2018-04-05 第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
○天羽政府参考人 お答え申し上げます。 ただいま先生から御指摘のありましたとおりでございまして、緊急時食料安全保障指針、それから先ほど大臣が申し上げました食料自給力指標において想定をしておる場合分けの中で、国民に対する供給カロリーを最大にするためには、芋類を中心に熱量効率を最大化して作付するということが重要だというふうに考えております。
○天羽政府参考人 お答え申し上げます。 ただいま先生から御指摘のありましたとおりでございまして、緊急時食料安全保障指針、それから先ほど大臣が申し上げました食料自給力指標において想定をしておる場合分けの中で、国民に対する供給カロリーを最大にするためには、芋類を中心に熱量効率を最大化して作付するということが重要だというふうに考えております。
○天羽政府参考人 お答えいたします。 食料自給率とは、国民の食料需要に対する国内の食料供給能力を示す指標であるということでございまして、具体的には、国内生産を分子とし、国内生産に輸出入等を加減した国内消費仕向けを分母として計算されるものでございます。 分母である国内消費仕向けとは、生産者などから供給された食料の供給であり、供給された後に実際に摂取したかどうかは問わないものでございまして、食料自給率
○天羽政府参考人 お答え申し上げます。 農業、農村の所得についての御質問でございました。 まず、農業の所得、いわゆる農業所得についてでございます。 農林水産省におきましては、農業を成長産業とし、農家の所得向上を図るため、農地集積バンクによる農地の集積、輸出の促進や六次産業化の推進、生産資材や食品流通構造の改革など、生産性や付加価値を向上させ、マーケットを内外に広げる農政を進めているところでございます
○天羽政府参考人 御説明させていただきます。 御指摘のとおり、農林水産省は、平成二十七年三月の閣議決定で食料・農業・農村基本計画というのを公表してございます。 食料自給率目標といたしましては、先生御指摘のとおり、カロリーベースで平成三十七年までに四五%、生産額ベースでは七三%というふうに二つをお示ししているところでございます。 このうち、カロリーベースにつきましては、食料が人間の生命と健康の維持
○天羽政府参考人 お答え申し上げます。 平成二十七年三月に閣議決定されております食料・農業・農村基本計画におきましては、平成三十七年度までに、食料自給率をカロリーベースで四五%とする、生産額ベースで七三%にするという目標を設定しておるところでございます。 以上でございます。
○天羽政府参考人 お答え申し上げます。 二〇五〇年の世界の食料需給見通しについて御質問をいただきました。 農林水産省におきましては、平成二十四年に、二〇五〇年における世界の食料見通しということで、予測結果を公表しておるところでございます。 これは、食料の需要面で、世界の人口や経済成長、バイオ燃料用需要の見通しなどを勘案するとともに、供給面につきましては、気候変動、単収の増加、収穫面積の動向を勘案
○天羽政府参考人 お答え申し上げます。 日・EU・EPAにおける品目ごとの農林水産物の影響につきまして御質問をいただきました。 この日・EU・EPAにおける農林水産物への影響につきましては、日・EUの大枠合意の内容を踏まえ、主要な農林水産物への影響を定性的に分析し、影響度合いに応じまして四つのカテゴリーに分類をいたしております。 一つは、特段の影響は見込みがたいもの。二つとして、影響は限定的と
○政府参考人(天羽隆君) 御質問いただきました、公的機関と国内、国外を問わず民間事業者が連携して品種開発を行う場合における知的財産の取扱いについての御質問であったと考えております。 日本におきましては農研機構が様々な知見を持っておるわけでありますけれども、実際に民間事業者と共同研究を行う場合には、共同研究等に係る契約をあらかじめ締結いたしまして、その中で知的財産に関する取決めを行うことになります。
○政府参考人(天羽隆君) お答え申し上げます。 現在、都道府県は、都道府県、各地域の農業振興の観点から、種子の生産、普及に関与していただいておるところでございます。 主要農作物種子法の廃止に関しまして農林水産省が各都道府県に聞き取りを行いましたところ、大半の都道府県から、主要農作物種子法が廃止されても、現行の種子法に規定されているような、一つには奨励品種に関する業務、二つには原種、原原種の生産に
○政府参考人(天羽隆君) お答え申し上げます。 主要農作物種子法の廃止についてお尋ねがありました。 主要農作物種子法は、戦後、食料増産が国家的課題であった昭和二十七年に成立されたものでございます。稲、麦、大豆の種子につきまして、全ての都道府県に原種、原原種の生産や普及すべき優良な品種、奨励品種と呼んでおりますけれども、これを指定するための試験等を義務付けておりまして、稲、麦、大豆の優良な種子の生産及
○天羽政府参考人 お米の価格の水準につきましてお尋ねをいただきました。 お米の価格の水準につきましては、生産量と需要量のバランスで決定されるのが基本であるというふうに考えております。福島第一原子力発電所の事故に伴う風評被害の影響をどのように評価するのかにつきましては、難しい面もあるところでございます。 こうした中でありますが、福島県浜通りのコシヒカリの近年の相対取引価格、相対取引価格と申しますのは
○政府参考人(天羽隆君) お答え申し上げます。 ただいまお話ございましたとおり、熊本県阿蘇の地域ではこれから田植の時期を迎えるところでございます。本日も、森山大臣が現地を訪れて調査を行っているところでございます。これまでのところ、水路やパイプラインの損壊、水田の地割れやのり面の崩壊などなどの被害が確認されておるところでございます。 農林水産省といたしましては、これから本格化する田植に向けまして、
○天羽政府参考人 お答えいたします。 収穫後、農業者が自宅に保管している段階で浸水被害を受けたお米につきましては、基本的には、他の一般的な個人財産と同様、農業者がみずから民間の保険に加入して対応する必要があるというふうに考えているところでございます。 しかしながら、今回のケースにつきましては、一つといたしまして、生じた損害、被害がこれまでにはなく、民間保険への加入がなされていなかったというふうに
○天羽政府参考人 お答え申し上げます。 先ほど御説明をいたしましたとおりでございますが、具体的な支援内容につきましては、現在関係省庁間で詳細を詰めておるところでございます。 支援水準につきましては、収穫前に被害を受けた場合に農業共済で補償される額相当を上限とするということを念頭に置きまして調整を進めているところでございます。
○天羽政府参考人 お答え申し上げます。 さきの関東・東北豪雨によりまして、お米の収穫後、自宅に保管している段階で浸水被害を受けた農業者に対しましては、当該農業者が来年の営農再開に向けて行う土づくりや種もみ、肥料、農薬の準備などの取り組みに要する経費について助成を行うこととしております。 その具体的な支援内容につきましては、現在関係省庁間で詳細を詰めているところでございます。被災農家の営農再開にしっかりつながりますよう
○天羽政府参考人 収穫後保管していたお米が被害を受けた農家に対する対応につきまして御説明申し上げます。 収穫後自宅に保管している段階で浸水被害を受けた農業者に対しましては、農業者が来年の営農再開に向けて行う取り組みに要する経費について助成を行うこととしておりまして、その具体的な内容につきましては、現在、関係省庁間で詳細を詰めているところでございます。 被災農家の営農再開につながりますよう、本年度