1976-09-08 第77回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第29号
○大橋(武)委員長代理 田中君の御要望の資料につきましては、お言葉のとおり、理事会において協議の上、処置することにいたします。
○大橋(武)委員長代理 田中君の御要望の資料につきましては、お言葉のとおり、理事会において協議の上、処置することにいたします。
○大橋(武)委員 本日の朝刊各紙にありました四代議士が検事の事情聴取を受けた旨の記事は多大の反響を呼んでおります。 わが党といたしましては、四代議士についてそれぞれ調査いたしましたところ、今日までこれらの諸君は検察庁の事情聴取を受けた事実は全くないのでございまして、この記事は全然誤報であることが判明いたしました。しかし、四代議士にとりましては、かくのごとき記事が掲載されましたことは、その政治生活に
○大橋(武)委員長代理 それでは警察庁に申し上げますが、なるべく早い時期に、いままである資料をまとめて出していただくことと、なお、その後、何かまとまるものがあったら、ひとつまとめていただいて、追加して出していただくようにお願いいたしておきます。
○大橋(武)委員長代理 委員長からも申し上げますが、いま問題になりました暴力団関係の資料というようなものを至急おつくり願って、当委員会へ提出していただくことができましょうか。
○大橋(武)委員 いや、よろしゅうございます。 ロッキード事件は一つの構造汚職と言われております。構造汚職は政治家と官僚が因縁によって癒着して一体的構造をつくり、行政機構の内部にこれが巣くっており、この構造を媒体としてきわめて巧妙に、きわめて容易に贈収賄が成立し、しかも法による摘発をきわめて困難にいたしておるのでございます。現在構造汚職が頻々と発生していることは、各種業界の風評から見てもおおむね想像
○大橋(武)委員 昨日逮捕になりました人物は、金脈政治という新造語をこの世に流行させる原因となった人であります。この人は、池田、佐藤両総裁の時代には、政府及び党の要職を歴任し、その間逐次党内において勢力を蓄積し、ついに党総裁のいすをかち取り、党内の最大の派閥を築き上げ、総裁引退後においてもその勢力を維持しておったのであります。この人がわが党においてあたかも魚の水を得たるがごとく目覚ましい成長を遂げてここまで
○大橋(武)委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、総理に御質問申し上げる次第でございます。 昨日、東京地方検察庁は、ロッキード事件の疑惑の中心にある最も重要なる人物に対し、逮捕状を執行いたしました。自民党は、一度はこの人を総裁と仰ぎ、二度にわたって内閣首班に指名いたしました。この人は、わが自民党が育て、わが自民党が国政をゆだねた人であります。われわれ自民党員たる以上、だれ一人として全国民の前に
○大橋(武)委員 当委員会といたしましては、渡辺氏の証言について現在検討中でありますが、つきましては、渡辺尚次君がその点について知っていたという根拠があれば、差し支えない範囲でお述べいただくことができましょうか。
○大橋(武)委員 それでは、ID社から領収証の出ております一九七四年六月十八日分の二千七十二万円についても、渡辺証人は当然知っておったと思われますが、この点につきましてはいかがでございましょうか。
○大橋(武)委員 刑事局長にお尋ねをいたしたいと存じます。 去る六月二十四日の本委員会における証人喚問において、全日空の渡辺尚次副社長は、六月二十二日全日空の沢以下三幹部が逮捕された被疑事実、すなわちロッキード社から三千三十四万五千円の全日空に対する裏金の流れについて、私自身に関してこういう金が入ったとか、あるいは会社の中でこういうものを手に入れたということについては知らない旨の証言を行っております
○大橋(武)委員長代理 内村君にお願いいたしますが、証人は記憶がないということが少し多いように聞こえますが、本当に記憶がないものはやむを得ないとは思いますが、できるだけ思い出すように努力をして証言をしてくださるようお願いいたします。
○大橋(武)委員 次に、昭和四十五年の十一月に、日本航空が747のLR四機の発注をすることになりましたが、これに対しましては、航空局において認可をしておられるようでございます。この当時のいきさつ並びに事情について御説明をいただきたいと存じます。
○大橋(武)委員 それに関連してお伺いいたしたい点は、昨日三井物産が当委員会に証人として石黒君を派遣いたしました。その際、石黒君の証言の中に出てまいったのでございますが、昭和四十四年の七月の末ごろに、ダグラス社の社長がダグラス機売り込みのためにしばらく本邦に滞在しておられた。そしてその主たる目的は、日航に対してDC10を予約してもらいたいということであったのだそうでございまするが、七月の二十五日になりまして
○大橋(武)委員 民間機に対しまする問題は、エアバス導入延期という点にあるのでございますが、このうち運輸省に関する部分は、このことについての行政指導に関するものであります。そこで、本日特にこの部分に集中して質疑を行いたいと存じます。 まず伺いたい点は、エアバスの導入ということにつきまして、運輸省が最初にこの問題について指導を行われるようになりましたそれはどういう措置であったか、またそれはいかなる時期
○大橋(武)委員 この国防会議の議員懇談会というと、内閣総理大臣を初め、数名の閣僚級の方々がおられるわけでございますが、それらの方々がおそろいになりまして、自然に白紙とするという文言がここに出てきて、だれも議員の問に書き方について疑問なりあるいは不自然な感じを受け取らなかったといたしますと、あるいは役所の方では決めていなかったかもしれないが、議員さん方の間にはおのずから、これは国産にしなければいかぬのだぞというような
○大橋(武)委員 そこで問題は、この第一行でございますが、「次期対潜機、早期警戒機等の国産化問題は白紙とし、」こういうふうに書いてあります。続けて「今後輸入を含め、」「検討する。」こういうふうに書いてあります。それで、普通にこの文章を拝見いたしますと、白紙とするのでございますから、いままでは白紙でなかったわけだ。つまり、何らかの色がついておった、だから白紙にするという文句が生きてくると思うのです。そうなりますと
○大橋(武)委員 特にいまの了解事項の点について伺いたいのでございますが、これは国防会議の事務局長から、昭和四十七年十月九日の了解事項というものを、一応参考のためにお読みを願いたいと思います。
○大橋(武)委員 ロッキード事件は、日米両国にまたがる国際的な性格を有しておりますので、その捜査は性質上種々の困難を伴うことはもとよりであると存じます。 そこで、現在までのアメリカ側の協力態度はいかがなものでありますか。またアメリカ側関係人に対する事情聴取、また司法共助の見通し等について御所見を伺いたいと存じます。
○大橋(武)委員 新聞等の報道によりますると、法務大臣は国会の会期終了後、五月二十五日に記者会見においてロッキード事件の中間報告を行う旨が伝えられております。その真意はいかがなものであるか、この機会に奉りたいと存じます。
○大橋(武)委員 当委員会は、院議によりましてロッキード事件の徹底的究明を目的として設置せられたるものであります。 政府はかねてから本問題の究明については熱意を持って努力する旨言明されております。私は、もとより当然の次第と考え、これを信ずるにやぶさかではありませんが、本日、当委員会審議の劈頭に当たりまして、特に責任大臣たる稻葉法相のロッキード問題捜査処理についての所信をお伺いしたしたいと存じます。
○大橋武夫君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員神門至馬夫君は、昨年十二月十一日逝去せられました。まことに痛惜の念にたえません。 私は、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、謹んで哀悼の言葉を申し述べたいと存じます。 神門君は、大正十一年三月、島根県邑智郡桜江町の農家にお生まれになりました。 少年時代、山合いの三江線をひた走る機関車にあこがれた君は、高等小学校卒業後の昭和十二年
○大橋委員 いまの決意は決して口先だけではないと思います。三木総理は、言うことと行なうことが非常に離れ過ぎているというもっぱらの評判でございましたが、三木内閣の閣僚の一員であるあなたですから、まさかその点も見習われるようなこともないだろうと思いますけれども、再度この点は、四月一日ではなくてもっと早い時期にいまのような実質的な措置を打っていくというこのことは、私は生涯忘れられないくらいの思いで受けとめておきますから
○衆議院議員(大橋武夫君) まことにごもっともな御質問でございますが、御承知のとおり、経済発展計画におきましても、今後数カ年の間に投ぜられるべき社会資本について、ある程度の見通しが立っておるわけでございます。しかし、今日の国の財政状態から見ますというと、こういうための財源措置というものがまだ十分にはできていない点があることは御承知のとおりでございます。しかし、どうしてもこういう計画をつくり、そしてそれを
○衆議院議員(大橋武夫君) いろいろ政治的な事情、あるいは担当者の個人的な都合で、こういう大きな問題が左右されるというようなうわさも聞きますが、私どもは、そういうふうなことはあってはならないし、また、そういうことをあらしめてはならないのがわれわれの使命である、こう考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○衆議院議員(大橋武夫君) ただいま議題となりました全国新幹線鉄道整備法案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 昭和三十年代からのわが国の経済成長は目ざましいものがありますが、反面、この経済成長は、大都市への生産・消費機能の巨大な集積という形で行なわれてきたため、いわゆる過密、過疎現象が深刻化しております。 このような状態を打開して、経済社会の飛躍的発展をはかるためには、国土の総合的かつ普遍的開発
○大橋(武)議員 私どもの感じといたしましては、この第三条は、新しくできる新幹線網というものを説明したものだと思うのでございます。これは御指摘のとおり、鉄建審の決議におきましては、きわめて具体的に地名をあげておるのでございますが、大体あの鉄建審において決議された鉄道網というものは、わが国の現状並びに将来を考えますと、大体だれが考えてもああいう線に落ちつくという、きわめて妥当な適切な線が指摘せられてあるわけでございまして
○大橋(武)議員 新幹線の建設ばかりでなく、今後の日本の建設に必要な土地というものは非常に限られておりますので、お説のとおり、土地政策が今後のいろいろな対策の根本であることは申すまでもございません。政府におかれましても、この問題については慎重に検討し、時々多少の施策も行なわれておりますが、目下の状態では必ずしも効果をあげていないことは御指摘のとおりでございます。自民党といたしましても、今後の経済建設
○大橋(武)議員 ただいま議題となりました全国新幹線鉄道整備法案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 昭和三十年代からのわが国の経済成長は目ざましいものがありますが、反面この経済成長は、大都市への生産・消費機能の巨大な集積という形で行なわれてきたため、いわゆる過密、過疎現象が深刻化しております。 このような状態を打開して、経済社会の飛躍的発展をはかるためには、国土の総合的かつ普遍的開発を推進