○佐藤(觀)小委員 この十五日に関西電力株を六百万株売られましたね。そのあとの放出問題については、あなたと山田さんに一任するということになっているそうですが、その打ち合わせや内容はどうなっているかという点です。
○佐藤(觀)小委員 時間がありませんから、保有組合のほうの方から三点、日銀から二点お答、えいただきたい。 三森さんにお願いしたいのですが、いま、あとの残りの株はどれくらいあるか、大ざっぱでいいです。 それから、これはいつまでたっても解決されそうもないような感じがするのですが、先回も堀君からもいろいろこの問題について追求があって、もっともっとこれは進行していなければならぬ。きょう皆さん方をお呼びしたのは
○佐藤(觀)委員 先ほど田中さんから定時制の学生の問題についていろいろ御意見があったようですが、実は、私たち関連している労働組合のスポーツが非常に盛んになりまして、今日、総評が加盟四百五十万、それから同盟が百万くらい、両方で五百五十万から六百万くらいの組合の中で毎年スポーツが行なわれるような傾向になってきたわけです。ところが、たまたま田中さんが言われましたように、補助金がないので全国大会をやるのに非常
○佐藤(觀)委員 オリンピックのあとですから、両方ともオリンピックに比べれば非常に小さいものでありますけれども、もし置かれるような場合は、一貫した政策をやる意味で、できれば同一な人でやってほしいという希望を私は申し上げておきます。 それから、もう一つ、スポーツ行政についていろいろ問題があるのですが、どうも日本のスポーツ行政については、文部省がほんとうは主管だと思いますけれども、厚生省、労働省などにも
○佐藤(觀)委員 ちょっと時間の都合で栗山さんの前に、二点ばかり西田さんにお伺いしたいのですが、ユニバーシアードと冬季オリンピックの問題がありますが、これは専任大臣が置かれるというお話でありますが、一貫した趣旨になっておりますか。
○佐藤(觀)委員 私は、インドネシアが経済的に悪いということについては大臣の言われるとおりだと思うのですが、しかし、日本の立場としては、インドネシアの経済が悪いから日本が救わなければならぬという理屈にはならぬと思うのです。しかも今度の借款が、そろばんを無視した、要するに政治的な借款であるというようなことが言われておるのですが、こういう非難に対してはどういうお考えをお持ちでございましょうか。
○佐藤(觀)委員 今回、一声三千万ドルといわれておりますが、この根拠はどこにあるのかということと同時に、御承知のように、昨年の暮れから貿易が停止されて、日本から行くところの綿糸、自動車、製紙プラントなどで四千五百万ドルくらいの滞貨があるといわれております。こういう問題をどのように解決されるのか、その点のこともひとつ詳しく伺いたいと思います。
○佐藤(觀)委員 大蔵大臣に最初に質問したいのは、インドネシアの借款の問題であります。これはまた、佐藤総理とブオノ副首相とのお話があったそうでありますが、従来インドネシアの借款の問題では、御承知のように、焦げつき債権の問題があっていろいろな問題があったのでございますが、いままでのインドネシアのそういう借款の赤字というものはうまく解決されておるのかどうか、まず伺いたいと思います。
○佐藤(觀)委員 大臣にもう一つお伺いしますが、東京オリンピックのときは、日本は水泳と陸上でぼろ負けしたのですが、冬季オリンピックでは恥をかかないような選手の強化ができるのかどうか、この点を一点お伺いします。
○佐藤(觀)委員 文部大臣がお急ぎのようでございますから、二、三関連質問をいたします。 いま砂田委員からもいろいろ御意見がございましたが、予算は来年度から五年くらいの間にとるというのですが、いま構想はあるのですか。こういうような構想でやるというような大体の見通しはどうですか。
○佐藤(觀)委員 毎年食管会計の赤字が出るのですが、これはいま大筋の立場からは、一般会計に繰り入れるというような、そういう考え方もあっていいという大臣の話でありますが、これは毎年この問題にからまって非常にはっきりした回答を得られなくて何年間も続いておるわけです。これは農民の立場から言えば、食管の赤字は農民の責任じゃなくて、やはり消費者に対する一つの救いの手のように思われるのですが、この点について、いつかは
○佐藤(觀)委員 米価の決定は、これは農民ばかりでなく、日本国民全体の大きな問題でありますからあまり深追いはしませんが、私も長い間大蔵委員をやっておりますが、食糧管理の赤字の問題について、いつまでもこれが一つの障害となって米価の問題がいつもうやむやにされるということになっておるわけです。一体、福田大蔵大臣は食管の赤字の問題についてどんなような見解を持っておられるのか、これをひとつ率直に、あなたも大蔵省
○佐藤(觀)委員 久方ぶりの大蔵大臣の出席でございますので伺いますが、あなたのほうの田中幹事長が、米価問題について、生産者米価を上げても消費者米価は上げぬというような発言をされて非常に問題になっておる、大臣のお気持ちはどうでございますか。
○佐藤(觀)小委員 日銀がバックして証券会社の株をだいぶお買いになって市場が安定したのですが、こういう例は外国にはあるのですか。やはりイギリスとかアメリカとかドイツとか、そういうところにあるのですか。
○佐藤(觀)小委員 いま笑って済ませるのですが、今日では利益があって、利益処分を問題にしているような、そういういい状態になったのですが、佐々木さんからあとで話を聞くのですけれども、これは日銀という大きなバックがあったので行ったと思うのですが、しかし、いつごろになったら解散されるのですか。予定はあなたでは言えないのですか。
○佐藤(觀)小委員 三森さんにお尋ねするのですが、この前証券界の人に来てもらったときに、あの当時非常に深刻な状況で、何かそうそうの間に共同証券ができて非常にたいへんなことだと思っておりましたが、あのときの心境はどうでしたか。あなたの心理的な状態をお伺いしたい。
○佐藤(觀)小委員 関連してもう一つだけ。 瀬川さん、ここではいろいろ言うが、あなたの腹の中ではほんとうにやりたくないのでしょう。その点をひとつここではっきり言ってもらえば、事実われわれも考えがあるわけだ。われわれはそれほど専門家でもないものだからお伺いするのですが、その真意はどうですか。
○佐藤(觀)小委員 あとで同僚委員からいろいろ質問があると思うのでありますが、もう一点、瀬川さんは野村証券の社長であるけれども、きょうはそういう四大証券の社長という立場でなくて、広く取引所の議長として考えていただきたいと思うのです。その一つは、四大証券とその他の中小証券との間にバイカイの規制についての意見の相違があるというようなことも聞いておるのですが、この点は、率直にどういうようにお考えになっておられますか
○佐藤(觀)小委員 東証の議長の瀬川さんにちょっとお尋ねしますが、バイカイの廃止問題がややこしくなってきておりますが、あなたはどういうお考えを持っておりますか、お伺いしたい。
○佐藤(觀)委員 時間がありませんから、あとでまたゆっくりお伺いしたいと思いますが、もう一点、地方の財務局と地方の国税局の問題について根本的に検討すべき時期がきているんじゃないか、もう少し有機的に活動ができないのかということを私は感じているのですが、そういう点の支障はないものですか、その点、大臣にこれを最後にお聞きしたいと思います。
○佐藤(觀)委員 それから、もう一つの重大な問題でありますが、税制調査会、これを改組する御意思があるのかないのか、また、これをどういうような方向に持っていこうというのか、その方針をちょっと伺っておきたい。
○佐藤(觀)委員 大臣が所用があるようですから、二、三点だけちょっと質問いたします。 いま只松委員から意見がありましたが、実は福田さんは御承知のように大蔵省のベテランであります。功なり名遂げた人でありますから、大体物価の上昇率などと関連して、四十年度に比べてどのくらいの税収があるかという見通しは持っておられると思うのです。その点は、具体的にはっきり数字はあらわさなくてもいいと思いますが、どのくらいの
○佐藤(観)委員 大臣にちょっとお願いいたします。私は札幌誘致委員の一員になっておりますが、先回これがうまくいかなかったという理由は、札幌の市の中が統一しなくて、一部反対もあって、そのためにだいぶもめた。今度おそまきながら七二年にやることになったことはいいですけれども、御承知のように、東京オリンピックは世界的に有名になっておる。それから、非常に一致してやったということで、今日世界のどこに行きましても
○佐藤(觀)委員 この法案を見ますと、今度は新たに監査法人の制度を設けることになっておりますが、認可の条件として、公認会計士が五人以上集まらなければ設立できないことになっております。アメリカのパートナーシップの制度は二人以上ということで出発しておりますが、五人以上にした理由はどういうところにあるか、この理由をひとつ明らかにしていただきたい。
○佐藤(觀)委員 それは松井さんの希望的な観測であって、日本人の感情とか、またいきさつなんか聞いてみますと、なかなかそう簡単にいかないように思うのですが、その問題をどのように——和解ができない場合にはどうされるか、そういうことももう一つ伺っておきたいと思います。 それから、協会の設立に関する経過措置を見ますと、「日本公認会計士協会を設立しようとするときは、三十人以上の公認会計士及び外国公認会計士が
○佐藤(觀)委員 松井局長にお尋ねしますが、今度の公認会計士法の改正において、社団法人日本公認会計士協会を特殊法人として、すべての公認会計士をこれに加入させるということになっておりますが、聞くところによりますと、公認会計士の団体はほかにもう一つあるように聞いておりますが、これとの調整はどのようにするのか、この点の詳しい事情をひとつお尋ねしておきます。
○佐藤(觀)委員 先日、安井総務長官に廊下でちょっとお話ししたことがありますが、いま日本の労働組合は、総評が四百五十万、それから同盟が大体百五十万くらいといわれておりますが、とにかく六百万くらいいる労働組合の中で、スポーツらしいスポーツをやっていないわけなんです。最近、総評で労働者のスポーツ祭典というような、オリンピックにまねてそういう組織をつくりつつあるわけです。ところが、 アマチュアスポーツ——
○佐藤(觀)委員 私がお伺いしたいのは、御承知のように青少年は学生、あるいは都市の労働者、あるいは中小企業者もありますけれども、農村の青年というようないろいろな区分があって、これが御承知のとおり、戦争後から非常にはっきりしていないので設けられたと思うのですが、私が特にいまお願いしておきたいのは、その労働者——大学の学生ということについてはいろいろ問題がありますけれども、まああとで申すことにしまして、
○佐藤(觀)委員 突然総務長官にお尋ねするわけですが、今度総理府に青少年局ができ、文部省の安嶋さんがおいでになったのですが、どういう構想を持っておられるのか、その点をひとつ伺いたいと思います。
○佐藤(觀)委員 そこで、実はお伺いしたい点は、日本の公債の問題と関係して、日本では金利の引き下げというものが行なわれていますが、いまの世界の趨勢としては、金利は非常に上がってきている情勢があるわけですが、こういう点について、日本の開発銀行とそういう関連はどのようになっておるのか。日本ではこの間国債の金利が六分七厘五毛ですか、そういうような形になったのですけれども、日本では金利を下げよう、銀行は下げていませんけれども
○佐藤(觀)委員 まあ、直接の関係はありませんけれども、日本から二億ドルの金を出すのでありますから、大蔵省には関係あると思うのです。そこで、これは佐竹さんに質問してはどうかと思うのですけれども、日本の東京にあれは設けられることになっておったけれども、マニラにとられたということについては、大蔵省——これは藤山さんに聞いたほうがいいのですけれども、大蔵省としては、マニラにできても差しつかえないかどうか、
○佐藤(觀)委員 開発銀行の法案に入る前に、二、三の点を銀行局長にお伺いしたいと思います。 今度マニラにできますアジア開発銀行とどういう関係にあるか。大臣がおられないから、局長にひとつお伺いします。
○佐藤(觀)委員 私たち農村におって最近のいろいろな情勢を考えますと、農村はまことにあわれな状態で、三ちゃん農業といわれるように、極度に衰退をしております。そこで、農林省は、こういうような非常におくれをとった農業に対して、いま近代化の問題についていろいろお話がありますけれども、ちょっと手がつけられないような状態になっているのじゃないかと思うのです。先ほど同僚の野口委員から金利の問題を盛んにやっておりましたが
○佐藤(觀)委員 ちょっと岩尾主計局次長にお願いしたいのですが、近代化資金ということでいろいろ問題になっているのですけれども、大蔵省は、この近代化資金のために、あなたが担当だと思うのですが、積極的にはどういうお考えを持っておられるのか、これは主計局としての考えをひとつ伺いたいと思います。
○佐藤(觀)委員 森本経済局長にお尋ねします。農業の近代化がなぜおくれたかという原因があると思うのですが、その点はどのようにお考えになっておられますか、お伺いいたします。
○佐藤(觀)分科員 日ソの交渉が非常に順調にいっておりまして、私たちも昨年の夏行きましたので、非常に喜んでおるわけですが、非常に問題になるのは交通機関の問題です。今度日ソ航空協定ということになっておりますが、これはいつごろ具体的に処理されるのかどうか、お伺いしたいと思います。
○佐藤(觀)分科員 私たちの聞いたところによりますと、日本の大阪あるいは小樽か新潟に片や総領事館、片や領事館、向こうはハバロフスク、ナホトカに総領事館というような話がありましたが、そういうことは具体的になっておりますかどうか、お伺いしたいと思います。
○佐藤(觀)分科員 椎名外務大臣にお尋ねしますが、先日ソ連に行っておられましたので、きょうは特にソ連に関する問題について若干の質問をしたいと思います。 最初に、あの日ソ交渉の中で、領事館協定が非常に問題になっておりますが、それはいまどのような状態になっておりますか、お伺いしたいと思います。
○佐藤觀次郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題になりました私学振興に対し、佐藤総理、福田蔵相、中村文相に対し、若干の質問をいたしたいと思います。(拍手) 昨年、慶応で激しい学生ストがあり、今日また早大が空前の大紛糾をいたしております。入学試験を前にして、今日たいへんな騒ぎとなり、大きな社会問題となっております。 先日予算委員会において、同僚の山中委員の質問に対し、また、昨日参議院において
○佐藤(觀)委員 いま前田さんが言われましたように、日本のアマチュアスポーツというものは、大体文部省の管轄の、労働者からいえば、いわゆる金持ちの学生のスポーツになっている。そこで、いま言われるように、労働組合の中でも、スポーツをやるということが非常に反動的であるかのような錯覚を持っているわけです。そこで、われわれは、特に辻さんにお願いしておきたいのは、これは文部省でやられるとそういう懸念があるので、
○佐藤(觀)委員 職場体操というのもけっこうだけれども、無味乾燥だと思うのです。歩け運動やそういう体操運動は、古井さん、前田さんが得意で、国会議員などというのは十分理性がありますから、そういうことができるのですが、国柄が違いますけれども、ソ連では、昨年体育費だけで六兆という金を出しております。そこで、私はお願いするのですが、いま労働者のスポーツ祭典というものを総評で一昨年あたりから始めておるのですが
○佐藤(觀)委員 ちょっと労働省の官房長にお伺いしたい。 いろいろレクリエーションの計画等あるようですが、昨年ソ連に行きまして、労働者の健康管理について非常に進んだ施設を見てきたのですが、こんなのは時代おくれです。やればやるにこしたことはないのですけれども、千二百万の労働者の健康管理という面において、スポーツの奨励は非常に大事だと思うのです。そういう点で労働省でお考えになっておる点があるかどうか。
○佐藤(觀)委員 そこに主計局長もおられますから、これと関連して申し上げたいと思うのですが、どうも大蔵省は国立の大学だけは自分の直接のあれだからやらなければならぬ、私学の学生は直接でないからというような観点から、まあ文部省もそうでありますけれども、大蔵省は非常に冷たい感じを持っておる。しかし、私たちは政治家として、当然国でやらなければならぬ教育の機関を私学にやらしているという立場からすれば、もう少し
○佐藤(觀)委員 大蔵大臣のむすこさんが私学に入っておられるということは面接のいい参考になると思うのですが、私が考えますと、あなたのそこの局長さんたちも秀才ばかりですから東大出の人が多いのです。それから文部省の役人も大体大学出が多い。これは国立の大学出が多いので、どうも私学の立場の理解が非常に少ないというような感じを持っておるのです。そこで、御承知のように、私学振興会の負債の問題、それから国が私学振興会
○佐藤(觀)委員 最初に、私の母校でありますが、いま学生が非常に騒いでおるわけであります。その大きな原因は、御承知のとおり、国立大学の授業料がいま年間一万二千円、それから今度早稲田が上げようとするのは年間授業料八万円にしようということで学生が反対しておるわけであります。大体、一方においては国家の補助が一名に対して四千円、ところが一方の国立大学では、一人について八十万円の補助をして学校をやっておるわけであります
○佐藤(觀)委員 これはいろいろ理屈はあとでつくのでありますけれども、しかし、あなたが大蔵大臣になられてから赤字公債をやったということになれば、これは高橋だるま大臣以来初めてのことを福田さんがやるわけですから、この点について大蔵大臣としてどういう見解を持っておられるのか。戦後二十年なかった新しいことをおやりになるのでありますから、この点について、これは政治理論でありますが、あなたの責任ということを言
○佐藤(觀)委員 御承知のように、福田さんは長い間大蔵省におられて、主計局長もやられたことがありますが、自然増収というのは、これは例外のことであって、実際は、予算ということになれば、これはもう入るをはかっていずるを制すということでありますけれども、そういう予算を組むのが至当だと思いますが、その点はどういうようにお考えになっておりますか。
○佐藤(觀)委員 高橋是清氏が大蔵大臣をやっておった当時、昭和七年と思うのですが、公債百億ということで、当時非常に問題になりました。ところが、戦後、財政法ができて、一度も赤字公債というのは出なかったのでありますが、どうもいままでの赤字公債というのは必ず戦争と関係があったのでございます。ところが、この平和な時代に赤字公債に踏み切らざるを得ないということは、これは前の田中大蔵大臣が放漫政策をやったといえばそれまででありますけれども
○佐藤(觀)委員 それからもう一つ、日本の農業というものは保護を加えなければなかなか成立しない。それはどういうわけかというと、皆さん御承知のように、米価というものは消費者の関係で非常に低く押えられておる。いま統制があるのは米と、それから御承知のように自動車が制限がありますが、それ以外はほとんど統制をはずしておるわけです。そういう農業の不均衡のために、農民は——私らのほうは名古屋の郊外の選挙区でありまして
○佐藤(觀)委員 農業は危険な事業ではないようで、非常に危険な事業であるということは、最近非常に災害が多いのでわかってきたのでありますが、昭和二十三、四年ごろは、どうも掛け金を捨てるように農家が思っておって、なかなか実施がむずかしかったのでありますが、さて災害になると、農業共済をかけておったほうがよかった、かけておったことにしてもらいだいとかいうように、非常に注文が殺到したことがありますが、現在農林経済局
○佐藤(觀)委員 農業共済のことについては、私は昭和二十二年に代議士に出たのですが、その立時日本の農業は、御承知のように非常に原始的な農業でありました。まあアメリカでは農業共済制度が非常に普及しておりまして、これが非常に有効なものとなっておったのでありますが、日本では初めての制度でございまして、なかなか共済といっても百姓が非常にいやがった例があるのですが、このごろはそういう傾向はないのですか。簡単に
○佐藤(觀)委員 私たちは、いまこの状態が続きますと、相当インフレの傾向になるんじゃないか、まだインフレといわれんけれども、公債をどんどん発行して、財政の規模は小さくできないということになれば、どんどんインフレの傾向にならざるを得ない、そういう場合が一体予想されるのか、これをひとつ伺いたいと思います。
○佐藤(觀)委員 小林先生のは、ちょうど池田前首相の楽観論のような御意見でございますが、なかなかしかとはいかぬような情勢が出てきておると思います。そこで、いつ公債を発行しなくてもいいような時代が来るかという見通し、これは、あなたはだいぶ財界に長くおられますし、そのほうのベテランだということを伺っておりますので、そういうふうな点を率直にちょっと伺いたいと思うのです。いつ公債を発行しなくてもいいようになるだろうか
○佐藤(觀)委員 小林さんは、御承知のように長い間財界で非常に名をうたわれ、最近までは池田総理の財界四天王の一人といわれていた人でありますから、ひとつ率直な意見を伺いたいと思うのです。 大体いままでの財政は、自然増収を、去年は六千億円あったのですが、それを当てにして予算を組んでおった。ところが、自然増収がなくなったから赤字公債を出すというのでは、予算制度とかあるいは政府のやる予算というものはどう考