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1374件の議事録が該当しました。

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1979-12-04 第90回国会 参議院 予算委員会 第1号

国務大臣大平正芳君) 憲法上私は疑義がないと確信いたしておりますが、解散権は、瀬谷さんおっしゃるように、政府の都合で乱用してはいけないことは私も重々承知いたしておるつもりでございまして、自分勝手にこの解散決断をいたしたわけではないのでございまして、日本政治のためにこの機会解散をお願いすることが正しい選択であろうと私は判断いたしたわけでございます。

大平正芳

1979-12-04 第90回国会 参議院 予算委員会 第1号

国務大臣大平正芳君) 解散決断につきましては、総選挙を通じましても申し上げてまいったわけでございますが、前の総選挙から三年近くの時日が経過いたしたわけでございます。長い不況の谷間にあえいでおりましたけれども、経済もようやく立ち直って、回復軌道に乗ってきたわけでございます。したがって、ここで人心を一新いたして、八〇年代に向かう新たな態勢をつくっていくということのために解散をお願いするといたしましても

大平正芳

1979-12-04 第90回国会 参議院 予算委員会 第1号

国務大臣大平正芳君) 日中両国国交正常化以来七年有余の年月を経過いたしました。その間、条約実務協定全部締結を終わりまして、両国の交流は年とともに頻繁になり、深くなってきておりますことでございます。  で、私といたしましては、この機会両国政府首脳の間におきまして、国際情勢、二国間の問題等について隔意のないお話し合いをいたしまして一層理解を深めたいと、信頼を深めたいという念願を持って訪中すべく

大平正芳

1979-12-03 第90回国会 衆議院 予算委員会 第1号

大平内閣総理大臣 仰せのように行政改革は言うはやすく行うはかたいものであることは御指摘のとおりだと思います。したがって、この行革を進めてまいるに当たりましては、与党、野党を問わず全幅の御協力をお願いしなければ実効を上げ得ないことはもとよりでございますが、さらに広く国民一般理解協力を仰がなければならぬ性質のものだと考えております。幸いにいたしまして行革の問題はいまや国民の声、天の声にまでだんだんと

大平正芳

1979-12-03 第90回国会 衆議院 予算委員会 第1号

大平内閣総理大臣 自由民主党が安定多数をいただいておろうとおるまいと、野党協力を得なければその政策の円滑な実行がおぼつかないことはわれわれの経験上よく承知いたしておることでございますし、そういうラインで歴代の自由民主党内閣野党との協力を保持することについて努力をしてまいったつもりでございます。  野党協力を得る方法といたしまして、私はたびたび申し上げておりますように、当委員会を初めといたしまして

大平正芳

1979-12-03 第90回国会 衆議院 予算委員会 第1号

大平内閣総理大臣 御指摘のように、いま国民政治に対する要請は、政策の問題も大事でございますけれども、政治姿勢、とりわけ綱紀粛正政治倫理確立ということを強く求めておられます。このことは、過般の総選挙におきましても非常に鮮明にあらわれておるところだと私も判断をいたしております。  したがいまして、政府はその施策を始めるに当たりまして、政策以前の問題として、綱紀粛正の問題、行政簡素化の問題をとりわけ

大平正芳

1979-12-01 第90回国会 参議院 本会議 第4号

国務大臣大平正芳君) 安武さんの第一の御質問は、総選挙の結果をどのように受けとめて、どういう決意政局運営に当たるかという御質問でございました。  総選挙に示された国民判断は、綱紀粛正政治倫理確立を求めると同時に、自由民主党が謙虚に政治的立場を異にする方々とも話し合いを詰めて政局運営に当たるべしというものと承知いたしておりまして、この審判は私といたしましても厳しく受けとめてこれにこたえてまいりたいと

大平正芳

1979-12-01 第90回国会 参議院 本会議 第4号

国務大臣大平正芳君) 財政再建に関連いたしまして、一般消費税の導入問題低所得者に対する増税問題についてどう考えるかという御質問でございました。  この問題につきましては、五十五年度を再建の初年度とすることとして、いま鋭意予算案を策定中でございますが、一般消費税の導入、低所得者に対する増税というようなことは考えないで第一年度の予算案を策定すべく、鋭意努力をいたしておるところでございます。  五十六年度以降

大平正芳

1979-12-01 第90回国会 参議院 本会議 第4号

国務大臣大平正芳君) 相沢さんの御質問にお答えいたします。  第一の御質問は、過般の解散から今日に至るまでの政治的混迷行政停滞についてどうこれを受けとめ、これに対してどういう責任を感じておるかという御質問でございました。  私は、過般の解散は時期を間違ったものとは考えておりませんし、この解散に伴う選挙が秩序正しく行われまして、国民の厳粛な審判が下りました。これを厳粛に受けとめて、鋭意謙虚な態度

大平正芳

1979-11-30 第90回国会 参議院 本会議 第3号

国務大臣大平正芳君) 楠さんの最初の御質問は、八〇年代に対応する政治姿勢についてのお尋ねでございました。  八〇年代は、大変不安定な要因、また多くの制約要因を抱えたむずかしい時代であることが予想されますけれども、恐らく国際化は一層進み、国内におきましては高年齢化が進んでまいる時代であうろと思うのであります。政府といたしましては、その展望を明らかにしながら政治対応力を強めていかなければならぬと考

大平正芳

1979-11-30 第90回国会 参議院 本会議 第3号

国務大臣大平正芳君) 阿具根さんの第一の御質問は、総選挙に次いで長い政治空白を招いたが、その責任はどう考えるかということでございました。  私は、総選挙における国民審判は、わが党にとって厳しいものであったと受けとめております。  首班指名に当たりまして、わが党から二人の候補が出ましたことは大変残念なことでございました。これは総裁である私の不明のいたすところでございまして、大変申しわけないと考えております

大平正芳

1979-11-30 第90回国会 衆議院 本会議 第4号

内閣総理大臣大平正芳君) 先般の解散権の行使、総選挙における国民審判、その後の政治空白、一連の問題に対してどのように責任を感じておるかという御質問でございました。  私は、一番いい時期に解散権を行使すべきであると考え、そのように実行いたしたつもりでございます。しかし、それが予想に反しまして厳しい反応として返ってまいりましたことは、それはそれとして厳粛に受けとめて、政治運営に生かしていかなければならぬと

大平正芳

1979-11-30 第90回国会 衆議院 本会議 第4号

内閣総理大臣大平正芳君) 金子さんの最初の御質問は、私が首班指名を受けるに当たりまして公約実行が私の責任のとり方であると言ったが、私の言う公約は総選挙国民の拒否に遭ったではないかという御意見でございました。  自由民主党公約を掲げて先般の総選挙に臨み、二千四百万を超える方々の熱心な支持をいただいたわけでございまして、われわれが掲げました公約につきましては、自由民主党として可能な限りその実行

大平正芳

1979-11-30 第90回国会 衆議院 本会議 第4号

内閣総理大臣大平正芳君) 湯山さんの第一の御質問は、先般の総選挙におきまして、国民航空機汚職の徹底的な究明と根絶を求めておると思うが、私の認識はどうかというお尋ねでございました。  航空機汚職問題につきましては、御案内のように、刑事責任はいま裁判所において問われておりますけれども、政治責任の問題は依然として国会中心として究明がなされておるわけでございまして、今後もこの解明は続けられていくものと

大平正芳

1979-11-29 第90回国会 衆議院 本会議 第3号

内閣総理大臣大平正芳君) 加藤さんの私に対する第一の御質問は、さきの総選挙に示された国民審判に対してどのような政治姿勢で臨むかという御質問でございました。  御質問の中に八〇年代に有効な対応をしなければならないこと、わが国の平和を確保し、安全保障を堅持していかなければならぬという基本的な政治姿勢についてお触れになりました。私も加藤さんの仰せのとおり同感に存じております。七〇年代の経験と教訓を生

大平正芳

1979-11-29 第90回国会 衆議院 本会議 第3号

内閣総理大臣大平正芳君) 私の内閣組閣に当たりまして、しばらく文部大臣を私が兼任さしていただきました経緯は、御案内のとおりでございます。これは、文部行政を軽視するということではなくて、大事な文部行政でございまするので、より適切な人材を確保いたしたいと存じて、しばらくそのための時間をかりておったまでのものでございます。また、綱紀粛正問題とは一切関係がないのでございます。私が兼任いたしておりました

大平正芳

1979-11-29 第90回国会 衆議院 本会議 第3号

内閣総理大臣大平正芳君) 飛鳥田委員長の私に対する第一の御質問は、先国会をめぐって一カ月余に及ぶ政治空白を招いたが、その責任をどうとるつもりかということでございました。  先般の所信表明においても申し上げましたとおり、先ほどの総選挙の結果に対してこれをどのように受けとめて、これに対する政治責任をどのように考えていくかということにつきましては、自由民主党内に御承知のように論議が起こったわけでございます

大平正芳

1979-11-27 第90回国会 参議院 本会議 第2号

国務大臣大平正芳君) 第九十回国会に臨み、所信一端を申し述べます。  私は、さき特別国会において、再度、内閣総理大臣に指名され、国政運営重責を担うこととなりました。先国会におきましては、速やかに進めなければならない首班指名とこれに続く組閣がおくれ、所信表明機会を持ち得ず、国政停滞を招いたことについて、まずもって、国会を通じて国民に対し心からおわび申し上げるものであります。さきの総選挙

大平正芳

1979-11-27 第90回国会 衆議院 本会議 第2号

内閣総理大臣大平正芳君) 第九十回国会に臨み、所信一端を申し述べます。  私は、さき特別国会において、再度、内閣総理大臣に指名され、国政運営重責を担うことになりました。先国会におきましては、速やかに進めなければならない首班指名とこれに続く組閣がおくれ、所信表明機会を持ち得ず、国政停滞を招いたことについて、まずもって、国会を通じて国民に対し、心からおわび申し上げるものであります。(拍手

大平正芳

1979-11-16 第89回国会 衆議院 文教委員会 第1号

大平内閣総理大臣 このたび文部大臣を兼務することになりました大平正芳でございます。  もとより、教育国づくりの基礎となる人づくりの根幹であります。私は、当委員会委員長並びに委員皆様方の御指導、御協力により、教育、学術、文化の諸問題の解決に取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手

大平正芳

1979-09-07 第88回国会 参議院 本会議 第4号

国務大臣大平正芳君) 答弁を補足させていただきます。  上田さんの御質問の中で、伝えられるような手順で伝えられるような期間衆議院の総選挙が行われるということになりますと、十五万人もの新有権者の投票権が奪われることになるのではないかという御指摘でございました。  なるほど、仰せのように、公選法によりますと、定時登録直後の一定期間選挙登録が行われないことになっておるわけでございます。しかし、この

大平正芳

1979-09-07 第88回国会 参議院 本会議 第4号

国務大臣大平正芳君) 国会論議すべき問題は山積しておる、衆議院解散を急ぐべきでないじゃないかという御意見でございました。  私は、国会論議すべき問題が山積しておることも、われわれが解決しなければならない問題が山積しておることも、よく承知いたしておるわけでございます。これに対処いたしますためには、それ相応の対応した姿勢確立されなければならぬと考えておりまして、政局の転換もそういう観点からいたしますならば

大平正芳

1979-09-07 第88回国会 参議院 本会議 第4号

国務大臣大平正芳君) 白木さんの第一の御質問は、疑惑解明政治不信との関係についてでございました。疑惑解明に熱心でなければ政治不信を解消することにならぬじゃないかという御指摘でございました。  私も全く同感に存じております。したがいまして、政府立場において可能なことはあらゆることをやったつもりでございまするし、国会国政調査権の発動につきましては政府立場協力を惜しんだことはないわけでございます

大平正芳

1979-09-06 第88回国会 参議院 本会議 第3号

国務大臣大平正芳君) 山崎さんの最初の御質問は、政治姿勢についてでございました。  申すまでもなく、自由民主党内閣責任者といたしまして、議会制民主制を中央、地方を通じて堅持し、活力のある公正な自由市場経済体制を堅持しながら、日米安保条約自衛力の整備を軸とする安全保障体制を踏まえて、信頼と合意に基づく政治を着実に進めさしていただきたいと念願しておるわけでございます。  曲がり角に来た八〇年代の

大平正芳

1979-09-06 第88回国会 参議院 本会議 第3号

国務大臣大平正芳君) 小野さんの最初の御質問は、政治姿勢に関することでございます。  第一は、いわゆる解散についてのお尋ねでございます。  経済もようやく回復いたしまして、第一次石油危機混乱も収拾することができたのではございますけれども、わが国の当面する問題といたしましては、エネルギー制約でございますとか、厳しい財政事情等がございまして、容易なる状況ではないのでございます。この前の総選挙がございまして

大平正芳

1979-09-06 第88回国会 衆議院 本会議 第4号

内閣総理大臣大平正芳君) 第一の御質問は増税問題についてでございます。  財政再建具体策が明らかでないじゃないかということでございますが、これは私の演説でも申し上げましたとおり、現在の赤字公債を五十九年度までにはなくするということを目安にいたしまして、五十五年度を起点として財政再建に取り組ましていただきたいというのが基本方針でございます。  それから、赤字公債は本来、自民党政府政治的な責任

大平正芳

1979-09-06 第88回国会 衆議院 本会議 第4号

内閣総理大臣大平正芳君) 佐々木さんの御質問でございますが、現時の政局に対する基本姿勢について、まずお尋ねがございました。  私ども、今日厳しい内外状況のもとで新しい挑戦を受けておりますことはよく承知いたしておるわけでございます。これに対しまして、どのような態勢で、どのような決意責任を果たさなければならぬかということにつきましては、日夜考え抜いてきておるところでございまして、石油危機の深まる

大平正芳

1979-09-06 第88回国会 衆議院 本会議 第4号

内閣総理大臣大平正芳君) 竹入さんの第一の御質問は、いわゆる解散の名分に関連したことでございました。  わが国経済もようやく回復軌道に乗りまして、第一次の石油危機の後遺症の治療もようやく終わることができたように思いますけれども、エネルギー制約財政事情等は依然として厳しい状況にございます。一方におきまして、前の総選挙から三年近くの時日を経過いたしております。この際政局を一新して新しい体制

大平正芳

1979-09-05 第88回国会 衆議院 本会議 第3号

内閣総理大臣大平正芳君) 西宮さんにお答えする前に、下平先生の御質問に対しまして答弁漏れがございましたので、補足をさしていただきます。  疑惑再発防止に関して、再発防止協議会提言を待っておるということだが、これをどのようにこれから具体化を進めるのかということでございます。これは、私としてはこの提言を待って、これを尊重して、その中で立法手続が必要と認められるものにつきましては、速やかにそのように

大平正芳

1979-09-05 第88回国会 衆議院 本会議 第3号

内閣総理大臣大平正芳君) 木野晴夫君の御質問にお答えいたします。  第一の御質問は、いわゆる解散についての私の考え方のお尋ねでございます。  私は、現在、経済は着実に回復し、石油危機以後の混乱を克服することができましたが、エネルギー制約財政事情は一段と厳しさを加え、わが国国際的責任も一層高まっておるように思います。一方、前回の総選挙以来、すでに三年に近い日時を経過いたしておりますので、この

大平正芳

1979-09-05 第88回国会 衆議院 本会議 第3号

内閣総理大臣大平正芳君) 下平さんの第一の御質問は、航空機輸入に絡まる疑惑解明についてのことでございます。  わが党並びに政府がこの問題に積極的でないという御批判でございます。下平さんも御承知のように、この問題につきましての刑事当局刑事責任解明は終わったわけでございますが、刑事当局の発表によりますると、あなたの言われる岸氏は全然この事件関係がないという御報告でございます。  松野君の証言でございますが

大平正芳

1979-09-03 第88回国会 参議院 本会議 第2号

国務大臣大平正芳君) 第八十八回国会に臨み、八〇年代を展望する曲がり角に立って、七〇年代におけるもろもろ試練を回顧しながら、当面する内外課題とこれに対処する政府方針を明らかにしたいと存じます。  今日、経済運営における中核的な課題は、石油中心とするエネルギー問題への対応であり、その制約を克服することにあります。本年六月東京で開かれました主要国首脳会議におきましても、同様の認識から、石油問題

大平正芳

1979-09-03 第88回国会 衆議院 本会議 第2号

内閣総理大臣大平正芳君) 第八十八回国会に臨み、八〇年代を展望する曲がり角に立って、七〇年代におけるもろもろ試練を回顧しながら、当面する内外課題とこれに対処する政府方針を明らかにいたしたいと存じます。  今日、経済運営における中核的な課題は、石油中心とするエネルギー問題への対応であり、その制約を克服することにあります。本年六月東京で開かれました主要国首脳会議におきましても、同様の認識から

大平正芳

1979-06-05 第87回国会 参議院 外務委員会 第15号

国務大臣大平正芳君) 大使判断を尊重するという意味は、そういう先方からの申し出がありました場合には、大使判断して、これは自分はこうしたい、いかがでしょうかという御相談があれば、また当然応じていくべきでございますが、向こうの大使館側意見も聞かずに、こちらから訓令をするというようなことは差し控えていくべきだと考えておるわけでございまして、練達な須之部大使でございますので、その間の状況判断間違

大平正芳

1979-06-05 第87回国会 参議院 外務委員会 第15号

国務大臣大平正芳君) まず、第一の金大中氏とわが方の大使館関係者との接触の問題でございます。  これは私の承知しておる限りにおいては、過去においても何回かそういうコンタクトがあったように承知しております。今回は、いま御指摘のように、先方から接触を求められてきておる経緯があるようでございます。これに対しましてどのようにわが方として対応すべきかという問題につきましては、わが方の大使以下大使館員がおりますので

大平正芳

1979-06-05 第87回国会 参議院 外務委員会 第15号

国務大臣大平正芳君) まず、この金大中事件に韓国の公権力の介入があったかどうかということにつきまして、伝えられるところによりますと、金大中自身は肯定的な見解を持たれておるというように承りますけれども、これは金大中氏御自身の御意見として承ったまででございます。日本政府判断は、この問題につきまして政治的決着をつけたわけでございますが、それを見直すに必要な証拠を掌握するに至っていないということでございます

大平正芳

1979-06-05 第87回国会 参議院 内閣委員会 第14号

国務大臣大平正芳君) いま、元号法案について、国論が二分しておるのではないかという御指摘がございましたが、私ども、国論を二分するというようなことは、できるだけ本来慎まにゃいかぬことと思っております。私どもが提案いたしておりまする元号法案というのは、たびたび本院におきましても政府側から御説明申し上げましておるとおり、国民生活の中に元号が定着しておる、国民の多くはその存続を望んでおると、そこまでは

大平正芳

1979-06-05 第87回国会 参議院 内閣委員会 第14号

国務大臣大平正芳君) 憲法に対する所信は、申すまでもなく国の基本法でございまして、われわれが遵守しなければならないものと心得ております。その基本法である憲法改正でございますが、憲法自体にも改正の道をつけてある以上は、改正ということが論理的にないわけじゃない。改正論議することも許されておることと思うのであります。したがって、国内にはいろいろ改正論者もあられるようでございます。改正論議があって差

大平正芳

1979-06-05 第87回国会 参議院 内閣委員会 第14号

国務大臣大平正芳君) 航空機輸入をめぐりまして国民の間に深い疑惑がございまして、その刑事責任政治責任が強く問われておるということは私もよく承知いたしております。したがいまして、まず政府として一番大事なことは、不幸にして起きました事件真相を徹底的に究明するということが第一の任務であると心得まして、捜査当局捜査当局として刑事責任を問いただしていったわけでございます。最近その結論が出たようでございます

大平正芳

1979-06-04 第87回国会 衆議院 決算委員会 第13号

大平内閣総理大臣 政治不信の解消、政治倫理確立に関連いたしまして七つの事項についてお尋ねがございました。  前提として私は、わが国民主主義は腐敗の防止につきまして相当活力のある活動を保障いたしておるように思うのであります。原さんも御承知のように、わが国のマスメディアには取材、報道の自由が保障されております。政府は有能な捜査陣容を持っておりまして、鋭意真相究明に当たっておるわけでございます。国会

大平正芳

1979-06-04 第87回国会 衆議院 決算委員会 第13号

大平内閣総理大臣 北富士演習場の一部が林業用地として山梨県に払い下げられたが、この土地は、忍野村忍草農民入会地として立ち入り使用、収益しているかけがえのない土地である。払い下げを受けた山梨県とその造林者は実力でこの牧草地を壊滅させている。このような払い下げが、ちょうど私が官房長官でございましたときの政府が確約した、忍草農民入会地立ち入り使用、収益する慣行を尊重していると言えるかどうか。政府

大平正芳

1979-06-01 第87回国会 衆議院 外務委員会 第14号

大平内閣総理大臣 航空機輸入に絡まる疑惑でございますが、これにつきまして、政府立場から、政治立場から何をなすべきであるかということの第一は、まず捜査当局刑事責任所在を確かめる、公権力を用いて捜査をやりまして、そしてその所在を確かめるということでなければなりませんで、そのことは精力的に厳正に行われたわけでございます。  第二の問題は、政治責任道義責任というものにどうこたえるかという問題であろうと

大平正芳

1979-06-01 第87回国会 衆議院 外務委員会 第14号

大平内閣総理大臣 わが国先進主要国の中では一番おくれて近代化をいたした国でございます。したがって、発展途上国に距離的には一番近い、心情的にも一番近い間柄にあるわけでございまして、他の先進諸国に比べて南北問題というものにより深い理解を持ってしかるべき国でないかと考えております。その発展途上国の集まりでございまするUNCTADの総会がマニラで開かれるということになりましたので、これは日本としては出てまいりまして

大平正芳

1979-06-01 第87回国会 衆議院 外務委員会 第14号

大平内閣総理大臣 サミットは御承知のように、経済サミットとして発足して今度五回目の会合が東京で開かれることになっております。経済の問題といたしましては、愛野さんも御承知のとおり片やインフレの問題がございまして、片や雇用の問題がございまして、この二つの問題はいわばトレードオフの関係になっておる。どの国もこの二つ課題にどうこたえるかということで忙殺されておるわけでございます。インフレの収束を徹底的にやろうと

大平正芳

1979-06-01 第87回国会 参議院 本会議 第16号

国務大臣大平正芳君) 漁業振興の問題についてのお尋ね最初にございました。二百海里時代を迎えてのわが国漁業政策方向といたしましては、外に向かっては、果敢な漁業外交を通じまして遠洋漁業の実績を確保するということ、内におきましては、沿岸、沖合い漁業振興と、二つ方向考えられると思います。具体的なことにつきましては、所管大臣からお答えあることと思います。  それから、漁業者年金についてのお尋ねでございました

大平正芳

1979-06-01 第87回国会 参議院 本会議 第16号

国務大臣大平正芳君) 阿部さんの第一の御質問は、小山さんと同様に、地方行財政危機打開についての考えを求められたわけでございます。これにつきましては、先ほど小山さんにお答えいたしましたとおり、地方分権地方自主性地方活力地方の個性、地方責任というものを尊重した姿において地方行政打開考えなければなりませんし、これに照応いたしました地方自主財源の充実を図る方向危機打開に本格的に取り

大平正芳

1979-06-01 第87回国会 参議院 本会議 第16号

国務大臣大平正芳君) 小山さんの第一の御質問は、地方財政危機打開についての考えを示せということでございました。仰せのように、地方財政がただいま危機的状況にございますこと、仰せのとおりでございます。これは、石油危機が起こりまして、世界的な規模の不況が襲来いたしまして、これをどのように受けとめて国民経済生活を守っていくかということを考えた場合に、まず財政で受けとめて、時間をかけて対応していくという

大平正芳