1959-12-08 第33回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
○奧村政府委員 私は大蔵省の管財関係の事務当局からいろいろ報告を受けまして、その報告のもとに御答弁を申し上げておるのでありますが、しかしただいま質疑応答の間において、どうも問題の処理がおくれ過ぎておると思いますし、それから処理について、事務当局で処理がやれなかった場合には、大臣なり政務次官のところへもっと問題をどんどん持ってきて、そうして私の方で責任を持って処理をするようにしなければならぬと思うておりますが
○奧村政府委員 私は大蔵省の管財関係の事務当局からいろいろ報告を受けまして、その報告のもとに御答弁を申し上げておるのでありますが、しかしただいま質疑応答の間において、どうも問題の処理がおくれ過ぎておると思いますし、それから処理について、事務当局で処理がやれなかった場合には、大臣なり政務次官のところへもっと問題をどんどん持ってきて、そうして私の方で責任を持って処理をするようにしなければならぬと思うておりますが
○奧村政府委員 どうも先ほどの私の御答弁は少し先ばしって申し上げたと思いますので、ただいま特に御質問になりました件についてお答えをいたしますが、答弁の正確を期する意味において所管の管財局長から答弁させます。
○奧村政府委員 お答え申し上げます。ただいまのお尋ねは、宮城県多賀城町において、戦時中国が旧軍の必要上、御指摘のように非常な無理な土地の買い上げをいたしたということでありますが、こういう事例は全国的に多数ございます。またこれは土地だけではありませんで、皆さんも御承知の通り、たとえばつい先般まで国会で長い間御審議になりました接収貴金属などにつきましても、ダイヤモンドとかあるいは金銀その他に至るものも接収
○奥村政府委員 この法律に基づく援護会が、この国会でこの法律が成立いたしますとすぐ発足するわけでありますが、これは年度の途中からでありますから、来年度の予算においては平年度に見なければなりませんから、ことしの補正予算における三億の補助を、来年度においてはもっと増額しなければなりません。幾らになりますか、これはただいま検討しておるわけであります。そこで整備事業団の方は、来年度は国の補助に対応するだけの
○奥村政府委員 お答え申し上げます。整備事業団の目的や性格については、これはまた所管大臣からお聞きをいただきたいと思いますが、少なくとも石炭産業の整備、特に採算に合わない炭鉱を整備するということにつきましては、これはどうしても離職者の十分な援護ということは不可分のもので、これは企業者においても十分考えていただかなければならぬと思うのであります。その趣旨に沿いまして今度の法律に基づいて離職者の援護会というものを
○奥村政府委員 お答えいたします。御指摘のように、現在関税定率法におきましては一〇%の関税がかかることにはなっておりますが、臨時措置として、御指摘のように重油で六・五%、原油で二%、こういうことになっております。そのような臨時措置が行なわれました事情は、今までは石炭の需給がうまくいっていない、石炭が比較的不足しておった時代が続きましたので、その間定率法では一応一〇%ではあるが、安価な燃料を輸入する意味
○奥村政府委員 私にお名ざしでありますから、私から御答弁申し上げます。税理士の問題につきましては、御承知のことと思いますが、現在ある税理士法は改正して現在の法になったのですが、この改正をいたしますときに、現行法に改正することについては、私は一番反対の急先鋒であったと思っております。というのは、税務官吏が職場をやめてすぐ税理士になる。たしかこれは一年間は期間を置いてありますけれども、(「一年の期間はないよ
○奥村政府委員 まず私から御答弁申し上げます。後ほど補足して国税庁長官から御答弁があると思いますが、ただいまの横山委員の御質問は、大別して二点の問題にしぼられておると存じます。 第一点は、青色の承認取り消しの件でありまして、これについては、御質問の趣旨は、青色の取り消しをみだりにやってはいかぬ、ところがどうも最近どしどし取り消しておるではないか、というような御意見のように承りました。これは、この前
○奥村政府委員 ただいま議題となりました酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を説明いたします。 この法律案は、最近における酒類の取引の状況等に顧み、酒税保全措置を補完するため、酒類の価格について基準販売価格、制限販売価格等の制度を新設するとともに、酒類業組合等の業務の円滑な運営に資するため、これらに理事会を設けることとする等、所要の規定の
○奥村政府委員 ちょっと補足して申し上げます。来年度予算につきましては、今の大堀局長の御答弁のように、各省別々にこの問題についての予算の要求は参っております。予備費の要求はまだ参っておらぬ、こういう意味です。
○奥村政府委員 ただいま政府委員の答弁をお聞きの通り、食品衛生調査会の方は一応の結論を出しまして発展的に解散して、今度は経済企画庁を中心にして、水産庁、通産省、経済企画庁、あらゆる面から総合的に判断して対策を立てようということでありますから、その体制を固めることによってまた新たに予算の要求がある、こういうわけでありますので、ただいまのところは厚生省から具体的な話は出ておりません。
○奥村政府委員 大蔵省の方として、ただいまの非常に困った重大な問題の調査について予算的に十分協力しろ、こういうお話でありまして、御趣旨ごもっともでありますが、今年度予算には百万ほどつけてあります。そのほか、病気の治療その他についても別につけてあります。これをあまり始末をし過ぎると厚生省も調査が十分できぬじゃないか、こういうことですが、そういうことのないように十分注意いたしたいと思います。御承知の通り
○奧村政府委員 御趣旨まことにごもっともに存じます。御指摘のように、もしこの旧兵器廠の土地が個人の所有であり、たとえば工場でも経営している、そしてこういう惨害が起こったということであれば、その工場の所有主の人柄にもよりますけれども、普通法律に基づかずに被災者の方にできるだけのことをするのであります。百に一つ二つどうしても話がつかぬ場合には、それは損害賠償の法律にもかけますけれども、そこまでいかずにあたたかい
○奧村政府委員 河野委員のかねてからの御指摘、御意見であり、また被災者の事情は非常にお気の毒でありますので、政府としては何とか好意的にできるだけのことはしたいということで、いろいろ相談して参ったのであります。何がしかの見舞金は差し上げましたけれども、それ以上の損害賠償に相当するようなことにつきましては、政府のいたすことですから、御承知の通り法律に基づいていたさなければならない。そこで、今回の災害が、
○奧村政府委員 議論にわたって大へん恐縮でありますが、しかしこれは非常に大事な問題であります。せっかくのお尋ねでありますから、これは政府の考えをはっきり申し上げますが、税法の中には、いわゆる政策減税と見られる規定もないことはないと思います。これはまことに遺憾であると思います。しかし、税法に不公平と見られる点があるからといって、税務当局が税務執行を不公平にしていいということは断じて言うべきではない。法律
○奧村政府委員 今お述べになりましたように、災害の直後はあたたかい同情の気持も厚いけれども、日がたつにつれてその気持も薄れて、いわゆる冷たい合理主義になってしまうとおっしゃいますが、私は、この税務執行における合理主義というものは、これは公平に税を納めていただく、公平に税務を執行するという意味の合理主義であろうと思うので、またこの合理主義はあくまで堅持しなければ税務の執行はできぬと思っております。従って
○奧村政府委員 私からお答え申し上げます。 被災者の方に対してはできるだけのことをしなければならぬと思っておりますが、六の御要望のこの文章だけでは、これをそのまま受け入れるということになりますと、今の直税部長の御答弁のように法律改正を要します。法律改正につきましては、全体の減価償却の制度に関連することでありまして、政府としてはまだ法律改正に踏み切る考えは持っておりません。つまりほかとの比較公平などを
○奥村政府委員 あらゆる場合の湛水の被害を政府が国庫補助するというのじゃなしに、この法律にありますように、湛水とは、今度の災害において一定地域内で浸水状態にあったもの、その意味を明確にしておるので、多少技術的になりますから、なお詳しい御答弁は説明員にいたさせます。
○奥村政府委員 湛水という観念、これは、政令の内容できめるということについては、各省の間の意見をまとめて、そうして、政府として今度の幾つもある法案の中にある湛水というものは同一の意味、定義を持たなければなりませんから、それで、初めは今の幾分ばく然とした御説明を申し上げましたけれども、今回それを明確にして、どの法案においても、湛水というものは同一の意味を持つように各省との問の意見を統一して参りまして、
○奥村政府委員 お尋ねの昭和三十四年八月及び九月の暴風雨による堆積土砂及び湛水の排除に関する特別措置法案の第一条第二項にある湛水の意味と、それから、ほかのいろんな法律案における政令の中の湛水の意味と、これは同一のものであります。
○奧村政府委員 御趣旨の点は、お説の通り検討すべき点が多々あると思いますが、しかし、もうそこまで掘り下げて参りますと、標準財政収入額というものは、御承知の通り、地方税法による標準税率によってはじき出したもので、標準税率から幾分上回るとか、下回るとか、これは地方団体で自由になる。しかも、標準税率ではじき出した税収のまた何掛というふうに、内輪に見てあるのです。しかし、その標準税収入によって、大体大まかにその
○奧村政府委員 お話の、財政規模をもとにしろとおっしゃいますが、私どもとしては財政規模を表わすのに標準財政収入というものをとったので、あり合わせのものさしというお言葉でありますが、あり合わせをそのままその通りに当てはめたのではなくて、これをもとにしまして、昭和二十八年災害のときと比べて違いますのは、府県工事につきまして、激甚地は、やはり府県の中の——しかも、激甚地というのはまた別に市町村単位できめるということをいたしましたので
○奧村政府委員 地方団体の標準税収入をものさしにしたことは妥当を欠くのじゃないかという御質問でございますが、御承知の通り、地方財政のいわゆる財政力、これはやはり自治庁の方で大体標準財政収入というものをめどにしておりまして、交付税などは標準財政収入、それから標準財政支出、これの差額を交付する。だからやはり一般にこのものさしでやっておるので、しかも、現在の公共土木災害復旧に関する国庫負担法におきましても
○奧村政府委員 国会の皆様方のうちには、一部増税をしたらどうかという御意見があるように承っております。(「一部とは何だ、自由民主党の一部じゃないか」と呼ぶ者あり)それは、治山治水の基本的な対策確立などに関連して、その財源の一部に充てるために、酒とかたばこの比較的高級品に臨時的課税をしたらという意見が一部あるやに承っておりますが、政府におきましては、現在さようなことは考えて おりません。御承知の通り
○奧村政府委員 お尋ねになりました第一点の、来年度は減税をしないということについてお答えを申し上げたいと存ずる次第であります。 減税をしないということよりも、むしろ減税をする余地がなかろうということであります。これは、一方において自然増収がどのくらい見込めるかということと、また、一方において法律に基づいて歳出の面で当然増を見込む経費が非常にたくさんありますことと、災害復旧などの当然必要な経費が非常
○奧村政府委員 ただいま議題となりました法人税法の一部を改正する法律案について、提案の理由を説明いたします。 現行の法人税法におきましては、青色申告書を提出する法人につきましては、正確な帳簿を備え付け、その欠損金の計算も明確に行なわれておりますので、ある事業年度に欠損を生じた場合に、次の事業年度以降五年間はこれを繰り越して控除することを認めているのでありますが、それ以外の法人にはこのような制度を認
○奧村政府委員 これは資料を取り寄せて明確にお答えいたしたいと思いますが、私の承知いたします範囲におきましては、市町村工事については行政区単位で高率補助を適用する、こういうふうに承知いたしております。それで今のお尋ねの、なぜこのようにするかということにつきましては、名古屋市だけは特に大きな市でありまして、行政区域の中で、市全体を、市町村工事を高率適用に適用するよりも、その中の区の単位で高率適用を指定
○奧村政府委員 府県の工事の場合は市の行政区域、それから市町村工事を適用する場合は、名古屋市の場合においては今御指摘の通り、区の単位ということになります。
○奧村政府委員 お答えいたします。 横路委員からの御質問、またこれに関連して細田委員からの御質問によりまして北海道における塩の需給関係あるいは運賃関係などから、北海道の塩業整備について特殊の事情があるから何とか考えてみよ、あるいは井華塩業は低品位の石炭を活用しておるのであるから、特に今日のごとき石炭不況対策の緊急な事態からしてでも、何とかこれは特殊事情として井華塩業を助けていく例外的な措置を考えられないか
○奧村政府委員 税の滞納処分につきましては、法律に基づきまして、なるべく実情に即し、法律に違反して納税者が不当にお困りになるようなことのないように十分考えていかなければならぬと思っております。しかし、大ぜいの徴税官吏のことですから、もし万が間違って取り立てをして、不当に納税者を困らせて損害をかけたという場合は、当然これに対して国は償いをいたすべきであると考えております。
○奧村政府委員 国有財産の管理運用につきましては、今後とも十分改善いたすべき点が多々あろうかと思いますが、私も政務次官就任以来まだ日が浅いものでありますので、十分まだ私としては検討が進んでおりません。管財局長が参っておりますので、局長に御説明させていただきます。
○奧村政府委員 ただいま議題となりました昭和三十二年度物品増減及び現在額総計算書について、その概要を御説明申し上げます。 昭和三十二年度中に増加しました物品は総額三百四十七億円余であり、また、本年度中に減少しました物品は総額二百十億円余でありまして、差引総額において百三十六億円余の増加となっております。これを前年度末現存額八百四十二億円余に加算いたしますと九百七十九億円余となり、これが昭和三十二年度末現在
○奧村政府委員 ただいま議題となりました昭和三十四年八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた中小企業者に対する国有の機械等の売払等に関する特別措置法案の提案理由を御説明申し上げます。 昭和三十四年は、不幸にして、台風により大規模な水害または風水害を受けたのでありますが、八月及び九月のこれらの災害により中小企業者のこうむった損害は膨大なものであります。このような事態に対しまして、これらの損害を
○奧村政府委員 正確な日時は覚えておりませんが、告発があったのであります。また告発されるという憂いもあったわけであります。
○奧村政府委員 政府としましては、運営審議会を開きまして、この四・四%の掛金率の計算の基礎を詳しく御説明申し上げるならば、これはおそらく組合員の皆さんに御納得いただける、こう実は信じておるのです。ということは、この法律をこの春国会で御審議願いましたときに、大体掛金率は四・四%になると政府は考えますということを、この委員会でも申し上げてあるわけです。なお、御承知の通り、この長期給付に対する経費の負担割合
○奧村政府委員 お答え申し上げます。 ただいま横山委員のお話のように、国家公務員共済組合の運営については、使用者である国と被使用者である組合員とが、あくまでも相互扶助の精神でお互いに十分話し合いして、相互扶助の精神をもとにしてやっていかなければならぬという御趣旨については、大いに賛成であります。なおまた、この間の大蔵委員会における今お話しのようなお申し入れにつきましても、できるだけその御趣旨に沿うように
○奧村政府委員 今回政府提案の昭和三十四年度補正予算につきましては、本会議並びに予算委員会で大蔵大臣が概略説明申し上げておりますが、ここでは災害対策関係について主として御説明を申し上げます。 本年における災害は、先般の伊勢湾台風に至りまして、昭和二十八年災害に次ぐ大規模のものとなりました。政府といたしましては、既計上の予備費の使用、地方交付税交付金の繰り上げ支給、応急のつなぎ融資等、各般の行政措置
○奧村説明員 治山治水計画をどうしても実現しなければならぬという御趣旨については賛成であります。大蔵省としてもそのように努力をいたす覚悟でございます。ただ、これはもう釈迦に説法ではございますが、国家財政の健全性を確保しながらやっていくということについては、非常な苦心が要るということだけは、一つあらかじめ御了承願いたい。御承知の通り、自然増収も多少は見込めますが、今回の災害復旧のために、今年度の自然増収
○奧村説明員 ただいま久野委員からの御質問に対して、農林省関係、建設省関係、また大蔵省関係、各政府委員の御答弁のやり取りの間に、私も非常に教えられるところがございます。お説の通り、海岸堤防というものを各省のセクト主義のために不完全なものにするということは、非常な禍根を残すことになりますし、また大蔵省としても、せっかく計画したことは、早期に完成させなければ目的が達成できない、これらのことにつきましては
○奧村説明員 ただいま御決議になりました御趣旨につきましては、まことにごもっともに考えます。その内容につきましては、すでに当委員会において各委員から御質問があり、また御答弁申し上げて、大蔵省としての方針を明らかにしておるわけでありますが、さらに本日ここに御決議になりましたのでありますから、この決議の趣旨を実現すべく、またただいま村上大臣からも御答弁がありました通りでありますから、その通り実現するよう
○奧村説明員 特に横山委員は共済組合については日ごろ御熱心でよく御承知のことと思いますが、この実施に際しまして、定款変更につきましては、お尋ねの通り運営審議会において定款変更をする。これが法律にきめられたことであります。そこで、大蔵省といたしましても、また各省におきましても、九月中に運営審議会を開きまして、そして定款変更をしたいということで、非常に努力をして参ったのです。ところが、労働組合代表の運営委員
○奧村説明員 このことにつきましては、実は、今まで、私どもといたしましても、ずいぶん苦心をして参りましたことでありますので、ちょっと時間がかかりますが、お聞きとりをいただきたいと思います。
○奧村説明員 お答えいたします。去る十月一日から実施すべき共済組合の問題につきましては、佐藤大蔵大臣の留守中でもありますし、主として私が関係者といろいろ協議をして参りました。この点につきましては、私責任を持って御答弁できるつもりであります。
○奧村説明員 中井委員と全く御同様な御意見を先ほど纐纈委員からもお述べになりまして、また石原大臣からも同感の意を表されたわけであります。私どもも災害地を回りまして、今度の災害につきましては、特に原形復旧だけにとどまらずに、改良復旧をやらねばならぬと痛感いたしました。そこで大蔵省としましては、農林省なり建設省なりと打ち合せまして、原形復旧と申しましても、完全な復旧のできるように査定の基準を変えております
○奧村説明員 私からお答え申し上げます。この三、五、二で三年かかるということは、これは必ずしも国の財政上の事情からばかりでないと考えております。実際問題として、そんなに一ぺんに復旧工事が一年でやれるかということもあります。そこで直轄工事は二年でやっております。それから三、五、二にこだわらずにことし五割出すのもございます。実際問題として来年度になれば、ことしの災害復旧が三、五ですから八割できるわけで、
○奧村説明員 私から御答弁申し上げます。今まではさようなことがときたまあったかとも思いますが、今回の場合は特にそういう御要望も強いので、農林省や建設省の査定官が一たん査定したものを大蔵省がまた査定をし直すというようなことはいたさないという方針であります。農林省なり建設省なりあるいは文部省の査定官が災害復旧の査定をいたしますときに、現地におきまして大蔵省の出先の財務局から出ております主計官が立会して査定
○奥村説明員 お答え申し上げます。 先ほど赤路委員からも、また田中委員からも今いろいろ述べられまして、御不満な点もごもっともと思いますが、しかし、また、役所の方といたしましても、これは農林省、海上保安庁、また大蔵省、総合して内閣審議室の方で中心になってやっておりますが、実はずいぶんいろいろと心配いたしましたので、今の質疑応答の間に実は私ども政府委員もずいぶん苦しい、また気の毒な答弁をしておるのです
○奥村説明員 ただいま当委員会で全員一致の御決議につきましては、所管大臣の農林大臣も特に尊重し実現するように努力するという御答弁でありましたが毛大蔵省といたしましても、当委員会の御意思、また農林大臣の御意思をよく尊重いたしまして、実現に努力いたしたいと思います。ただ、その内容が非常に複雑多岐でありますし、また、ただいま初めて承わったことでありますので、十分慎重に検討の上で、農林省とよく御相談して実現
○奧村説明員 どうもおはちがこっちに回りまして……。 実は、まだ信用保証の制度について十分私も勉強しておりませんが、まあ率直に申し上げまして、この国民金融公庫や中小企業金融公庫は、政府の中小企業金融のための機関でありますが、それは銀行やその他民間の金融機関から借りられないものだけに貸すのだという、それはまあ理想ではありますけれども、実際にはなかなかそうはいかぬもので、従って、その意味から言いまして
○奧村説明員 この刑務所の庁舎取得費に対して、たとえば名古屋の刑務所の新築移転を建て交換方式で認める場合といたしますと、それだけの予算を別にまた特別取得費として計上するのですから、つまりワクが別ワクになるわけです。それに対して法律改正が必要であれば、別ワクで予算を計上し、別途法律も提出する、こういうことですから、これは来年度予算に実施するという政府の腹がきまれば御心配なくできる、こういうわけです。
○奧村説明員 政務次官におはちが回ったようですから、私からちょっと申し上げたいと思います。横山委員のおっしゃるところの多古屋の刑務所の移転問題については、どの角度からだれが見てもいわゆる建て交換が妥当だということであれば、国会の審議を尊重する建前をとって認めるように運びたい、こういった答弁をたびたび繰り返しておるので、管財局長の方は少し慎重に考え過ぎたように思いますから、私から申し上げますが、その方法