体技術者、公務員という名前で乗っているようでございます。しかし、軍服を着なくても、あっちへ行って軍服を着れば軍人になるし、いろいろなことになりましょうけれども、これが長く続くかどうかという問題は、私たちは何とも言えないので、とにかく今航空局長が、行く人よりも帰る人が不足だということになれば、これがすぐ
○政府委員(川村善八郎君) 次に、海外技術協力事業団法案につきまして、その提案の理由を御説明いたします。 わが国の対外技術協力は、技術研修員の受け入れ、専門家の派遣、海外技術協力センターの説置、運営、公共的な開発計画に関する基礎的調査の実施等、さまざまな形でアジア地域を初めとする開発途上にある諸地域に対して実施して参ったのであります。 この技術協力の第一義的な目的は、一言で申し上げますれば、開発途上
○川村(善)政府委員 実は私、外務省に入ってからあまり長くないので、そうした研究は十分いたしておりませんけれども、私新聞を拝見いたしまして、御質問のように、いろいろ不安があるというふうに気がついております。ただ、米国はどういう気持ちでそれに対して援助あるは投資をしているのかわかりませんが、日本といたしましては、私もまだそう詳しくつかまえておりませんので、その点は事務当局からお答えをさせることにいたしたいと
○川村(善)政府委員 ただいまの質問の御趣旨は、私もさようなことを考えておりますが、要は、民間投資の場合、危険にさらされるおそれがあるから、いずれの国でもやろうというようなことは、われわれは考えておりません。従って、条約とかあるいはその投資に対する保護政策等をやり得るところの国々に対しては、われわれは民間投資をさせて保護していきたい、かように考えております。
○川村(善)政府委員 ただいま官房長からお答えをいたしましたように、残務整理という形で残しておるということでありますが、これらはだいぶ片づいたということでありまするので、外務省といたしましては、研究をいたしまして、あなたの言ったような処置を早くとった方がいいのではないか、かように私は考えております。
○川村政府委員 本問題につきましては前の国会の提案いたしたのでございますが、不幸にして国会がああいう状態になりまして通らなかったので、どうしても事前承認ということでなしに事後承認ということに相なりましたので、この際承認を願いたいということでございます。内容につきましては事務当局から御説明いたします。
○川村政府委員 なるほど移民政策につきましては外務省がやっておりますが、農地の問題やその他農民の問題につきましては農林省がやっておりまして、農林省から出向してやっております。でありますから、なかなか政策と一致しない点がありますが、今後はさようなことのないように緊密な連絡をとらしてやっていく所存でございます。
○川村政府委員 当初の移民政策というものは、おそらく過剰人口のはけ口を移民によって充当させようということであったのじゃなかろうかと思っております。しかし今日では国内産業も非常に伸びまして、なかなか容易に移民に行く者がないのだ、だからといって国が責任を負わないというわけにはいきません。従って、国が責任を負ってその技術なり、あるいは農業技術も含めたりっぱな人をやるということでなければならないと思うのであります
○川村政府委員 御説ごもっともでございまして、ある国から技術者を要求されましたときには、やはりその国の技術の要求に基づいて日本で訓練した技術者をやるというのが建前でなければならない、かように考えておるような次第でございます。
○川村政府委員 現在私の方で調査をいたしました結果、あの中にはいろいろな分子もおりまするし、これを分析してより分けるというわけにもいきませんし、さりとて全体をやるというわけにもいきませんし、特に日韓会談を目前に控えておるというようなことから、どうしてもわれわれの方としてはやるわけにはいかないということで延期しておるような次第でございます。
○川村政府委員 いつごろというような期間をきめることはこの際考えておりません。
○川村政府委員 三百名ほどの者が渡航を許可してくれ、旅券を発行してくれと言ってきていることは事実でございます。ただ問題は、日韓会談を目前に控えておりますし、その他諸般の事情等もございますので、まあこれは差控えておるということでございまして、決して永久にやらないというようなことは考えておりません。
○政府委員(川村善八郎君) ただいま議題となりました関税及び貿易に関する一般協定に附属する第三十八表(日本国の譲許表)に掲げる譲許を修正し、又は撤回するためのアメリカ合衆国との交渉の結果に関する文書の締結について承認を求めるの件、及び関税及び貿易に関する一般協定に附属する第三十八表(日本国の譲許表)に掲げる譲許を修正し、又は撤回するためのドイツ連邦共和国との交渉の結果に関する文書の締結について承認を
○政府委員(川村善八郎君) ただいま議題となりました通商に関する日本国とペルー共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。 ペルー共和国との間の通商関係に関して、昭和九年にペルー側の一方的通告により、わが国とペルーとの間の戦前の通商航海条約が廃棄されまして後、両国間の通商関係を律する基本的な条約がなく、他方両国間の経済協力の促進をはかるためにも、出入国
○川村政府委員 ごあいさつを申し上げます。 私は、去る七月二十五日外務政務次官を拝命いたしたのでございますが、もとより浅学非才であると同時に、外務関係には全くのしろうとでございまして、はたしてその職責が全うされるかどうかということについて、一まつの不安を持っているものでございます。幸い皆様方は外務関係には造詣の深い、しかもベテランぞろいでございますので、私に対しましては、手を取り足を取り御指導願いまして
○説明員(川村善八郎君) ただいまの御発言につきましては、いろいろ外務省の方でもやったけれども、第三国を通じて調査を進めておるというような最後の安川参事官のお話ですが、私らの方といたしましても、外務大臣とよく相談をいたしまして、ただいまの御発言に沿うような調査を積極的にやらしたいと存じます。
○説明員(川村善八郎君) ごあいさつを申し上げます。 私は、去る七月二十五日に外務政務次官に任命いたされたのでございますが、もとより浅学非才の者でありますし、外交問題につきましては、全くのしろうとでございまするので、その任にたえられるかどうか、一まつの不安を持っておるものでございまするけれども、幸い委員長初め各委員の方々の御指導、御鞭撻がございまするならば、小坂外務大臣のもとにおきまして勉強いたしまして
○川村(善)委員 配車関係の方がおいでになっておるそうですが、先般もお聞きした通り、冷蔵車が非常な不足をしておるということでございますが、今度の運賃値上げにからんでサービスの改善をするということを総理大臣も言っておりますし、さらに農林大臣も言っておるようであります。現在、大体どの程度の冷凍貨車があって、どういう配置をしておるか、地方的に、九州に幾らとか、あるいは北海道に幾らとか、近畿には幾らというような
○川村(善)委員 今せっかく中央卸売市場法の改正がございますが、これまでは、東京で二の日とか、あるいは大阪では何日とかいうようなことで、順序を経て市場が休んでおるわけであります。漁民のためには非常に便利であったということがはっきり言われますが、この市場法の改正に伴って、そういう指導なり、あるいは法律に織り込んでそのように実施させるというようなことができるものかできないものか、お答えを願いたいと思います
○川村(善)委員 長官に二、三点お伺いいたしますが、先般の参考人の意見を聞いてみますると、いずれも流通改善の問題が叫ばれております。もちろん、ただいま大野委員からも流通の問題でるる述べられましたが、この流通対策の点で一番問題になっているのは、先般のお話では、冷蔵庫の問題とかあるいは輸送の面で非常に意見が強かったように思われるのであります。そこで、この輸送の面では、もちろん、船で輸送することも一つ、陸送