1956-02-23 第24回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第4号
○古屋分科員 大体それでわかったのですが、調査官が調査をいたしまするその具体的な調査報告というものは、何かただいま仰せになったような趣旨に基く調査官の調査報告は、定期的にまとめて報告でもされるように調査官から局長なり調査庁なりに御報告するようになっているのでしょうか その点を……。
○古屋分科員 大体それでわかったのですが、調査官が調査をいたしまするその具体的な調査報告というものは、何かただいま仰せになったような趣旨に基く調査官の調査報告は、定期的にまとめて報告でもされるように調査官から局長なり調査庁なりに御報告するようになっているのでしょうか その点を……。
○古屋分科員 調査された結果を国会に御報告するようになっておりまするが、国会に御報肯されておりまする内容などは、主としてどんなことが報告されるのですか。
○古屋分科員 最初に公安調登庁の調査費用についてお尋ねしたいのですが、調査をなさいまする主たる調費の内容、具体的にどんなような調査をされて、どういう工合に調査されたものを処理されるか、大体でよろしゅうございますからお尋ねしたいと思います。
○古屋分科員 もう一点だけお尋ねしたいのですが、会計検査院の検査、あるいは監督官庁の、補助を出した官庁の検査の結果返還すべきものだ、補助金の消費が補助の目的事業に使っていないという場合が明確になって、犯罪が成立する場合もありましょうし、犯罪までいかなくても、返還請求を各所管庁が出しておる場合に、そのまま命令書は出しておるけれども、現実に返還させないという件数が相当多いように承わっておるのですが、さような
○古屋分科員 だいぶ御説明でわかりましたが、もう二点お尋ねしたいのであります。 旅費の点で、検査旅費があまりふえておりませんが、大体今の御説明では、建設省並びに農林省の補助金の不正不当支出が多い。そういたしますと、やはり現地に行って、検査をなさなければならない。私どもがよく承わります場合に、現地に会計検査院からの検査が参りますと、あるときにはごちそうぐらいで追い返してやったのだといううわさがよくあるわけであります
○古屋分科員 会計検査院のことについて質問いたしたいと思います。二十九年度の決算報告書を見ますと、大分不正不当支出等の金額が大きいようでございます。総額七十一億四千四百万円、件数にいたしまして二千二百四十六件。それからなお官公吏の犯罪がだんだんふえて参りまして、本年度は終戦後一番多い件数が、統計から見ますとあるわけでございます。これは、両方関連すると思うのですけれども、ただ私ども国民の立場から考えますと
○古屋委員 わが国の農業政策は、むしろいわゆる生産共同方式を推進する時期にきたのではないかと思うの川です。たとえば、現在のような遺産相続制度のもとに置かれ、しかも人口はどんどんふえている、ますます日本の農村は零細農に流されざるを得ない。従いまして、今まで農業政策についての指導は、流通面における共同化を指導しておる。従って現在は、ただいま申し上げたように、特殊農村の関係から、生産共同化を指導すべき方面
○古屋委員 今一点、河野農政の新農村政策に対しまして御議論があったのですが、その方法論としまして、先生の御主張は、零細な資本をばらばらのところにやって、ばらばらな経営をさせるよりも、重点的に、数を少くして、資本も十分であり、技術や能力を集中することが必要だ、こういうようなお話がございましたが、わが国におきましてやっている今までの農業政策の中で一番欠けておるのは、一方においては、国家が国営農場なら国営農場
○古屋委員 一、二点お尋ねいたします。重複するかもしれませんが、今の先生のお話を聞いておりますと、日本の現在の農業の現実から離れた経済理論に終っているように私には聞えるわけです。日本の農政の一番むずかしい点は、相当零細農である、それに対して、人口からいっても非常に率が多い、その農村の過剰労力が工業方面に十分に吸収されない、従って、その前提において、今の日本の農政をどうするかということが今問題になっていると
○古屋委員 もう一つ、防衛庁法の問題並びにこれに対する裏づけとなる予算の審議、予算の組み方、予算を行使することは、やはり憲法の精神から言って好ましくないという御議論になるのですか、実は日本の憲法の中には、八十一条に、憲法に対する違憲訴訟は最高裁判所がこれを行う、審議するとありますけれども、現在の日本の法律には、違憲訴訟に対しては、具体的にどう手続するかということがないわけです。従いまして、私どもは、
○古屋委員 そうしますと、先生の御議論では、さような改正を前提とする調査会というものを設けるのならば、国会自体がさようなものを設けて、国会自体において研究し、草案を作り、これを国会に提出するということが、現在の憲法の解釈上正しい手続であり方法であるということの御趣旨だということに承わってよろしゅうございますか。
○古屋委員 私は二つだけお伺いいたします。 先生の御議論の御趣旨は、憲法改正の発議は国会にある。従って調査会をこしらえたり、その基本の草案をこしらえるようなことを内閣自体に置くことは、憲法調査会設置法案と申しますか、そういうものがたとい国会において議員から発議されて決議されて、そしてそれを内閣に置くようになりましても、これは違憲である、こういうように私承わっておりますが、その点……。
○古屋委員 そこで私は大蔵大臣に承りたいのです。私どもも国民も要望しておりますることは、特に食糧増産に関する自給制度を助長するための農村の補助金のごとき問題は、法務大臣がおっしゃられたように、時期がずれて参りまして、もう使えない時期、あるいはそのときにやったのでは目的を達せないときに、予算が流されてくるということがだいぶ影響しておるわけなんです。これに対しまして大蔵大臣が、こういう予算の流し方についてもう
○古屋委員 さらに承わりたいのは、実は決算委員会の報告を先日この委員会で私述べたのですが、不当不正に支出されました件数が約二千三百、金額にして七十四億、特に五万円以下の不当不正支出についてはここに計算をしないというつけ加え的なただし書きの報告があるわけです。こういう問題について国民に最も政府の信頼をつなぎ得るためには、こういう問題が明確に解決されて、国民の納めまする税金が、たとい一銭一厘といえどもむだに
○古屋委員 私は大蔵大臣と法務大臣に簡単に御質問申し上げたいと思います。実は先日私御質問申し上げるときに法務大臣がいらっしゃらなかったので、お尋ねしたいと思うのですが、鳩山内閣が成立いたしましてから後、特に官公吏の犯罪が多くなっております。御承知の通り三十年度が遺憾ながら終戦以来一番多い官公の起訴の件数を示しているわけであります。これは鳩山内閣の綱紀の弛緩した現実の証明だと私は思うのです。特に法務大臣
○古屋委員 納付金をもって吸い上げる法律を出したいということですが、朝鮮銀行にいたしましても、台湾銀行にいたしましても、いまだに整理が完成しておりませんから、残余財産ということはいい得ないと思うのですが、現在において残余財産とお認めになっておられますか。
○古屋委員 その中から特に政府がこの金を吸い上げて収入にいたすというような御方針がございますかどうか、お尋ねしたいと思います。
○古屋委員 大蔵大臣にお尋ねをしたいと思います。 新聞で拝見しますと、台湾銀行の特殊清算人の保管中の財産並びに朝鮮銀行の同様な財産を政府の収入にするというようなことが新聞で書かれておるのですが、両銀行の特殊清算人の保管しておりまする財産は、現在は幾ばくでございますか、お尋ねをいたしたいと思います。
○古屋委員 労働大臣の御答弁は、希望条件ということであるならよろしゅうございますが、希望条件でなくして、新聞に堂々と発表して、福島長官がそういうようなことの支払いをするという現実のことが記事に表われておる。これは新聞がうそだということなら別です。こういう事実が、特に特別な補償をあるいはお礼を出すということの記事が具体的に載っておりますので、その点を承わるわけなんですが、今倉石労働大臣は、特にそういう
○古屋委員 なお、これはあとで御質問申し上げます関係上経過の事実を簡単に申し上げたいと思うのですが、ただいまさような法務大臣の御意思を承わりますと同時に、さらに進んで申し上げたいことは、実は、朝鮮に私が参りましたときに、北鮮の総理大臣であり主宰者の責任を持った金日成氏と三時間半ばかりお話をしたのですが、その中で、日本国におる六十万の朝鮮の同胞が朝鮮に帰りたいということであるならば、喜んで自分はこれを
○古屋委員 大臣の今の抽象的なお答えでありますが、第三国人を本国に送還する場合においては、やはり被送還者の意思を尊重して送還策を決定するという原則をお認めになっておると思うのですが、さように承わっておいてよろしゅうございますか。
○古屋委員 法務大臣にお尋ねをいたしたいのですが、今問題になっております第三国人の本国送還についての法務省の御意見をまず承わりたいと思います。 最近だいぶ問題になりました浜松事件、それから洪進山に関する事件、これを総括して考えますと、日本におきます第三国人の本国強制送還に対して問題になっておりますのは、台湾の国民政府と中華人民共和国の政府と、二つに対する国籍問題がからまりまして混乱の原因をなしておるわけであります
○古屋委員 そうすると、援護局の方から運賃あと払いの書類を各被送還者に渡すのでございますか、それとも一括してどこかへ渡すのですか。どういうことになつておるのですか。
○古屋委員 そこで、今の手続はこうですね。華僑総会から送還をされる被送還者の名簿が日赤に出されて、日赤からその名簿が出されたことの通知が入管にあり、入管の許可を経て、いいということになつて厚生省の援護局に回るのですね。その点、いかがでございましようか。
○古屋委員 私は、国際問題にも関係をしますし、人権問題にも関係をしますところの重要な案件であります外国人強制送還についてお尋ねしたいと思います。 この問題は、さきに問題を起しました浜松事件、これは、強制送還をされる被送還者が中華人民共和国に帰りたいという意思表示を明確にしておるにかかわらず、あえて強制的にこれを日本の政府が中華民国である台湾に送還をいたしました事実、それから、その次は、これとは逆に
○古屋委員 それでは私率直に申し上げるのでありますが、実は本朝広島における原水爆禁止世界大会の準備会に香港から電報が入って参りまして、中共の代表者が香港に待機しておる。それを共産圏の代表だけは日本への入国を禁止するということがけさの新聞にあったそうです。それで政府はそういう意思表示をしたのかどうか、所管法務大臣としてその事実を御承知であるかどうか、あるいはそう確定しておるのであるかどうか。 それから
○古屋委員 ただいま大臣から基準の問題がございましたが、私どもは、スポーツであるとか、学術であるとか、交易よりも、一切を超越したヒューマニズムの立場から考えましても、しかも平和を念願とし、世界から原水爆の悲惨を中止させようというような、こうした歴史的な会合でございますから、これは全く日本のわれわれのために、ただいま申された引例よりも最も利益になる大会であると私どもは心得ておるわけなんでありますが、どうでございましょうか
○古屋委員 法務大臣にお尋ねしたいのですが、実は来る八月六日に、広島並びに長崎に落されました原爆の十年の記念日が参るわけであります。従いまして、これは世界人類の中で日本民族だけが、原子爆弾のあの名状すべからざる悲惨な惨害を受けた。従いまして、これが世界の問題になりまして、原水爆の使用禁止に対する国民の世論は、数百万の反対署名が行われておりますのみならず、全世界におきましても、この残虐が人生で最も著しい
○衆議院議員(古屋貞雄君) その点も考慮いたしましたが、その点は従たるものでありまして、主としてはただいま申し上げました通りであります。さような御意見については監督官庁の方が見えておりますから、その点に対する今後の心がまえのお話を願いたいと思います。
○衆議院議員(古屋貞雄君) ただいまの御質問でありますが、両方に関係があろうと思うのでありますが、特に都会地の執行吏の方は別でありますが、地方に参りますと、執行吏になる方は今はないのであります。というのはただいま御質問の第一の毎月規定された収益が非常に少い、従いまして十一万円以下の場合には、政府がこれを保証しておりまするが、年間十一万円ではどうしても食べていけない、こういう関係を考慮いたしまして、やはり
○衆議院議員(古屋貞雄君) ただいま議題となりました弁護士法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 外国人弁護士制度は、旧法時代からありましたが、終戦占領という特殊事情のもとにその職務範囲が拡張されその要件が緩和されたものでありますが、この問題は独立後の今日においては、一面、国際的視野に立ちながら他面独立国にふさわしいように改める必要があると信じます。 すなわち、わが国においては
○衆議院議員(古屋貞雄君) 逐条の御説明を簡単に申し上げます。 第一条でございますが、第一条はこの法律の目的を規定したものでございまして、「第一条この法律は、旧連合国占領軍又は日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定を実施するため日本国に駐留するアメリカ合衆国の軍隊若しくは日本国に駐留する国際連合加盟国の軍隊等に接収された土地又は建物に関し、その接収の解除後における借地借家関係
○古屋委員 弁護士法の改正につきまして御参考までに申し上げますが、日本弁護士連合会はかって異なったような意思表示をした場合もございましたけれども、去る十六日理事会を開きまして、当委員会で審議されまする改正法案に対しては大賛成であるという意思表示をしております。裁判所並びに法務省もこれに賛成されておることを一応つけ加えまして皆さんの御審議、御採決の参考にいたしたいと思いまして申し上げた次第であります。
○古屋委員 弁護士法の一部を改正する法律案に関する趣旨を御説明申し上げます。 外国人弁護士制度は、旧法時代からありましたが、終戦占領という特殊事情のもとにその職務範囲が拡張されその要件が緩和されたものでありますが、この問題は独立後の今日においては、一面、国際的視野に立ちながら他面独立国にふさわしいように改める必要があると信じます。 すなわち、わが国においては、旧法時代には、日本の国籍を持つものでなければ
○衆議院議員(古屋貞雄君) ただいま議題となりました接収不動産に関する借地借家臨時処理法案について提案理由の御説明を申し上げます。 終戦直後旧連合国占領軍の進駐をみるや、占領軍は直ちに不動産の接収を開始したのであります。この不動産接収は戦後の非常処置であったのにもかかわらず、日本国政府は土地工作物使用令のはかは特別の法律を設けませんでした。これがため民法における賃貸借の規定や、借地借家法等では、接収解除後
○古屋委員 実は本法案は、椎名委員からもお話がございましたように、十三国会から今日まで継続審議をし、また前国会では衆議院は通過いたしましたが、解散のために参議院は審議未了になったのですが、かつて本日のような経過を経ての意思表示はなかったわけです。法務委員会の求めに応じて、法務省を代表いたしまして従来も法務省から反対の意思表示はございましたが、もっと具体的に、こういう理由で反対する、こういうお話はございましたけれども
○古屋委員 関連して。今の政務次官の発言はどういうことなんでしょうか。こちらから法務省の意見を求めたからそういう意思表示をなさるのか、それとも法務省はみずから進んで、こういう立法をしないから、そういう理由に基いてそういう立法の提案をしなかったとおっしゃるのですか。その点はどうも不明確なんですが、どういうことなんでしょう。少くともわれわれは法務省からかれこれ文句言われる筋はないのです。われわれは、われわれが
○古屋委員 法務省の御意見はただいま承わったのですが、ただ私どもこういうようなことをお尋ねしておいた方がいいと思うのです。せっかく、平賀参事官もおいでになったので伺いたい。平賀参事官はお役人であるにもかかわらず、この問題に終始反対しておった。各議員さんを歴訪したり、ある場所に行って法務省の今の意見を発表する前に御自分がこの法案に反対運動をしたという事実を仄聞するのであります。そういう事実があったかどうか
○古屋委員 ただいま議題となりました接収不動産に関する借地借家臨時処理法案について提案理由の御説明を申し上げます。 終戦直後旧連合国占領軍の進駐を見るや、占領軍は直ちに不動産の接収を開始したのであります。この不動産接収は戦後の非常処置であったのにもかかわらず、日本国政府は土地工作物使用令のほかは特別の法律を設けませんでした。これがため民法における賃貸借の規定や、借地借家法等では、接収解除後の不動産
○古屋委員 私があえて承わりましたのは、国民は営業する自由を持っておるわけでございます。ことに交通関係ですから、公共福祉の立場から考えますと、これはすみやかに自由にやらすベきことが原則なんです。これを制限して免許制度にいたしました関係は、諸般の事情がございましょうけれども、少くともすみやかにやらなければ、経営をしようと企画をいたした方は、申請をいたしましてから後に、手をこまねいてその決定を待たなくちゃならない
○古屋委員 議長の御注意でございますから、私簡単に申し上げますから、答えも簡単に願います。 自動車局長にお尋ねしたいのですが、免許の申請が行われましてから、可否の決定により、免許するとかしないとか決定をいたしました今までの平均の期間、いわゆる申請から免許するかしないかの意思決定をあなたの方でなさるまでの平均の期間は、一体どれくらいでございましょうか、お尋ねしたいと思います。
○古屋委員 そういたしますと私の聞き違いでございまして、処罰の対象になる、かように考えますならば、現在審議中の第一条に基く、あるいは第二条に基く、あるいは第三条の規定によりますところの売春を処罰をするというこの原案は非常に重過ぎるとか行き過ぎであるとか、こういうような関係について法務大臣はいかにお考えになるか、明快な御答弁をいただきたいと思う。
○古屋委員 そこでただいま法務大臣は単純売春については処罰の対象にならない、むしろ保安処分とすべきだというふうな御答弁をいたしたように私は承わるのです。もしも私の聞き間違いでありますならば訂正いたしますが、さようにお考えになっておるかどうか。
○古屋委員 本件は大分研究をされ審議をされたのでございますが、一番問題になります点を法務大臣に承わりたいのです。ただいま山本委員からの御質疑に対して非常にあいまいな御答弁がございましたが、私は時間がございませんから端的にお尋ねいたしまするから端的に御答弁を願いたいと思うのです。 私は人権を尊重するということが今日の日本において何ものにも優先しなければならない。人権を守らなければならない。憲法の規定
○古屋委員 ただいま刑事局長からの御答弁を伺いましたが、ぜひその点を綿密に真相を御捜査の上態度をきめていただきたい。なお本件の重大性は、参考人もしばしばここで言っているように、選挙に対する公平な態度をとらなければいけないと自分たちはそうおっしゃりながら、自分たちがやったことが公平でなかったことは、参考人の生田委員への答弁において明らかになっておるのですが、選挙に名をかりて、公正でなければならぬ、こういうことをおっしゃっているのに
○古屋委員 関連して。午前の参考人の供述を聞いておりますと、問題は、山田よりもむしろ山田をしてうそを言わしたというところに重点があると思うのです。一体最近巡査が勝手に逮捕状の疎明書類を偽造したり、人権を尊重する立場におかれる巡査諸君が非常に法律を蔑視している点がある。それでこれは刑事局長にお尋ねしたいですが、私どもはむしろ山田を起訴する前に今の二人の参考人を徹底的に調べなくちゃならぬと思う。今私どもの
○古屋委員 この点はいわゆる従来の砕けた言葉で申しますれば楼主なんです。婦女を収容し、雇い入れ、あるいは勧誘いたしまして売春をやらせる場所を提供するといった関係でございますが、いろいろの脱法行為をやられるということも考慮しなければならぬという点の御質問らしいのですが、たとえば組合組織にして組合員が来て遊んでいるという事例があると思うのです。さような点につきましてはやはり組合制度といった一つの脱法行為
○古屋委員 ただいまの答弁の補足をいたしますが、十八歳未満の婦女に対する問題は、児童福祉法で特に併合罪になりまして、をれで処罰ができると思います。なお十三歳以下の者については特に重く刑法で罰することになっておりますので、その点で予防ができると考えておるのであります。 それから警察官の問題でありますが、この点は特に刑事局長並びに石井警察庁長官にもお尋ねしたのですが、現行犯の捜査をする場合に非常に困難