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183件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1954-10-12 第19回国会 衆議院 法務委員会 第74号

古屋(貞)委員 洞爺丸事故は近来まれに見る大きな事故でございまして、これは非常に悲しい、御質問申し上げるのも何だかと思うくらいにまで悲しい事件でございますが、これについて再びかようなことを繰返すということは私ども断じてなしてはならない、かように考えておりますので、いろいろと今日まで新聞その他の報道を承つておりまするけれども、直接関係者からこれの原因並びに今後の処置につきまして、詳しい御説明を承りたいと

古屋貞雄

1954-10-12 第19回国会 衆議院 法務委員会 第74号

古屋(貞)委員 どうもそのときに知らなかつたというのですが、スパイであつたということが明確になつておる、スパイであるからこそアメリカに拉致した、スパイであつたということになれば日本法律処罰しなければならぬ。今の局長の御答弁を開いておるというと、日本司法権などというものはアメリカの命令さえあればどうにでもなるのだというような、まるでアメリカの属国のような感じを私ども受けるのですが、ただいま猪俣委員

古屋貞雄

1954-10-12 第19回国会 衆議院 法務委員会 第74号

古屋(貞)委員 答弁を更けます前に、そのラストボロフ自身日米行政協定第三条に基く刑事特別法に対する被疑者じやなかつたのでしようか。いわゆるスパイをやつたということの問題……。だからその前提に立つて、それが被疑者であつてさらに今の出国の問題と二つ重なつて来る前に、被疑者であつたということはどうなんでしよう。そうなれば、今の質問がまただぶつて来るわけなのです。被疑者であるものを、また出入国管理令において

古屋貞雄

1954-09-13 第19回国会 衆議院 法務委員会 第69号

古屋(貞)委員 ただいまの捜査秘密は私ども認めますが、捜査が終了して後に秘密があるはずがないと思う。従いまして、旧法におきましてはその点を明確にしておきましたけれども旧法と本法の根本的に違つておりまする問題は、新法は、主権在民基本的人権の尊重、しかも民主主義の原則に基いた憲法の精神からなされたものでございますから、捜査された結果についての問題を秘密だと言うて発表することができない、あるいは国政調査権

古屋貞雄

1954-09-13 第19回国会 衆議院 法務委員会 第69号

古屋(貞)委員 国政調査権制約があるということでございましたが、その制約の範囲についての疑義がございますので、重ねてお尋ねしたいと思うのであります。ただいま大臣の御答弁によりますと、捜査をした者の中で起訴された者については、刑事訴訟法によつて公判前には発表するわけにはいかない、但し不起訴になつた問題についても、関連をするとかあるいはさらに捜査をいたす便宜上に関係して、個個の場合は別として、抽象的

古屋貞雄

1954-09-13 第19回国会 衆議院 法務委員会 第69号

古屋(貞)委員 私は法務大臣お尋ねをしたいと思うのです。十九国会において大分国民の疑惑を深めました疑獄事件、特にその中で造船疑獄につきまして過ぐる六日と七日に決算委員会検事総長並びに検事正の証言を求めましたが、重要な問題になりますと職務上の秘密だということで証言の拒否をされておりますので、従いまして、法務大臣にこれが許可を申し出ておりますから、それに関係いたしまする国政調査権の問題についての御質問

古屋貞雄

1954-09-10 第19回国会 衆議院 法務委員会上訴制度に関する調査小委員会及び違憲訴訟に関する小委員会連合会 第16号

古屋(貞)委員 現在の憲法下における高等裁判所性格といたしましては、私は抽象的な違憲訴訟審理をする権限はない、かように信じます。従いまして最高裁判所はもちろん違憲裁判と終審の上告裁判所であることは間違いがないのですけれども違憲訴訟については具体的事実を離れては審理をする権限はない。従つて抽象的違憲訴訟審理をなすには、あらためてそういう制度を設けなければならない。制度を設けなくてはならぬが、

古屋貞雄

1954-09-07 第19回国会 衆議院 議院運営委員会 第77号

古屋(貞)委員 まず第一に、小林さんは法務委員会の議を経て申し入れをしておるかどうか、個人の意思であるかどうか、これが一つ。もう一つは、決算委員会でやつております内容について、運営上の行き過ぎがあるということで、その行き過ぎ内容検察行政に関するという御認定をされたらしいのですが、そのどの点について権限争いがあるとおきめになつたか、どういう事実について権限争いがあるのか、そういう点を御説明願いたい

古屋貞雄

1954-09-06 第19回国会 衆議院 決算委員会 第44号

古屋(貞)委員 もし委員長の御発言のように取運ぶなら、いま一回、先ほどの動議はもう決議されておりますから、決議に基いて今進行したので、ただいまの杉村君の発言は、河野君の動議決議に基いての発言と私どもは信じております。従つてその変更をいたそうというなら、全員の御了承を得なければならぬと私は思う。全員が了承されるかされないか、そのことを明確に委員長から諮つていただきたい。

古屋貞雄

1954-09-06 第19回国会 衆議院 決算委員会 第44号

古屋(貞)委員 今二つの意見がございますが、柴田君からは動議を出しているわけなんです。理事会を開いてそういうルールをきめるということになりますと、時間が本日はございませんから、本件の証人調べというものは国民の非常な関心の高い重大な問題なんです。だから理事会を開く前に今こちらで柴田君の出した動議について採決をしていただけば、順序と時間がはつきりきまるのであります。そういうぐあいにひとつお願いしたいと

古屋貞雄

1954-08-06 第19回国会 衆議院 法務委員会上訴制度に関する調査小委員会及び違憲訴訟に関する小委員会連合会 第10号

古屋(貞)委員 そうしますとここに出ております表は、一番早いのがこれだけかかる。一番順調に行つたのがこれだけで、もつと複雑なものはこれより遅れるのだということに承つてよろしいか。これが一つ。  それから私の関係しているのはごく簡単な事件なのです。一審で欠席判決になり、控訴できまつたのですが、これは一審で欠席判決になつて仮執行が行われているわけです。ところが土地の問題ですが、四年間くらいなのですが上告

古屋貞雄

1954-08-06 第19回国会 衆議院 法務委員会上訴制度に関する調査小委員会及び違憲訴訟に関する小委員会連合会 第10号

古屋(貞)委員 ちよつとお尋ねいたしますが、さつき関根さんの問題で、民事の書類が判事さんの手元にまで行くには百六十何日くらいだというわけですが、実際は二十七年度の上告が最近に判事さんの手元に来たのだということを私調査行つて知つたのです。大体二十六年の暮れころから二十七年のものを今年始めておるのだというようなお話を承つたのですけれども、それはどうして遅れるのでしよう。百五十日くらいで行くならば二十六年

古屋貞雄

1954-07-07 第19回国会 衆議院 法務委員会上訴制度に関する調査小委員会及び違憲訴訟に関する小委員会連合会 第2号

古屋(貞)委員 それで私は二つにわけられると思います。ただいま海野先生のおつしやられた行政処分なら行政処分なつ事項に対する争いを起して、その判決が最高裁で確定した場合違憲であるという。従つて主文には違憲とはないけれども、その処分行為が無効である理由の方の事由の中にそれは違憲であるからいけないのだ、こういうようなことによつて確定をした場合に、その判決効力相対的効力の発生でなくて、全般的に効力

古屋貞雄

1954-07-07 第19回国会 衆議院 法務委員会上訴制度に関する調査小委員会及び違憲訴訟に関する小委員会連合会 第2号

古屋(貞)委員 海野先生お尋ねしたいのですが、結論は大体わかつたのですけれども憲法解釈の問題、いわゆる合憲、違憲の最終的な決定権の存するのは抽象的に言えば国民だと思うのですが、今の日本制度の上においては最高裁判所が持つべきものである、従つて違憲訴訟というものはそこで確定するものである、こういうぐあいに考えていいのか悪いのか。反対をする方たちは、さようなことに考えて来ると、内閣の当時の解釈

古屋貞雄

1954-06-02 第19回国会 衆議院 法務委員会 第67号

古屋(貞)委員 なお御参考に申し上げますが、その日赤のお医者さんは、木下という医者、それから竹内というお医者か主治医でカルテがおそらく残っておると思うのですが、てんかんですから二日も人事不省に陥るということはないそうです。ただ六日に逃げ出したというのは、非常に脅迫をされたり暴行をされたので恐しくて逃げたと言つておのまするが、これに被疑者から聞いたのではなく弁護人から聞いていろ。ただいま私が申し上げたのは

古屋貞雄

1954-06-02 第19回国会 衆議院 法務委員会 第67号

古屋(貞)委員 私これをどうして承るかと申しますと、単なる被疑者の申出や何かではなくて、岩川弁護士名古屋弁護士会会長永井正恒弁護士、しかも東京内海源一郎弁護士並びに改進党の公認候補で、参議院の立候補をいたしました楯山勇という方が申し出られた事件でございます。当時弁護届けを出しに面会に行ったが面会させなかった。それからなお一つ、ただいまの御答弁を承りますと、暴行を加えた事実はない。しかし日赤

古屋貞雄

1954-06-02 第19回国会 衆議院 法務委員会 第67号

古屋(貞)委員 最初刑事局長お尋ねしたいのですが、名古屋に起きた事件でございます。名古屋検察庁取調べの最中に被告人暴行を加えて、名古屋日赤に入院させたという事件なんです。日は本年の四月二日、場所名古屋地方検察庁号調室係検事石井という人です。被疑者として連れて参られましたのは、窃盗容疑らしいのですが、山崎正次郎。この取調べにあたりまして、石井検事自身はみずから手を下しておりませんけれども

古屋貞雄

1954-05-29 第19回国会 衆議院 法務委員会 第65号

古屋(貞)委員 私の申し上げているのは、契約書があつてもいいのです。あっても、暴力でやるということは現行犯になるわけであります。それは大工さんだけでなくて、留守居番が二人おりまして、そんなべらぼうなことはない、困りますというて拒否したにかかわらず、その洪という人との間の境の壁をぶちこわし、しかも大工工事をしておりますのに、それを強制的にやめさせた。写真をとっておきましたけれども天野電器では十七

古屋貞雄

1954-05-29 第19回国会 衆議院 法務委員会 第65号

古屋(貞)委員 そんなことは当然のことなんです。問題は、十八日の晩の十一時ごろにそういう暴力でやられましたから、天野の使用人はさっそく交番に申し出て、交番にとめてもらいたいという要求をしておる、のみならず大工の三人は、自分が請負つた工事であるからこれを遂行する、さように主張いたしましたけれども洪仁栄外十数人の暴力団が来て、暴力をもつてこれを追い出したあとパチンコ台を運んだ、その現行犯について交番

古屋貞雄

1954-05-29 第19回国会 衆議院 法務委員会 第65号

古屋(貞)委員 実は五月二十日の毎日新聞に三段抜きで出ております事件であります。これは告訴も出ておるはずですが、天野電器東京支店営業所が一晩にして奪われてしまって、しかもそのあとにはパチンコ屋営業をやっておるという状態なんです。場所は新宿区角筈一町目八百二十六番地所在、木造二階建の家で、天野電器営業をやっておりましたけれども、本研の五月十七、十八、十九日と三日間に営業所を整理し、改装するために

古屋貞雄

1954-05-28 第19回国会 衆議院 法務委員会 第64号

古屋(貞)委員 なお一点伺いますが、私はその委員方たちも子の父であり母である。日本の民族の将来を考えますと、非常に重大な問題で、今の緊縮予算の中で、予算がないからというような安易な考え方でこれを葬むるということは重大な問題だと思います。従いまして私どもはこの委員行動に対しても考えさせられる、国会議員といたしまして。私どもは安易な考えでこの問題ととつ組んだのではとうてい所期の目的を達し得られないと

古屋貞雄

1954-05-28 第19回国会 衆議院 法務委員会 第64号

古屋(貞)委員 その点は非常に私安心いたしました。実はもし政府がほんとうにやる意思があるならば、この法案に欠陥があるならば、政府が代案をつくるなり、これを修正するくらいの熱意を示すことが国民に対する義務じやないか、こういうことを私はつつ込んだのです。ところが平林さんの今のお話で、政府が二枚舌を使つておることがはつきりわかつた。どうしてもこれではだめなんだ。今のお話によると、これが似通つたものである

古屋貞雄

1954-05-28 第19回国会 衆議院 法務委員会 第64号

古屋(貞)委員 私はまず平林さんにお尋ねしたいのですが、実は政府はこの法案に対して、処罰規定だけあつて、その他の関係が足りない、総合的な研究をしておるということをおつしやつておる。しかも売春問題対策協議会の結果を見てからというようなことを言うておるのです。従つて法案には容易に賛成しかねるということを法務大臣が言つておるのですが、そこで私は特に政府といえども、あるいは社会人といえども、世の父であり

古屋貞雄

1954-05-24 第19回国会 衆議院 法務委員会 第61号

古屋(貞)委員 ただいまおつしやるような頭でおるから、実際の公平な取締りができないのです。住民全体が立ちどころに警察に協力するような雰囲気をつくつたらどうです。私が今養老さんの話を承ると、住民のうちの有志が進んで警察に協力したいとおつしやるからわれわれはこれを断るわけに行かない、もちろんこれは自主的な存在であると思うとあなたはおつしやられますけれども、一線の警察官防犯協会をつくつてくださいと言うて

古屋貞雄

1954-05-24 第19回国会 衆議院 法務委員会 第61号

古屋(貞)委員 今養老さんは断じてないと申しますが、具体的にあけましようか。そういうふうにおつしやられると私ども聞きたくなる。それではただ防犯協会は奨励して行こうという御意思だと思うのです。その考えを承りますとそう聞えます。これはたくさんの事例があるのですよ。ボスが防犯協会へ入り込んで警察を左右して地方住民をどのくらいいじめたかということは今までの事例はつきりあがつているじやないか、そういうことをおつしやるから

古屋貞雄

1954-05-24 第19回国会 衆議院 法務委員会 第61号

古屋(貞)委員 その点で承りたいのでございますが、あなた方は非常に御熱心におやりになつており、指揮しており、監察官が監査しておるのですが、実際はこういう点に私は非常に問題があると思つておる。この問題だけではないのですが、警察が非常に予算が足りない、警察方たちの給料が非常に低い。   〔委員長退席、林(信)委員長代理着席〕  従つて犯罪捜査につきましても、特に思想犯捜査なとについては非常に苦心

古屋貞雄

1954-05-22 第19回国会 衆議院 法務委員会 第60号

古屋(貞)委員 ただいま御答弁がございましたが、しからばこれが不完全だとおつしやつて御批評なさるならば、今堤委員より御質問がございましたように、前の犬養大臣の、今国会に間に合うように出す、従つて対策協議会はやつておるのだ、こういうお約束があるはずで、道義的にも大事な問題です。それを大臣は、ただいま提案されておる問題はこれは罰則だから反対だと言うが、ただ反対だと言うだけでいいのかどうか、反対ならば、

古屋貞雄

1954-05-22 第19回国会 衆議院 法務委員会 第60号

古屋(貞)委員 関連して。大臣に承りたいのでありますが、ただいまの神近委員からの御質問に対しては、非常に熱意を持つて売春取締りに努力されるというお話がございました。ところが先日猪俣委員から、この問題について相当強く法務大臣に御質問をいたしましたが、非常なあいまいなお答えをした。ところが最後にこの委員会におきまして、鍛冶委員から、今婦人議員から出しておるところの売春取締りに対する法案には、賛成ですか

古屋貞雄

1954-05-21 第19回国会 衆議院 農林委員会 第48号

古屋(貞)委員 そこで承りたいのですが、御提案を拝見いたしますと、中央会においては、全国中央会は地域的に強制的に行われておりますが、いわゆる加入脱退につきましては、全国中央会におきましては強制的に全部が当然に加入すべきものである。しかし都道府県の中央会につきましては、加入脱退は自由である。この区別はどういう目的において区別されておるのか、この区別した理由を承りたい。

古屋貞雄

1954-05-20 第19回国会 衆議院 法務委員会 第58号

古屋(貞)委員 そこで承りますが、一体捜査本部を富浜村に置き、最初に二人がひつぼられて行つたときには逮捕状を見せていない。そのときにはすでに新聞記者が二十人も来ておる。渡瀬新聞記者から最初に尋ねられた。国警警察官も来ておる。一体何ですか。告発も告訴もないのです。そうして詐欺事件新聞記者警察と一緒に二十人もつけて来るということはあり得ることですか。われわれはそんなことは考えられない。初めから

古屋貞雄

1954-05-20 第19回国会 衆議院 法務委員会 第58号

古屋(貞)委員 これは相当重大な問題ですから、お聞きを願いたい。偉い人はひつぱらぬでいい。下つ端の者は、嫌疑がなくてもひつぱつてしまうという関係がありますから、ぜひお聞きを願いたいと思います。  そこでただいまの答弁によつてさらに承りますが、渡瀬と紺野が調べられたのは、詐欺要件としては、ほとんど十分の一です。あとは全部ギヤング事件なんです。だからギヤング事件捜査便宜のために、かつて逮捕状を出

古屋貞雄

1954-05-19 第19回国会 衆議院 法務委員会 第57号

古屋(貞)委員 そういたしますと、少くとも法律運用関係を持ちます私どもは、法務大臣政治的意図をもつて指揮権を濫用して、今回の重大な造船汚職事件最後の焦点、言いかえますならば、百数十日間検察官が苦心捜査いたしました最後結論に対しまして、その結論を得ることができない状態に陥れた、かように考えておりますので、議論があるとかないとかいう問題にあらずして、それは政治的意図のもとに指揮権を行使したものであるというように

古屋貞雄

1954-05-19 第19回国会 衆議院 法務委員会 第57号

古屋(貞)委員 どうもその点納得が行きませんが、指揮権行使政治的な意味を含んで政略的の目的にやられておるということは、法務大臣の御答弁で明確になつております。いわゆる国会審議の見通しということは政治的な問題です。この検察庁法十四条の指揮権発動は、政治的意味にあらずして単なる現実の刑事事件に対する検察官行き過ぎがあるかないかということを決定すべき指揮権であつて政治上の目的のためにあの指揮権運用

古屋貞雄

1954-05-19 第19回国会 衆議院 法務委員会 第57号

古屋(貞)委員 関連して二つだけ承りたいのです。先刻佐竹君からお尋ねのありました根本の問題なんですが、検察庁法十四条は、検察官がその権利を濫用する場合にこれを法務大臣がコントロールする、こういう関係でございまして、政治的な意味法務大臣があの十四条を行使すべきものでないと私は信じております。その点が一点。  もう一つは、どうも法務大臣の御答弁を承つておりますと混同されておるようでございますが、国会

古屋貞雄

1954-05-11 第19回国会 衆議院 法務委員会 第53号

古屋(貞)委員 どうもそこのところが納得行かぬのでありますが、法務大臣に承つておるのは、ただいまの法務大臣お答えの中で、原因または結果がわからない、捜査中であるからと言つておりますけれども法務大臣の部下はすでに政党の一部の人を起訴しております。役人を起訴しております。財界人を起訴しております。その事実もは御否認にならぬと思います。そういうような汚職事件、ただいま検察庁の十四条の問題を御説明になりましたけれども

古屋貞雄

1954-05-11 第19回国会 衆議院 法務委員会 第53号

古屋(貞)委員 どうも大臣お答え方法論を言つておるが、この大磯に対する直接行動、いわゆるダイナマイトや葛原の侵入事件殺人事件の予備であつたということの原因をなすものはどういうところにあるかということを、私は法務大臣お尋ねをしておるのであります。その点いわゆる現在行われておる吉田内閣政治が悪い、完全でないものが相当ある。特にその中で、先ほど申し上げましたように、政界、財界、官界の一部の者が

古屋貞雄

1954-05-11 第19回国会 衆議院 法務委員会 第53号

古屋(貞)委員 私は法務大臣お尋ねしたいのですが、先刻来大磯吉田総理に対する家宅侵入事件あるいはダイナマイト事件について、その原因は今取調べ中だということでありますが、十分調査をされて御報告願いたいと思うのであります。こういう事犯が行われるに至りました原因について、一体法務大臣はどうお考えになつておるか。言いかえますならば、二・二六事件にいたしましても五・一五事件にいたしましても、当時の政治

古屋貞雄

1954-04-30 第19回国会 衆議院 法務委員会 第48号

古屋(貞)委員長代理 それではこの際、小委員会設置に関する件についてお諮りいたします。すなわち民事訴訟法等の一部を改正する法律案裁判所法の一部を改正する法律案及び民事訴訟用印紙法等の一部を改正する法律案を審査するために、民事訴訟法等の一部を改正する法律案外二件審査小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

古屋貞雄

1954-04-30 第19回国会 衆議院 法務委員会 第48号

古屋(貞)委員長代理 それでは今の高橋さんの御質問は、検察庁逮捕に必要な理由犬養法相に述べたという点の御質問のようですから、その点は刑事局長ともよく御相談なさつて、午後それについての御答弁を願えるように御準備なさることを法務大臣委員長からお願いいたします。     ―――――――――――――

古屋貞雄

1954-04-27 第19回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第18号

古屋(貞)委員 実は、あなたの管内ではないのですが、日本信託銀行株式会社がやはり納物不動産の払下げをしておる当時者になつておる。国を代表してやつておる領収書がここにあるのですよ。そこで問題になるのですが、今のような証人解釈であるなら、何もいざこざはないはずだと思います。たとえば仲介人買受人との間の関係であつて大蔵省は何も責任はないわけなんです。ところが、大蔵省信託会社や、ただいま御指定なつたような

古屋貞雄

1954-04-27 第19回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第18号

古屋(貞)委員 そうするとおかしいのですが、仲立人ならそれは不動産仲立人というものであつて、そうでなくして、少くとも地代を取上げたり家賃を取上げたり、それから不動産に対する処分の手続上に対する問題の指導をやつたり、実際はそうしているのではないでしようか。今証人がおつしやつたような、大蔵省を代行するのでも全然ない、管理人でも全然ない、買受人大蔵省の中間に立つて世話をするものだ、こういうような権限

古屋貞雄

1954-04-27 第19回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第18号

古屋(貞)委員 この問題は根本を明らかにしないからだと思うのですが、証人はよく御存じないと思うのですが、上から流されている法律的な関係、いわゆる委託業者大蔵省との関係委託契約内容については上からお流しになつていると思うのです。どれだけの権限を与えているか、出張所としてはどれだけのことをやつたらいいかという関係が上から流されてあなたの方に来ていると思うのですが、証人は、そこで直接委託業者指定

古屋貞雄

1954-04-17 第19回国会 衆議院 外務委員会法務委員会連合審査会 第1号

古屋(貞)委員 ただいまの御答弁を拝聴いたしますと、第三条が主である、かような御答弁でございますが、この日米相互防衛援助協定の第三条によりますと、アメリカから供与される秘密の物件、役務並びに情報でございまして、これがはたして日本秘密であるかどうか、その情報日本を安全に尊びく一つの大事な情報であるかどうかということにつきましては、これは私ども違うと思うのです。アメリカから申しますならばこれは秘密

古屋貞雄

1954-04-17 第19回国会 衆議院 外務委員会法務委員会連合審査会 第1号

古屋(貞)委員 刑罰法規の中でも特にこの処罰は非常に重い処罰を規定されておりますので、この点が非常に重要になると思うのですが、ただいま御答弁のありました日米相互防衛援助協定の三条を拝見いたしますと、ただいま答弁されました日本法益はほとんど抹消されまして、むしろアメリカから日本に供与いたしますものの秘密アメリカにおいて秘密なりと称するものを押しつけられて、しかもそれを日本秘密と称して処罰する、

古屋貞雄