2016-04-01 第190回国会 衆議院 外務委員会 第9号
○吉良委員 ありがとうございます。私自身も直接かかわっていたので、要点としてまとまった答弁をいただいたというふうに思っています。 特に、私自身が関心を持ってこの研究報告を見たのは、先ほど言いました国民の漠然とした食料安全保障に対する不安というものに対して、きちっと、平時の対応、有事の対応、そして平時のときから有事に備えていく。有事とは何ぞやといったら、一番大きなのは輸入途絶ですよね。そしてまた、国内的
○吉良委員 ありがとうございます。私自身も直接かかわっていたので、要点としてまとまった答弁をいただいたというふうに思っています。 特に、私自身が関心を持ってこの研究報告を見たのは、先ほど言いました国民の漠然とした食料安全保障に対する不安というものに対して、きちっと、平時の対応、有事の対応、そして平時のときから有事に備えていく。有事とは何ぞやといったら、一番大きなのは輸入途絶ですよね。そしてまた、国内的
○吉良委員 別に、タイミング的に今がタイミングじゃないというような話ではないと思うんですね。 前にこの話をしたときに、委員の中からも、確かにそうだよなという雰囲気がわっと流れたし、党内でもこういう話をするとそれはそうだというのが圧倒的に多いんですよ。ですから、ぜひ、タイミングではないとか言わずに、即座に、総理にお願いしていただきたいというふうに思っています。もうこれ以上この話はしません。 いよいよ
○吉良委員 吉良州司でございます。 冒頭、この通常国会始まって私の最初の外務委員会での質問の際に、自分の持論が党見解と異なる場合があると……(発言する者あり)よくあるというあれがありましたけれども。もちろん、決まったことについては、組織人として投票行動等ではきちっとそれに従うけれども、こういった委員会では持論を展開させていただきますということを申し上げました。 きょうも、実は、食料安全保障について
○吉良委員 その認識そのものには異存はありません。けれども、国を預かる以上、それでも将来起こり得るいろいろなリスクに対しては備えをしておかなければいけない。 繰り返しますけれども、装備を充実させて新たな防衛体制をつくるのには二十年、三十年かかるからこそ、そういう問題意識が必要なんだろうというふうに思っているんですね。 先ほど言いました。私たちは今、中国が最も強い時代に、その隣で生きている国です。
○吉良委員 断っておきますけれども、私自身も、自主防衛だけでこの厳しい環境の中で日本が生き抜いていけると思っていません。そういう意味で、日米同盟は極めて重要だということは全く認識は同じだということを改めて確認させていただきたいというふうに思っています。 一方で、装備を備えていく、これには十年、二十年、場合によっては三十年かかっていくという現実があります。 そして、今、私たちはどういう時代を生きているのか
○吉良委員 吉良州司でございます。 長島議員、そして篠原議員の議論を引き継ぎながら、ホスト・ネーション・サポートという認識を持った上で、言葉遣いとしては思いやり予算ということで議論をさせていただきたいというふうに思っています。 私のこの時間のテーマは、日米同盟と自主防衛路線、大きくはこのテーマであります。 実は、ちょうど十年前になりますけれども、麻生当時外務大臣だったころに、やはりこの思いやり
○吉良委員 ありがとうございます。 全く考え方を共有します。暴力的過激主義とおっしゃいましたけれども、ISILに対しては、国際社会としてやはり闘っていかなければいけない、その辺については共有しているんですけれども、大臣がまさにおっしゃったように、我が国ができるし得意とする、また、すべき内容で貢献をしていくべきだというふうに思っていますので、米国からも含めて友好国からいかなる要請があったとしても今の
○吉良委員 いい訂正であれば、過去こうであるけれども、地球儀と言うとちょっと小さい、やはり地球全体を俯瞰するんだと言いかえればいい話なので、ぜひお願いをしたいというふうに思っています。 先ほど言いましたように、大臣所信に沿って質問していきたいというふうに思っていますが、本会議での外交演説の中で、シリア情勢について大臣はこのように言っておられます。「シリア情勢の政治プロセスの進展を支持し、日本としても
○吉良委員 吉良州司でございます。 きょうは、大臣所信に対する質疑ということで、真に受けて、大臣所信の中で大臣が述べられていることに対していろいろと質問をさせていただきたい、このように思っています。 その中で、私自身、追及型の質問だとか、言い方はよくないけれども揚げ足をとるようなことというのは全く興味がありませんので、そういう意味では真摯な議論を大臣とさせてもらいたいと思っていますので、大臣の方
○吉良委員 ありがとうございます。 私の質問の仕方も悪いので、私が思っている答弁ではなかったんですけれども、石破大臣の問題意識というのはまたよく理解できました。 実は、私が地方創生の議論、過疎対策の議論というところで最大の問題だと思っておりますのは、議論に力を入れたつもりだったんですけれども、本音が語れない、語りづらいということなんだと思っているんです。 この地方創生、なぜ過疎が起こるのかといったときに
○吉良委員 私が感じるところと同じような思いを持っておられるというふうに受け取ったんですけれども、私自身は、地方の最大の問題というのは依存体質だと思うんですね。今おっしゃられた企業誘致もしかりでありますけれども、また、公共事業について霞が関にお願いに上がるということもそうですが、依存体質が抜け切れない、自立しようという強い意思がない、ここが最大の問題だろうというふうに思っています。 ちょっと話が脱線
○吉良委員 こんにちは。吉良州司でございます。 きょうはこの地方創生特別委員会で初めて質問させていただくことになりますけれども、石破大臣は、私、極めて尊敬しておる大臣でありまして、今、国会議員を見ても、また時間的に過去にさかのぼっても、恐らくは最も高い説明能力、そして答弁能力を持つ方だというふうに思っています。私は直接お会いしたことはないですが、恐らく田中角栄元総理以来なのではないかなというふうに
○吉良委員 私がこのように何回もお聞きする背景は、先ほども言いましたように、一般の有権者と話をしているときに、例えば最初のうちは、尖閣の問題、東シナ海の問題、または専門的なことを知っている人は南シナ海の問題を捉えて、中国はけしからぬという声が非常に多いわけですけれども、日中戦争、十五年戦争と言われますけれども、この間に中国の人たちでどれぐらいの犠牲者が出たのかという話と、この後言います、徳をもって恨
○吉良委員 大臣の御答弁の中で、冒頭、強調して、懸念だというお話がございました。私も、民主党政権時代に外務大臣政務官と副大臣をやっておりましたので、そのときは決して脅威という言葉は使いません。あくまでも懸念であり、潜在的なということでありますけれども、私自身は、きょう、全体のトーンの中で、潜在的な脅威になる可能性があると冒頭申し上げました。脅威という言葉をあえて使いましたけれども、全体のトーンとしては
○吉良委員 おはようございます。 前回の質問時に、さきの大戦を踏まえて、また検証しながら、中国ともっと仲よくしていくべきではないかという議論を進めさせていただきたい、その際の自分の立ち位置、問題意識について、頭出しとして披露させていただきました。 その中で、さきの二二防衛大綱作成にも、隣にいる長島昭久議員とも深くかかわったという話もさせてもらいました。 その中で、今我が国を取り巻く国際環境、特
○吉良委員 今政務官御指摘のように、柔軟性を持った条約だということでありますけれども、それぞれの参加国の発展段階に応じて政府の対応能力にむらがあるということを感じております。 そういう中で、特に、先ほど言いました途上国における零細小規模金採掘にかかわる水銀使用の削減、使用量を減らしていくということについて、この条約がどれだけの強制力を持っているのかということについては疑問があります。その点についてはどう
○吉良委員 2プラス2、日米首脳会談、また日米同盟の意義ということについて、今話をされました。この点については、今後、私自身も含めた同僚議員も、回を重ねて議論をさせていただきたいというふうに思っております。 きょうも、水銀にかかわる条約の質問の後、時間が許せば、日米同盟というものも踏まえて、安倍総理談話というのが今政府内で検討されていると思いますけれども、その来るべき安倍総理談話もにらみながら、その
○吉良委員 おはようございます。吉良州司です。 二年間のブランクがあって、久しぶりの外務委員会での質問となります。与党を経験した人間として、野党的な追及、また、時に揚げ足取りということではなくて、自分が、また我々が与党であったならば、政府の人間であったならば、どう考えるか、どう行動するか、そういう観点に立っていろいろと質問を、また議論をさせていただきたいというふうに思っていますので、岸田外務大臣におかれても
○副大臣(吉良州司君) 外務副大臣を拝命いたしました吉良州司でございます。 限られた時間の任務かもしれませんけれども、任にある限り、全力で玄葉外務大臣を支え、山積する外交課題に全力で取り組んでまいります。 加藤委員長を始め委員の皆さんの御支援、御協力をよろしくお願い申し上げます。
○吉良副大臣 外務副大臣を拝命いたしました吉良州司でございます。 国の根幹である外交、安全保障上の諸課題が山積する中、我が国の繁栄そして安全を確保し、そして国民の生命財産を守ることは、政府として最優先で取り組むべき課題でございます。 私は、玄葉外務大臣を補佐し、我が国が直面する外交、安全保障の課題に全力で取り組んでまいります。 神風委員長、そして各委員の御支援、御協力をお願い申し上げます。(拍手
○吉良委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。 まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣委員、派遣期間、派遣地等所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○吉良委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 北朝鮮による拉致問題等に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○吉良委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告いたします。 今会期中、本委員会に付託されました請願は一件であります。本請願の取り扱いにつきましては、理事会において協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしておりますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、北朝鮮の政情変化に鑑み日本人拉致問題の一刻も早
○吉良委員 ありがとうございます。 さて、尖閣事案について質問させていただきます。 今次の尖閣事案については、政府内部で、官邸、外務省、警察、海保を中心に、私自身は、極めて冷静かつ組織立った対応をされたということで、高く評価しております。 そして、この背景には、香港の活動家らが尖閣の上陸を計画しているという情報を入手してから、外務省を中心として、香港、北京政府そして台湾、米国等と水面下で情報交換
○吉良委員 ありがとうございます。 国際社会に対しても積極的に発信をしていただく、非常に重要なことだというふうに思っています。その意味で、私自身が先ほど申し上げましたように、民主党もやるべきことをやっているということについて、一つは、先ほど冒頭申し上げましたように、海賊対処。これは自公政権のときに決めたことではありますけれども、私どもも、その重要性に鑑みて、海賊対処を継続ということを決定いたしましたし
○吉良委員 こんにちは。民主党の吉良州司でございます。 きょうは予算委員会の外交、安全保障の集中審議ということでございますので、尖閣そして竹島を中心に質問をさせていただきたいと思います。 その質問に先立って、先日、シリアにおいてとうとい命を落とされましたジャーナリストの山本美香さんに対して哀悼の意をささげたいと思っております。心から御冥福をお祈りいたします。 シリアといえば、南西部にゴラン高原
○吉良委員長 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房拉致問題対策本部事務局内閣審議官三谷秀史君及び警察庁長官官房審議官沖田芳樹君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○吉良委員長 これより会議を開きます。 北朝鮮による拉致問題等に関する件について調査を進めます。 この際、北朝鮮をめぐる最近の状況について政府から報告を聴取いたします。玄葉外務大臣。
○吉良委員長 御異議なしと認めます。 それでは、理事に大山昌宏君を指名いたします。 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時三十二分散会
○吉良委員長 この際、お諮りいたします。 去る六日の議院運営委員会における理事の各会派割当基準の変更等に伴い、理事の補欠選任を行います。 委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○吉良委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました吉良州司でございます。 北朝鮮による日本人拉致問題は、我が国民の生命及び安全にかかわる、国家の根幹にかかわる極めて重大な問題でありますが、残念ながら、いまだ全面的な解決に至っておりません。この問題の一日も早い解決に向けて最大限の努力を払うことは国の責務であり、かつ、当委員会に
○吉良委員 ありがとうございました。 今、古川国家戦略大臣からTPPメリットということについての説明を受けましたけれども、国民の皆さんに私なりに整理をさせていただいたTPP参加のメリットというものをこのパネルに書かせていただきました。 今、古川大臣からルールづくりへの参画等説明ございましたけれども、私がぜひ国民の皆様にもわかっていただきたいことの一つが、今説明ございましたけれども、TPP参加は空洞化
○吉良委員 ありがとうございます。 この意味を安岡正篤先生の本で私も知ったわけでありますけれども、この意味を知ったときは目からうろこでございました。今総理おっしゃったように、もともとは、木の上に登って遠くまで見通すことができる、視野広く将来を見通すことのできるリーダー、これが相ということでございます。 その意味で、野田政権の使命というものは、まずは震災復興、そして原子力事故からの一刻も早い収束ということでございますけれども
○吉良委員 おはようございます。民主党の吉良州司でございます。 本国会、予算委員会のトップバッターを務めさせていただきますけれども、野田政権の応援団として質問をさせていただきます。 まず総理、総理は首相、また財務大臣は蔵相、外務大臣は外相と、相という字がついておりますけれども、この漢字の相という意味を御存じでしょうか。お聞きしたいと思います。
○吉良委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 第一に、原案では「平成二十三年四月一日」となっている施行期日を「公布の日」に改めるものであります。 第二に、この法律による改正後の在勤基本手当の基準額に関する規定は、平成二十三年四月一日から適用し、また、子女教育手当の支給額に関する規定は、施行日の属する月の翌月分以降の子女教育手当の支給について適用し、施行日
○吉良委員 おはようございます。第八分科会について御報告申し上げます。 本分科会は、国土交通省所管について審査を行いました。 詳細につきましては会議録に譲ることといたしますが、その主な質疑事項は、道路・鉄道・港湾整備の推進、災害対策のあり方、スーパー堤防整備事業の是非、国際バルク戦略港湾の選定基準、政令指定都市における線引きのあり方、新成長戦略実現への取り組み等々であります。 以上、御報告申し
○吉良主査 この際、お諮りいたします。 ただいま大畠国土交通大臣から申し出がありましたとおり、国土交通省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○吉良主査 これより予算委員会第八分科会を開会いたします。 吉良州司でございます。 私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願い申し上げます。 本分科会は、国土交通省所管について審査を行うことになっております。 平成二十三年度一般会計予算、平成二十三年度特別会計予算及び平成二十三年度政府関係機関予算中国土交通省所管について、政府から説明を聴取いたします。大畠国土交通大臣。
○吉良委員 またしても安心をいたしました。 私も、外務大臣政務官として外務省に一年働かせていただきました。日本外交として、いわゆる国際益と国益、このバランスをとった外交が極めて重要でありますけれども、私は、今、前原大臣がおっしゃったように、今いろいろな意味で国内の力が落ちかねない、この状況にあって、今はひたすら現実と向き合い、かつ国益と向き合い、多少国益を重視した外交、すなわち経済外交を推し進めることは
○吉良委員 本当に同じような認識をお持ちであるということを再確認させていただき、安心をしました。 自民党、また公明党の議員の先生方にも、今申し上げましたように、まさに国家として蓄積した貴重な外交資産をお持ちでありますので、今後ともぜひ協力をいただくように私からもお願いをしておきたいというふうに思っております。 さて、前原大臣、外交演説の中でも、経済外交の重要性ということを強調しておられました。私
○吉良委員 おはようございます。民主党の吉良州司でございます。 きょうは、前原大臣、それから海江田大臣、玄葉大臣、そして北澤大臣、また野田大臣に対して質問を行わせていただきます。与党質問でございますので、一方では激励し、エールを送らせていただきながら、また一方で諸課題について問題意識を共有させていただきたい、このように思っています。 まず、外交でございます。今地元を歩いておりますと、どういう声を
○大臣政務官(吉良州司君) 先ほど両大臣からもございましたように代表選のことでありますので、外務大臣政務官としてのお答えについては控えさせていただきたいというふうに思っていますが、一連の小沢前幹事長の発言の中で、まずは日米関係が二国間関係の中で最も大事な関係であるということは常々発言をされており、かつ抑止力についても最も分かっておられる方の一人だというふうに私自身は受け止めております。 そういう意味
○吉良大臣政務官 お答えを申し上げます。 まず、外相間のやりとりの前に、一つ前提についてお話をさせていただきたいんですが、EU及び米国政府からは事あるごとに郵政改革について問題提起がされております。その問題提起というのは公平な競争条件の確保ということでございます。それが内容でございますので、郵政改革についてということがあれば、内容的にはそのことだという前提がまずございます。 その上で、外相会談の