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346件の議事録が該当しました。

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1952-03-13 第13回国会 参議院 外務委員会 第12号

吉川末次郎君 散会の前に申上げたいことがある。それは今申しましたあなたのほうからの御説明がないのでありますが、最初この委員会は八人の参考人招聘するように聞いたのでありますが、憲法学者としての宮澤俊義君、又もう一人のかたがおいでにならなかつたのはどういうわけであるかということの説明を願いたいと同時に、それに附随して今申上げましたように、これは前提條件としての憲法の七十三條によつて国会承認を要すべきものであるかどうかというようなことが

吉川末次郎

1952-03-13 第13回国会 参議院 外務委員会 第12号

吉川末次郎君 お二人に対して多少お尋ねして置きたいと思うのでありますが、大体参考人に来て頂きまして、我々がお話を伺いました趣旨は、大別して二つあるかと思うのでございます。一つは、この行政協定憲法七十三條の規定の條約であつて、当然に国会承認を事前及び事後において求められるべきものであるということについての、政府のとつておりまする処置の合憲性の問題であります。もう一つは、行政協定内容をば、日本国

吉川末次郎

1952-03-13 第13回国会 参議院 外務委員会 第12号

吉川末次郎君 今さつき平林自由党所属議員から、何だか意味のわからんというと、こちらが頭が惡いのでしようけれども、御発言がありましたが、何か聞いておるところによるというと、どうも法治主義というものを全面的に否定したようなお言葉がありまして、こんなことを取上げて、ここで論議して行つてもばかばかしいような感じがするのでありますが、結論的に、平林さんがおつしやつたようなことは、私は全面的に否定します。又はかの

吉川末次郎

1952-03-12 第13回国会 参議院 外務委員会 第11号

吉川末次郎君 それで佐藤参考人の御証言は大体においていずれとも明確でない。政府見解も必ずしも法律的見地からは明確ではない。又併し、それに対するところの我々の把持しておりまする見解法律的に必ずしも明確でないという御証言であつたと了解いたしたいと思うのでありますが、そこでですね、もう一つ観点を変えてお答を得たいと思うのでありますが、それはどちらかにも解釈されるというまあ立場の上に立ちまして……私たちはそれには

吉川末次郎

1952-03-12 第13回国会 参議院 外務委員会 第11号

吉川末次郎君 いろいろ四人のかたから御公述を承わりまして、先ず感謝したいと思うのでありますが、それで二、三のこについてそれぞれ参考人のかたにお尋ねいたしたいと思うのでありますが、先ず第一に佐藤教授にお尋ねいたしたいのでありますが、佐藤教授は極めて明晰な論理を以ていろいろ御公述になりましたことは、大体私から個人的に佐藤教授にお届けいたしました私のこの問題についての意見書の概要を書きました内容と、大体

吉川末次郎

1952-03-10 第13回国会 参議院 予算委員会 第17号

吉川末次郎君 日本国民の建前からいたしまするならば、日本憲法を遵守するところの義務を持つているところの戰力は第九條によりまして保持することができないことは当然でありますが、安保條約に規定いたしておりまするところの米国駐留軍というものは、これは戰力であるかどうかということを私はお尋ねいたしておるのであります。もう一度御答弁をお願いしたいと思います。

吉川末次郎

1952-03-10 第13回国会 参議院 予算委員会 第17号

吉川末次郎君 そうすると甚だ奇怪な感じを私たちは受くるのであります。(笑声日本に駐屯いたしまするところの米国駐留軍戰力ではない、戰争をするために駐留いたしておるのではないという御答弁でありますが、もう一度お伺いいたしたいと思うのでありますが、はつきりもう一度御答弁願いたい。たびたび前言をお取消しになることがあるのでありますから、はつきりこの点は明確に速記録にとどめておきたいと思いますので、米国駐留軍

吉川末次郎

1952-03-10 第13回国会 参議院 予算委員会 第17号

吉川末次郎君 先般の本委員会におきまして、憲法第九條が規定いたしておりまする「陸海空軍その他の戰力は、これを保持しない。」という條項に明らかに反するような首相の御発言がありまして、非常に重大なことであるというので、岡本君からも再質問をされ、又相次いで楠見君からも質問され、又最後に私もこのことについて質問いたしたのでありますが、その五名の御質問を通じて、先ほどお取消しになりましたような内容の御発言

吉川末次郎

1952-03-07 第13回国会 参議院 外務委員会 第10号

吉川末次郎君 議事進行について申上げたいのですが、大変私個人のことを申上げて恐縮ですが、予算委員を兼ねておりまして、三時から開会になるだろうと思うのです。ところが先般の理事会の結果を委員長から御報告になつて御賛成をお求めになるだろうと思うのですが、私が列席いたしました理事の一人として委員長から何か説明の補助をせよというような仰せがあるわけなんです。で何とか一つして頂けませんでしようか。今の問題はすでに

吉川末次郎

1952-03-07 第13回国会 参議院 外務委員会 第10号

吉川末次郎君 それは非常に大形に考えて、調査研究するとか、資料を集めるとかいうことをしないで、あなたのほうの何と言いますか、保守的な見解からしても、大体においてソ連がいわゆるその世界政策としてのピース・オフエンシヴ、平和攻勢の一環としてやるというようなことを大体想像していらつしやるのじやないかと思います。外務省のほうでは。我々も必ずしもそれを否定しないものでありますが、仮に平和攻勢政策関連性において

吉川末次郎

1952-03-07 第13回国会 参議院 外務委員会 第10号

吉川末次郎君 昨日の会合に列席しませんでしたけれども、政府岡田委員との間に取交わされる言論から、極く常識的に判断しまして、そう気色ばんでやいやい言わなくても、極く常識で判断できる平明な問題じやないかと思うのです。というのは国際経済会議を開催するのについてロシヤが賓客として数名の人に招待状を発している。これは極く常識的に判断して、ロシヤとの関係をいろいろ考慮されても、そう別に捕虜になるというようなこともないでしようし

吉川末次郎

1952-03-06 第13回国会 参議院 予算委員会 第16号

吉川末次郎君 なおいろいろお尋ねしなければなりませんが、先を急ぎますので、行政協定の問題について御答弁を得たいと思うのであります。  これは本日の朝の本会議におきましても多少お述べになりました。又先の両條約の委員会その他等においても大体政府の御見解は一応は了承いたしておりまするが、我々は十分それを承認いたしておらん。今日までの政府の御答弁を基礎といたしまして、更に御質問申上げる次第でありますが、先

吉川末次郎

1952-03-06 第13回国会 参議院 予算委員会 第16号

吉川末次郎君 私はもつぱら行政協定の問題について吉田総理の御意見を承わりたいのでありますが、それ以外に一、二の問題について併せて御意見を承わりたいのであります。  先ずその一つといたしまして、小選挙区制度の問題でありますが、吉田さんは在野時代、或いは今度新らしく又総理に御就任になりましてから以来も、議会政治の妙を発揮するということのために二大政党主義をとつておいでなつたかと思うのであります。たびたびそうした

吉川末次郎

1952-03-04 第13回国会 参議院 予算委員会 第14号

吉川末次郎君 都留さんがお話下さつたお話の全体からすると、非常に末節的なことになりますので大変恐縮でありますが、それは今深川さんが御質問になりましたことに対する第一の質問に対する都留さんの御答弁のお言葉の一節でありますが、アメリカにおいて、御引用になりましたハーバード大学経済学のプロフエツサー、私は経済学専門家でありませんからよく知りませんが、こういう米国においても極めて実業家の利益を代表する

吉川末次郎

1952-03-04 第13回国会 参議院 外務委員会 第8号

吉川末次郎君 ジヤパン或いはユーナイテツド・ステーツ・オブ・アメリカという言葉使つてつて、第三條にはガヴアメンツという言葉使つてあると言われますが、そのガヴアメントというのはナシヨナル・ガヴアメントであつてガヴアメント・オブ・ザ・ユーナイテツド・ステーツ・オブ・アメリカ、或いはガヴアメント・オブ・ジヤパンという意味においてのガヴアメントであると私は解釈しなければならんと思います。又実質的に

吉川末次郎

1952-03-04 第13回国会 参議院 外務委員会 第8号

吉川末次郎君 あなたは本会議におきましても、今のような御答弁をせられたと思うのでありますが、そこで更に私たちが腑に落ちないこととしてお尋ねいたしたいことは、国と国との間の取極でなくして、特に安保條約第三條には両国政府間のと、政府間、政府という言葉使つてあるということを盾に取つていらつしやるわけなんでありますが、時間がありません、忙しい体でありますから、今日その原文を十分に調べて参りませんでしたけれども

吉川末次郎

1952-03-04 第13回国会 参議院 外務委員会 第8号

吉川末次郎君 行政協定につきましては、この委員会におきましても、又本会議におきましても、政府当局者議員との間にいろいろ質疑が取交わされたのでありますが、今日までの質疑応答に基きまして、なお私たちの疑問といたしますところが十分に了解されておりませんので、この機会岡崎国務相に更にお尋ねいたしたいと思うのでありますが、政府の今日までの御答弁によりますると、私は專ら行政協定憲法上における條約という言葉

吉川末次郎

1952-02-28 第13回国会 参議院 外務委員会 第7号

吉川末次郎君 これも先ほどと同じような、聞かなければならんことをばお尋ねするわけなんですが、大体この締約国間に結ばれた麻薬に関する協定、条約、議定書というようなものの内容は、麻薬について大体どういうことを中心として規定せられたものなんですか。それをもう少し具体的に話して頂きたいと思います。それは、或いは我々の手許に配付されております説明書にも書かれていると思いますが、その説明雷の中の、どこを読めばそれがわかるというようなことを

吉川末次郎

1952-02-28 第13回国会 参議院 外務委員会 第7号

吉川末次郎君 提案の御説明を承わつたのですが、当然私たちがよく知つていなければならないことであるのでしようが、十分によく知らないから承わりたいと思うのですが、この「朝鮮総督交通局共済組合本邦内にある財産」とか、或いはもう少し提案理由説明についてお述べになつた事柄について、具体的によくわからないものとしてお話を願えませんか。例えば「朝鮮総督交通局共済組合本邦内にある財産」というようなものは

吉川末次郎

1952-02-26 第13回国会 参議院 予算委員会 第11号

吉川末次郎君 それに関連してですが、丁度私も要求したいことだつたのですが、資料としてやはり具体的にどの会社へどれだけの金を融資したかということを我々に知らしてもらいたいと思うのですが、それを知る資料が脚々の手許に出されておりませんから御提出願いたいと思います。出ていなければ木村君がおつしやつたように知らして頂きたいと思うのです。  それからこれは復金の仕事を継承した機関でありますが、我々知り得るならば

吉川末次郎

1952-02-22 第13回国会 参議院 外務委員会 第5号

吉川末次郎君 今朝の朝日新聞に東大の国際法教授横田喜三郎さんがその問題について何か書いておられたようで、私も明確に今はつきり記憶はいたしておりませんが、何か日本のこのたびのそういう裁判管轄権の問題についての事例というものが、欧州における米兵の駐屯に関して行われる裁判管轄権の行使と非常に違つた関係になるようなことが書いてあつたと思われるのですが、それはどうなんでしよう。今多少そういうお話がイギリス

吉川末次郎

1952-02-22 第13回国会 参議院 外務委員会 第5号

吉川末次郎君 ちよつとお伺いしますが、今の日本法律を守るということが原則になつておるのですが、この法律が行使されるということは、司法権を通じて裁判ならば裁判で行われるわけなんですが、そのときにアメリカ人裁判官はその日本法律に基いてやるのですか、アメリカ法律に基いてやるのですか。若し日本法律によつてその裁判が行われるのでなければ、日本法律は行われないということになるのじやないですか。

吉川末次郎

1952-02-20 第13回国会 参議院 予算委員会 第7号

吉川末次君 先般参議院の院議によりまして靜岡県下の公共事業電源開発事業及び重要産業の現況をば予算審議に資するために、第二班の視察団として視察に参つたわけであります。視察団議員は、高良、内村、平岡の各委員及び私の一行でありまして、二月十四日から四日間に亘りまして、靜岡県下の各地を視察して、同月十七日帰京いたしたのであります。その報告は多少時間を要するかと思いますので、この委員会の席上におきましては

吉川末次郎

1952-01-26 第13回国会 参議院 本会議 第7号

吉川末次郎君 私は、去る二十三日、本院において行われましたる吉田内閣総理大臣の演説を中心といたしまして、日本社会党第二控室を代表いたしまして政府当局質問いたしたいと思うのであります。  自由党内閣治下の現在、日本政治情勢を見まして、私は曾つて年少学生の頃に滞在いたしました第一次大戰後のドイツの政府の実情を常に想い起さざるを得ないのであります。それは、インフレーシヨン、経済の窮乏或いは風紀の頽廃等

吉川末次郎

1951-11-16 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第20号

吉川末次郎君 なお深くいろいろお尋ねしなければならんのでありますが、時間がございませんからこれは了解いたしかねるということを申上げまして、その次のことをお尋ねいたしたいと思うのであります。  それは、この第三條に規定されておりまするところの、問題になつておりまする行政協定に関連してでありますが、それにつきましての私の質問を展開いたしまする前に、関連性がありますので、過般講和條約に関連いたしまして総理

吉川末次郎

1951-11-16 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第20号

吉川末次郎君 そのことにつきましてもなおいろいろと御質問申上げたい点があるのでありますが省略いたしまして他日聞くことにしまして、更に形式上の問題についてお伺いしたいのでありますが、この條約の前文にいろいろと文言が述べられておるのであります。講和條約の前文に関しまして、先に政府側のその法律的な性質というような問題につきまして、他の委員からも御質問があり、私も質問いたしましたところが、西村條約局長及び

吉川末次郎

1951-11-16 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第20号

吉川末次郎君 時間がございませんので成るべく急いで申上げたいと思うのでありますが、三、四点総理にお伺いいたしたいのでありますが、先ず始まりにこの安全保障條約の本質には直接には余り接触しない、中へ入らない形式上の問題について一、二点お伺いいたしたいと思うのでありますが、安全保障條約の最後署名者を見ますると、日本側を代表いたしまして吉田全権一人が御署名になつておるのであります。アメリカ合衆国の所には

吉川末次郎

1951-11-15 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第19号

吉川末次郎君 議事進行について……。大分勉強して、質問者も非常にたくさんあるようでありますが、すでに五時を過ぎまして、夕飯の時刻になつておりますから、本日は議事をこれで打切りまして、質問その他の議事は、明日改めて続行することとして、本日はこれを以て散会せられんことの動議を提出いたします。

吉川末次郎

1951-11-14 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第18号

吉川末次郎君 議事進行について。共産党の諸君の質問に対して、本会議でも、又委員会等においても、宣伝であるから答えないとか、或いはわざとお答えにならない場合が吉田さんには非常に多いのでありますが、私どもは共産党には反対であります、もとより。(笑声)併しこれは首相として、又外務大臣としても、これ又私は非常に平素吉田さんの御態度について遺憾に思つておることでありますが、成るほど国会内におけるところの日本

吉川末次郎

1951-11-14 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第18号

吉川末次郎君 議事進行について。今、兼岩委員質問に対する吉田首相の御答弁のうちに、仮定の問題については答えませんという御答弁がありましたが、これはしばしば吉田さんがお用いになるところの常套語なのでありますが、私は、総理大臣として、又一国の政治家として極めて不穏当なるところのお言葉であつて、この機会に私はそのお言葉に対して深く反省を促し、又これからの議事進行についても同様の考慮においてお答えを願

吉川末次郎

1951-11-14 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第18号

吉川末次郎君 総理がすぐ御答弁になりますか。書いて出せということですから私は書いて出したのですが、書いたものの中にプリントの間違いもありますし、それから速記録にその質問の要項が載せて入れられることになつておりますが、若しそうでなければ、あなたのお手許で書記に読まさして頂いてもよいのでありますが、私が読み上げてもよろしうございますが、どういたしましようか。

吉川末次郎

1951-11-08 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第13号

吉川末次郎君 今の理事会の御報告ですが、一応御趣旨はよくわかりますけれども、やはり重大な両條約のことでありますから、十分審議を盡すということが必要なので、ともかく法律規定によるところの衆議院から送付後三十日以内にやつて会期の延長なんかも、必要が或いは起るかと思いますが、ただその時期を、早急に進行したいという考えばかりに捉われないように、ここの委員会でそれぞれ各委員が御発言になつていることは、速記録

吉川末次郎

1951-11-07 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第12号

吉川末次郎君 道徳的というとおかしい。これは道徳律じやない。法律憲法前文はどうなんですか。あれは道徳律法律でないのですか。法律であるならば、法律道徳との相違というものは、権力的な関係がそこに生ずる。即ち国家本質であるところの権力というものを国家が持つておるということが国家本質であり、その国家権力が発動する権力関係がある。即ちそれが法律的権力、或いは法律的関係というものがここに考えられると

吉川末次郎

1951-11-07 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第12号

吉川末次郎君 議事進行について。昨日前文についての政府当局の御答弁を願いますに先だちまして、その前の委員会木内委員から御質問がありました前文法律的な性質の問題についてちよつと触れて申上げたんでありますが、そのときに私は木内委員に対する政府当局の御答弁として、前文というものは法的な拘束力を持たないところの、條約全体の目的であるか、或いは性質であるか、そういうようなことをきめた道徳律的なものであるというような

吉川末次郎

1951-11-06 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第11号

吉川末次郎君 あなたの今のような御意見は、その節十分拜聽いたしたのでありますが、私はあなたが間違つているというふうに言つていらつしやる考えがむしろ誤つている。あなたのほうが私は根本的に間違つているという見解をとるのでありますが、私の質問は、即ち「君が代」はあつてもいいが、国歌というものはその国民全的理想を表現したものでなければならん。然らばそれは日本国憲法前文というものが一例としてそれを十分に

吉川末次郎

1951-11-06 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第11号

吉川末次郎君 肚の底からか口先だけか知りませんが、とにかく御答弁になつて一応了承いたしておきたいと存じます。併しながら若し肚の底からそのように考えていらつしやるのならば、同じ自由党の党員の一員のかたから先般のようなチープ・レーバーやソシアル・ダンピングを肯定するような線に沿うたお言葉は私はなかつたのではないかと思うのでありまして、まあいずれにいたしましても一応は了承いたしました。併しこれは重ねて申上

吉川末次郎

1951-11-06 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第11号

吉川末次郎君 私のお尋ねいたしたいことは、すでに逐條審議が三條、四條の所にまで進んでおりまするのにもかかわらず、元へ戻りまして、前文について政府当局の御意見を伺いたいのでありまして、甚だ恐縮でありますが、先にそうした質問応答をとり得ることを留保されておりますので、こういうお許しを願いたいと思うのであります。  私のお尋ねいたしたいことは、主としてこの前文の第二項にありまする「日本国としては、国際連合

吉川末次郎

1951-11-01 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第8号

吉川末次郎君 委員長お話を聞いておりますと、何か理事会というものが決議機関であるような誤解を持つていらつしやるのじやないかと思いますが我々理事会というものは、各派の代表が出られて議事運営についての一応の打合せをせられるだけに過ぎないのでありまして、理事会が何をおきめになろうが、それがそのまま一つ決定力を持つというわけでは私はないと思うのであります。そんなようなことは大隈さんはおわかりになつているはずだと

吉川末次郎