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2034件の議事録が該当しました。

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2000-11-29 第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号

宮澤国務大臣 鉄鋼の問題でございますが、私、最近のことを詳しく知っているわけではございませんが、長い経緯は存じていますので、かつてはUSスティールがあり日本には稲山さんのような人がいて、まあ金持ちけんかせず、一つの秩序を保ってきた時代を回顧いたしますと、アメリカの鉄鋼業界というのはまことに落ちぶれたもので、そういう感じもなきにしもあらずでございます。  昔でしたらこんなことは起こらなかっただろうし

宮澤喜一

2000-11-29 第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号

宮澤国務大臣 ただいま、NPOの現在並びに近い将来についての大変詳しい赤羽議員からの御見解が披瀝せられましたが、私も基本的に同様に存じておりまして、既に世界先進国ではそれがかなりもう顕著になってまいりました。また、別な意味世界的な活動がありまして、別の意味で注目されておるところでございますが、いずれにしても、これはこれからの新しい一つの、先ほど企業行政と第三のとおっしゃいましたが、そういったような

宮澤喜一

2000-11-29 第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号

宮澤国務大臣 小渕内閣が発足いたしました二年何カ月か前でございますが、この不況対応を始めたことでございますが、そのころしばらくの間は、今砂田委員の言われますように、本当に、減税もやる、公共事業もやる、金融機関にも金を入れる、あらゆることをいたしましたけれども、率直な感じは、コンクリートパイルを打ちましてもヘドロの深さがわからない、どんどん吸い込まれていくという感じがずっと続いておりまして、強いて

宮澤喜一

2000-11-27 第150回国会 参議院 財政・金融委員会 第2号

国務大臣宮澤喜一君) 関西空港につきましては、本来これは運輸大臣の御所管のことでございますので御相談もせずに私が余り申してはいかぬことでございますけれども、それを仮にお許しいただくとしまして、関西空港について私が先般関西に行きましたときに投げかけた問題は、現在の関西空港予定発着量は年間十万回余り、十一万とか十二万とか十五万とか、それがこの数年間、東南アジア並び我が国不況によりまして十分にその

宮澤喜一

2000-11-27 第150回国会 参議院 財政・金融委員会 第2号

国務大臣宮澤喜一君) この問題の新聞記者諸君との話し始めの部分は、後ほど御説明いたしますが、お互いにわかり合って問答をしておったわけですが、だんだん聞いている方がそれを少しストレッチしまして、いかなる場合にもそういうことをするのかというふうに一般化して報道した嫌いがございます。  つまり、話の初めは関西空港であるとかあるいは有料道路であるとかいうことであったわけでございます。つまり、私が考えておりますことは

宮澤喜一

2000-11-27 第150回国会 参議院 財政・金融委員会 第2号

国務大臣宮澤喜一君) ただいま議題となりました平成十一年度歳入歳出決算上の剰余金処理特例に関する法律案につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。  さきに決定されました日本新生のための新発展政策を受けて編成いたしました平成十二年度補正予算(第一号、特第一号及び機第一号)については、今般成立いたしましたが、当該補正予算における国債追加発行を極力抑制するとの観点から、平成十一年度歳入歳出

宮澤喜一

2000-11-22 第150回国会 参議院 予算委員会 第3号

国務大臣宮澤喜一君) ちょっとお時間を拝借することになるかもしれませんが、そういうお話があることを承知しております。  この税ができましたときの実は経緯にさかのぼるわけでございますが、佐藤内閣のころであったかと思います。随分古いことでございます。  そのときにございました議論は、自動車には御承知のように保有税というものがございます。これは保有ということにかかる税金でございますから、廃車になりますとこの

宮澤喜一

2000-11-22 第150回国会 参議院 予算委員会 第3号

国務大臣宮澤喜一君) ことしの三月ごろに経済状況を見ながら、今年の秋には前回、前々回のような大きな補正予算を組むことは多分必要ないと思いますということを申し上げました。そのように、正確に申しますと、前々回のような大きな補正は必要がないと、こういうことを申し上げました。  現実に、四—六のQEを見ましても回復は順調であると。殊に企業回復は非常によろしいわけですが、そして、失業率も五%には達していないし

宮澤喜一

2000-11-21 第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号

宮澤国務大臣 それもまことにごもっともなお尋ねであると存じます。今回この措置をいたさなければ、発行する国債は恐らく歳入補てん国債ではなくて建設国債であろう、こういう意味でのお尋ね、それはそうであろうかと存じますが、こういうふうになってまいりますと、本来いろいろ御議論のあるところですが、赤字国債であろうと建設国債であろうと、それが国の債務負担になるという意味では、殊に目の先発行するというようなことになりますれば

宮澤喜一

2000-11-21 第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号

宮澤国務大臣 確かに財政法六条の精神は、財政法全体がそうでございますように、今石井委員の言われたような趣旨で書かれておることであると存じます。  ただ、今の我が国現状というものは、財政法で想定いたしました事態に比べますと、まことに形容することも困難なほど極端な財政に陥っておりまして、このような状況において今回この措置をお願いしないとすれば、結局それだけの公債を発行しなければならないという、実はそういう

宮澤喜一

2000-11-21 第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号

宮澤国務大臣 ただいま議題となりました平成十一年度歳入歳出決算上の剰余金処理特例に関する法律案につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。  今般、さきに決定されました日本新生のための新発展政策を受けて、平成十二年度補正予算(第1号、特第1号及び機第1号)を提出し、御審議をお願いいたしましたが、当該補正予算において国債追加発行を極力抑制するとの観点から、平成十一年度歳入歳出

宮澤喜一

2000-11-20 第150回国会 衆議院 予算委員会 第3号

宮澤国務大臣 御所見のとおりの心構えでおります。  今回御審議予算の半額を国債以外の方法で処理できたということの意味は、まず、前年度の剰余金が生まれたということ。これは、税収がそれだけ期待よりやや多うございましたために、前年度の国債発行を一部削減いたしまして、なお剰余金がございました。  それから、今年度において、これは初めてのことでございますけれども、当初の予算見積もりを少し増額いたしておりまして

宮澤喜一

2000-11-20 第150回国会 衆議院 予算委員会 第3号

宮澤国務大臣 今年三月の当委員会におきまして、ことしの秋には従来のような大きな補正予算を組まないで済むのではないかということを申し上げました。  当時、私は、秋になりますと大体公需から民需へのバトンタッチができるのではないか。その中で、企業設備企業関係は当時既にかなり回復の兆が見えまして、現段階ではまず期待十分の企業活動回復がございます。  しかし、通例の不況脱出のときでございますと、それが

宮澤喜一

2000-11-20 第150回国会 衆議院 予算委員会 第3号

宮澤国務大臣 せんだって、閣議が閣僚懇談会になりました際に、一閣僚から、ただいま斉藤委員のおっしゃいましたようなことにつきまして、私に、どう思うかというお尋ねがありました。  私は、何もそういう難しいことにお答えする資格はありませんが、自分の考えを申しますならば、閣僚であるということは、内閣に対して無制限な忠誠を誓うことでございますから、その不信任が提案せられましたときにそれに賛成するということは

宮澤喜一

2000-11-15 第150回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号

国務大臣宮澤喜一君) 大変意味の深いお尋ねでございますし、私もとつおいつ考えるところがある問題でございますけれども、結論として、私どもは必ずもう一遍世界で尊敬されるような経済をつくり、国民になっていくだろうということを思っておりますが、いかにもこの二十世紀の最後の十年足らずのところは非常につらい形でございました。  ただ、時々思いますんですが、我々が、一九八五年ごろ、これはプラザ合意のころでございますが

宮澤喜一

2000-11-15 第150回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号

国務大臣宮澤喜一君) 今のことは私、具体的に存じませんでしたが、違う報道をされることはしょっちゅうありまして困っておりますが、一々訂正することはいたしません。ただ、恐らく、ファイナンシャル・タイムズがかなり読まれている新聞ですから、ここは直しておいた方がいいなと思ってやったんだろうと思います。

宮澤喜一

2000-11-15 第150回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号

国務大臣宮澤喜一君) 来年度の予算、まだ編成を終わっておりませんので、幾らということが申し上げられません。  ただ、私がかねて思っておりますことは、不況回復というものもかなり進んでまいりまして、民需というものも十分ではありませんが起こりかけておりますから、来年度の予算が必要とする国債発行額は今年度よりは減らしたいということだけは念願をいたしております。  恐らく、しかしお尋ねの視点は、それよりも

宮澤喜一

2000-11-14 第150回国会 参議院 本会議 第10号

国務大臣宮澤喜一君) ことしの春に予算委員会等におきまして、ことしの秋には従来のような大きな補正予算は組まないで済むのではないかということを確かに申し上げました。  私どもは、大体年内に経済成長がいわゆる公需から民需バトンタッチができるだろうという予測を当時持っておりまして、実際に民需のうち、企業関係設備投資関係は今日まで極めて順調に、予想以上ぐらいに盛り上がってまいっておると思います。

宮澤喜一

2000-11-14 第150回国会 参議院 本会議 第10号

国務大臣宮澤喜一君) 最初に、関西空港についてお尋ねがございまして、お断りを申し上げますが、実はこれは運輸大臣の御所管の仕事でございますが、たまたま私が先般大阪に公務出張いたしましたときに議論になりましたことが今回のちょっと発端になりましたので、いずれは運輸大臣からの御所見があると思います。  そのことをお断りいたしまして、私が、大阪でいろいろ話し合いになりましたことは、最近の不況、殊に東南アジア

宮澤喜一

2000-11-14 第150回国会 参議院 本会議 第10号

国務大臣宮澤喜一君) このたび補正予算を組んだ理由についてお尋ねがございまして、確かに本年の三月ごろでございましたが、私はことしの秋には従来のような大きな補正予算を組まなくていいのではないかということを申し上げました。  そのときに、いわゆる公的成長要因から私的なものへバトンタッチをする時期を私は秋ごろと考えておりましたし、現に三月の時点企業の方の設備投資等々は大変に順調な状況にありました。したがいまして

宮澤喜一

2000-11-14 第150回国会 衆議院 本会議 第13号

国務大臣宮澤喜一君) 補正予算案を必要と考えました理由につきまして、ことしの三月の予算委員会で、私が、この秋は従来のような大きな補正予算を組まないで済むのではないかという期待を申し上げたことに関してのお尋ねであったわけでございます。  その時点で、ことしの三月の時点で、いわゆる民間経済活動の中で企業設備がかなり堅調であって、これはもう心配がないだろうと考えていました。したがって、それがやがて雇用

宮澤喜一

2000-11-14 第150回国会 衆議院 本会議 第13号

国務大臣宮澤喜一君) 具体的な問題について数点お尋ねがございましたので、一つ一つ申し上げます。  このたびの特例措置でございますが、国債をめぐる諸情勢で判断いたしまして、新たな国債発行はできるだけ抑制したいということも考えまして、こういうことをさせていただきました。  そこで、おっしゃいますように、今度発行いたします一兆九千九百億円余り、これは、御指摘がありましたように、十五年債が四千億、五年債

宮澤喜一

2000-11-14 第150回国会 衆議院 本会議 第13号

国務大臣宮澤喜一君) 加藤紘一議員の発言につきましてお尋ねがございました。  先日、同議員から詳しく心境を伺いましたが、私からは、大蔵大臣として、現在経済が、民需へのいわゆるバトンタッチ期待される中で、消費雇用が微妙な状況にありまして、そのゆえに今こうして補正予算を御審議いただいておるような大事な状況でありますので、この際、政治の空白を生むようなことは国民生活経済活動に与える影響が大きいので

宮澤喜一

2000-11-14 第150回国会 参議院 予算委員会 第2号

国務大臣宮澤喜一君) 平成十二年度補正予算(第1号、特第1号及び機第1号)の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その内容を申し上げます。  最初に、一般会計予算補正について申し上げます。  まず、歳出面においては、さきに決定されました日本新生のための新発展政策に関連し、社会資本整備費二兆五千億円、IT関連特別対策費九百六十四億円

宮澤喜一

2000-11-14 第150回国会 衆議院 予算委員会 第2号

宮澤国務大臣 平成十二年度補正予算(第1号、特第1号及び機第1号)の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その内容を申し上げます。  最初に、一般会計予算補正について申し上げます。  まず、歳出面においては、さきに決定されました日本新生のための新発展政策に関連し、社会資本整備費二兆五千億円、IT関連特別対策費九百六十四億円、

宮澤喜一

2000-11-10 第150回国会 参議院 本会議 第8号

国務大臣宮澤喜一君) 今般、さきに決定されました日本新生のための新発展政策を受けて、平成十二年度補正予算を提出することとなりました。その御審議をお願いするに当たり、当面の財政政策等基本的考え方について所信を申し上げますとともに、補正予算大要について御説明いたします。  まず、最近の経済情勢さきに決定されました日本新生のための新発展政策について申し上げます。  我が国経済現状を概観いたしますと

宮澤喜一

2000-11-10 第150回国会 衆議院 本会議 第12号

国務大臣宮澤喜一君) 今般、さきに決定せられました日本新生のための新発展政策を受けて、平成十二年度補正予算を提出することとなりました。その御審議をお願いするに当たり、当面の財政政策等基本的考え方について所信を申し述べますとともに、補正予算大要について御説明いたします。  まず、最近の経済情勢さきに決定されました日本新生のための新発展政策について申し述べます。  我が国経済現状を概観いたしますと

宮澤喜一

2000-11-10 第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号

宮澤国務大臣 ただいまお述べになりましたような物事の考え方が伝統的に広く支持されておりましたし、また、行政もそれに従っていたしてまいりました。  それに対しまして、まさに致酔飲料ではあり、そして、非常に大きな部分酒税が占めますから、酒税確保ということもあり、いろいろな意味ではそうではあっても、しかし、国民が広く嗜好する飲料であるということから考えると、今のような厳格な免許の付与というものはやはり

宮澤喜一

2000-11-10 第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号

宮澤国務大臣 本来、酒類小売業免許制度につきまして、規制緩和が認識されておりました。いろいろこの問題につきましては、もう中川委員承知のとおり、何十年と実は議論があったところでございますが、大蔵省としまして、規制緩和推進の三カ年計画を立てまして、それを進めてまいったところでございます。  そこに至りますまでにも、申し上げるまでもなく、業界のいわば浮沈にかかわる問題であるということから、いろいろな

宮澤喜一

2000-11-09 第150回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第1号

宮澤国務大臣 まさに今御指摘の点は、実務をやっております者も痛切に感じているところでございますが、片方で、憲法八十六条で単年度主義、それで国会の国に対する予算のコントロールが保障されておる、それは財政民主主義ということから出ておることでございますが、同時に、今委員の言われましたように、その中で繰越明許のようなことも認められております。  ただ、そのほかにも、例えば、よく例になりますのは艦船の建造でございますが

宮澤喜一

2000-11-09 第150回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第1号

宮澤国務大臣 ただいま、貸借対照表の中で国の持っております負債、年金等々につきましてお話がございまして、これも三つの考え方があるということで、三種類のかなり違いました数字を示しておるわけでございますが、このこと自身国民に、ああ、そういうことかと問題意識を持っていただけるということに役立つのではないかと思います。  しかし、いずれの小さい数字も大きな数字も到底なかなか、今、将来国の債務として簡単に

宮澤喜一

2000-11-09 第150回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第1号

宮澤国務大臣 今後ともよろしく御交誼をお願いいたします。  国の貸借対照表の問題につきましては、国会におきましても従来からしばしば御議論がございました。また、平成十年に総理大臣直属機関として設置されましたいわゆる経済戦略会議などでもそういう御意見がございました。実は大蔵省の内部でも、これはもう十分前から、やはり国の貸借対照表のようなものはつくれないかという議論はございました。  ただ、議論をしておりますと

宮澤喜一

2000-11-01 第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号

宮澤国務大臣 この問題につきましては、前国会におきまして上田委員からもいろいろ有益な御示唆もいただきました。また、私どもの方から、問題はなかなか確かに容易なことではないけれども財投機関というものができるだけ世論の批判に耐え得るような効率的な運用をしてもらわなければ困るという趣旨から、こういう制度を実施することにいたしたわけでございます。  ただいま、予算要求財投要求時点では、財投機関十五から

宮澤喜一

2000-11-01 第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号

宮澤国務大臣 国民生活金融公庫は、歴史も古うございますし、全国にネットワークを持っております。いわば国民生活に一番身近い政府関係機関でございますから、殊に、こういう金融の変動のありますときに、地域においていろいろ状況をできるだけ親切に小まめに観察をし、またお世話をするようにということはかねて言ってございます。  その点では、金融環境変化対応融資というようなものもつくりましたし、また、金融機関破綻等

宮澤喜一

2000-10-31 第150回国会 参議院 財政・金融委員会 第1号

国務大臣宮澤喜一君) 二年余りにわたりまして峰崎委員と私は時の経済情勢について議論をさせていただいてまいりまして、私自身はその都度思っておりますことをずっと申し上げてまいりましたけれども、しかし同時に、峰崎委員の言われておられますこと、出しておられます疑問は、私は決してお答えできたからいいとだけ簡単に考えていませんで、絶えず注意して、後になっていろいろ考えたりしております。  二年余り考えまして

宮澤喜一

2000-10-31 第150回国会 参議院 財政・金融委員会 第1号

国務大臣宮澤喜一君) 一つ二つではにわかなことは申し上げられませんけれども、そのような調査がまずはなされておるかもしれないと思います。恐らく、このしばらくの間の政治動きについて、経済状況もないとは申しませんが、国民が非常な憂慮をしている、そのことがあらわれておると思います。  私どもとして一生懸命やってまいったつもりですけれども、そのような国民憂慮をやはり反省しなければなりません。政府としても

宮澤喜一

2000-10-31 第150回国会 参議院 財政・金融委員会 第1号

国務大臣宮澤喜一君) 今国会における御審議の開始に当たり、一言ごあいさつ申し上げ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。  我が国経済は、依然として雇用情勢は厳しく、個人消費もおおむね横ばいの状態であるものの、緩やかな改善が続いており、企業部門を中心に自律的回復に向けた動きが続いております。  このような状況のもと、政府といたしましては、景気の自律的回復に向けた動き本格的回復軌道に確実

宮澤喜一

2000-10-24 第150回国会 衆議院 本会議 第6号

国務大臣宮澤喜一君) 事実関係は、先ほど総理が答弁をされたところでございます。  日英首脳会談森総理が拉致問題の経緯を説明されたことは、日英間の緊密な関係を踏まえて行われたものであると考えております。森総理としては、このことによって、英国首相日朝関係についての正しい理解を求められたものであって、これは当然の判断であったと考えます。(拍手)     〔国務大臣保岡興治君登壇〕

宮澤喜一

2000-09-29 第150回国会 参議院 予算委員会 第1号

国務大臣宮澤喜一君) 先ほども経企庁長官からお話がございましたが、四月—六月期のQEというのは決して悪くはなかったわけでございますけれども、私どもがこの時期に、いわゆる官需と申しますか、から民需にその転換を期待しておることの中で、企業関連はほとんど問題がないともう見ておりますが、リストラがありましたりいろいろなことで、消費関連雇用の方がどうももう一つ十分でないという感じがしておりまして、したがって

宮澤喜一

2000-09-29 第150回国会 参議院 予算委員会 第1号

国務大臣宮澤喜一君) NPO社会活性化に貢献をしてきている、今後もますますそうであろうというふうに考えますので、基本的には今おっしゃいましたような行政に入らなければならないと考えていまして、実はつい先日、事務当局に対して、来年の税制改正及び税務行政の問題としてこのNPO寄附金減免税を実現に入ろうという指示をいたしました。  御存じのように、しかし調べてみますと、同好会のようなものから大変に

宮澤喜一

2000-09-28 第150回国会 衆議院 予算委員会 第1号

宮澤国務大臣 お時間をとってはいけないと思いましたのですが、金利のことは、おっしゃるとおり、私も最初に申し上げました。確かに金利負担は、今小さく済んでおるように見えますのは今の金利が安いからでございまして、普通になりましたらとてもそんなことでは済まないだろう、そのとおりであります。  私の申しましたのは、したがって、それだけ国債を出してはいかぬではないか、そのためにプライマリーバランスを心がけるべきではないかとおっしゃることが

宮澤喜一

2000-09-28 第150回国会 衆議院 予算委員会 第1号

宮澤国務大臣 以前御提出申し上げました資料にも関係ありますことでございますので、私から申し上げます。  確かに、今の国債金利は低うございますので、経済活動が興ってまいりました場合にはこんな低い金利では済まない、おっしゃるとおりであると思います。またしかし、同時に、このような少子高齢化時代でございますから、社会保障諸支出というものもこのままではなかなか持っていけないというような事情もございます。

宮澤喜一

2000-09-28 第150回国会 衆議院 予算委員会 第1号

宮澤国務大臣 小渕内閣がこのたびの不況脱出に当たりまして、今、森内閣に至るまで二年数カ月でございますが、顧みまして、この施策が私は一番効果を持った施策であったというふうに思います。  ただ、実は貸し渋りというのが、その前の年に始まりました中小金融機関早期是正措置というものがございまして、早期是正措置中小金融機関融資を引き揚げたというところから事が始まって、行政がそれに十分注意をいたしませんうちに

宮澤喜一