1969-08-01 第61回国会 衆議院 商工委員会 第44号
○佐野(進)委員 それでは政府側にお尋ねしたいと思うのですが、いまそれぞれ御答弁があったような形の中で、提案に至った経過並びに審議未了にならざるを得なかった理由、こういうことについては明らかにされたわけでありますが、私この法律案をずっと検討させていただいて感ずることは、いわゆる第一条の目的ですね。「この法律は、電気工事業を営む者の登録及びその業務の規制を行なうことにより、その業務の適正な実施を確保し
○佐野(進)委員 それでは政府側にお尋ねしたいと思うのですが、いまそれぞれ御答弁があったような形の中で、提案に至った経過並びに審議未了にならざるを得なかった理由、こういうことについては明らかにされたわけでありますが、私この法律案をずっと検討させていただいて感ずることは、いわゆる第一条の目的ですね。「この法律は、電気工事業を営む者の登録及びその業務の規制を行なうことにより、その業務の適正な実施を確保し
○佐野(進)委員 政府側はいわゆる建設当局との意見調整が整わないというか、建設業法との関係の中で政府原案として提案することに至らなかった。必要であるというように考えておったことはいま明らかにされたわけですが、それでは提案者にこの際お伺いをしておきたいと思うのです。 過去三回にわたって同じ趣旨の法案が出されて審議未了になっており、しかも政府のほうでは政府提案にならない内部的な調整の問題があったということでありますが
○佐野(進)委員 議員提出の法案の審議ということでありますから、主として提案者に対して質問をしなければならないのがたてまえでしょうが、問題が問題ですから、私は公益事業局長に対して質問を集中して、提案者にはときどき聞きますので、聞き漏らしのないように、ひとつ御注意の上お願いしたいと思います。 本案が提案された経過等については、過去三回いろいろな名称を変えておりましても、提案され、そのつど審議が未了になっておる
○佐野進君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されました副議長不信任案に対して、若干の質問をいたします。 副議長藤枝君は、第六十一国会が日本の憲政史上まれな異常事態連続の中で、前小平副議長が人身御供とか焼身自殺とかいわれる自民党の党略の犠牲となり、辞任のあとを受け、去る十六日副議長に就任されたばかりであります。副議長就任に際しての藤枝君は、終盤国会において国会の正常化をはかり、失われた国民の
○佐野(進)委員 ガス事業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党を代表して、提案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 ガス事業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行にあたり、消費者利益の確保の観点から、特に次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、今次改正における保安強化の
○佐野(進)委員 突然の質問ですから、大臣のお答えが的確に行なわれないのはやむを得ないわけですが、固体、流体という二つの表現でなさいましたけれども、さらに電気の家庭燃料部門に占める役割りというものは、これからいわゆるセントラルヒーティングといいますか、家庭部門におけるところの電化生活の向上に伴い、非常に大きなウエートを占めてくるのではないか。そうした場合、そういうような電化によるところの家庭燃料部門
○佐野(進)委員 大臣、家庭用エネルギーとしてガス、灯油、電気、こういうものが今日いわゆる固体燃料にかわって主要なるものになっておるわけでありますが、ガスと油と電気、この三つが現状においてどの程度のものがあるか、公益事業局長でもいいですが、しかし原則的な問題ですから大臣に答えていただければいいと思うのですが、現在どう位置づけられておるか、そして将来この三つの関係におけるところの家庭エネルギーとしてはどう
○佐野(進)委員 私はガス事業法の一部を改正する法律案について、いま広瀬さんのほうからいろいろ質問がありましたので、できるだけ重複を避けて、予定時間が大体一時間だということでございますから、一時間内に質問を終わりたいと思いますが、終わらない場合は一応質問を留保しておきたいと思います。 大臣に御質問申し上げたいと思うのですが、今回のガス事業法の改正の目的は、LPG新法が審議された際、いわゆる小規模導管供給
○佐野(進)委員 私はこの法律が制定された当時の経過はよく存じませんが、話を聞いて理解をしておるわけですけれども、その制定された目的が、当時における家庭用ミシン並びに双眼鏡業界の過当競争がもたらした弊害、そういうものが業界の存続ないしは外国に対する信用その他いろいろな問題を発生した、それを政府が法律として救済というか対策を立てられたということでありますから、名称が軽機械の輸出の振興という形になっても
○佐野(進)委員 原則的な面ですから、大臣に御質問申し上げておきます。 いま局長から御説明ありましたように、軽機械の輸出の振興に関する法律については廃止すべき時期にきているということで、いま廃止案が提案されておるわけであります。そこで、この法律案が提案された当時の事情に基づいて、昭和三十四年の時点で「家庭用ミシン、双眼鏡及びこれらの部品の製造業者」云々ということで、その対象業種にきめられておるわけでありますが
○佐野(進)委員 軽機械の輸出の振興に関する法律を廃止する等の法律案、これについてはいま石川先生からそれぞれの立場に立って御質問があったわけでありますので、私は重複する面を避けまして、若干大臣並びに重工業局長あるいは関係者に質問をしてみたいと思うわけであります。 まず第一に、軽機械の輸出の振興に関する法律を廃止する等の法律案の趣旨の説明の中で、「軽機械の輸出の振興に関する法律は、軽機械製造業における
○佐野(進)委員 私の質問の要旨がおわかりにならぬ点もあると思いますから、ちょっと補足させていただきます。 私のお伺いしたいのは、今次改正案というものを手続に関する一部改正というようにお考えになりますか。いわゆる法体系に対して、特許行政全体のいままでやってまいりましたことに対して、法律的に抜本的にこの行政を変えようとする内容を持つものであるかどうか、この点どちらですかとお伺いをいたしておるわけであります
○佐野(進)委員 参考人の皆さんからそれぞれの立場で御意見をお伺いいたしました。たいへん参考になった面が多いわけであります。私、特許法の改正問題について当初から質問をいたしておりますので、いささか勉強させていただいたわけであります。しかし勉強をすればするほど、今次改正案の持つその内容について多くの疑問点が感ぜられるわけであります。したがって、この改正案で特許行政というものの持つ今日の技術革新ないし日本産業
○佐野(進)委員 長官、だから、私の言わんとするところは、内容にまた詳しく入るけれども、結局一つではうまくいかないということで、じゃどこにその解決の方法を求めるかということになったら、早期公開制、審査請求制度というような、あるいはまた料金の問題、こういうような形の中において処理しようとしておるのがこの改正案のねらいでしょう。それが一体だれの犠牲になるかということを私は言っているのですよ。あなたのいま
○佐野(進)委員 ですから、いまの答弁でもまだ、でしょう、であろうと思うとか、アメリカのやり方もわれわれはとるのだとか、審査請求制度というものに対する考え方という形についても、滞貨を処理するという形の中で特許法の本来持つその意味、いわゆる滞貨を処理するという形の中で特許法が果たさなければならないその使命が若干制約される、それはしようがないのだという印象にいまの説明だとなってくる。いわゆる早期公開制度
○佐野(進)委員 いままで特許法の審議については各委員から相当長い時間にわたって質疑が続けられておるわけでありますが、私も前回原則的な問題について質問をいたしました。そこで、質問を続ければ続けるほど問題点というものが非常に複雑かつ多岐にわたっており、どうしてこのような複雑かつ多岐にわたる法律案を今度の国会に提出しなければならなかったのかという疑問を非常に私は印象として持つようになっておるわけであります
○佐野(進)委員 そうすると、七月に日米経済閣僚会議があるわけですが、この七月の日米経済閣僚会議の席上においては、このような問題は具体的な議題として上程されない、いわゆる時期と発表の時期、そういうものは討議の対象にならない、こう解釈してよろしいですか。
○佐野(進)委員 公取委員長のいまの答弁で私はいいと思いますが、これからもいろいろな角度におけるいわゆる雑音といいますか、公正なる審理に対しての圧力もかかってくることと思いますので、公正取引委員会委員長のいまの言明のごとく、ひとつ御努力を続けていただきたいと思います。 さらに通産大臣につきましては、いわゆる八幡、富士の合併でそれぞれ取り組みしている、これはもうすでに計画の内容等は通産当局でよくおわかりの
○佐野(進)委員 私はきょう自動車産業に関係して質問をすることにしておりましたが、いま鉄鋼合併の問題についてお話がありましたので、冒頭ちょっとこの問題で、質問をしてみたいと思います。 いまいろいろの御議論、答弁等を聞いておりまして、結局、鉄鋼合併、いわゆる八幡、富士の合併に関して公正取引委員会のとりつつある処置が前段と後段においてだいぶ変化があった、その変化のことについていま少しく柔軟性を持って対処
○佐野(進)委員 政府の技術革新に対応する対策、こういうものは、いま大臣がお話しのように、政府がもっともっと積極的に取り組まなければならぬが、前向きの姿勢の中で努力しようとしておる、こういうことについて私は認めるのにやぶさかでないということを申し上げたわけです。しかし一般的に、民間というか一般の発明者がいままで日本経済の発展、技術革新に寄与してきた努力のわりに、政府の対策が非常におくれておるのではないか
○佐野(進)委員 世界的技術革新の中におけるわが国の取り組みということについて、いま大臣から見解の表明があったわけですが、技術革新の進展に対応して、わが国でいま五千億程度の投資が行なわれておる、こういう大臣のお話でありますが、政府の対策としてどの程度のものがあるのかということについて、私いろいろ調べてみたのです。通商産業省の補助金あるいは通商産業省の予算、こういうような形の中で、いわゆる科学技術庁なり
○佐野(進)委員 私は、特許法等の一部を改正する法律案について、きのう中谷委員が質問をいたしましたが、引き続き質問を大臣並びに特許庁長官にしてみたいと思います。 特許法はたいへん専門的な法律でありますから、私ども今回の改正案が提案されて以来あらる角度で検討をしてみたのでありますが、非常に複雑かつ多岐、今度の提案理由の説明の中にもあるとおり「高度化、複雑化しつつ」あるということば以上にこの法律の内容
○佐野(進)委員 時間がもうあと三分しかございませんので、私の意見だけを申し述べて終わりたいと思います。 いま安西社長のほうから反論があるかと思ったら、非常に謙虚なおことばがありましたので、私はこれ以上追及というか、どうかということを申し上げるつもりはございません、時間がございませんし。ただしかし東京瓦斯の経営のあり方その他については、あるいはその内容等については、いろいろまだ議論のあるところであります
○佐野(進)委員 私は時間がたいへん少ないので、いろいろきょうは国民の一番心配している事項ですから聞きたいと思って用意してきた事項がたいへんあるのですが、残念ながらその全体に触れるわけにはまいりませんから、重点的な項にのみ触れて答弁をひとつ簡単にいただいて、私の質問を終わりたいと思うわけであります。 まず第一に、私はいまの質疑応答を聞いておって日本の国民が、東京都民が、たとえば東京瓦斯に対するいまのお
○佐野(進)委員 ただいま議決されました中小企業近代化促進法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)につきまして、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党を代表して、提案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 中小企業近代化促進法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行にあたり、次の諸点につき適切な措置を講ずべきである。 一、中小企業
○佐野(進)委員 もう納得を得ておると大臣が公の席上で証明されたので、納得を得てないと言ったって水かけ論ですから、あとで私もよく調べてみます。 これで終わりますが、ただ私はいまの問題に関連して申し上げたいのは、いわゆる石油販売業そのものの現在の実態はいわゆる過当競争の中にあえいでおるということでしょう。あえいでいるから何とかしてくれということでしょう。何とかしてくれという声が通産当局のほうへ反映して
○佐野(進)委員 大臣、おかしいんだよね。すべての法律がそうだけれども、国民の利益に合致するために、たとえばどんなに一つの業界のためにする法律であっても、それは国民という名のもとに、公共の福祉という名のもとにおそらく法律はつくられておる。したがってその公共の福祉に合致する形の中でいろいろな制約も出てくるであろうし、あるいはいろいろな発展するための援助ということも出てくると思う。ところが、いまのこの形
○佐野(進)委員 関連して、大臣があと十五分しかないということなので、古川さんの質問途中ですが、委員長の許可を得て質問したいと思います。 私は、いまの質問から入って大臣の見解を聞いておきたいと思うのですが、いま古川さんのいろいろ質問された点について私も研究してみたのですが、この四十四年度の給油所建設についての方針というのが、さっきのお話のように昭和四十二からいわゆる距離制限になったということで、その
○佐野(進)委員 私は、先進国への道というか、欧米先進国における中小企業の態様が、わが国の中小企業が進むべき一つの方向としてその重点を指向したということについて、いいとか悪いとか言っているのじゃないのですよ。ただ、そういうことが白書を発表するにあたっての中小企業対策の中心であるということに力点を置かれて、今度の中小企業近代化促進法の一部改正も提案されておると思うのですが、そこにのみ急ぐあまり、全体的
○佐野(進)委員 私も、そういう点で、去年の白書に比べるとだいぶ薄くなっておるのだから、薄くなることが新しい手法なのか、こう思って見せていただいておるわけです。しかし、そういうことはそういうこととして、日本の中小企業は欧米先進国の中小企業と合致するような形にというか、それを見本として、そういうところにいくように指導していくんだ、こういうような言い方、いわゆる欧米先進国というか「先進国への道と中小企業
○佐野(進)委員 私は、中小企業近代化促進法の一部を改正する法律案に対し、中小企業問題全般から質問をしてみたいと思います。 最初に中小企業庁長官にお尋ねしますが、ことしの中小企業白書について中小企業庁長官は四つの重要な点について意見を発表しておりますが、その中で、私はことしの白書といままでの白書との内容の違いとして「国際的な観点からの分析手法を豊富にとり入れ、また将来の適応のための重大な課題である
○佐野進君 ただいま趣旨説明のありましたガス事業法の改正案について、日本社会党を代表して、総理並びに関係大臣に質問し、政府の方針を伺うものであります。(拍手) 本改正案は、都市政策不在の高度経済成長政策と利潤追求第一主義による企業活動によってもたらされた過密、過疎、住宅難、交通難、公害等、生活環境の悪化によって人間の生存権が侵害されている都市問題の一つとして、家庭燃料部門に起きた諸矛盾を解決する方法
○佐野(進)委員 第二点目の質問に入りたいと思います。 第二点目は、いわゆる低開発国の追い上げが今日繊維産業、特にメリヤス、染色の構造改善対策を進めなければならぬ非常に大きな条件の一つである、こういわれておるわけですが、その中で低開発国と協力する、競争する、そういう形の中でいろいろな条件があるわけです。たとえば特恵関税が繊維製品においては特にメリヤスや染色においてこれが供与されるということになれば
○佐野(進)委員 両業者の方がそうおっしゃるのですから、私どもあえて心配をする必要はないのですが、これはいわゆる国家的な事業を遂行するのですから、私どもは通産大臣に、できる限り政府は直接めんどうを見なさいということを強く主張しておいたわけです。そうすれば、地域的に問題が起こる形の中で、皆さん方の事業が阻害されるということがなくて、構造改善対策が順調に進行するのじゃないか、こう思っておるわけですが、問題
○佐野(進)委員 いまメリヤスの代表の方と染色の代表の方からそれぞれ御意見をお伺いいたしたわけでありますが、私どもも、この案が当委員会に上程されましてから、いま皆さん方が述べられましたようなことにつきましては、それぞれの角度で慎重に審議を続けてきておるわけであります。なおまたきょう以降審議を続けるわけでありますが、そういう意味において、若干の点、私どもの考えをまじえながら御質問をしてみたいと思います
○佐野(進)委員 あなたのほうでつくった資料によると、織布構造改善対策の進め方とメリヤス製造業構造改善事業対策の進め方との中に、実施以降二年近くたった織布業と今度のメリヤス業との比較の中で、いわゆる総合的対策を紡績業と進めるという以上に密接な関係を持つわけですね。このメリヤス業というものと織布業というものは、その関連の中で何が総合的な調整の対象になり、何が二年たった今日の中で前進の形をとるかということで
○佐野(進)委員 なぜ私が質問するかと申しますと、紡績業並びに織布業と、今回のメリヤス並びに染色との関連は非常に密接でありますから、そういう意味において、ここに示されておる総合性を確保するという意味においての、今回のメリヤス並びに染色業との関連をどのように調整する措置をとっておられるのか、その点をひとつお聞きしたいのです。
○佐野(進)委員 大臣がまだ来ておりませんから、大臣に聞く問題はあとにいたしまして、具体的な問題から質問をいたしたいと思います。 きのうも私と武藤さんから、それぞれ今度の特定繊維の構造改善の対策についていろいろ質問をしたわけですが、きょうはさらに深めた立場から質問をしてみたいと思うわけです。 まず第一に、繊維局長と中小企業庁長官に、前回臨時措置法が四十二年に法律として成立したとき、七点にわたる附帯決議
○佐野(進)委員 次に、私は行政管理庁長官にお伺いいたしたいのですが、いまお話がいろいろあったわけですが、お聞きしておって感じたことは、いわゆる公社、公団は必要だからつくったんだ。これはまあ当然のことです。そのつくったという形の中においては、適切な指導者がいないから高級公務員に行ってもらう、したがって、それがさも当然であるという認識において御答弁をなさっておる。ところが、政府は、公社、公団を設立するということについては
○佐野(進)委員 私は、人事院総裁と行政管理庁長官とでその見解に若干の差があることは当然だと思うのでありますけれども、人事院総裁は、公務員制度全体をながめて、百三条の規定を厳格に実施しようとする。この前は、これができた昭和の二十二、三年ごろの戦後の状態と今日の状態とは違うから、その当時といまとでは考え方が違うと言われておりますけれども、その当時の考えといまの考えとは違うといっても、現実はやはり営利事業
○佐野(進)委員 私は、この前各新聞社の論説委員の方々に質問をしたのですが、そのときに、実は人事院総裁はじめ政府側に質問したかったのですが、時間の関係上できませんでしたので、きょうあらためて質問してみたいと思っております。そこで、いま勝澤理事の質問を聞きながら、幾多の点で感じたことがありますので、逐次御質問してみたいと思います。 まず第一に、行政管理庁長官も、それから佐藤人事院総裁も、何か天下り人事
○佐野(進)委員 大臣の御見解は、繊維産業について将来とも発展させるという方向で努力をする、こういうようにお聞きをいたしたわけでありますが、そこで、大臣の提案理由の説明の中で触れられました点を中心にして質問を続けてみたいと思うわけであります。 まず第一に、いまもお話しございましたが、大臣は、「わが国の繊維工業を取り巻く内外の経済環境がきびしくなりつつある情勢の中で、」と、こう申しておられるわけでありますが
○佐野(進)委員 私は、まず最初に大臣に総括的な面について御質問をしたいと思うわけでございます。 特定繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案の内容は、メリヤス業並びに特定染色業ということになっておるわけでございますが、これに関連いたしまして、すでに紡績あるいはまた織布等がその実施の段階に入っておるわけでございますが、これら全体を見まして、現在の日本における繊維産業が日本経済の中に占める役割
○佐野(進)委員 ただいま提出いたしました附帯決議案につきまして、その提案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 日本合成ゴム株式会社に関する臨時措置に関する法律を廃止する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行にあたり、次の点につき特に留意すべきである。 一、日本合成ゴム株式会社の政府所有株式を処分した際の措置に必ずしも当を得ていないものがあったことにかんがみ
○佐野(進)委員 私もいままで皆さんのお話をずっと聞いて、一貫して御主張なさっておる点が幾つかあると思うわけなんです。その中で特にそれをどうしたらいいかということの幾つかの点が御提案なされておるのですが、人事院総裁については、あとで委員長から配慮されて、こういう場所へ呼んで論議する機会をつくっていただけると思いますから、きょうはやめまして、参考人の皆さんにお伺いをしたいと思うのですが、いわゆる天下りということが
○佐野(進)分科員 そうすると、いまの大臣のお気持ちでは、収入が一時点の中で多少増加する状況があるとしても、機械的にこれを行なうのではなくて、社会的ないろいろな諸条件、環境等も勘案しながらそれらのものについてはある程度弾力性のある措置も講じられるのだ、こういうように理解してよろしいのですか。
○佐野(進)分科員 そこで、私具体的に御質問を申し上げますが、まず第一に、現在入っておられる方々に対しては、いわゆる明け渡し義務を課するということになっております。二年間の猶予を与えるとはいいながら、収入超過せられた方々に対してはこれを強制的に明け渡す——いわゆる強制という文字が非常に心配をされる基本的な条件になっておると思うのです。現在でもいわゆる超過の収入を得られる方々に対しては、それぞれ明け渡
○佐野(進)分科員 私は大臣に、公営住宅の問題と防災拠点、いわゆる市街地再開発の問題点、さらに建設行政の問題点等について御質問をしてみたいと思います。 公営住宅については、きょうの本会議で住宅法の改正について提案説明をされ、質疑討論を聞いておりましたが、私、時間が短いので詳しくはお尋ねできませんが、なお若干重点的に二、三の点をお聞きしておきたいと思うのであります。 今回の公営住宅法の改正の内容を
○佐野(進)分科員 ここでいつまでも時間をとっておるわけにはまいりませんが、ただ一般対策費についても、いわゆる政府予算の伸びに対応して今後も増額されるよう、格別な配慮をしていただきたいという要望を申し上げておきます。 そこで、金融対策に入りたいと思うのでありますが、いま大臣もお話しになりましたが、政府は今年度、いわゆる財政投融資を通じて、政府関係各金融機関に対して大幅な出資をなされておるということに
○佐野(進)分科員 大臣の特別に手厚いということは、どういうところにその根拠があるのか、これから逐次お聞きしてまいりたいと思います。私はやはり中小企業対策というものが今日政府の、いわゆる政治における最大課題の一つである、こういう観点に立つならば、金融の面においてはもちろん、税制の面でももちろんでありますが、具体的な個々の施策の面においても、こういういわゆる中小企業関係に対する予算の面について十分な対策
○佐野(進)分科員 私は中小企業問題について、財政面と税制面について大蔵大臣に質問をしたいと思います。 私は、社会党のほうの中小企業対策の政策の事務局長と運動のほうの副委員長という形で、みずから中小企業問題に取り組んでおりまして、去年の暮れでしたかことしの初め、大臣に会ってお願いしたのですが、あまりぱっとした結果も出なかったのですが、それはそれといたしまして、逐次ひとつ質問を続けていきたいと思います