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402件の議事録が該当しました。

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1953-07-26 第16回国会 参議院 予算委員会 第24号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。成るほど外国の例でみますと、資本金廻転率が非常に多い、これは事実でございます。これはやはり私が先ほども申上げましたように敗戦の結果なんです、と申しますことは、御承知通り今は銀行預金が二兆二千億円でございます。又全金融機関預金が三兆四千億になつておりますが、これを九—十一年に換算してみますと約四割くらいにしかなつておらない。そのくらいの資金しかない、同時

岡野清豪

1953-07-26 第16回国会 参議院 予算委員会 第24号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。日本の物価高の原因はどこにあるか、これは私はいろいろあると思いますが、大きな観点から見ますと、やはり敗戦経済の結果だと思います。と申しますのは、戦後、敗戦後若しアメリカ援助もせず、本当にドン底に落されておつたならば、恐らく私はもつ財界の立直りも現実にはやつたろうとこう思うのであります。併しまあ我々が餓えずに、或る大蔵大臣が一千万人餓死するだろうというようなことを

岡野清豪

1953-07-25 第16回国会 参議院 予算委員会 第23号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。大蔵大臣の領域は大蔵大臣に御答弁願いたいと思います。これは主として税法上又金利の問題でございましようが、私どもといたしまして、コスト高で今輸出が非常に伸び悩んでおる、これはもう事実でありまして、明明白々の事実であります。これはまあ長い目で見ますと、コストの引下げとそれから即効薬と両方でございます。先ず経審長官として考えておりますことは、何と申しましても基幹産業

岡野清豪

1953-07-25 第16回国会 参議院 予算委員会 第23号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。この一二カ月に伸びて来ておると申しますることは、いわゆるポンド地域に対する輸入制限日英会談における効果が幾分出始まつておるということで一応これが進んで来るものという予想を私はしておるものであります。なおこれは輸出貿易につきましてはたとえ十一億八千万ドルを見込みましても、併し我々の目標といたしましてはもつもつと余計に輸出貿易を進展させなければならんということにつきまして

岡野清豪

1953-07-25 第16回国会 参議院 予算委員会 第23号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。我々といたしまして、今年度の輸出を十一億八千万ドルと見通しましていろいろの計画を立ておるのでございますが、一月—五月の実績からこれを換算しまして行きますというと十億八千万ドル、即ち約一億ドルぐらい減つております。減つた勘定に出るわけです。併しその後の情勢を見ておりますると、だんだんと伸びておりますから、最初の見込のように行くように私は考えておりますが、併しなお

岡野清豪

1953-07-25 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第25号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。小松製作所の問題は何か臨時工を解雇したとか、縮小したとかいう話を聞いております。詳しいことは事務当局から申し上げるかと思いますが、そういうふうなことが出で来ませんように、この武器等製造法によりまして、よく会社内容並びに規模というものを規制して行つた方がいいのではないかと私は考えております。政府委員をして詳しい事情を御答弁いたさせます。

岡野清豪

1953-07-24 第16回国会 衆議院 経済安定委員会 第19号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。御説の通りに、大体通念として紡績会社が持つておる梱数普通一般に発表せられておる基準でございます。これは御説の通りでございますが、しかし通産行政として、社会に恐慌が起るかどうかということを判断いたしますときには、やはり日本全体でどのくらい滞貨があるということを見なければ、判断がつかないわけでございます。なるほど紡績会社にはこれだけしかないかもしれませんが、それが市場

岡野清豪

1953-07-24 第16回国会 衆議院 経済安定委員会 第19号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。昨年の綿紡の操短につきましていろいろ調べましたところが、当時滞貨が九万梱であつたというようなお話でございましたけれども、よく調べてみますと二十七年の一月末には三十七万二千梱、それから二月には三十六万六千梱あつたはずであります。そこであの九万梱と申しますのはいわゆる綿紡会社在庫高でございまして、われわれが見ておりますところの在庫高と申しますのは織布工場にあるとか染色工場

岡野清豪

1953-07-24 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第24号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。第一の点の私契約だから許可制にするのはおもしろくないと私が申しましたにつきまして、重ねて御質問を承りましたが、私は御承知通りに、自由主義経済によつて日本経済を進展させて行きたいというのが私の根幹の考え方でございますから、できるだけ業者、商人の自由活動というものを束縛しないということがいいのだということで私どもは私契約に対してそこまで許可制にするのはおもしろくない

岡野清豪

1953-07-24 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第24号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。これを自由奔放にただいまのまままかしておきますと、お説のように民需生産の圧迫というところまで行かぬとも限りません。またそういうことがあつてはならないのでございまして、私どもがこの法案をお通しを願いたいと念願いたしております趣旨も、その底にそういうことがございますので、やはり特需が出まして、それがどれくらい長く続くであろうとか、またどのくらいな注文が出るであろうということを

岡野清豪

1953-07-24 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第24号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。この法案立案の時期はいつごろだつたかという仰せでございますが、これは昨年の八月ごろから立案しかかつたのでございます。と申しますことは、御承知通りに、ポツダム共同省令によりまして、兵器航空機等生産制限に関する件というものがございまして、それによりまして大体兵器というものはつくれないということになつておりました。昨年の四月に、通商産業大臣許可があれば、例外的にこれを

岡野清豪

1953-07-22 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第22号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。信用保険保険料率はただいままで三分でございましたが、これを国が一分、それから地方公共団体が一分負担しまして、業者は一分だけの信用保険料を払えばいいということにしたいと思いまして実はやつておるのでございますけれども、まだ自治庁と大蔵省との間の話合いがよくつきませんで保留になつておりますが、信用保険によりましてこれを補償するということが一つ考えられる道でございます。

岡野清豪

1953-07-22 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第22号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。これはまだはつきりした、正式に閣議で決定したというわけではございませんけれども、しかし必ずこの通りつて行きたいということで、関係閣僚とは了解済みでございます。そこでまず最初に申し上げますが、開銀といたしましては今まで普通に五億中小企業金融公庫に引継ぐべく貸出しとしてあることは、これはすでに御承知通りでございます。そのほかに今回開銀から五億五千万円出すことにいたしまして

岡野清豪

1953-07-21 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第21号

岡野国務大臣 今御説の通りに、MSAがいかなる形、またいかなる程度、そしていかに長く続くかということはまつたく疑問でございます。ただいまのところやつと交渉が始まつたばかりでありまして、われわれとしてはよく存じておりません。そこでMSAがかりにあつて、御説のように二年くらいしか続かぬというようなことになるとしますれば、これは仮定の問題でございますが、そう大きく設備の拡充をいたすわけには参りません。しかし

岡野清豪

1953-07-21 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第21号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。これは日本警備計画というものに関連があると思います。しかしその警備計画は、いつも政府が申し上げておりますように、ただいまのところ何ら確実なものがありません。しかしながらただいま保安隊なり警察なんかございまして、そういう方面にいる物は、おそらく私は安定したものだと思います。しかしそれ以上に伸ばすということは、これは今後の問題でございます。そういうのは決して安定したものではないと

岡野清豪

1953-07-21 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第21号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。この武器製造法案を出しましたゆえんは、どうも昨年の夏ごろから、特需、特に兵器生産受注が非常に多くなつたので、あちらこちらで非常に無理をしてまで、今までの遊休設備を拡張するとかなんとかいうことでやつているようであります。しかしわれわれといたしましては、このテンポラリー受注によつて日本産業構造というものが乱されても困るし、また長らく続くかどうかの見きわめもつかぬものに

岡野清豪

1953-07-20 第16回国会 参議院 通商産業委員会 第16号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。私、労働行政立場から如何ようになるかという点につきましては、労働大臣のほうで適当な御判断を下さると思いますけれども、私、産業行政の面から見ますというと、どうも昨年のように電気がとまつてしまつては、これは日本産業界に与える影響が非常に大きいものでございますから、この点は産業行政を保護助長して行くという立場からは、やはり電源ストはやつてもらいたくない、こういうことでございます

岡野清豪

1953-07-20 第16回国会 参議院 通商産業委員会 第16号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。私の考えといたしましては、まあ鉱山のほうから申上げますが、鉱山の資源と申しますものは、これは国家として非常に大切なものでございます。それから又人命というものも国家として非常に大切なものでございます。そういたしますと、その両面から人命に危険を及ぼすようなことが出て来るようなことがあつてはならんというので、人命保護立場からやはりこういうことがあつて然るべきだ

岡野清豪

1953-07-18 第16回国会 参議院 通商産業委員会 第15号

国務大臣岡野清豪君) 主として料金問題だろうと思いますが、五十燭光約束をして、供給規程によつて幾ら幾ら料金を払わなければならんと言つておるにもかかわらず実は五十燭光でなしに、十燭光、八燭光というようなことですが、即ち供給規程約束しておるところのことと、それから実情とが離れて、そうして過当に料金を払わされておるということがないとも限らない、こういう御主張であります、その点について所管省がこれをよく

岡野清豪

1953-07-18 第16回国会 参議院 通商産業委員会 第15号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。供給規程がございますので、只今のところでは供給規程約束通りにやつておる次第でございますが、この供給規程には恐らく昨年のような大きな停電ストというようなことは予想に入れていなかつたのじやないかとこう思います。ああいうようなことは今後あり得ないとは思いますけれども、併し、その供給規程が若し不備でありますとか、又社会通念としても公平でないということでございますれば

岡野清豪

1953-07-17 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第19号

岡野国務大臣 今いろいろ国会でお話合いなつておりまして、行政費が減るようになつておりますが、しかし、政府原案としては、むろん減すべき筋合いのものでないのでございまして、まあ、はなはだ苦しい立場でございますけれども国会最高検威がお直しになるということであれば、執行機関としてはそうせざるを得ないのではないかと思います。それから先ほどのことをもう一度申し上げますが、これは通産大臣といたしまして、委託業務

岡野清豪

1953-07-16 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第18号

岡野国務大臣 御承知通りに十五億出しましたが、また五億何千万円が、特にその方に行くというようなことが話されておるのでありますが、これは中小企業全体に関連しているように私聞いておりましたので、それでは石炭の方の関係に薄いのではないか、同時に小委員会の方の御決議もございましたので、これは何とかそれよりもう少し足し前してやらなければならぬと思うのでございまして、政府資金の放出に二、三日前に大蔵大臣に話

岡野清豪

1953-07-16 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第18号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。大野国務大臣は非常に勇敢にやられまして、向う相当金額——要求額は十五億でございましたが、われわれの承認も得ないで、すぐ出すということを言明されました。われわれはそれをさつそく追認しておいたわけでございます。その後、まだほかにいろいろわれわれの方で研究したものも、まとまりかかつてはおりますけれども、いろいろな情報が入つております。それについて、割振りを今検討しておると

岡野清豪

1953-07-16 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第18号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。先般小委員会の御決議をいただきまして、さつそく私といたしましては、部内の関係部局長にもよく申し伝え、同時に災害対策本部に出しまして、そうしてただいまいろいろやつているのでありますが、ただ非常に広汎なものでございまして、その全貌がはつきりわからないので、まだ実効が上つていませんが、しかしただいま私といたしましては、大蔵大臣その他に金融の方法について十分申し伝えておきましたし

岡野清豪

1953-07-14 第16回国会 参議院 経済安定委員会 第6号

国務大臣岡野清豪君) お答えを申上げます。私の記憶しておりますところによりますと、朝鮮事変が起きまして以来兵器と称するものの注文が総計六千五百万ドルくらいになつておるわけであります。この兵器の問題につきましては、只今出血受注というような仰せがございましたが、私の見るところでは、この方面に対しては大して出血受注をしていないんじやないかと思います。と申しますことは、アメリカ向うの値段から申しますというと

岡野清豪

1953-07-14 第16回国会 参議院 経済安定委員会 第6号

国務大臣岡野清豪君) 御答え申上げます。特別高水準と申しますのは、只今高水準になつておると私は考えております。これが大体の見通しといたしまして両三年は紡ぐものとこう考えておりますので、その続いておる間にと、こう申すわけでございまして、苦しい御疑問があるかとも存じますが、これを考えました当時は、只今問題になつておりますMSAというようなものは考慮に入れておりませんので、今まで通り特需ということを

岡野清豪

1953-07-14 第16回国会 参議院 経済安定委員会 第6号

国務大臣岡野清豪君) 御答え申上げます。只今のお説至極御尤もでございまして、只今相当政府資金を入れましたが、この実績が如何になつておるか、まだ検討中でございまして、いずれ資料が出ると思いますが、併し他の重要産業にも相当資金が要る時代でございますから、この食糧増産に対して相当の四千億くらいのお金が要るのでございますから、そういうものを投じながらその実績が挙らんようなことは見逃すわけには参りませんと

岡野清豪

1953-07-14 第16回国会 衆議院 予算委員会 第23号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。二十七年度の——ちよつと今詳細手元にございませんから、政府委員から申させますが、私が、あなたの御質問に合うかどうかわかりませんが、いわゆる狭義特需はどのくらいになつておるか先ほど調べてみましたが、これは二十六年の七月からことしの六月までの間に狭義特需が七億三千六百万ドル出ております。

岡野清豪

1953-07-14 第16回国会 衆議院 予算委員会 第23号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。今、一、二とおあげになりました設備近代化、これはすでに着手しておりまして、予算措置もいたしております。それから原料を買うのに、その買付地を選定しなければならぬ。これもお説の通りでございまして、できるだけその方面に力を尽しておるわけでございます。それから、買値でございますが、これは相手方のあることでございまして、その買値に対しましては、むろん各種の業者相当つておると

岡野清豪

1953-07-14 第16回国会 衆議院 予算委員会 第23号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。産業合理化ということは、朝鮮休戦ができそうだというために始めたことじやございませんで、もうすでに過去二、三年来産業合理化のために、設備近代化とか技術の向上とかいう方面相当思いをいたしまして、いろいろの施策を講じておる次第であります。その点につきましては、むろん考えておるのでございますが、お説の通りに、今日本で、コストは高い、今後国際の貿易場裡で、競争が非常に

岡野清豪

1953-07-13 第16回国会 衆議院 決算委員会 第12号

岡野国務大臣 向うで二十一億五千万ドルくらいの援助額がある、こういうふうに言われておるのでございます。しかしわれわれとしてガリオアイロアでもらつたものは証明かつく、同時に向うともきつちり話が合うであろうというものは、二十四年四月一日、に見返資金特別会計ができて積み立てた八億四千七百万ドルであつて、二十一億五千万ドルから八億四千七百万ドルを引いたものが、先ほど申し上げましたように、ガリオアで来たのか

岡野清豪

1953-07-13 第16回国会 衆議院 決算委員会 第12号

岡野国務大臣 先ほど石井政府委員から申し上げました通り、二十四年四月一日以降に見返資金特別会計というものができました。それまでは向うの命令でどうせいこうせいということでやつてつたのでございまして、その以後は向こうからガリオアイロアで来たものを見返資金特別会計で集計しろということで来ました。私の記憶では八億四千七百万ドルと覚えておりますが、見返り資金勘定、それははつきりガリオアイロアで受けて

岡野清豪

1953-07-13 第16回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。大体世界銀行で、その当時といたしまして約一億ドルくらいな信用を供与してもよいというような結論になつておつた次第であります。その間に火力の四千二百万ドルが世界銀行に引取られるということになりましたが、その後の交渉の結果はよく存じません。政府委員からひとつ……。

岡野清豪

1953-07-13 第16回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号

岡野国務大臣 渋滞はいたしておりませんけれども、もと輸出入銀行で出すことになつてほぼ話がきまつてつたのでございますが、世界銀行でやりたいということになりまして、世界銀行の方へ話を移しまして、四千一百万ドルだと思つておりますが、それが世界銀行の方で融通ができる、こういうふうになりまして、その方は大体見当がついております。  それからあとの方はまだ具体的な要求は出してございません。その四十二百万ドル

岡野清豪

1953-07-13 第16回国会 衆議院 経済安定委員会 第14号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。小林さんのお説、しごくごもつともでございますが、今の日本で大資本——戦前の三井とか三菱に匹敵するような財閥はもちろんございませんし、それからただいまやつと立ち直りまして外国貿易をやつておる人とか生産をやつている人とかいうものも、戦前に比べますればまことに微々たるものでございまして、しかも国民大衆が、これだけ塗炭の苦しみ——と崩すのもいかがかと存じますけれどもちよつと

岡野清豪

1953-07-13 第16回国会 衆議院 経済安定委員会 第14号

岡野国務大臣 財界方面でこの緩和をもつとしてくれという希望のあることを私聞いております。それから農民、消費者方面からこれに対して異論のあることも聞いております。しかし私として考えますことは、日本経済の基盤が非常に弱いということ、それからアメリカあたりのような経済力の非常に強いところと同じような方式で自由競争をさしたならば、共倒れになるのじやないかということ、これは産業界実情から見まして、そう思

岡野清豪

1953-07-11 第16回国会 衆議院 予算委員会 第21号

岡野国務大臣 この前御答弁申し上げましたように、あれは商業ベースによるところの債権でございます。ガリオアイロアは、御承知通り援助資金でございまして、性質が違います。それでございますから、われわれといたしましては性質が違うと心得ております。しかし両国の交渉をいたします際には、当然向うから話をされる。それが予想されるということは、すでにマーケット声明によりまして、四月十八日に確認を得まして、十九日

岡野清豪

1953-07-11 第16回国会 衆議院 予算委員会 第21号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。第一番の確定は事実でございます。それからガリオアイロアの問題でございますが、これはこちらで債務と認めておりますので、そういたしますと自然交渉というものはそれにひつかかつて来るだろうということが予想できます。それから対米交渉中である、これは事実でございます。それから四点をもう一度……。

岡野清豪

1953-07-11 第16回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

岡野国務大臣 とにかくこの硫安工業というものは、一時戦時中まつたく倒れてしまつてつたのが再起いたしまして、今日の状態に至りますまでには、いろいろ無理もして来ておりましようし、経営上の不便もあつたと思いますが、数量だけは日本内地の需要以上にできるようになりました。またもつ増産もできるような設備なつておりますけれども、しかしながらただいまのところでは内地だけでは消化がし切れない。しかし外国へ出すのには

岡野清豪

1953-07-11 第16回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。食糧問題は、むろんわれわれとしてお互いに非常に注意をしなければならぬ、またできるだけ自給度を高めなければならぬと思いますが、率直に申し上げまして、日本人口が多く、しかも農耕地はいいところはたいてい耕してしまつたので、これから耕すものは少し段が落ちて来るようなところしかないと私は思います。非常な力を入れましても、人口の増加を見込みますと、昔でいう、いわゆるアウタルキー

岡野清豪

1953-07-11 第16回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

岡野国務大臣 ただいま議題となつております経済審議庁予算案について御説明申し上げます。  まず歳出予算の総額は三億四千三百八十七万五千円であります。これを前年度の予算額に比較いたしますと、前年度は行政機構の改革によりまして、経済審議庁は八月一日より発足いたしましたので八月より三月までの所要経費予備費一億六千九百七万七千円、当初予算の移しがえ額一億六千円、それに補正予算として御承認を受けました二千三百二十一万九千円

岡野清豪

1953-07-10 第16回国会 衆議院 決算委員会 第11号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。ただいま局長から申し上げました通りに、ドルの勘定はみな向うで握つてしまつておりまして、朝鮮日本との間ではオープン・アカウントの勘定でやつておりますもので、バランスだけをいつも見ておるということになります。そして大きいのもございますが小いのもございまして、結局こちらで出したものはこちらへ円で支払いまして、そうして売掛金の勘定なつているわけです。また向うから入りましたものをとりますと

岡野清豪