2000-03-29 第147回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第4号
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 十分勉強いたしますが、今、自由民主党の中でも真剣に検討されておると考えております。 それから、仮にこの法律案ができたからといって、今次起こっておる不祥事そのものが全部解決するとは言いがたい点があろうと思います。したがって、そうした問題も含めましてこれから検討しなきゃならぬと思いますが、ぜひ国会でも御議論いただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 十分勉強いたしますが、今、自由民主党の中でも真剣に検討されておると考えております。 それから、仮にこの法律案ができたからといって、今次起こっておる不祥事そのものが全部解決するとは言いがたい点があろうと思います。したがって、そうした問題も含めましてこれから検討しなきゃならぬと思いますが、ぜひ国会でも御議論いただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 言葉のことをいろいろお取り上げでなくて、お互い、こういう事態に立ち至ったことについては、長き政権を担当した者がその責任を負うべきものであろうと思いますけれども、やはりこの機会に、問題が生じてくれば、適宜適切、一つ一つ問題の根源をさかのぼって、こうしたことが二度と再び起こらないようにすることが私は政治の責任だ、これに対してどうしてもこれは実現をしていく必要があるという私の
○内閣総理大臣(小渕恵三君) まず、お答えをする前に、鳩山代表もお地元でありますが、有珠山の火山活動につきまして、今、建設大臣からも、国土庁長官からもお話がございましたので、一時間に十数回の震動がございまして、専門家、予知連が数日内に噴火があるんじゃないかと。その対応につきまして、省庁等を現地に派遣いたしておりまして、北海道知事に対しましても、内閣危機管理監を通じまして、万全を期していきたい、こう思
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 横光克彦議員にお答え申し上げます。 ペイオフの解禁時期の問題につきましては、与党間における真摯な議論の末、昨年末、一年延長することが適当である旨合意がなされたところであります。 本件につきましては、政府といたしましても、我が国の経済を確実な安定軌道に乗せるためには、一部の中小金融機関について、経営の一層の実態把握を図り、その改善を確実なものとすること等により、より強固
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 矢島恒夫議員にお答え申し上げます。 まず、交付国債の増額についてのお尋ねでありました。今回の預金保険機構に交付する国債の六兆円増額は、平成十年二月に現在の枠組みを設定したときには想定していなかった長銀、日債銀の処理に要する金額の見込みが六兆円台であること等を勘案して決定したものであります。したがいまして、長銀、日債銀の処理を除けば、現行の七兆円の枠で十分であり、預金保険機構
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 北橋健治議員にお答え申し上げます。 種々御主張の上、景気回復を実現するための経済運営についてお尋ねがありました。 平成十一年十—十二月期の実質GDPは、季節調整済み前期比で一・四%のマイナスとなりましたが、これは一時的要因による面が大きく、本年に入ってから、消費、生産、企業収益等の面で明るい動きも見られております。 このため、我が国経済は、おおむね政府経済見通しで
○内閣総理大臣(小渕恵三君) たしか、民主党も加わって、この委員会の運営につきましては決定しておるんだろうと思います。したがって、そのルールに基づいて私は出席をいたしておるわけでございまして、何も私自身が逃げておるというようなことは絶対ありません。お呼びかけがありますれば、必ず出席をして私の考え方を申し上げておるつもりでございます。
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 年金法につきましては、まことに国民生活にとって重要でありますと同時に、これから長きにわたって、年金の受給者あるいは負担者、こうした方々に対して今までよりの条件が変化するわけでありますから、その重要性については私自身も十分承知をいたしております。 と同時に、衆議院におきましては、既に前国会におきまして十分御議論をされ、参議院に送付されておる問題でございます。したがいまして
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 年金委員会に出席の回数ですか。(鳩山由紀夫君「はい」と呼ぶ)私は、国会のお呼びかけによりまして、出席する委員会にはすべて出席をいたしておるつもりでございます。
○国務大臣(小渕恵三君) これは、国会活性化法によりまして、政府委員の廃止あるいはこれから副大臣制度が来年一月から機能いたすと思いますが、それと同時に、この制度は大変私自身も評価いたしている次第でございます。 ただ、そのよって来る、参考にされましたのは恐らくイギリスの議会のあり方だろうと思っておりますが、イギリスにおきましては、週一回三十分、ブレア現首相が首相役として、野党すなわち影の内閣の首相との
○国務大臣(小渕恵三君) 今さら憲法のことを申し上げるつもりはありませんが、私ども内閣としては、国会の要請によりまして積極的に参加すべきものと考えております。 私自身も、国会に入りまして既に三十七、八年、国会議員になりましたときに、恐らく他の仕事につかなくて議員職をお預かりしたのは、私大変希有な例だと思っております。それがゆえに、国会の存在に対して、これを高く評価するとともに、みずからも必要とあれば
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 菊地董議員にお答えいたします。 雇用安定拡大策についてお尋ねがございました。 厳しい雇用情勢を改善し、国民の雇用不安の払拭を図るため、政府は、一昨年四月以来、四度にわたりまして総合的な雇用対策を取りまとめ、これに基づき、雇用の創出、安定、再就職の促進、能力開発に全力で取り組んできたところでありまして、これまでの雇用対策が雇用情勢に一定の下支え効果を発揮いたしているものと
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 大森猛議員にお答え申し上げます。 給付日数の削減の妥当性及び給付日数の削減が生存権保障に反するのではないかとのお尋ねであります。 今回の基本手当の給付日数の改正は、関係審議会における公労使三者の合意のもとに、離職者の理由による再就職の難易度を考慮し、これを再構成することとしたものであり、合理的なものと考えております。 雇用保険の受給に際してのモラルハザードに関するお
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 鍵田節哉議員にお答え申し上げます。 雇用安定創出策についてお尋ねでありました。 政府といたしましては、雇用問題を国政の最重要課題の一つとして位置づけ、一昨年四月以来、四度にわたり総合的な雇用対策を取りまとめました。これらの対策については、政労使雇用対策会議の開催など、労使の意見を聞くとともに、私を本部長とする産業構造転換・雇用対策本部を、一昨年以来、計六回開催して、
○内閣総理大臣(小渕恵三君) ちょっとこれも誤解があってはいけませんが、私は俗に運が悪かったということで過ごせない問題だと、こう言っておるのでありまして、私はそのことがよかったと申し上げていることではないということだけは、これは鳩山さんも御理解いただけると思っております。 そこで、その後の経過につきましては、国会でも衆参両院でこうして御議論になっております。私も昨日国家公安委員長から、昨晩も、そしてきょうの
○内閣総理大臣(小渕恵三君) まず、私からも、今日発生いたしました地下鉄事故は、恐らく地下鉄が建設されて以降、これほどの大きな事故が発生した、もちろんサリンの事故のようなことは別といたしましても、大変な事故でありまして、亡くなられた方々に心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。 また、被災をされた方々が、現在政府としても事後の処理と同時に被災された方々の対応について全力を挙げて対処させていただいておりますけれども
○国務大臣(小渕恵三君) 昨日もこの件については私の考え方を申し述べたところでございますけれども、今般の事案につきましてはまことに言語道断なことで弁解の余地のないことだというふうに認識をいたしております。 そのことに対する処分の問題等につきましても、ただいま官房長官が個人的な見解と申し上げたわけでございますけれども、恐らくこのことはある意味で国民の多くの方々が思いをひとしくすることではないかということにおきまして
○国務大臣(小渕恵三君) 男女共同参画社会の形成に当たりまして、政策、方針決定の過程で共同参画を進めることは重要な課題であると認識をいたしておりまして、男女共同参画社会基本法第五条においてもその旨、基本理念を掲げておるところでございます。 国政におきましても地方政治におきましても女性の参画は重要であると認識しておりまして、国会における女性議員の割合も増加いたしてきております。また、昨年の統一地方選挙
○国務大臣(小渕恵三君) 地方自治体におきましては副知事さんでは何人か大変御活躍されておられる方がおりますが、まさにトップとなられた方に、初めて日本で女性知事が誕生したということはまことに画期的なことだろうと思いますが、画期的であることがある意味ではいけないのかもしれません。もっとどんどんと進出をされて活躍をされていただきたいと思いますし、また大阪は日本にとって第二の大都市でございまして、その都市を
○国務大臣(小渕恵三君) 新聞等でそういう御意見があったことは承知をいたしております。 私の国会における出席は、もとより憲法によって院が招集をされれば内閣閣員すべてこれは出席する義務を負っておると思っております。ただ、今般、国会活性化法によりまして新しくいわゆるクエスチョンタイム等が設けられたことと同時に、政府委員制度の廃止という大変大きな制度改革も行われておりますし、またその他副大臣制度等がございまして
○国務大臣(小渕恵三君) 定数削減法案につきましては、衆参両院におきましてこれを議決されたわけでありまして、議員立法としてこれが法律化いたしました以上は、政府としてはそれにのっとって行政を行うということだろうと思っております。 そこで、今私自身がこれを強いてそうしたことに力を尽くしたと、こういうお話でございますが、私は、衆参両院とも内閣総理大臣といえども強制によって動くようなところではない、まさに
○小渕内閣総理大臣 今回の事案は、神奈川県警等の不祥事を踏まえて、全国の警察の信頼回復に向けた取り組みが進められている中で、県警の最高責任者と、これを指揮監督すべき立場にある幹部が、その立場をわきまえず、幹部としての自覚に欠ける不見識、不適切な行動をとったものであり、弁解の余地もなく、言語道断であると考えております。 そこで、お尋ねの処分の問題でありますが、両名に対する今回の処分につきましては、いろいろな
○小渕内閣総理大臣 少子高齢化が進行する中で国民が安心できる社会を築くため、国民に信頼され、将来にわたって安定的、効率的な社会保障制度を構築することは言うまでもありません。 とりわけ、高齢化の進展に伴いまして、給付の増大が見込まれる中で、国民の新たなニーズにも的確に対応しつつ、経済と調和がとれ、将来世代の負担を過重なものにならないようにしていくことが必要であることは申すまでもありません。 このような
○小渕内閣総理大臣 今町村委員が御指摘をされましたように、具体的に今幾つかの不祥事が生じておるということでございまして、そのよってもって来る原因というものはこの機会に徹底的にやはり検討し、その病根がいずれのところに発生しているかということを深く反省する機会かというふうに認識をいたしております。 私といたしましては、やはり戦後の我が国の発展が経済的発展に極めて大きなウエートが占められた、これは当然のことでありますが
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 民間の企業、既に今日はNTTから分離されてドコモになっておるんでしょうけれども、その企業体が私は持っておられるのだろうと思います。ただ、このことについては、当然捜査当局がこれをしっかりとした手続を経て要請されれば、例えば株主総会において譲渡についてきちんとした役員会を開いて出されておるということでございますので、私はこの捜査の過程でそのことは明らかになる、このように考えております
○内閣総理大臣(小渕恵三君) まず、本日、国家基本政策委員会が開かれることになりました。国会活性化という意味合いにおきまして、政府委員制度を廃止されたり、あるいはまた副大臣がこれから、来年の一月六日から新しい制度になります。その中でこうして野党党首の皆さんと討論のできますことは、まことに意義深い、私も誠実にこの役割を果たしていきたいというふうに思っております。特に、ネクストプライムミニスターという鳩山
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 確かに、国民の中には、いろいろな政治家に対する不信、あるいは政治家を低く見る風潮があることは私も承知をいたしております。 しかし、我々は、国民に選ばれた者としてみずから自負を持ち、国と国民に対して責任を持つというしっかりとした精神を持ってその職務を遂行すれば、必ずや国民の皆さんはそのことを理解していただける。あえてみずからさげすむ必要はないと私は思います。(拍手)
○小渕内閣総理大臣 成立をさせていただきました法案に対する評価というものはおのずと異なると思いますが、私ども政府といたしましては、今挙げられました、盗聴法と言っておられますが、通信傍受法でございますけれども、こうしたものも国民生活にとって欠くことのできない法律案であるというふうに考えておりますし、地域振興券の発行につきましても、全国各地から、これが成果を得ているということのそれぞれの評価もあるわけでございますから
○小渕内閣総理大臣 今菅委員の御指摘の数字は、そのとおりだろうと思っております。 こうした状況を一日も早く解消いたしたいということで、内閣を発足以来、何よりもその根底になりますのは、日本経済が再生をしなければ、そうした失業率を抑える、あるいはまた、その他もろもろの問題についての解決のまず第一歩であるということで、今日まで努力をいたしてまいりました。 いい数字もあらわれてはきておりますけれども、今御指摘
○小渕内閣総理大臣 少なくとも、今までもこうしたことは行われたことがありませんし、今お話しのように圧力とか指導とか、こういうものが内閣のサイドから議会に対してなされたということはないかと思います。 昨日、私、バンコクでNHKの放送討論会を、そのままに見られる大変いい時代になりまして拝見しておりましたけれども、前の官房長官である野中現幹事長代理におかれましても、いろいろと議会との接触は行うということは
○国務大臣(小渕恵三君) 市田忠義議員にお答え申し上げます。 まず、定数削減法案の処理と国会の状況について御指摘がございました。 定数削減の意義、緊急性、国民の期待につきましては既に申し上げたところであります。 繰り返しになりますが、衆議院議員の比例定数の削減は、昨年六月に自自両党からの法案が提出されまして以来、三回の国会にわたって各党間で議論されてきた課題であります。今国会におきましては、予算案
○国務大臣(小渕恵三君) 朝日俊弘議員にお答え申し上げます。 社会保障制度改革についてお尋ねでありました。 社会保障制度につきましては、国民の新しいニーズにも的確に対応しつつ、経済との調和がとれ、将来世代の負担を過重なものにならないようにしていくことが必要でありまして、このため、逐次、年金、医療などの改革に取り組んでいるところであります。 今般、私は、いわゆる団塊の世代の人々がやがて高齢世代の
○国務大臣(小渕恵三君) 本岡昭次議員にお答え申し上げます。 冒頭、議員から、定数削減法案の処理と国会の状況についての御指摘がございました。この場で改めて私の考えを申し述べさせていただきます。 定数削減法案につきましては、国家公務員の削減、地方議会の定数削減、民間の経営合理化への取り組みなどを踏まえ、また国民世論の声を十分勘案して、国会においてまず改革を進めることが大切であると考えます。 衆議院議員
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 不破哲三議員にお答え申し上げます。 定数削減法案の処理についてまずお尋ねがありました。 定数削減の意義、その緊急性、国民の期待については既に申し上げたところであります。また、昨年来のこの問題の経過につきまして先ほど御説明したとおりであり、本法案につきまして、衆参両院において正規のルールに従って手続が進められ、処理されてきたものと承知をいたしております。暴挙との御指摘
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 岡田克也議員にお答え申し上げます。 議員のお尋ねの前に、鳩山代表の先ほどの代表質問につきまして、答弁について重ねて求められた点が二点ありましたのでお答え申し上げます。 一点は、国会運営のルールについて、このルールを破壊したのではないかということでございました。 内閣総理大臣といたしましては、施政方針演説を行い、与野党議員の御出席のもとに御質疑をお受けするという立場
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 鳩山由紀夫議員にお答え申し上げます。 冒頭、議員から定数削減法案の処理と国会の状況について御指摘がありましたので、この場で改めて私の考えを申し述べます。 定数削減法案につきましては、国家公務員の削減、地方議会の定数削減、民間の経営合理化への取り組みなどを踏まえ、また、国民世論の声を十分勘案して、国会においてまず改革を進めることが大切であると考えます。衆議院議員の任期
○小渕内閣総理大臣 内閣総理大臣というまことに重き責務を負っておりますが、これは歴代すばらしい大先輩に恵まれておると思いますが、政治の手法というのにはいろいろの方法があるのではないか。 一般的に、リーダーシップを非常に中心に、簡単に言えば、おれについてこい、そういう形もあるかと思います。また同時に、多くの方々の御意見をできる限り吸い上げるといいますか、お聞きをすることによって物の考え方を形成するという
○小渕内閣総理大臣 今、亀井委員の申し上げられたいと思うことは、戦後もそうでありますけれども、ひたすらに追いつき追い越せということで努力をする、そういうことの中には、合理的な生活態度とかいうものを追い求めるために、日本古来の伝統とか文化というものがやや置き去りにされてきたのではないかということをおっしゃりたいのではないかと一つ受けとめました。 振り返って、第一の改革のとき申し上げましたけれども、明治
○小渕内閣総理大臣 新千年紀を迎えることになりました。西暦でありますが、こうした新しい二十一世紀を迎えるときに当たりまして、国政の責任の立場にあることをまことに重責と心得て、誤りなきを期して努力をいたしていきたいと思います。 もとより、国民そしてまた国民を代表する国会議員の各位の御鞭撻と御指導をいただきながら、新しい世紀に当たりまして、我が国の限りない発展のために全力を挙げて努力をいたしていきたいと
○国務大臣(小渕恵三君) 松岡滿壽男議員にお答え申し上げます。 国会は本来、国が進むべき方向や政策について議論をし、国民の期待にこたえていくことが最大の責務であります。大多数の野党議員の方々が欠席される中で、こうして本会議に出席され、言論の府たる国会の本旨を尊重された松岡議員に、まず敬意を表したいと思います。 定数削減法案の処理と国会の状況についてのお尋ねがありました。 定数削減は、欠席された
○国務大臣(小渕恵三君) 扇千景議員にお答え申し上げます。 冒頭、議員より、今国会から衆参両院に憲法調査会が設置されたことを踏まえ、我が国が世界から尊敬を得られる国であるためにはまずもって憲法の見直しが不可欠であるとの御主張がありました。 憲法の基本理念である民主主義、平和主義及び基本的人権の尊重は、憲法が制定されてから今日に至るまでの間、一貫して国民から広く支持されてきたものであって、これを堅持
○国務大臣(小渕恵三君) 鶴岡洋議員にお答え申し上げます。 冒頭、鶴岡議員から、公明党が連立政権に参画するに当たっての強い決意を改めて述べられました。 御紹介のありました対談で、浜四津代行が教育問題につきまして、子供たちが福祉の現場や環境の一環として町をきれいにする清掃活動など体験学習から学ぶことはたくさんあるはずだとされ、日本版の平和部隊の創設など提案をされまして、大変実りのある対談であったと
○国務大臣(小渕恵三君) 村上正邦議員にお答え申し上げます。 ただいま村上議員は、日本と日本人の現在と将来を憂い、熱情を込めて議員の信念を訴えられました。私は緊張して拝聴させていただきました。また、議員から、私と富国有徳にちなんだ漢詩をいただきました。私は、この詩を拳々服膺し国政に全力で取り組んでまいりたいと思います。 村上議員は、今回の施政方針演説そして代表質問に対する野党の態度について、憲政史上
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 二見伸明議員にお答え申し上げます。 冒頭、二見議員は、西暦二〇〇〇年という節目を、今世紀中にやるべくしてやれずに先送りしてきた多くの課題に挑戦し、決着をつけ、志の高い日本につくり直す助走の一年とすべしと述べられました。その上で、日本のあり方につきまして、豊富な御経験、高い見識に立った積極的な御主張、御提言をいただきました。連立政権を支える二見議員、そして自由党の高い志
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 神崎武法議員にお答え申し上げます。 まず、議員から、定数削減についてこれまでの経緯と与野党の対応の御説明をいただいた上で、改めて定数削減の早期実現についての決意の表明がございました。また、野党のかたくなな審議拒否について、政略的思惑、党利党略と強く批判をされました。 国会での定数問題の歴史をひもときますと、そのほとんどが増員の歩みであります。定数削減は、与野党を問わず
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 森喜朗議員にお答え申し上げます。 冒頭、森議員から、今回の施政方針演説に対する野党の態度につきまして、国会議員としての崇高な責務を放棄するものとして強く猛省を促すとの御発言がありました。もとより、私にとりましても初めてのつらい体験でもあり、まことに残念なことでありました。 もともと国会は議論をする場であります。私としても、日本の国や政治のあり方、政策について、国民の
○国務大臣(小渕恵三君) 新しい千年紀の幕あけという記念すべき西暦二〇〇〇年を迎え、第百四十七回国会の開会に当たり、国政をお預かりする立場から、施政に関する所信を申し述べます。 西暦二〇〇〇年の元日、この記念すべき日に我が国で誕生したいわゆるミレニアム・ベビーは二千余人であります。二十世紀から二十一世紀へと時代が移ろうとするそのときに、私は、あすの時代を担うこの子供たちのために何ができるのか、何をしなければならないのか
○内閣総理大臣(小渕恵三君) 新しい千年紀の幕あけという記念すべき西暦二〇〇〇年を迎え、第百四十七回国会の開会に当たり、国政をお預かりする立場から、施政に関する所信を申し述べます。 西暦二〇〇〇年の元日、この記念すべき日に我が国で誕生したいわゆるミレニアムベビーは二千余人であります。二十世紀から二十一世紀へ時代が移ろうとするそのときに、私は、あすの時代を担う子供たちのために何ができるのか、何をしなければならないのか