1988-05-17 第112回国会 参議院 外務委員会 第9号
○小西博行君 いや、少しこの間の発言と違うような気がするんですが、その意味はよくわかるんです。この間の質疑の中で、見通しは十分立ったような回答があったものですから、もうほぼ具体的にできているのかなと、理論的に、例えばもうこれは大丈夫だ、どういう材質を使ってどうだというようなものが十分できているというふうに私は理解したんですが、そうではないんですか。
○小西博行君 いや、少しこの間の発言と違うような気がするんですが、その意味はよくわかるんです。この間の質疑の中で、見通しは十分立ったような回答があったものですから、もうほぼ具体的にできているのかなと、理論的に、例えばもうこれは大丈夫だ、どういう材質を使ってどうだというようなものが十分できているというふうに私は理解したんですが、そうではないんですか。
○小西博行君 今、容器の問題がまた出てまいりましたが、先日の科技特の審議の中でも大体容器は安全な容器、これについてはもう目鼻がついたというようなお話でございましたが、それはそれでよろしいんでしょうか。
○小西博行君 原子力協定について、二、三の点についてお尋ねをしたいと思います。 私は、たまたま実は科学技術特別委員会にも所属しておりまして、この一週間ばかり主に原子力関係ばかり質問をさせていただいておりますし、またきょうは科学技術庁からも大勢のスタッフあるいは通産、運輸省というふうにおいで願っているわけでございますが、とにかくこの法案でずっと審議をしてみまして、私は賛成の立場でありますけれども、しかしやっぱりまだまだ
○小西博行君 例えば原子炉主任技術者とかあるいは核燃料取扱主任者というような資格がございますね。それで、これなんかは専門知識を相当要求されて、国家試験にまず合格する、そうしてそれから指名されるというふうになっていますね。こういうようなものは必要ないんでしょうかね。
○小西博行君 選任の基準といたしまして、「特定核燃料物質の取扱い等の知識」というふうに書かれているわけなんですね。しかし中身がよく私わからないんですけれども、この中身についてはどうなんでしょうか。
○小西博行君 原子力発電の問題はもう以前から私も何回も御質問申し上げておりますが、何だかんだ言いながら、原子力発電が今日のように全体の二八%に至るほど発展しているということは、しかも事故としては大した事故もなしで今日までやってきているというのは、事業者の努力はもちろんでありますが、関係の皆さん方の私は努力だと、そういう意味ではもう世界でトップクラスではないかというように日本人としては自負しているわけですが
○小西博行君 今はそうなんでしょうけれども、ひょっとしていろんな事情が変わりますとまた改正するようなことになるかもわからないというふうに私は理解さしていただきたいというふうに思います。 次は、特に労務者の給料の問題がございますが、法案なんか読ましていただいても、基本給はもうほとんどつっつかない。当然基本給というのは日本の国家公務員と大体同等ということになっておるように私は理解しているわけですが、そのあとの
○小西博行君 そういうことになりますと、また来年改正するということもあり得るというふうに判断してよろしいでしょうか。
○小西博行君 私地位協定について二、三点についてお尋ねをしたいと思います。 一昨日以来相当同僚議員の方からもこの法案につきまして質疑がなされたところでありまして、特別にこれを間かなきゃいけないということもないわけでありますが、ただ私は二、三点についてはもう一度確認をさしていただきたい、そう思っております。 まず第一点は、今度の改定なんですが、これも質疑の段階でいろいろ議員の先生方からも意見がございましたように
○小西博行君 私の方の情報では、大体一回に二、三百キロではないかということを伺っているわけです。もちろんこういうような飛行機の選定というのはいろんな条件によって変わってくると思うんですが、日本の場合それを決めるのは一体どこなんでしょうかね。科学技術庁でそれを決めるのか、あるいは運輸省あたりで決めるのか、どうなんでしょうか。
○小西博行君 大体ノンストップで一万三千キロという航程なんですね。 私は、そこでまずお伺いしたいんですが、この飛行機で実際に運ぶプルトニウムの量ですね、これはもちろん機関によって相当違うんではないかと思うんですが、現在の段階で大体一回に運ぶプルトニウムの量、これはどのように考えておられますか。
○小西博行君 核防護についてまず御質問を申し上げたいと思います。 まずプルトニウムの輸送につきましては、五十九年では船で輸送したということでありますが、今回は飛行機によって空輸するというようなことがもうほぼ決定されているように聞いているわけです。当初はアンカレジで給油をするということでいろいろ問題もあったようでありますけれども、直輸するというようなことでほぼジャンボに機種が決まったというふうにお伺
○小西博行君 今お答えいただいたんですが、ゴム管をかえるとおっしゃったですね。ゴム管をかえる前に、実際車をやられたらわかりますけれども、中にフロンガスが漏れているかどうかというのはわからないんですね。結果的にはこれはガスがないなというのは、エンジンを回してみて、エアコンを入れてみると色でわかるんですね。だから、私はそういうような意味でゴム管ということだけではなしに、車にちょっと何か差し込んでみるともうすぐ
○小西博行君 モントリオール議定書に署名した国というのはこれで見ますと三十一カ国ということになっておりまして、いわゆるお隣の韓国であるとか中国とかフィリピンというような国々はそれに署名をしていないわけですね。 私はむしろそういう国々というのは、さっき申し上げましたようにこの廃棄の処理の技術というのがやっぱりまだ相当おくれているんじゃないか、あるいはひょっとして法律的にそういう取り締まりというんでしょうか
○小西博行君 オゾン層の保護についての条約についてまず御質問を申し上げたいと思います。 私この条約を拝見さしていただいて、しかもこのフロンガスの問題というのはかなり以前からいろんな形で問題になっております。私は基本的にこのように考えておるんです。要するにフロンガスを使って、そしていろんな生産工場でたくさんのものを消費している。その段階でこれが空気中に漏れるというようなことが実はこれが一番大きな問題
○小西博行君 いや、今御質問申し上げたのは、どうも民間と政府との予算が基礎研究に対して随分割合が諸外国、特に先進諸国と違うじゃないかと、基礎研究をやっていくということは、さっき申し上げたように、民間というのはなかなかやりにくいので、国の方の予算をやっぱり投入していくような体制をつくらないと、世界各国が期待しているような形にならないのではないか、うまくなってもらえるんだろうか。そういうことで、国の予算
○小西博行君 長官えらいあっさりと答えられましたが、そのとおりだと思います。 私は、実はこの三つの分野について本来なら細かくずっと長官の御意思をお伺いしたいというのが本意でありますけれども、時間的に制約がございますし、この基礎研究という問題、これは前回にも少しそういうお話をさせていただいたんです。世界のいろんな研究予算なんか見てみましても、基礎研究の分野というのはやはりどうしても国の機関で、国の予算
○小西博行君 きょうはこの委員会では長官の所信に対する質問ということになっておりますので、細部の個々の問題につきましてはまた時間を改めて御質問を申し上げたいと思いますが、午前中にも同趣旨の質問がございましたのでできるだけダブらないようにお話をさせていただきたいというふうに思います。 長官の所信表明をお伺いいたしました。そしてまた科学技術政策大綱というのが十二月に出ておりまして、主にこの問題について
○小西博行君 と申しますのは、ブラジルの例の大型発電所というのがございましたね。もっともその発電所が完成してその電力を有効に産業に使っていくということになって初めて利益が生まれると思うんですが、あれも随分長いことかかってやられたと思うんです。当然ああいう発電所建設ということで相当世銀からまたお金を借りたということもあろうかと思うんですが、最近もやっぱりそういう大きなプロジェクトというのは幾つかございますか
○小西博行君 そこでお伺いしたいんですが、当然それぞれの国でお金をお借りして何とか大きなプロジェクトを完成したいとかあるいは開発をやってみたいというような要請があるんだろうと思うんですね。それに対して、先ほどから何回か出てまいりましたように調査をする、事前調査を十分にする。それは当然お金を貸すわけですから必ず払ってもらわなきゃいけない、返してもらわなきゃいけないという条件がつくだろうと思うんですね。
○小西博行君 まず、世銀の関係について二、三点質問というよりも、むしろお伺いいたしたいというふうに思います。 先ほども少しございましたが、世銀の機能と役割、これを簡潔にひとつ教えていただきたいと思います。
○小西博行君 教育改革というのは一般の産業の中での合理化とかいう問題とは違いまして、先ほど入試の問題なんかで出ましたように、やっぱり改善すればそれが安定的にある程度長く続くような状態でなければ大変困る問題だろうと、私はそういうふうに思っておるものですから、特にその点も十分配慮していただいて優先的に当然決めなければいけませんので、そういう分野をよく整理されてやっていただきたい、そのように考える次第です
○小西博行君 大蔵大臣にお伺いしたいと思うんですが、教育の問題というのは今大変いろんな問題が出ておるわけです。 この間は留学生問題を私は質問させていただきましたし、あるいは研究者の問題あるいはその受け入れの大学の研究機関のあり方、たくさんの問題があろうかと私は思います。先ほど申し上げましたように文部大臣はとにかく文教予算をとるべく大変努力されたんじゃないかというふうに思いますが、その辺大蔵大臣としてはどうだったのか
○小西博行君 だんだん時間が少なくて十八分であります。 きょうは、特に先ほど同僚議員の方もおっしゃっておりましたが、やはり教育改革というのが非常に今大きな問題だろうと思います。ましてや臨教審で三年間も検討していただきまして、しかも教育改革の中身が具体的に今出ているわけであります。そういう意味で、私もやはり全体的に見ますと予算の伸びが非常に少ないのではないかなという感じがしてならないわけでありますけれども
○小西博行君 そのこともよくわかっております。結局最終的には科学技術会議がそれの評価をするということですね。余りいい結果が出ないようなものはもうそこでやめてしまうとか、そういうことも聞いておるんです。 そこで、私ども科学技術特別委員会のメンバーでよく調査に参りますよね。今は超電導超電導でもう全部超電導の話ばかりですけれども、例えばバイオですね、理化学研究所へ行きましてもバイオは盛んにやっている。筑波学園都市
○小西博行君 長官、ですから、振興調整費というのは金額はそれほど大きくはないんですが、科学技術会議というのがございまして、これは総理が議長になっているわけですが、そこで日本の将来に向けてどういうような分野について研究開発をしなきゃいけないという一番大きなものがそこで出るわけですね。それによって各省庁にわたる分野について予算の配分その他をやるわけです。もちろん、予算のいろんな移行の作業なんかをやる場合
○小西博行君 私は、先ほど長官から予算の概要を承りました。合わせて四千四百億ぐらいの予算でことしもやりたいということで、あらゆる分野で具体的な政策が出されております。 そこで、私はもう常日ごろから思っておるんですが、日本の研究開発費全体を統計で見ますと、大体九兆円前後ということが今言われております。アメリカがまず十九兆円ぐらいですから大体その半分ぐらいまで到達したわけです。数年前は大体三分の一というように
○小西博行君 国際交流基金がそういう意味でいろいろ活動なさっているということをもう既に聞いているんですが、十一カ国、百三十二名というふうに伺っておりますが、どういう国に何名、そしてどういう活動を具体的にやっていますか。
○小西博行君 今お見せいただいた関係資料なんですが、それも実は予算委員会の前に私はいろいろ調べさしていただいて、そしてなるほど東京大学の中にはこういうものがある、あるいは九州大学にはと、そういうことで大体総花的に書いてあるわけですね。 ところが、この間質問で申し上げましたように、本当に自分が留学しようという場合にその中身についてなかなかわからない。例えば、私の場合ですと経営工学というのが専門ですけれども
○小西博行君 私の方からは外国人の留学生の問題について、先日少し予算委員会で幅広い形でやらしていただいたわけです。午前中も同僚議員の方からもいろいろ質疑がございました。私は特に外務省にお願いしたい点についてきょうは御質問を申し上げたい、こう思っております。ひとつよろしくお願いしたいと思います。 まず、やはり何といっても日本のいろんな事情について、外国から留学しようとする方々にどのような形で情報を提供
○小西博行君 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、ただいま提案のありました租税特別措置法の一部を改正する法律案について、竹下総理大臣並びに宮澤大蔵大臣に対して質問を行うものであります。 第一は、税制改革の手順についてであります。 中曽根前内閣による税制改革は、売上税の強引な導入の失敗に加え、不十分な減税と抱き合わせでマル優制度の廃止に終わり、この結果、税の重税感、不公平は一層拡大し、国民の
○小西博行君 そのことはよくわかるんです。 私がお聞きしたいのは、現実に二万二千幾らというような大勢の留学生が日本へ来て生活をしながら勉強する、こういう実態を、大変生活が苦しいとか、あるいは授業を実際聞いてみて自分の専門とはかなり違うとか、そのようないろんな問題点の実態調査をされていますかということなんです。
○小西博行君 それでは、きょうは主として我が国に留学しております外国人の留学生の問題についてお尋ねしてみたいと思います。 御承知のとおり、一月一日からこちらまで見ましても、留学生の問題というのは新聞紙上に相当大きく報道されております。もちろん悪いことばかりじゃなくて、ボランティアで子供さんを、留学生の面倒を見ているという明るいニュースもございますが、圧倒的に暗いニュースが中心であります。 そこで
○小西博行君 先ほど答弁をしていただきましたが、ことしの概算要求ですね、私はどの程度要求されているのかなと思っていろいろお聞きしましたら、科学技術庁の方はこれに対して大体三十五億円ぐらいですか、通産も大体そのくらい。 ところが、先ほどの協力体制の中でお答えいただきましたように、顕微鏡の問題とかあるいは強力な磁場がどうしても必要なんだ。磁場だけで何かお話聞きますと大体八十億前後するんですか、それぐらい
○小西博行君 とにかく超電導というものを現実のものにしていかなければいけないというのが一つの大きな課題だと思うのです。その場合に、文献によりますとやはり三段階というのが実際にある。そのまず一つは超電導体の研究、つまり先ほどおっしゃった構造の決定だとか、そういう基礎的な研究というのがまず何よりも先行しなければいけない、この間の参考人の方々もそのように一様におっしゃっておられました。それから二番目は、それが
○小西博行君 時間が余りございませんので、きょうは最近世界じゅうがフィーバーしております超電導についてお尋ねしたいと思います。なぜ超電導の問題をお尋ねするかといいますと、研究開発ということになりますと、何も超電導だけじゃなくて、先ほど同僚議員の方からもいろいろお話がございましたように、いろんな金属材料の開発であるとかその他たくさんの問題がございますので、しかも短期間で開発して物にしようということでは
○小西博行君 時間もかなり経過しましたので、二点だけちょっとお伺いしたいんですが、まず一点は、どうもこの研究についてはアメリカと日本が先行して先頭争いをしているというふうによく書かれております。どうも最近ではアメリカも大きなプロジェクトを組んで大変大きな予算をとって活発にやっておられるというように聞いております。この間の国際会議でもいろんな国が出ておられたと思うのですが、その辺の実態について笛木参考人
○小西博行君 私は、このこととは別にしまして、海外のいろんな物品の援助、そういうものを、例の青年協力隊の調査でタイヘ行きましていろいろ調べたときに、現地の方々が本当に望んでいる品物が入るのじゃなくて、大型のブルドーザーが入ったりというようなことで、現実には修理もできない、もうスクラップの山になっているというようなお話を聞いているものですから、案外向こうの方も、日本の実態というのはこの程度だろうということで
○小西博行君 従来は、もちろん三つの柱がございまして、その中で二つ、いわゆる専門家の方と医療チーム、こういうことが中心にやられておったので、どうしても医者とか看護婦さん、あるいは地震関係ですと専門家の方、そういうふうな形になっておるんでしょうか。それとも、要求としては、いわゆる作業ですね、こういう分野の方も従来相当諸外国から要求はあったんでしょうか。その辺をお伺いしたいと思います。
○小西博行君 この法案につきまして一、二点質問をさせていただきたいわけであります。 過去の実績をいろいろ拝見いたしますと、援助する場合の派遣の人数は大変少ないような感じがいたします。特にその中で見てまいりますと、医者であるとか看護婦さんあるいは専門家の方、そういう者にほとんど限られているわけです。それで、今度の法案が通過いたしますともう少し援助をする方向あるいは中身が変わってくるのではないか、そのように
○小西博行君 そこで、最近問題になっておるのは人材の確保。原子力関係に優秀な人材がどんどん集まればいいんですけれども、どうも時代のニーズといいましょうか、バイオであるとかあるいは電子工学の方に優秀な人材がどんどんとられていきまして、どうも思うように人が集まらない。しかも、これは科学技術庁の方でも、あるいは通産省でしょうか、将来の電力といいますかエネルギーといいましょうか、そういうものの計画を見ていますと
○小西博行君 そういう意味では日本の原子力発電は大変安全ということで世界からも非常に大きな脚光を浴びているんじゃないかというふうに私は思いますので、そういう分野で大いに各国に協力をするという体制が必要ではないか。よくお題目のようになるわけですが、やっぱり具体的にそれで協力していくという体制を一日も早く盛り上げていただきたいというのが私の希望でございます。 それから次でございますけれども、通産省から
○小西博行君 それでは原子力の国際協力という面で少し質問させていただきたいと思います。 最近この原子力の国際協力という問題がにわかにクローズアップされているわけですが、恐らくこれはチェルノブイリの原発事故というものが大きな一つの引き金になっているのではないか、このように私は思います。 そういう意味で、国際原子力機関の評価専門家会議が開催されまして、十三項目にわたりましていろいろ検討課題が指摘されているわけです
○小西博行君 それでは、ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム、これが最近にわかに脚光を浴びつつあるわけでありますが、この内容についてまず簡単に御説明願いたいと思います。
○小西博行君 大臣、そういう意味で、私の感じなんですけれども、科学技術庁の皆さんは長官を中心に大変一生懸命やっておられると思うのですが、どうもそれが表へ意欲的な形ということでなかなか出ていないんではないかという感じがするわけです。中身を聞いてみますと、いろんな省庁に対しましてもそれぞれの分野でいろんな御指導もされ、そしてまたその推進に力をかしておられるという感じはいつもよくわかるんですけれども、
○小西博行君 先日の予算委員会におきましても我が国の科学技術水準が果たしてどの程度にあるのかということをお伺いしたわけであります。ある意味ではやはり技術立国として大したものだという評価もされますし、また一方から見ますとまだまだだめだという大きく二面性があるというふうに私は考えているわけであります。例えば特許件数なんかを見てみますと、年間五十二万件数ということで世界の大体四四%ぐらい占めている。そういう
○小西博行君 そこが非常に政治的に難しい面ではないかと思うんですね。イランの中にもいろんな組織がございまして、大変複雑になっているということを聞いているわけでして、間違いなくイランの何々だということが明確に何かこう出せる方法はないものか。 実際に船員に聞いてみますと、あのペルシャ湾に入っていきますと、入る場合は、右側から撃たれる可能性があるというので皆さん左側に位置する。そこまで考えながら実際には
○小西博行君 私はなぜこういう問題をお聞きしたいかといいますと、日本の船が、特にタンカーが相当ペルシャ湾の方に入っておりますので、いよいよアメリカまでやられたかと。しかも、聞きますと、イラクの戦闘機に、誤爆だというふうに言っているわけですが、やられたということでありますから、これは大変危険な状態にこれから先なるんではないかと、そういうような心配があるわけです。そういう意味でまずお伺いしたわけであります
○小西博行君 私は、本日提案されておりますこの六つの条約につきましてはよく勉強さじていただきまして、ここでわざわざ質問するという必要もないということで、きょうは特に、ペルシャ湾のいろんな事件が発生しておりますので、その問題についてお尋ねをしたいというふうに考えております。 まず第一点は、先日ペルシャ湾で米艦スタークがイラクの戦闘機の爆撃を受けて大勢の乗組員が死亡したということが新聞報道されております
○小西博行君 私は前回も鉄鋼、造船という関係についてはもう質問させていただいたわけですが、特に非鉄金属ですね、去年の実績からいきますと、ことしはもう大変この国際価格、これが低迷しておりますので、果たして生き残っていく方法はどうあるべきなのかというようなことで私自身も心配しておりますし、特にこの百四十円台で果たして競争に打ちかてるような条件はあるんだろうかということさえ思うほど大変これ厳しい状況だと思
○小西博行君 大変詳しく答弁をしていただきまして、感謝いたします。 とにかくこの問題につきましては、もう既にたくさん同僚議員の皆さん方も大変関心を持ってやっておられます。今おっしゃいましたように、約束を確実に守るとか、あるいは輸入の拡大を何としても具体的に、お約束を口だけではなしにやっていくしかもう方向がないんだと。ドイツそのものも経済的に大変苦労された国でありますから、私どもの日本ができないということは
○小西博行君 まず、通産大臣と大蔵大臣にお伺いしたいと思います。 本委員会におきましても、我が国の重要課題、これは貿易摩擦の解消あるいは円高不況の対策、こういうところに焦点が集まっていたのではないか、このように考えるわけであります。何としても、国内の需要の拡大あるいは輸入をどうしてふやすか、こういうような大きな経済政策を、しかも具体的に進めていく必要があるのではないか。 ちょうど通産大臣はヨーロッパ
○小西博行君 そこでお聞きしたいのですが、石炭に対する政府の援助というのは結構金額的には大きいわけであります。その中でも特に石炭の利用技術、こういう面では大体三百億円から四百億円ぐらいお金が出ているわけなんですね。ところが、現実に生産技術の開発とかあるいは坑内の保安技術の開発というものに対する投入のいわゆる予算、これは六十一年度で二十四億円、六十二年度の予算編成では十六億円というふうに少しまた減っているわけです
○小西博行君 石炭は本当に資源の少ない日本にとりましては貴重な資源ですから、何とかしてこれを開発して続けてもらいたいという願いはあるわけでありますが、何さま自然条件が非常に悪い、したがってコスト高というのがもう決定的な欠陥になっているように思うわけです。それからもう一つは、事故が非常に発生しやすい、そのたびに供給が非常に不安定になる、こういう二つの大きな問題点がありまして、今度は下方修正されまして一千万
○小西博行君 それでは、最後でありますが、民社党の小西の方から質問させていただきます。 きょうは科学技術のいろんな問題についてお尋ねしようと思っておりましたら、二十分という非常に短い時間でありますので、石炭政策の問題について、主に通産省の方に御質問を申し上げたいと思います。 その前に、三原山の問題が先ほどから同僚の委員の方からいろいろございました。つい先日この委員会におきまして、参考人の諸先生方