2021-07-08 第204回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第2号
○小池晃君 まあそうかもしれないけど、総理を出さないというような確認はしていませんから。総理、やっぱり出てくるべきなんですよ、こういう場には、当然。国民には厳しい自粛を求めながら説明から逃げるようでは、総理の資格ありませんよ。私、これは、こんなことやっていたら国民に対する説得力もないと思います。幾ら緊急事態宣言出しても、これ説明、政府の要請に説得力がなければ、これ同じ失敗を繰り返すことになると思うんです
○小池晃君 まあそうかもしれないけど、総理を出さないというような確認はしていませんから。総理、やっぱり出てくるべきなんですよ、こういう場には、当然。国民には厳しい自粛を求めながら説明から逃げるようでは、総理の資格ありませんよ。私、これは、こんなことやっていたら国民に対する説得力もないと思います。幾ら緊急事態宣言出しても、これ説明、政府の要請に説得力がなければ、これ同じ失敗を繰り返すことになると思うんです
○小池晃君 委員長、国会で呼ばないって決めていますか。 国会で呼ばないって決めてないんですよ。確認してないんですよ。だから、これはまさに総理の問題なんですよ、政府の問題なんだ、国会が決めたことって逃げられないんですよ、今度はね。 私、やっぱり、長期にわたる緊急事態宣言を出し、五輪の開催の問題もある、これ、当然国民に直接総理が出てきて説明すべき問題じゃないですか。何で出てこないのか。これ、総理の問題
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 四度目の緊急事態宣言発令という重大問題の審議になぜ総理が出てこないのか。緊急事態宣言によって一月半もの間、国民には行動制限、事業者には営業の制限求めながら、その一方で五輪は開催すると。我慢の限界という声が広がっていますよ。私、コロナ感染を抑えるために一番重要なのは国民の納得と協力だと思うんですね。 議運の理事会では、与党も含めて総理出席を要請することになったと
○小池晃君 というふうにおっしゃっているわけですね。 総理ね、私はこのリスク評価、非常に大事だと思うんですよ。だって、安全、安心の大会なんだと幾ら言われても、国民はやっぱり、この大会の開催によってどれだけ感染が広がるんだろうか、あるいは医療にどれだけの負荷を掛けるんだろうかが分からなければ安心はできませんよね。だから、やっぱりリスク評価きちんとやる必要がある。ラウンドテーブルがある、あるいは調整会議
○小池晃君 ですから、いや、いいです、ですから、今言われたようなことを、感染拡大がどれだけ広がる危険があるのか、あるいは医療に対してどれだけ負荷を掛けるのか、そういうリスクをきちんと示す必要があると私は思うんですよ。 ちょっと、尾身分科会長、お聞きをしますけれども、やっぱりそのリスク評価というのは非常に大事だと思うんですね。リスク評価しないまま突き進んでいくというのは、これだけのやっぱり世界最大の
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 総理にお聞きをします。 新型コロナパンデミックの下で東京五輪を開催していいのだろうかという問題であります。 先ほど、国民の命と健康を守るのが開催の前提だと総理はおっしゃった。そして、私には国民の命を守る使命がある、命と健康を守れなければ五輪はやらないと明言されました。その基準はというふうに総理聞かれて、国民の命を守れるかどうかだと。これは同義反復ですから、
○小池晃君 非常に大事な問題だと思います。やはり一日一万件というのは、やっぱりきちんと科学的な根拠を、疫学的にどれだけモニタリングの件数をやれば感染の予兆をつかめるのかということを国民の納得のいくような形で示していただくということも分科会の先生方にも強くお願いしたいというふうに思います。 それから、変異株の問題なんですが、これも先ほどから議論ありますが、厚生労働省は三月八日に、変異株PCR検査で陽性
○小池晃君 ありがとうございました。 キャパシティーの問題というのが出ましたけれども、これは十七万できるというふうに、一日ね、政府も言っているわけですね。一年前からこのキャパシティーというのは、ちょうど一年前、この場で尾身公述人と私、議論させていただいて、あのときも公述人はキャパシティーの問題があるのでなかなかPCR広げられないということをおっしゃいましたが、やはり今ある意味では感染が一定少なくなってきて
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 今日最後の質問になりますので、よろしくお願いします。 貴重なお話聞かせていただきました。やはり、その現状を打開するためにあらゆる手だてを取ることが必要だということですが、今日はちょっと中心問題として、検査の問題に中心を置いてちょっとお聞きしたいと思うんですね。 私どもの党として、十二日に、コロナ封じ込めのための大規模検査を政府、菅首相に緊急要請いたしまして
○小池晃君 個々人の意見を出せと言っているんじゃないんです。全体として、これ、これだけ異論が出ているということを今まで一度も説明していないじゃないですか。それで法案出したじゃないですか。そんな対応が許されるのかと言っているんです。 総理、こんな対応許されるんですか。このまま罰則をそのままやるんですか。
○小池晃君 とんでもないですよ。 だって、この方、罰則規定について、特に保健所長の立場というか、保健所長会としても懸念をしている。こういう発言もありますね。現場の保健所が困らないようにしていただきたい、拒否や協力しないという判断を保健所がそれを判断しなければならない、その後の手続も非常に煩雑になるとかえって保健所としての負担が増す。 大臣、これ、このまま出したことを認めるんですか。いいって言うんですか
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 一月十五日の厚生科学審議会感染症部会の議事録が昨日、厚労省のホームページにアップされました。これ、立憲民主党が資料要求していたもの。連絡もなくアップされて、たまたま気が付いた。見て驚きました。出席した十八名の委員のうち罰則に賛成しているのは三名だけ。慎重意見が三名、そして八名の方は反対あるいは懸念を表明しています。 これ、法案について意見を求めた部会ですよ。
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 新型コロナウイルス感染症が深刻に広がっています。亡くなられた羽田雄一郎さん、そして全ての方々に心から哀悼の意を表します。闘病中の皆様にお見舞いを申し上げます。 会派を代表して、総理に質問します。 深刻な医療崩壊を食い止め、国民の命と健康を守る、政治の責任が求められています。しかし、医療機関に対する緊急包括支援交付金が現場に届いたのは総額三・二兆円の三分の一
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 日本学術会議委員六名の任命拒否について聞きます。 総理は、昨日、自民党の質問に対して、以前は内閣府の事務局などと学術会議の会長との間で一定の調整が行われていたと答弁されました。以前とはいつのことでしょうか。
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 会派を代表して、質問します。 日本学術会議が推薦した会員候補六名の任命拒否は、民主主義と法治国家の在り方に対する総理の基本姿勢を根本から問うものとなっています。 中曽根元首相を始めとして、これまで政府は、総理大臣による任命は形式的任命にすぎないと答弁してきました。実際、委員が任命制になって以来三十七年間、学術会議が推薦した委員が任命されなかったことは一度もありませんでした
○小池晃君 この院内感染対応と先ほどもあったんですが、これ消毒や動線確保の実費を、診療所で上限百万円です、病院でも数百万円です、実費の分だけですね。これはやっぱり減収対応にはならないですよ。 概算前払ということをやられました。これ、請求した医療機関、どれだけだったですか。
○小池晃君 私は、緊急にやっぱり専門家会議を開催する必要がある段階なのではないかなというふうに思います。対応を求めたいと思います。 コロナ感染症対策の先頭に立っている医療機関が今危機に瀕しています。東京女子医大は、夏季一時金を支給しないと労組に回答をしまして、看護師の退職希望が法人全体の二割に当たる四百名を超えるといいます。これ、経営責任ももちろん問われますが、しかし、これは総理も予算委員会で、民間
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 ちょっと冒頭、通告していないんですけど、今ニュース速報一斉に流れていまして、東京での感染者数が百人を超えるということであります。これ、各局が一斉に今流しております。今日も東京の感染者数については懸念の声が各議員からたくさん出されました。百人を超えたということであれば、これは五月二日以来ということになるわけでありまして、私はこれは深刻な数字ではないかなというふうに
○小池晃君 こういうふうに、やはり報告書で言っていたのが十年間やっぱり放置されてきたというのは、やっぱりこれはもうおっしゃるとおり政治の責任だと私思うんですね。 検査と並んで、やはり次なる課題は、やっぱり医療体制の強化、今の時期こそ医療体制の強化に全力を挙げなければいけないというふうに思うんですが、尾身参考人、今後の感染拡大を想定した場合に、今の時点での確保している入院体制、あるいは軽症者や無症候者
○小池晃君 その県の体制ということについて関連して、先日の記者会見で尾身参考人は、一つの要因として、地方衛生研究所のやはりその歴史的な、検査能力がなかなか伸びていないというか、問題があるということを掲げて、挙げられました。 しかし、この問題は十年前の新型インフルエンザ対策総括会議の報告書で既にこういうふうに指摘されているんですね。とりわけ、地方衛生研究所のPCRを含めた検査体制について強化するとともに
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。よろしくお願いします。 新規感染者数が減少しつつあります。国民の皆さんが本当に大変な中、感染拡大防止に協力をし、そして医療従事者が本当に献身的に奮闘したたまものではないかと思いますが、やはりそうした努力に応えた政治の責任を果たさなければならないし、今の時期こそ医療や検査や補償の体制をつくることが何よりも大切だという立場で質問したいと思います。 尾身参考人にPCR
○小池晃君 国立、私立合わせて二千三百人。大学、短大、専門学校、三百六十九万人です。千六百人に一人分の授業料減免にしかならないと、それが七億円なんですね。 大臣、高等教育無償化の予算、当初幾ら掛かると試算していましたか。そして、今年度、実際にはどれだけ予算措置しましたか。
○小池晃君 今、大学教員の皆さんは、オンライン授業の準備に追われています。通常の授業ができないからといって支出が大幅に減るわけではありません。むしろ、サーバーの増強など新たな支出が発生している。そういう中でも、大学側は学生の要求に応えて、学生への経済的支援を強めようと努力しています。例えば、立命館大学は二十五億円掛け、一人三万円支給。パネルにないですが、東洋大学十億、中央大学は十三億、立教大学十億。
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 新型コロナ感染で亡くなられた方にお悔やみを申し上げます。闘病中の方にはお見舞いを申し上げます。 医師、看護師を始めとして、命、暮らしを守るために日夜奮闘している皆さんを全力で支えるのが政治の責任だと、そういう立場で質問します。 高等教育無償化プロジェクト、FREEの皆さんが、コロナ危機の中で退学を検討している学生が五人に一人に上るという調査結果を発表いたしました
○小池晃君 頑張ってくださいと口で言うだけじゃ駄目じゃないですか。全額全て補償しろというふうにすぐにはならないかもしれない。しかし、やっぱり安心して休業できるようにすると、そういうメッセージを各国は送っているわけです。イギリスは八割の補償、フランスは一〇〇%補償。それをやることによって安心して休業して閉めて、感染拡大防止に協力しているわけですよ。そういう効果が自粛業者に対する損失補填にはあるということについて
○小池晃君 私が示した疑問に答えることになっていないと思いますよ。ただ単にその自粛を命じた業者だけに恩恵行くわけじゃないですよ、これは。それと、これは、総理、経済対策ではないんです、感染症拡大対策なんですよ。 要するに、補償なき緊急事態宣言では、幾ら休みたくても働きに出るしかない市民がたくさんいるわけですよ。そこをどうやって食い止めるか、そのために言っているわけであります。外出を控え、店を閉め、自営業者
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 緊急事態宣言について、政府は、出す理由、目的及び実施する措置について十分に説明すべきであります。日本共産党としては、その内容が納得できるものであれば、感染の拡大を防止し、国民の命と暮らしを守るために必要な協力を行うものであります。もちろん、基本的人権に対する制約を伴う場合には濫用を慎むべきであることは言うまでもありません。 その上で、安倍首相にお聞きします。
○小池晃君 こういうのが僕はやっぱり不安を広げると思いますよ。 総理、どうですか。総理、拡大すべきじゃないですか。そのぐらい言うべきじゃないですか。
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 冒頭、前回の三日の当委員会で、私はKuToo運動を求めていることについての紹介をしまして、女性にだけパンプス着用を強制することをやめさせようと提起をいたしました。総理からは前向きな答弁がございました。 これは質問ではありませんが、十九日に、日本航空は客室乗務員の靴の着用規定を変更いたしまして、健康及び作業性に配慮し、黒の表革、プレーンなタイプとする、現行のパンプスタイプ
○小池晃君 それは分かるんですよ、積極的疫学調査をやっているわけだから。公的検査件数が一定あることは分かるけれども、少ないかどうかは意見あると言うが、三百二十九件ですよ、十日間で。これ、誰が見たって少ないじゃないですか。大臣、結局キャパシティーの問題ではないと、キャパシティーは七千あるわけですよね。ところが、実施されていないわけですよ。 医師が新型コロナ感染を疑ったらば検査できるようにしますと繰り
○小池晃君 いや、保険適用でとおっしゃるんですけど、この資料、保険適用の検査数も書いてあるんですよ。括弧の中の数字、そうですよね、保険適用による検査数ですよね。保険適用開始後の保険適用分の検査件数合計すると、これ僅か三百二十九件なんですよ。これ、十日間の検査件数一万三千二百十八件の二・五%。だから、保険適用の検査は一日三十件ちょっとしかやっていないんですよ。 私、ちょっとこれびっくりしていて、保険適用
○小池晃君 小池です。久しぶりですので、よろしくお願いします。 新型コロナウイルスの感染症について、PCR検査の件数が何でこんなに少ないのかということについて今日は質問をします。 資料をお配りしておりますが、能力は一日七千件以上ということになってきたわけですね。能力はそうだと。しかし、二枚目にあるように、実態はかなり懸け離れているわけであります。実際には、平均すると一日千三百件ぐらいではないかというような
○小池晃君 かなり、だから長期にわたって今のような状況が続く、そういう可能性も視野に入れた対応が私は必要になってくるということなんだろうと思うんですね。 それから、入国規制の問題については、科学的エビデンスがないということを両公述人一致されたと思うんですが、両公述人にお聞きしたいんですけれども、やっぱりこういう国際感染症を蔓延防止する際に、やっぱり国際的な協力というのは極めて重要だと思います。WHO
○小池晃君 長期化をしていくということになった場合に、昨日の見解でも、全てのリンクが追えているわけではないということを言われた。それから、いつ再流行してもおかしくない状態になる、それから、世界から感染が持ち込まれる事例も今後繰り返されるということ、感染者数は当面増加傾向が続くと予想されるというふうにもおっしゃっているわけですね。 ということは、今は持ちこたえているかもしれないけれども、いつ爆発的な
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 昨日、専門家会議の見解が出されましたので尾身公述人にまずお伺いしたいんですが、日本の状況は爆発的な拡大には進んでいない、一定程度持ちこたえていると、感染、この戦略でいけば感染の拡大のスピードを抑制することは可能だという見解でした。 そのスピードを抑制できたとすると、爆発的な患者の増加であるとか、やっぱり医療提供体制の破綻を防ぐことはできるとは思います。ただ、
○小池晃君 私が聞いているのは政治責任です。辞職をさせるべきではないかと。自民党総裁としての責任はどうお考えなんですか。
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 本日、自民党河井あんり参議院議員、それから河井克行前法務大臣の秘書らが公選法違反の疑いで逮捕されました。 総理、これ自民党の責任は重大だと思います。自民党総裁としてどうお考えか。しかも、自民党議員であるとともに、一・五億円もの選挙資金を提供して、それが買収資金に使われた可能性すらあるわけです。総理が指名した、任命した法務大臣でもあります。辞職させるべきではありませんか
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 会派を代表して、安倍総理大臣に質問します。 総理は、参議院選挙後、憲法の議論を行うべきだというのが民意だ、これが国民の審判だと述べましたが、改憲勢力の議席が発議に必要な三分の二を割り込んだのが今回の選挙結果です。期限ありきの早急な改憲には賛成できない、これが民意にほかなりません。 日本共産党は、野党統一候補として勝利をした十名の議員の皆さんを心から歓迎します
○小池晃君 いや、だから、それは分かるんですよ。それ、ちゃんと報告書に書いてあるじゃないですか。 このワーキング・グループの報告書、今日二枚目の資料見てください、ここにはっきり書いてあるわけですね。高齢夫婦無職世帯の平均的な姿で見ると、毎月の赤字額、先ほど何か赤字という言葉が間違っているというような御答弁ありましたけど、毎月の赤字額約五万円となっている、この毎月の赤字額は自身が保有する金融資産により
○小池晃君 その五万五千円という数字が全く根拠のない数字であるというのならともかくなんですが、この五万五千円という数字は、先ほどからもあるように厚生労働省、その元は総務省の家計調査ですね。 お配りしている資料の一枚目にワーキング・グループに厚労省が出した資料が出ているわけですが、ここには実収入と実支出の差は月五万五千円程度と、ここにはっきり書いてあるわけであります。厚労省の企業年金・個人年金課長も
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 金融審議会市場ワーキング・グループ報告書を大臣は受け取らない、政府とスタンスが違うからとおっしゃるわけですね。しかし、そもそもスタンスが同じだったら審議会に諮問する意味がないと思うんですよ。政府と違った角度も含めて、現状を第三者の目でこれ分析して、あるべき政策方向を示す、これが審議会の目的じゃないんですか。スタンスが違うと言ってこれはもう受け取らないと、それじゃ
○小池晃君 私が質問したことに全く答えていない。 更に豊かに暮らすために必要なのは五万円だと言ったんだから、じゃ、この中で一体五万円って何なんだと、どこが五万円、更に豊かに暮らすための五万円なんだと聞いているんです。答えてください。(発言する者あり)
○小池晃君 だから、その老後の暮らしの柱である年金では平均的な収入を賄うことができないということ自体が問題ではないかと私は言っているんですよ。 先ほどから、更に豊かに暮らすためには年金では五万円足りないというふうに総理もおっしゃった。今まで政府はちょっと違っていたと思うんですよ。厚生年金というのは必要な生活費は賄えるというふうにおっしゃってきたはずなんですね。例えば、総理も国会でこう答弁しています
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 年金暮らしの御夫婦の平均収入と支出の差が月五万五千円、三十年間で二千万円不足する。金融庁のワーキング・グループの報告書が衝撃を広げております。(資料提示) 麻生大臣、先ほどから表現が不適切だったんだというふうに言われています。しかし、ここに、この報告書に引用されている厚労省のデータもお示ししておりますが、年金収入では平均で毎月五万五千円不足すると、このことは
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 統計不正問題について聞きます。 うそをついていたけれども隠蔽ではない、本当にあきれる報告書でした。 厚生労働大臣に聞きます。特別監察委員長の樋口美雄さん、厚生労働省のどのような審議会や研究会の委員に就任し、どのような役職に就いておられますか。
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。 会派を代表して、安倍総理と厚生労働大臣に質問します。 厚生労働省の毎月勤労統計の不正により、雇用保険、労災保険などで二千万人を超える被害が生じています。給付を受けていた方は、失業で収入の道を断たれ、あるいは労災で一家の大黒柱を失うという、最もつらく厳しい状態にありました。それなのに、労災で死亡された遺族年金などで二十七万人、一人平均約九万円も給付が少なかったのです