2002-02-13 第154回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第1号
○小宮山洋子君 私もこの調査会で三年掛けてDV防止法を作った一人として、そのときの経験と照らし合わせながら、この児童虐待防止法の見直し、何とかこの調査会という機能で超党派でやったからできたわけなんですね、それと同じことを、森田さんが期待していただいたように、ここで是非できればいいと思っています。そうした観点から森田さんに幾つかちょっと伺いたいことがあるんですけれども。 確かにDV防止法の中でやり残
○小宮山洋子君 私もこの調査会で三年掛けてDV防止法を作った一人として、そのときの経験と照らし合わせながら、この児童虐待防止法の見直し、何とかこの調査会という機能で超党派でやったからできたわけなんですね、それと同じことを、森田さんが期待していただいたように、ここで是非できればいいと思っています。そうした観点から森田さんに幾つかちょっと伺いたいことがあるんですけれども。 確かにDV防止法の中でやり残
○小宮山洋子君 三分間で三人の方にコンパクトに伺いたいと思います。 磯谷参考人は大変この虐待防止法見直しのためにいろいろ論点を整理していただいて、本当に参考になって、ありがとうございます。 二点伺いたいんですが、一つは、先ほど余り時間がなくて触れられませんでしたが、その他の三番のところに全国共通ダイヤルのホットラインということがございますけれども、これは何か公設のものを言っていらっしゃるのか。今
○小宮山洋子君 次の質問は、事務方の方から農水省の管轄ということだったんですけれども、厚生労働省としても働きかけをしていただきたいという意味で質問させていただきたいと思います。 出回っている牛肉について、検査前の牛か検査後の牛かということが消費者には見分けがつきません。大体解体されて五日以上かかると言われておりますが、肉を手にして、私もスーパーなどで買いますが、手にしたときに表示されている加工日というのは
○小宮山洋子君 その十月十八日に全頭検査が始まる日に、まだ一頭目の感染ルートが判明していないのに武部農水大臣とともに坂口大臣は牛肉を召し上がって安全宣言というのを出されました。 これは何に対する安全宣言だったんでしょうか。そこで召し上がった牛肉は全頭検査の前の肉なわけですよね。これに対しては消費者団体などからも時期尚早だったのではないかという意見がありますが、その点についてはいかがでしょうか。
○小宮山洋子君 民主党・新緑風会の小宮山洋子でございます。 きょうの本題でございます児童福祉法の質疑の前に、昨日、北海道で二頭目の狂牛病の牛が見つかったことについて、厚生労働大臣に何点か伺いたいと思います。 この二頭目の狂牛病の牛が見つかったということで、消費者の不安が高まっています。まあこれまで二頭目が出ない方が不思議で、これまでは比較的年齢の低い、危険性の少ない牛が検査に出ていたのでこれからはもっと
○小宮山洋子君 外務省の中東アフリカ局長はこのとき同席されていたと思いますが、この事実があったかどうか、お答えください。
○小宮山洋子君 民主党・新緑風会の小宮山洋子でございます。 予定された質問に入る前に、けさの新聞の記事のことにつきまして、田中外務大臣にまず伺いたいと思います。 きょうの朝刊の二面に出ている記事ですが、「田中眞紀子外相が一日のハラジ・イラン外相との会談で、米軍などによるアフガニスタン空爆について、」「米国に中止を求める考えを示していたことが十四日、分かった。」ということです。「複数の政府筋、与党筋
○小宮山洋子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました政府提出の労働者の職業生活と家庭生活との両立を支援するための育児休業、介護休業等に関する法律案について、関係大臣に質問いたします。 男女がともに個性を生かして生き生きと生きられる男女共同参画社会をつくることが二十一世紀の最重要課題である、最重要課題の一つというのではなくて最重要課題であると前文に書き込まれた男女共同参画社会基本法
○小宮山洋子君 私は、アメリカの態度にかかわらず一日も早く積極的に批准をするという意思を日本政府は明らかにするべきだと思っております。これは、日本でまとめた京都議定書の発効に役割を果たすという意味から、排出量の五五%以上の国の批准がないと発効しないわけですから、アメリカが参加しないとしても日本が参加をすれば発効するわけですね。 そこで、まあアメリカの話はこれから伺いますけれども、アメリカの態度にかかわらず
○小宮山洋子君 きょう、私の質問時間、四十五分でございますので、京都議定書の批准に向けて、COP7への取り組みなどを中心に質問をしたいと思います。テンポよく質問をいたしますので、お答えの方も簡潔明瞭にお願いできればと思います。 まず、きのうからマラケシュで始まりましたCOP7の現況と、それから日本が臨んでいる方針につきまして、大臣にまず伺いたいと思います。
○小宮山洋子君 小宮山洋子でございます。私は、このたび民主党の環境部門の責任者になりましたので、川口大臣とぜひ建設的な質疑をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず初めに、二十一世紀は自然とともに生きるための環境行政の責任、大変重いと思います。大臣の取り組みへの前向きな姿勢をまず一言伺いたいと思います。 あわせまして、また環境庁から環境省になったということは、各省間の総合調整
○小宮山洋子君 それから次に、リプロダクティブヘルス・ライツと舌をかみそうな言い方であるせいもございまして、なかなか日本の中ではこうしたことに対する取り組みが進んでいないんですが、何人子供を産むか産まないかを含めて、生涯を通した女性の健康・権利を守る、そうした取り組みが非常に日本ではおくれていると思うんですね。カイロの人口・開発会議などでも、きちんと日本は守るという約束を各国としているんですが、取り
○小宮山洋子君 プロジェクトチームには各省庁からも担当の方においでいただいて、本当に皆さんで知恵を出し合ってつくったという経過がございます。でも、まだまだ不十分なところがたくさんあるんですね。 ですから、三年後の見直しに向けて、この調査会が選挙の後どういう形になるかわからないわけですけれども、できればフォローのできるような体制をぜひまた続けていただきたいというふうには思っておりますけれども、やはり
○小宮山洋子君 民主党の小宮山洋子でございます。 きょうは、三年にわたります女性も男性もともに生きやすい社会をつくろうというこの共生社会調査会で検討をしてきたことの締めくくりに当たりまして、お忙しい中、官房長官においでいただいておりますので、余り細かいことを伺いませんから、なるべく官房長官からお答えいただければというふうにまずお願いをしておきたいと思います。 一つ目は、この調査会、この三年何をしてきたかといいますと
○小宮山洋子君 大臣に伺いたいんですけれども、今のような現状の中で、こうした実態に今度の法改正が有効に働くとお考えになっているのか、御所見を伺いたいと思います。
○小宮山洋子君 それだけさまざまな形がある中で、例えば平成八年の総務庁の青少年対策本部の調査でも、テレクラやツーショットダイヤルへ電話したことがあるかどうかという問いに対して、中学生の男子生徒が一〇・二%、女子の生徒は一七・〇%、高校生は、男子が六・六%、女子は何と二七・三%もの人が電話をしたことがあると答えています。なぜテレクラなどに電話をしたのかというと、おもしろそうだったからというのが一番多くて
○小宮山洋子君 民主党・新緑風会を代表して質問をさせていただきます。 今回の風俗営業等適正化法の改正、これによってテレクラを初めいろいろな場所で子供たちが特に被害に遭っていたことが少しでも防げるということであると思いますので、一歩前進ということでこの改正自体は評価をしたいというふうに思っています。 ただ、現状をどのように把握されていて、それに対してこの法律で改正することがどのように有効に働くのか
○小宮山洋子君 個人的にということでございますけれども、先ほどおっしゃったように、尾身大臣のお立場は、総合的な戦略を現在の枠組みを超えて科学技術についてなさるというお立場にあるので、そのあたりの御認識をしっかり持っていただきたいというふうに申し上げたいと思います。 厚生省の方で禁止の方向を出したというのは、例えばアメリカなどで、子供を身ごもっている間にどうしても愛情が芽生えて、子供を実際に身ごもった
○小宮山洋子君 この委員会でもせんだってクローンの問題で前の科学技術担当大臣といろいろ議論をさせていただきましたが、生殖医療とか生命倫理の法整備が日本では非常におくれているということがあるわけです。総合科学技術会議、特にその中の生命倫理専門調査会の役割が重要だと思うんですが、今、官房長官もおっしゃったように厚生省の生殖補助医療の専門委員会や審議会では代理出産は禁じる報告書をまとめております。 そこと
○小宮山洋子君 民主党の小宮山洋子でございます。 三十分の中でいろいろ伺いたいので、簡潔明瞭にお答えをいただければというふうにお願い申し上げます。 まず初めに、代理母と生殖医療、生命倫理の問題について伺いたいと思います。 先日、子宮切除で妊娠できなくなった姉にかわって、妹が受精卵移植を受け、代理母になり、日本で初めて代理出産をいたしました。この件について法律の整備が必要だということを予算委員会等
○小宮山洋子君 それと、もう一つ申し上げたいのは税制と社会保障のところで、先ほどおっしゃった中に、仕組みの問題として税制とか社会保障で援助をするとか補助をするみたいなお話をちょっとされたかと思ったものですから、そうではなくて、今の制度は力を生かしてちゃんと働こうとするとその足を引っ張る、マイナスになってしまっているのを中立にしましょうということなので、税制とかでプラスアルファをしましょうということではないのですという
○小宮山洋子君 問題提起をしたからあれなんですけれども、これも、いらっしゃらなくなりましたが、先ほど鶴保議員が税制、社会保障について、税制などの援助というふうにおっしゃったように思うんですけれども、その補助をしたり援助をしたりするということではなくて、今の税制や社会保障の制度が、能力を発揮して精いっぱい働きたいと思っている女性の足を引っ張っている、マイナスになっているところを直して中立な制度にしようということですので
○小宮山洋子君 お着きになったばかりのようですので、予定どおり私の方から先にやらせていただきます。 五分程度で問題点というと本当に早口になってポイントだけになるかと思いますけれども、私なりに述べさせていただきたいと思います。 この項目の順序でいきますと、まず、社会保障、税制につきましては、私どもは個人単位に改めていくべきだと。これは男女共同参画のビジョンとかプランなどでもずっとそういう形で提起をされておりますので
○小宮山参議院議員 第一条「定義」でございますけれども、第一条第二項では、対象となる行為を明確にする必要性等から、いわゆる身体的暴力を配偶者からの暴力と定義をしていますので、被害者は、基本的にはこの身体的暴力を受けた者とされることになります。 しかし、一般的に配偶者からの暴力といいますと、身体的暴力以外の精神的暴力ですとか性的暴力も含まれると理解されます。また、身体的暴力は精神的暴力、性的暴力と同時
○小宮山参議院議員 この法律におきまして、センターの保護の対象者については国籍要件は設けておりません。したがって、外国人も対象となります。なお、現在の婦人保護事業でも同様になっております。 また、現在の婦人相談所におきましては、外国人婦女子のうち、出入国管理及び難民認定法の違反者について、放置しますと危害が加えられるおそれがあり、また他に適当な援助施設が存在しないときは、入国管理局に連絡した上ですが
○小宮山参議院議員 配偶者暴力相談支援センターとして業務を実施する機関といたしましては、婦人相談所のほかに、男女共同参画社会の形成の促進を目的とする事業を行うために各都道府県が設置しております、いわゆる女性センター等が考えられると思います。 ともかく、都道府県が持っておりますさまざまな施設、機関が総合的に対応することが適当であるという趣旨から、こうした規定にしております。
○小宮山洋子君 最近の不祥事のことでも注目を浴びるようになったものの中に今おっしゃった公安委員会があると思うんですけれども、公安委員会についても随分いろいろな意見が出されましたが、必ずしも十分な対応がまだ行われていないのではないかと思っています。警察の業務を管理して必要な監察、チェックすることが任務なわけですけれども、やはり自前の職員、事務所などが十分でなく独立性が保たれているとは言いがたいのではないかと
○小宮山洋子君 やはり国民の信頼を取り戻すためには、警察情報の原則公開、捜査情報、プライバシー、企業秘密などに関すること以外は公開されるべきではないかと思っています。そして、三十八都府県で警察の情報が情報公開の対象になっているんですけれども、その都道府県の警察には情報公開についてどのような指導をしていらっしゃるでしょうか。
○小宮山洋子君 民主党・新緑風会の小宮山洋子でございます。 私は、四十分の持ち時間の中で、伊吹国家公安委員長、そして笹川大臣、福田官房長官に伺いたいと思っておりますので、私の方も簡潔に質問させていただきますので、簡潔明瞭にお答えをいただければということをまずお願い申し上げます。 まず初めに、警察関係のことについて幾つか伊吹国家公安委員長に伺いたいと思います。 近年の相次ぐ不祥事への対応といたしまして
○小宮山洋子君 結構です。それぐらいで。 それで、副大臣に伺いたいのですけれども、その配偶者特別控除、私はこの配偶者特別控除というのは逆転現象をなくすということもございますけれども、そのときの国会答弁でも、内助の功に報いるという国会答弁がなされている。これは、男女共同参画社会が先ほど二十一世紀の最重要課題の一つとおっしゃいましたが、私たちは一つじゃなくて、基本法の前文に「最重要課題」と入れてあるのでお
○小宮山洋子君 今のようなことについてもう少し中身をお答えいただけるでしょうか。副大臣の方からよろしければお願いします。
○小宮山洋子君 民主党・新緑風会の小宮山洋子でございます。 私、お尋ねしたい点がたくさんございますので、最初にお願いですが、御答弁はなるべく簡潔明快にお願いをしたいということと、せっかく副大臣がおいでですので、余り書かれたものをお読みになるというよりはお話し合いをしたいなということをお願い申し上げて、まず税制の話から伺いたいと思います。 先ほどから個人単位の課税になっているというお話がございますけれども
○小宮山洋子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題になりました健康保険法等の一部改正案及び医療法等の一部改正案について、反対の立場から討論を行います。 まず、医療法、健康保険法の抜本改革の約束を再三先送りし、国民にツケだけを回す政府のやり方に多くの国民が怒りを持っていることを申し上げないわけにはいきません。特に、一九九七年の改正のときに、抜本改革を今年度、二〇〇〇年度に行うことを法律の
○小宮山洋子君 はい、結構でございます。 やはり今回の法案の最も大きな問題は、生命の萌芽であるヒト胚を保護して、提供者の意思を確認しながら利用を規制する、そういう根本的な視点が欠けている点ではないかというふうに思います。 民主党では、ヒト受精胚のもとになる卵子の提供者である女性の意見なども聞きながら、ヒト胚等の作成及び利用の規制に関する法律案を衆議院に提出いたしましたが、残念ながら修正と附帯決議
○小宮山洋子君 伺いたいことがたくさんございますので、恐れ入りますが、なるべく簡潔にお答えをいただけるようにお願いをしたいと思います。 次に、この法案は一部の特定胚の母胎への移植だけを禁じていまして、クローン研究を広く認める。審議してきた科学技術会議の小委員会の答申とはちょっと違う内容になっているという意見もございます。それはなぜなんでしょうか。指針で規制、届け出制ということでは研究推進になるのではないかという
○小宮山洋子君 私は、民主党でヒト胚を大切にする立場からの法案をつくってきたということと、それから提供者としての女性とこれは深いかかわりのある法律案であるという立場から質問を幾つかさせていただきたいと思います。 まず初めに、これまでも議論になってきていますけれども、クローンを規制する法律、諸外国では生命倫理とか生殖医療の法律を先に持っていまして、イギリスのヒト受精・胚研究法、ドイツの胚保護法、フランス
○小宮山洋子君 もう一点、もう一つの問題として、保険者機能の強化ということがあるかと思います。 これは健保連の方に聞いた方がいいかと思うんですけれども、ちょっと時間の関係で花井参考人に伺いたいんですが、民間である健保連としてはいろいろな権限とか調査権が現在はないわけですね。 そうしますと、今いろいろな医療事故が起きておりますが、本来ならそうした医療事故の代理人の機能を果たすとか、あるいは、いろいろ
○小宮山洋子君 今もありました二〇〇二年度に先送りされた抜本改革の中心になります高齢者医療制度について、連合はどのように考えているのか。先ほど、日本医師会の方から個別方式というお話もございましたが、そのことも含めて連合の考え方を述べていただきたいと思います。
○小宮山洋子君 参考人の皆様、いろいろな御意見、ありがとうございました。 私も十分という限られた時間でございますので、花井参考人を中心に質問させていただきたいと思います。 まず、抜本改革についてですけれども、三回裏切られたとありましたが、またまた先送りをされています。そして、今回の審議の中でも、大臣は国民と一緒にぜひ考えていきたいと述べられているわけですが、審議会も国民の代表なわけですが、たび重
○小宮山洋子君 前回もその猶予を許さないことだったのではないでしょうか。そのとき約束されたことが守られなかったのに、次の十四年度はやりますということをどうやってみんなに信用しろというのかということを伺っているのです。 そして、今回の審議の中でも平成十四年度に抜本改革に着手をするとかいろんな言い方をされていて、十四年度に一体その抜本改革の何がスタートをするのか、全部トータルとして行われるのか、そのようなこともはっきりしないんですけれども
○小宮山洋子君 今、広範で難しい問題とおっしゃいましたが、それは前回の改正のときからわかっていたことなんじゃないでしょうか。その十年の改正のときに法律の付記に明記されたことはどういう意味があるのでしょうか。 当時の小泉厚生大臣が国民福祉委員会で、どのように抜本的に制度改革をしていくか、ほぼ議論は出尽くしていると思うので、できるだけ早く結論をまとめて平成十二年度実施に向けて全力投球をしていきたいと御答弁
○小宮山洋子君 民主党の小宮山洋子でございます。 私は、患者の立場、生活者の立場ということで、持ち時間四十分でございますので、私にもわかるように、わかりやすく簡潔に御答弁をまず最初にお願いしたいと思います。 最初に、制度の抜本改革について伺いたいと思います。 何人かの委員が既に伺っていますけれども、たび重なる抜本改革へのいわば約束違反、負担だけ押しつけられることに国民は怒っていると思います。先
○小宮山洋子君 法整備については、一番最初の自己決定のところで堕胎罪などを話したことがそのことに当たるのだと思います。 それで、きょうはちょうど時間にもなるようでございますし、以前、一年目にDVのことをずっとやって、それで法整備のため、今超党派のプロジェクトでやっておりますので、このことも三年の周期が来年で終わりますので、せっかく芽出しをしているのですから、何らかの形で今後検討していくということで
○小宮山洋子君 今の八田委員の意見と大体同じなのですけれども、厚生省の取り組みなどを見ましても、相変わらずまだ母子保健、母子と、子と一緒の母の部分だけは守られているけれども、あとはどちらかというと不妊治療とかそういうところにしかいかなくて、先ほどから話のあるような性教育からずっとトータルに更年期まで含めた、全体を見通した政策ということにはなっていないということがあると思いますので、今度省庁再編もあって
○小宮山洋子君 先ほどせっかく生産的に議論を進めるためにということで大森委員がおっしゃったことについて、ちょっと私の考えていることを申し上げたいというふうに思います。 これは女性の自己決定ということで問題提起をされたわけですけれども、私はやはり、羽田委員も驚いたような堕胎罪というのは廃止すべきだというふうに思っています。 それで、先ほどもおっしゃった不同意堕胎罪については傷害罪で対応すればいいのではないかということを
○小宮山洋子君 法律については、今それぞれ取り組んでいる党もあると思いますし、ぜひいろいろな形で、一足飛びにそこまで行くかどうかわかりませんが、その地ならしをここの共生社会でできればいいなというふうに私も思っております。 それで、もう少し具体的な話で言いますと、今現状でそうしたリプロを守るためには、先ほど鶴保さんが教育の話を聞かれましたので教育のことは大体おっしゃっていただいたと思いますが、教育をするにもそのする
○小宮山洋子君 それで、そのリプロヘルス・ライツの中でも特に、わかりやすく言えば産む産まないの自己決定を女性ができるということにもなると思うんですけれども、その点からいって、何人かの方がおっしゃいましたように、今、日本の中では刑法に堕胎罪があって、女性の側だけ、それを行った医者とかもそうですけれども、男性は原則としてそうではなくて、女性だけが罪を負わなければいけない、罰を受けなければいけない。先ほど
○小宮山洋子君 三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。 きょうは、この共生の調査会では新しいテーマとして女性の健康・権利、リプロの話をしましたので、一回目の参考人のお話としては初めてお聞きになる方にはかなり難しかったのかなという感じもいたしますが、そこから入るとこの先進み方がいいのかなとも一面思ったりしております。 それで、私は二十九分時間をいただいておりますので、お三人の方に均等には