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402件の議事録が該当しました。

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1953-11-04 第17回国会 参議院 通商産業委員会 第3号

国務大臣岡野清豪君) 輸出入銀行から世界銀行に代りまして、それから輸出入銀行の当時は余り詳しい条件を聞かなかつて、それから世界銀行に行きましてからああいう条件が出て来たことを発見しましたときに、実を申せば少しうるさい手続だなという感じがしました。これは恐らくあなたのようなお考えを持つたおかたもあつたかも知れません。併し今仰せ通りに、もうすでに注文もし手付金も打ち、又繋ぎ融資もされ、而もそれができるならばできるに

岡野清豪

1953-11-04 第17回国会 参議院 通商産業委員会 第3号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。輸出入銀行から世界銀行に変つたというのは、これはお説の通りに、向うの制度の運用の方策が変つたために世銀に移されたわけでございます。それから向うメーカーが非常に金融上走り廻つたというようなことも情報が入つております。それは無論自分のほうのものを買つてもらいたいために、それには金融をつけてやるために努力することは、これは国内でも同じことでございまして、或るメーカー

岡野清豪

1953-11-04 第17回国会 衆議院 通商産業委員会 第1号

岡田説明員 わくをリザーブすると申し上げたのでありますが、九月につきましてはこれはもう別途処置いたしましたので、わくと申しましたのは、第三・四半期、十月から十二月までのわくのうちリザーブしておるということを申したのであります。ちようど十月一日、すぐわくの配分をやるだけの公庫の事務的な能力がございませんで、多少ずれておりましたところに、衆議院におきまするかような御意思が大体私どもの方としても耳に入つたものでございますから

岡野清豪

1953-11-04 第17回国会 衆議院 通商産業委員会 第1号

岡田説明員 窓口をふやし過ぎますと、一窓口当りの金額が寡少になりまして、資金効率が悪くなるという点につきましては、まことに御同感と思うのでございます。しかしながら銀行と申しますれば支店がたくさんあることは確かでございますが、大体は支店で受付けました申込みを本店で統合いたしまして、そこへ公庫から行つておりますところのわくとにらみ合せて操作しておるのが実情のように思いまするので、支店の数ということと、

岡野清豪

1953-11-04 第17回国会 衆議院 通商産業委員会 第1号

岡田説明員 私から現状の概略を申し上げてみたいと存ずるのであります。去る第十六回国会におきまして、中小企業金融公庫法が当委員会において御審議になりました際、当委員会におかれましては、当分の間十一大銀行その他大銀行公庫代理店にすることを見合すようにという意味附帯決議がつけられたのでありまして、私どもといたしましても、その趣旨によりまして、九月の十一日に公庫が発足いたしました直後、公庫代理店

岡野清豪

1953-11-03 第17回国会 衆議院 予算委員会 第4号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。ただいま農林大臣が申し上げました通りに、粉食を奨励するためにはバターも必要でございますので、できるだけ国内でやつて行きますけれども、一方食糧事情によりまして不足を生ずるような場合には、外国からも入れなければならぬと思いますが、まだ入れるか入れぬかどんな程度入れるかということはきめておりません。

岡野清豪

1953-11-03 第17回国会 衆議院 予算委員会 第4号

岡野国務大臣 かわつてお答えします。ただいまのお説は、東北地方で特別の後進地として開発するようなことを考えておるかどうかという御質問かと思います。ただいまのところ北海道は、御承知通り、北海道開発法によつてつております。それから東北地方につきましては、国土総合開発法によりまして、ただいまのところでは北上川、阿仁田沢、それから最上の地区にそれぞれ特定地域を指定しまして、開発計画は決定しておりまして

岡野清豪

1953-11-02 第17回国会 衆議院 予算委員会 第3号

岡野国務大臣 お答えを申し上げます。政府は一体でございますので、大蔵大臣が先般声明いたしましたような趣旨は、むろんわれわれも体しまして、電力料金の値上げのことも、よりより電力会社等でいろいろ審議しておるようでございますが、私どもといたしましては年度内は絶対に上げてはならない、こういうような考えをもつて臨んでおります。その他国鉄の点につきましては運輸大臣から申し上げます。

岡野清豪

1953-11-02 第17回国会 衆議院 予算委員会 第3号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。ただいまの御質問趣旨は私こう考えます。二十億ドルのものが八億何千万ドルになつているのはどういうわけでそうなつているか、こういうことであります。それはこの前の国会で申し上げました通り、あれは初め入つておりました場合には、実際は向う会計ばかりで処理されておりまして、そしてわれわれがその跡始末を円でする場合に、特別会計でやつた。しかしながら二十四年の四月一日になりまして

岡野清豪

1953-11-02 第17回国会 衆議院 予算委員会 第3号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。対米債権は、御承知通りこの前の国会におきまして論議された通りに、日本債権として確保しております。同時に通産省といたしましては、この債権に必要なところの証拠書類は完全に、散逸しはいようにこれを保護し、また整理してこれを確保しております。あとは外交交渉として外務省を通じて交渉しつつあろわけであります。

岡野清豪

1953-10-31 第17回国会 衆議院 本会議 第3号

国務大臣岡野清豪君) お答え申し上げます。御説のように、東南アジアはわが国貿易上非常に重要なパーセンテージを占めておりまして、たとえて申しますれば、本年の一月から八月までにおきまして、輸入総額の二八%、三億八千万ドルになつております。また、輸出総額の四〇%で三億二千万ドルになつております。今後わが国貿易の市場といたしましては、最も重要視せねばならぬところであります。特にその地域におきましては

岡野清豪

1953-10-31 第17回国会 参議院 通商産業委員会 第2号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。今までの輸出振興策の重点といたしまして原料偏重ということになつておるが、加工品にももう少し優遇措置、並びに工夫を凝らしたらいいじやないかというような御質問が第一点らしうございますが、これはもうお説の通りでございまして、今一番重点的にはやはり原料方面から積み重ねて行つてコストを低くするということが出発点でございますが、併しこの原料を使つて加工しておるものが

岡野清豪

1953-10-30 第17回国会 参議院 本会議 第2号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。  在来の中小企業界状態から判断いたしますと、経済界の変化によりまして中小企業がその経営上或る程度の影響を受けるのは、これはどうも今までの情勢上否定し得ないところであります。政府といたしましては、このために中小企業協同組合法及び中小企業安定法の適切な運用と、有効な中小企業金融対策実施によりまして、極力これが軽減に努力をしておる次第でございます。特に金融対策

岡野清豪

1953-10-30 第17回国会 衆議院 本会議 第2号

国務大臣岡野清豪君) 中小企業の年末金融につきましては、ただいま大蔵大臣からるる御説明がございましたので、私の申し上げることはございませんけれども所管大臣といたしまして申し上げますれば、現在の経済情勢から見ますれば、中小企業にある程度の経営上の圧迫が加重される、これは見のがすことのできない事実と私は見ております。政府は、そういう点をよく考慮しまして、中小企業協同組合法とか、中小企業法の適切な運用

岡野清豪

1953-10-30 第17回国会 衆議院 本会議 第2号

国務大臣岡野清豪君) お答え申し上げます。ただいま外務大臣から答えました点でけつこうだと思いますけれども通産大臣立場といたしましてお答え申し上げます。  御承知通り、この国会中日貿易に対しましてはこれを促進するという御決議がございましたので、政府といたしましては、鋭意努力いたしまして、九月以降三回にもわたつて、今まで禁輸しておりました品目解除を行いました。その中には、最も向うでほしがつておりますところの

岡野清豪

1953-10-30 第17回国会 参議院 通商産業委員会 第1号

国務大臣岡野清豪君) 信用保険の問題を十三号台風にどうするかというお話でございます。これは政府が、議員立法であつたのですが、今度は政府提案で十三号台風も加えることにして提案をしたが、法案だけ見たのですが、たしか提案をしておるはずでございますから、ほどなく御決定を頂けることとなつております。それから中小企業利子補給は同じような状態になつております。指定地の問題が大分やかましい問題になりまして、それで

岡野清豪

1953-10-30 第17回国会 参議院 通商産業委員会 第1号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。私はこのインフレ防止のために日銀あたり考えておること、これはまあこの金融政策の面、いわゆる純金融政策の面から考えておるのであります。無論それは総合的の純経済問題でございますが、併しこれをよく私は分析しますというと、純金融機関立場から言えば、或いは日銀総裁がどういうことを言われたかは私はよく新聞承知しておりませんけれども、いろいろな説が立つだろうと思います

岡野清豪

1953-10-30 第17回国会 参議院 通商産業委員会 第1号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。まあ年末金融は、無論我々これから大いに状況、現状研究しまして具体的な対策をしなければならんと思いますが、それのみならず中小企業というものはもう皆さん御承知通りに、まあいわば弱体なもの、併し弱体であるけれども日本経済上に占める企業計数の点から行きますと、これ又我々が非常に尊重して、日本経済の向上というのは中小企業が発展するかせんかという点にかかつておるという

岡野清豪

1953-10-28 第16回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第5号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。中共の問題でございますが、これは御承知通りにアメリカの制約によつて中共貿易が伸展していないとか、できていないということではございませんで、今パリに本部を持つておりますココム、つまり十三カ国の自由国家群がいろいろ相談をしまして、そうして中共並びに朝鮮附近あたりに出す輸出貿易のいろいろのことを考えておる次第でございます。併し日本といたしましては私就任以来数回

岡野清豪

1953-10-28 第16回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第5号

国務大臣岡野清豪君) 昨日お呼出しを受けましたが、よんどころないいろいろ今度の臨時国会のための準備をしておりましたので、誠に相済まんことをいたしました。只今委員長からお話のございます通商貿易政策について只今私の考えておることを一応述べさして頂きたいと思います。  御承知通りにだんだんと国際情勢殊貿易情勢を見ておりますというと、各国貿易競争というものは日に日に月に月に深刻を加えておるような感

岡野清豪

1953-09-17 第16回国会 衆議院 外務委員会 第30号

岡野国務大臣 外資導入の件につきましては、われわれはできるだけ外資導入をしたいと思いまして、今まで努力して来たのでございますが、私の所管する限りにおきましては、今まさに調印されんとしております四千二十万ドルの火力発電の機械を買いますところの外資、これは元御承知通り輸出入銀行から借りることにしておつたのでございますけれども、その後世界銀行の方に、向うの機構の改正だと伺つておりますが、移りまして、

岡野清豪

1953-09-17 第16回国会 衆議院 外務委員会 第30号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。ポンド地域に対する貿易のバランスが失われまして、だんだんとポンドがなくなりまして、スワップに非常に依存しなければならぬ、こういうことになつておりますことは、まことに遺憾でございます。この前の見越し輸入がよかつたか悪かつたかということは過去のことでございまして、ただいまこれを批判いたしてもいたし方ないことでございますが、今後いかにしてポンド貿易を進展さして行くかということにつきましては

岡野清豪

1953-09-17 第16回国会 衆議院 外務委員会 第30号

岡野国務大臣 今回十一品目禁輸品解除いたしました。この点につきましては今まで日本業者相当希望をいたしておりましたところの品目でございますから、あるいは中共貿易すなわち輸出貿易相当進展するのじやないかと考えておりますけれども、これにはいろいろ、まだ品目解除なつたというだけのことでございまして、取引をいたします相手方もしくは商売人、またはそのルートとか、いろいろな条件が加わつて参りますから

岡野清豪

1953-09-12 第16回国会 参議院 労働委員会 閉会後第3号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。  第一点の特需をどう考えるかという御質問でございます。私は実はこれは私の考えでございまするから、或いは一般的にどうかと思いますけれども、実は朝鮮事変というものは人類としても非常に不幸なことでございます。それから日本といたしましても実は不幸な結果を来たしたのじやないかこう思つております。と申しますことは、若しあの朝鮮特需がございませんでしたら、日本はもつと

岡野清豪

1953-09-12 第16回国会 参議院 労働委員会 閉会後第3号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。これはやはり経済自立というものを考えて見た上におきまして、総合的に我々は考えておる次第であります。乏しい資源を開発しなければならん、又不要な外貨を使つちやいけない、即ち外国から買うものは成るべく倹約して、そうして乏しい資源をうんと活用して行きたい、これはもうお説の通り最も必要なことと思います。ただ問題は、只今当面しておりますところの、日本の一番困難な途は

岡野清豪

1953-09-12 第16回国会 参議院 労働委員会 閉会後第3号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。石炭行政につきまして、私就任以来、石炭業に限らず、すべての日本経済につきまして、相当突込んだ研究をしなければならん、こう考えまして、たまたま経済審議庁の長官を兼任いたしておりますので、両者を合せまして、事務当局にいろいろ研究をさせ、同時にこれを急がしておるわけであります。余り大したことでもございませんが、新聞で御覧の通りに、経済審議庁におきまして将来の五

岡野清豪

1953-09-03 第16回国会 衆議院 労働委員会 第22号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。政府見解といたしましてこの整理によりましてコストが下るという見通しを持つておるかどうかということのような御質問でございましたが、しかしこれは私企業といたしまして向うでは、いわゆる業者方面では、コストを下げて行きたいという意味でやつているのでございまして、われわれといたしましては、そのコストの下ることは望ましきことである、こういうような見解でございまして一応この

岡野清豪

1953-09-03 第16回国会 衆議院 労働委員会 第22号

岡野国務大臣 お答え申し上げます。石炭行政に対して政府はどういうような信念を持つておるか、こういうような御質問に伺いました。御承知通りに、終戦後、石炭を掘り出すについては、非常な苦心をわれわれはいたして来たのでございます。幸いにしいろいろ、な合理化とか、もしくは増産とかいうものにつきまして努力が払われた結果、今日に至つたのでございますが、しかし御承知通りに、内外経済情勢は変転きわまりがございませんので

岡野清豪

1953-09-03 第16回国会 衆議院 労働委員会 第22号

岡野国務大臣 委員長からの御質問に対してお答え申し上げます。先般来、炭鉱におきまして、いろいろ希望退職の形におきまして人員整理が行われておるのでございます。われわれといたしましては、この方面についていろいろな観点から考えなければならぬこともございます。しかし、ただいまの段階といたしましては、少くとも合理化を促進し、また炭価の引下げをやつて行き、また今まで出ましたところの石炭は、出方が相当よかつたのでございますが

岡野清豪

1953-08-05 第16回国会 参議院 本会議 第34号

国務大臣岡野清豪君) 日経連の要望によつてこういうことができたのじやないか。――そういうことは絶対、ございません。  それから、財産権スト権の関係を又仰せになりましたが、これは観点が全く違いますことは先ほど申上げました通りであります。  それから過日の労働委員会における中島公益事業局長答弁は、その中に昨年十一月二十七日の石原公益事業局長答弁内容を申したのであつて、その内容は、「停電スト

岡野清豪

1953-08-05 第16回国会 参議院 本会議 第34号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。  藤田さんにつきましては、この前、答弁を保留いたしております。それにつきましてお答え申上げます。  その当時、電力行政石炭行政根本方針について、殊に電力については再編成が行われておつて需給調整地域差の問題が大きく関係しているのであるから、スト規制についても労働者のみに圧力を加えるのは不当じやないか。こういうような御趣旨でございましたが、電気事業につきましては

岡野清豪

1953-07-29 第16回国会 参議院 労働委員会 第22号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。私の立場といたしましては、先ず問題が二つだと思います。と申しますことは、この法律によりましてスト禁止をしておりますことは、これは正当な争議権の範囲を逸脱したものだという意味で、そうしてこういうふうに今までの法文上の不明確と申しますか、議論のきまつていなかつたのを明確にするという意味におきまして、このスト禁止法を出したわけでございまして、労働者がその点におきまして

岡野清豪

1953-07-29 第16回国会 参議院 労働委員会 第22号

国務大臣岡野清豪君) 昨日御質問が出ましたにつきまして、私十分なる御答弁ができませんで、甚だ遺憾に存じておりますが、昨日の御質問に対する御答弁といたしまして、これから申上げまするから、お聞取りを願いたいと思います。  資源保護職場復帰を理由として、保安要員の引揚を禁止して、労働者争議権を制限しようとする半面、経営者の都合による炭鉱廃休止を放任しておるのは片手落ではないか、こういうふうな御質問

岡野清豪

1953-07-29 第16回国会 参議院 経済安定委員会 第10号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。私只今まで御質問趣旨がつかめなかつたものですから失礼しました。不況カルテル余り頭を使い過ぎておるので、答弁が変なところに行きましたけれども朝鮮休戦ができるとそれから世界貿易が激化するであろう、そうして日本情勢は、外国の門戸も開かれていないし、それからコスト高である、こういうことに対して当然日本不況に陥り、若しくは経済界が苦しい立場になるだろうというようなことについてどういうことを

岡野清豪

1953-07-29 第16回国会 参議院 経済安定委員会 第10号

国務大臣岡野清豪君) 内閣のとります総合的な政策と申しますことは、無論不況が来ますというと、そのときどきの情勢に応じまして我々といたしましてはいろいろ考えなければならんことと存じます。これはそのことが起きて来なければわからない次第でありますが、仮に現実に起きた問題から我々のとります態度を申上げますれば、この北九州における水害のごとく、ああいうような大変な突発事件が起きました場合には、これは今までの

岡野清豪

1953-07-29 第16回国会 参議院 経済安定委員会 第10号

国務大臣岡野清豪君) お答えを申し上げます。これは朝鮮休戦というものは長らくできるだろ、できるだろうというようなことでして、大体の一般の空気もそいうことに考えられておりましたのですが、同時に我々の見通しといたしましてはアイゼンハワー大統領が出られてからの大体の形勢を見ておりますというと、世界の軍拡が少し引延ばされたという感じを受けておるのであります。そういたしますというと、今度は各国正常貿易によつて

岡野清豪

1953-07-28 第16回国会 参議院 労働委員会 第21号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。私はいろいろあちらこちらで人員を選び出しているという噂も聞くのでありますが、併しこれにはいろいろ事情もあることと思いますが、併しこの辺のところはよく実情を調べた書類を持つておりませんので只今申上げかねますが、ただ前段の、今度のスト規制法によつて労働者を非常に抑圧するというようなお言葉がございましたが、併し私どもといたしましては、これはそういうことは絶対にないことでございまして

岡野清豪

1953-07-28 第16回国会 参議院 労働委員会 第21号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。  私は自立経済ということは国民の皆様がたがおのおのそのところを得られて、そうして生活の安定を得られるということを念願としておりますのでございまして、労働者の犠牲において輸出貿易を伸展するとかいうことは毛頭考えておりません。石炭コスト引下げなんかにつきましても、私が考えておりますことは、御承知通りに今石炭は炭坑が非常に老朽化しておりますので、竪坑を七十九本

岡野清豪

1953-07-28 第16回国会 参議院 労働委員会 第21号

国務大臣岡野清豪君) お答えを申上げます。  我々といたしましては、御承知通り国際情勢でございまして、今後朝鮮休戦ができまして世界的に平和がまずく促進されるということになりますというと、いわゆる軍備拡張とかいうようなものがスロー・ダウンしまして、そうして正常な経済活動が盛んになつて来る。同時に世界各国ともこれについて貿易競争が起きるのではないか、こういうような見通しを持つております。そこで只今

岡野清豪

1953-07-28 第16回国会 参議院 経済安定委員会 第9号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。これは独禁法趣旨、即ち自由競争を十分やらして行つて民間業者創意工夫を認めて、そうしてフェアな競争をさせるということの根本方針は、私どもは堅持しておりまして、独禁法趣旨は十分これを尊重して行きたい、これが根本の思想でございます。併し先ほども申上げましたように、そうは言いますものの、底の浅い非常に微力なところの経済基盤に立ちまして、余りにも競争激甚のために

岡野清豪

1953-07-28 第16回国会 参議院 経済安定委員会 第9号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。先ほど安定勢力ということ、それから財閥という言葉が出ましたために或いは私の申上げ方が無論足りないのでございますが、誤解があつたのじやないかというような感じがいたします。私は元のような財閥ができて欲しいとか、いわゆるあれに似た大きな独占資本ができて欲しいということじやございませんで、元そういうものがあつた時代には、相当日本の基礎がその安定勢力によつて救われておつたのじやないかという

岡野清豪

1953-07-28 第16回国会 参議院 経済安定委員会 第9号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。これは日本経済は御承知通りに、戦後財閥も全部潰してしまい、それから又戦前より変つた方向でいろいろな経済が運行されておる。而も民主主義的に自由競争独禁法によつて十分やらしておるということになりますというと、経済界というものに大きな安定した勢力がない。この安定した勢力がいいか悪いかはこれは又見解の相違でありますけれども、少くとも少々の不況とか何とかいうような

岡野清豪

1953-07-28 第16回国会 参議院 通商産業委員会 第21号

国務大臣岡野清豪君) いや、そうじやございません。只今現に特需によりまして、いろいろな、いわゆるここに称せられる、武器と称するものが造られておりますが、その造られておりますにつきまして、若しそれ以上のものをいろいろ造つてもいいとか何とか、その対象といたしますと、対外的に見ますというと、今の現段階ではなくて、日本武器生産を非常に大きなスケールでできるような法律作つて、そうして再軍備でもするとかいうようなものに

岡野清豪

1953-07-28 第16回国会 参議院 通商産業委員会 第21号

国務大臣岡野清豪君) お答え申上げます。これは御承知でもございましようが、まだフィリピンとか、インドネシアとか、まあ元いわゆる敵国でありましたところの濠州とかいう方面におきましては、日本が再軍備をして、又軍国主義的になりやせんかということを非常に心配されたことは、これは事実でございます。そういうような方面に刺戟を与えるということはよくないということを、我々として非常に配慮したその結果でございます

岡野清豪