○岸田委員 今御説明をいただいたわけでありますけれども、実際のところ、本当に価格について今までどおりで採算がとれているのであれば、それは問題ないわけでありますけれども、もしこれが不十分なものであり、かなり出版社に無理を強いているということになれば、これはいい教科書をつくろうという意欲すら失ってしまうことになってしまう。これはまさに教科書の質の低下につながるということになるわけであります。 今回のこの
○岸田委員 出版社が教科書づくりから撤退するという報道に関しまして、その理由は何かということが問われているわけですが、これにつきましては一つの理由として、教科書の価格が長い間低く抑えられているからではないかという話があったわけであります。それにつきまして、私も文部省の方からわざわざ来ていただいて話を聞かせていただきました。そして、ここにあります「教科書制度の概要」こういった小冊子をいただきまして、この
○岸田委員 私は、自民党の岸田文雄でございます。本日は、さきの文教委員会で表明されました大臣の所信に関しまして、質問する機会をいただきましたことを心から感謝申し上げます。 所信におきまして、大臣は、変わる時代への柔軟かつ的確な対応、そして時代を超えて変わらぬ価値の追求、この二つの使命をいかに統一するか、これが課題であるという力強い発言をされたわけでございまして、私自身もまさにそのとおりであるということを
○岸田委員 名目成長率五%ということについて疑念を持つことは理解できるという大臣のお話であったわけですが、今回の不況についてはさまざまな要因が絡み合っている、これはだれもが言うわけでございます。景気循環的要因ですとか為替等の外生的要因ですとかバブル崩壊という要因、こういったさまざまな要因が絡み合っている。 そういった中で、景気循環的な要因ですとか為替等の外生的な要因はこれから薄らいでいくことも十分考
○岸田委員 ただいま大臣の方から日本経済に対するこれからの見通し、力強いお話があったわけでありますけれども、私は一つお伺いしたいのは、先般五月二十四日、大蔵省の主計局が「我が国財政の展望」という試案を提出されました。これは二〇〇〇年度の財政試算ということで資料をおつくりになったわけでございます。また、五月二十七日には「税制改革に関する機械的試算」といった資料を提出されたわけでございます。 この両方
○岸田委員 自由民主党の岸田文雄でございます。 私も、藤井大蔵大臣に質問をさせていただくのはこれで三回目になりますが、きょうもこうしてお時間をいただきましたことを心から感謝申し上げます。 さて、大臣も大蔵委員会での所信表明の中で触れておられますように、昨今、国債残高等に関しまして財政改革、あるいは間接税等に関しまして税制改革、本当に論議の方が華やかでございます。予算委員会等でもたび重なる質問をお
○岸田分科員 この調査の実施方法につきましては、内容が内容だけに難しい面もあると思うわけですが、ぜひこの問題、重大な問題であるという御認識がおありになるというのであれば、より一層細かい実態の把握に関しまして御努力をいただきたいと思うわけでございます。また、その辺について調査結果が出ましたら、ぜひ教えていただきたいと思う次第でございます。 それで、今御回答の中に、確かに転校、転編入の受け入れの人数がふえておるということをお
○岸田分科員 政務次官の方からこの問題は重大な問題であるという御認識を承らせていただいて、大変心強く思った次第でございます。 それで、今御答弁の中で現在までの取り組みについて多少触れておられたわけでございますが、その現在までの取り組みについて少しお伺いさせていただきたいと思います。 今政務次官、平成三年の通知について触れておられました。私の方もいろいろその辺聞かせてい ただきますところによりますと
○岸田分科員 私は、自由民主党、広島一区選出、岸田文雄でございます。本日は、質問の機会を与えていただきまして、まことにありがとうございます。 まずもって、文部政務次官におかれましては、政局多難の中、政務次官に御就任になられましたこと、まことに御苦労さまでございますが、しっかりとした文教行政のため、ぜひお力添え、御努力いただければとお願い申し上げる次第でございます。 本日、文教関係の質問でお時間をいただいたわけでございますが
○岸田委員 ぜひ大臣のおっしゃるように、効果があらわれることを私も期待しております。 そして、先ほど税制改正を考える上で、景気対策のための税制と将来の望ましい税体系の確立という、この二つの兼ね合い、これを配慮する必要があると申し上げたわけでありますが、もう一つの将来の望ましい税体系の確立という部分に関してお伺いをさせていただくわけです。 まずそもそも、これは基本的なことに戻ってしまうわけですが、
○岸田委員 今大変効果が大きいものだというお話があったわけであります。今レーガン政権との比較等で決して小さい規模のものではないという御説明もありましたし、効果があるという御説明であったわけではありますが、これは国も違えば時代、環境、みんな違うわけでありまして、今日本の置かれておる環境は決して今までの日本の歴史の中でも軽く見ることはできない重大な局面にあると思うわけであります。ですから、単にほかの国やら
○岸田委員 大臣におかれましては、朝から本当に長時間にわたりまして、まことに御苦労さまでございます。予定によりますと、私がきょうの最後の質問者ということのようであります。質問も六人目に入りますと多少前の質問者と重なる部分もあるかとは思いますが、もう一息でございますので、元気にお答えいただきますよう、よろしくお願いをいたします。 それでは、まず税制改正、この全般的なものから話を始めたいと思うわけです
○岸田委員 御努力されておられることは理解いたします。そして、閣議決定もあるわけでありますし、その後の財政負担、これは覚悟の上で広島アジア大会誘致が行われたわけでありますので、建前としてはこういった形での援助ということもわかるわけでありますが、今後も国際スポーツ大会、引き続きましていろいろ予定されております。また、それ以外にも将来どんどんと招致が考えられるわけでありますので、ぜひその点に関しましては
○岸田委員 大臣、そういう基本的なお考えということでございますが、六十一年の段階での閣議了解ということを守ってということでございます。その御意見も理解できるわけでございますが、その後の状況の変化等を考えますと、何か支援等は必要ないかなという思いもぬぐい切れないわけでございます。 それで、この支援ということについて一つ私が思うことを申し上げさせていただきますと、このアジア大会、アジアの国々ということを
○岸田委員 私は、自由民主党の岸田文雄でございます。先ほどの稲葉議員、そして小野議員、そして午後に質問をさせていただきます三人の議員とともに、自由民主党初当選組ということで、質問の機会をいただきましたことを心から感謝申し上げます。 先ほど稲葉委員、そして小野委員の方からは、教育という分野を中心に質問をさせていただいたわけでございますが、私は少し切り口を変えさせていただきまして、まずもってスポーツという
○岸田委員 自由民主党の岸田文雄でございます。 先生、きょうは本当に有意義なお話をありがとうございます。先ほど隣の塩崎議員の方からもデノミの話をちょっとお伺いさせていただいて、重なって大変恐縮ですが、ちょっと理解できない部分があるので質問させていただきます。 先ほど先生から、資産再評価とデノミをセットされる、それぞれ極端な部分があるので組み合わせるというお話があったわけであります。デノミのメリット
○岸田委員 自由民主党の岸田文雄でございます。きょうは本当にお忙しいところをありがとうございます。 先ほどのお話の中でいろいろ御要望があったわけでございますが、その中で規制緩和の推進、それから金利の低目誘導という御要望、この二つに関しましてぜひ参考人の御意見をお伺いしたいと思うわけであります。 規制緩和の推進、これは私も間違いなく進めていかなければいけないと思うわけてありますが、事金融機関の金利
○岸田委員 今一つの例として教育を申し上げたわけでありますが、それでは低所得者層の消費拡大、大きな意味での消費拡大という意味から、何か目玉となるようなお考えがあればお聞かせいただきたいのですが、いかがでございましょうか。
○岸田委員 大蔵大臣の御意見を承りまして、所得税減税に心理的効果はあるというのはおっしゃるとおりだと思うわけでありますが、ぜひその心理的効果、より効果的に現出できるように一層の御努力、工夫をお願いしたいものだと思うわけでございます。よろしくお願いいたします。 そして、今所得税減税の話の中で消費性向のより大きいのは高所得者層より低所得者層の方であるということを申し上げたわけでありますが、景気対策として
○岸田委員 私は、広島一区から参りました岸田文雄と申します。先ほどの米田議員と同じく自由民主党初当選でございます。どうかよろしくお願いいたします。 それでは、私もいろいろお伺いしたいものがあるわけでありますが、まずもって大変興味の中心であります景気対策から始めさせていただきたいと思います。 今回の不況、一説には通常の景気循環、平均十五カ月という説もあるようでございますが、そういった見地から考えましても