1968-02-27 第58回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
○佐藤(觀)委員 いま大口さんはそう言われるけれども、それなら米価審議会で、去年もことしもきまらなかった。きまったとおりにおやりになったことは一ぺんでもありますか。いままで米価審議会できまったとおりに米価をきめられたことがありますか。
○佐藤(觀)委員 いま大口さんはそう言われるけれども、それなら米価審議会で、去年もことしもきまらなかった。きまったとおりにおやりになったことは一ぺんでもありますか。いままで米価審議会できまったとおりに米価をきめられたことがありますか。
○佐藤(觀)委員 あなたに詰め寄ってもしようがないと思うのですけれども、どうも学識経験者といえば、たとえば大蔵省の河野元次官、いま日本相互銀行の社長をしておられますが、あの方は大蔵省のひもつきだと思います。もう一人の小倉さん、あの方は専門家でありますが、これはあなたのほうの農林省の出身です。そういうひもつきの人を入れております。それから新聞社がなかなかうるさいから、各新聞社の論説委員をずっと入れてやっておられるわけですが
○佐藤(觀)委員 きょうは予約減税の問題で、大臣も出席されておりませんが、私は例外として認めて、質問をいたしたいと思います。 農林次官も来られませんけれども、大口長官にひとつ聞いてもらいたいと思うのですが、実は私どもの記憶に新たな問題として、大正七、久年に、寺内内閣のときに米騒動というのがありまして、これは御承知のように、その当時農商務大臣が仲小路廉という人でしたが、米が四十八銭になって非常に問題
○佐藤(觀)委員 今日沖繩の基地の問題がいろいろ問題になっておりますが、御承知のように日本の国は、私も戦争中に召集されて八年近くも戦争に行ったのですが、御承知のように、原爆、水爆まではいかぬけれども、とにかく被爆国であることは事実でございます。そこで、いまにわかに戦争があるとは思われませんけれども、しかし、核を保有しない日本の国が自主防衛と言ってもどういう方法でこの本国を守って——沖繩の問題はきょうは
○佐藤(觀)委員 日本が戦争の前のときにも、満州を生命線ともいわれ、それから、いままで攻撃するというような国はないので、これはいろいろ防衛だからやむを得ないというような解釈は、これは増田さんなんか御存じだと思うのですが、そういう点についていろいろ誤解をされる点がある。これはいずれ総理に質問する予定でありますけれども、そこにわれわれとして解し得られないようなものがあるのじゃないかと思うのです。これは増田長官
○佐藤(觀)委員 長官お忙しいところ来ていただいたのですから、要点だけ簡単に質問いたします。 佐藤総理がアメリカから帰られて、自主防衛ということを盛んに言われておるのですけれども、憲法の第九条をどのように解釈されておられますか。まず長官からお伺いいたしたいと思います。
○佐藤(觀)委員 値上げをしないということは国民の待望しておることなんですが、きょう石田総裁からもいろいろお話がありましたが、その中で、物価に影響するということを運輸大臣が言われるけれども、五兆の予算の中で三百億ぐらい上げても影響はないと自分は確信を持っておる、だから、中曽根運輸大臣と刺し違えても断固として自分の意見を貫く、こう言っておられましたが、中曽根さんはどういうふうに対処されますか。
○佐藤(觀)委員 石田さんも、いま大臣が言っておられるようにりっぱでございます。中曽根さんも、新進気鋭で、断固としてやられる人でありますから、そこは非常にけっこうでありますが、現在あれだけの赤字をかかえておる国鉄を、どういうふうなことをしたら値上げをしないで経営ができるか、名案でもあるでしょうか、ちょっとお尋ねします。
○佐藤(觀)委員 中曽根運輸大臣をお呼びしたのは、昨日——きょうも石田国鉄総裁がここに来られて、いま赤字の大きな原因は、通学通勤定期のために赤字がふえておる、しかし、これは国鉄の責任ではなくて国の責任である、政府の責任である、それだから、断固として自分たちは通勤と通学定期の値上げをするということを言明されました。大臣はこの点についてどういうふうにお考えになっておられるか、伺いたいと思います。
○佐藤(觀)委員 その総裁にいろいろお尋ねしたいのですが、私四月に総裁にいろいろ意見を聞いたのですが、実は赤字の問題を人件費、人件費と言われますが、実は何も国鉄だけが人件費六割ではなくて、ほかの事業でも六割五分、七割くらいずつ現在とられている。石田総裁が昔実業界のベテランで相当活躍された時代とは現在は時代が違うのです。だから私らが考えます、たとえば国鉄の地方の鉄道が非常に犠牲になったようでありますが
○佐藤(觀)委員 どうも与党ばかりやっていて、時間の予定は私は十一時半にやることであった。こういうようなことをやるというのは、あと三十分で野党三人やれということなのか。
○佐藤(觀)委員 それから最近ポンドの安定とかそういう問題についていろいろ問題になっておりますが、一説ではドルの切り下げをやるのではないかという説と、それからもう一つはポンドももう少しレートを下げなければいかぬのじゃないか、こういうような意見もあるのでありますが、大臣はその点どのように理解されておられるのですか。
○佐藤(觀)委員 そこで、実は御承知のように、ドゴール大統領がいまになってから金本位制を問題にしまして、これはドルとポンドに対する一つの反撃だと言われておりますが、こういう点については、椎名さんはベテランでありますから、いろいろ御意見を持っておられると思いますが、その点はどのように考えていったらいいのか、この点もひとつ御意見を承っておきたいと思います。
○佐藤(觀)委員 新たに椎名さんがまた通産大臣になられたのですが、椎名さんは外務大臣も長くやっておられたし、いまいろいろ問題があるのでございますが、多少大蔵省との関係もあるのですけれども、私は、きょうは通産省の関係ですから、通産大臣から率直な御意見を承りたいと思います。 まず、かねてポンド危機が非常に騒がれておりましたが、先日、御承知のようにイギリス政府はついに平価の切り下げをやる、アメリカは公定歩合
○佐藤(觀)委員 もう一点農林政務次官にお尋ねするのですが、私は日本の農業というものは、やはり保護政策をやらなければ、なかなか自営ができないという見地に立っておるわけです。そこで、あとで食糧庁からお伺いするつもりでありますが、米の値段は政府がきめてとにかくやっておる。いまつくったものを政府がきめるのは米麦だけでありますが、こういう観点に立ってやれば、当然国がある点までその保障をすべきであるというように
○佐藤(觀)委員 政府は、いま草野さんの言われましたように、いろいろ農業人口の減少を見ておられるその穴埋めをどうやるかということについては、あとで農政局長なり、あるいは農地局長に聞くことといたしますが、もう一つ伺いたいのは、日本の農業の中で非常に重要な米の生産ということの関係上、食糧の自給自足という問題が、これは戦争前には問題になったのでありますけれども、その後いまの農業人口が減り、非常にうとんぜられておる
○佐藤(觀)委員 草野政務次官にお尋ねしたいのですが、御承知のように今日の農業のあり方というものが非常に問題になっております。私はことしの春フランスへ行きましたが、フランスは御承知のようにパリのようなはでなところがあるけれども、農村が非常にしっかりしておるというような話を聞いておりました。調べてみると、現在フランスの農業人口は一九%という非常にひどい減り方であります。日本はどうかというと、日本は二二
○佐藤(觀)委員 もう一点通産省にお伺いしたいのです。私どものほうは、御承知のように繊維の非常に盛んなところでありまして、染色とか繊維のような問題で、そういう河川へ水を流すことについて、いろいろ通産省に苦労をかけているのですが、実際にはなかなか守られない。現実にまつ異な水は木曾川には流れておりませんけれども、その支流やその他の河川の間に、非常にきたなくてしかも有害なような水が出ていると思うのです。私
○佐藤(觀)委員 実は木曾川には、そのほかに東洋紡というような紡績の工場がバルブをやっておるのです。その問題も、実は十年ぐらいかかって私が解決したのですが、その被害がなくなったとたんに、いまの報告によりますと、これは一地方の問題でありますけれども、私は、いまの日本の河川の汚濁という問題は、これは木曾川のことばかりではなくて、全国的に非常にこういう問題があると思うのです。そこで、たとえば先進国のロンドン
○佐藤(觀)委員 実はこれは部分的な問題でありまして、農林省と通産省の方にひとつお伺いしたいと思うのです。 河川の汚濁の問題で、いろいろ問題になっていると思うのですが、これは私どものほうの木曾川だけではなくて、おそらく全国的にそういうことが行なわれておるのじゃないかと思うのです。そこで、通産省と農林省の方にお伺いしたいのですが、一体、政府はこういう問題について、最近は御承知のように、交通問題と公害問題
○佐藤(觀)委員 先回の国会は、御承知のように会期も延長してやったのでありまして、これが通らなかったというのは、やはりこの法案は世論がきびしい、相当この法律についてはいろいろな異論があったということで、いろいろな問題があったと思うのです。それで、これ以上いろいろなことを論じましても、あなたは心臓が強いので、あまり自分では悪いということを感じておられませんから、これはやむを得ませんが、それはやはり自分自身
○佐藤(觀)委員 内閣の責任を問うているのではなくて、少なくとも坊厚生大臣は、二百八十名の絶対多数を持ちながらこの法案が通過しなかったということは、やはり責任があると思うのです。あなたは延長国会ということを言われましたが、延長国会ではございません。新しい国会でございます。だから、その国会の前にはいさぎよく辞表を出して、そして自分の不明を謝すべきがほんとうじゃないですか。その点坊大臣はどう思っておられるのか
○佐藤(觀)委員 坊大臣に最初に、総理おられませんから質問いたしますが、この重要な法案は先国会において廃案になったのでありますが、あなた自体は、大体あの法案が廃案になっても居すわるということ自体が、ぼくは責任制の内閣においておかしいと思う。みずから辞表を出すか、少なくとも今国会にこの法案が出る以上は、あなた自体としてはどういう責任を感じておられるのか。これは私は、責任制の内閣としては、大臣が居すわってこんなぬけぬけと
○佐藤(觀)委員 それはもうからなければ困るのです。専売でかってにやっているので、損したらたいへんな仕事なんで、ほかのものと競争してないのですから……。総裁はそういうことを言ったって、私らはそれは聞き取れない面があるわけです。やはり専売、たばこは、外国との競争はあると思うのですけれども、競争がないのですから、それは当然だと思うのですが、一つここで問題があるのは、私はたばこをのまないのですけれども、たばこを
○佐藤(觀)委員 そこで、戦後ですが、いままで逓信省と言っておった中の郵便局と電電公社、特に電電公社が非常に目ざましい発展をしておる。内容は知りませんよ。けれども、この間、国鉄総裁も、国鉄が非常におくれたというのは、電電公社のようでなく、上げ方がへただったということを非常に言っておられましたけれども、電信電話債券とかいろいろなことで、あれほど想像できないような飛躍的な発展をしておる。内容はわかりませんけれども
○佐藤(觀)委員 この間、専売公社総裁見えたのだけれども、時間がなくて質問できなかったのですが、きょうは総裁に少し率直な話を伺いたいと思うのです。 そこで、だいぶん小峯さんがいろいろ質問なさったのですが、東海林さんは民間の会社の社長として大体成功してこられたのですが、いままで、専売公社の総裁は、大体いわば大蔵省の役人の出の方が非常に多かったのですけれども、今度あなたが阪田さんのあとを受けて総裁になられた
○佐藤(觀)委員 それから、まだ行なわれていると思うのですが、これは文部省ばかりの責任じゃないと思うのですけれども、地方の中で、老朽校舎の点数ですね、点数で、ある点数にいけばこれは老朽校舎になる、しかしそれ以上はだめだ、ということで、わざわざ老朽校舎にするために、学校の建築物をいためるようなことをやっているところもあるのです。これは現実にあるのですが、そういうようなことについては、もう少ししゃくし定木
○佐藤(觀)委員 たしか戦後間もなくのことだと思うのですが、愛知県に起きた問題ですけれども、杉浦民平君が「ノリソダ騒動記」という小説的な暴露小説を書いた。それによりますと、これは伊勢湾台風の前の十三号台風だと思うのですが、そのときに、まだ十分に使える学校をわざわざこわして、おそらく小中学校だと思うのですが、予算をとって新しい校舎をつくって得々としておったある政治家のことを、非常に暴露したのですけれども
○佐藤(觀)委員 三十分という約束で、文部大臣おでかけになったのだけれども、こういう約束だけは守ってもらわぬといけないと思います。 きょうは、文部省の不正事件がいろいろあるので、そのことについてひとつお尋ねしたいと思いますが、剱木さんは次官をやっておられて、非常に名次官といわれておりましたけれども、今度の文部省に関する処分の処置を見ると、ほとんどふしぎと福岡県ばかりなんですね。これはあなたの文部大臣
○佐藤(觀)委員 そういうことともう一つ関連して、これは人間的な関係だと思うのですが、地方に、たとえば名古屋だとしますと、国税局とそれから財務局と税関と三つあるわけですね、大蔵省の管轄のあれが。そこで、そういうものをひとつ一本にまとめてやったらよさそうなものだと思うのですが、これは大蔵省の系統で、国税関係それから財務関係いろいろ違っておるのですが、こういうようなものは、やはり実際上の政治をやる場合には
○佐藤(觀)委員 それから、これはとっさの話でございますけれども、どうも大蔵省の管轄の区域が広過ぎるというような感じを持つのです。そこで、私がこんなことはできるのじゃないかと思う一つの問題は、いま公社公団が非常に多過ぎるので統合しようという問題が盛んに起きておるわけでありますが、国民金融公庫と中小企業公庫というのは性格が同じで、きょうは河野国民金融公庫総裁も来ておられますから、御存じだと思うのですが
○佐藤(觀)委員 水田大蔵大臣にお尋ねいたします。 今度の決算で、予算の施行ということについていろいろと報告を受けたのですが、きょうの小沢大蔵政務次官からの通知でも、会計検査院から七件にわたる注意を受けたといわれるのです。水田さんはこれで大蔵大臣は二回目だと思うのですが、あなたの経験からして、大蔵省が会計検査院からこういうような注意を受けるようなことがあるということはどうもおかしいのじゃないかと思
○佐藤(觀)委員 御承知のように、東京近傍の交通戦争以上の戦争みたいな通勤列車の悲惨な状態を見ると、総裁の言われるとおりだと思うのです。しかしこの問題は、御承知のように、いまの佐藤榮作総理は運輸省の出身なんです。鉄道省のめしを食った人ですから、こんなことくらい理解できなければ、総理の資格がないと思っているのですが、ひとつ先輩である総裁からとくと折衝していただいて、いまの目的の貫徹のためにやっていただきたいと
○佐藤(觀)委員 意味はよくわかるのですが、総裁が就任のときに、仁杉さんからもいろいろ聞いているのですが、いま一番負担になっているのは、東京都の付近の通勤者の電車、それから京浜の付近の通勤の電車ですね。やればやるだけ赤字が出るということを聞いているのですが、こういうものについては政府に責任があると思うのですが、何か転嫁する方法はないのか。これは大きな問題だと思うのですが、問題になったらいつも国鉄が責任
○佐藤(觀)委員 石田総裁にお尋ねするのですが、また大役をお引き受けになりまして、おめでたいというか、御苦労というか、いろいろお世話になるわけでございます。 実はきょう決算委員会でお尋ねするのは、公社公団の投融資の問題でやるのでございますけれども、きのう、御承知のように、ストであるのがストでなくなって、国民はほっとした、総裁もほっとされたと思うのですが、私がどうもわからないと思うことは、三公社五現業
○佐藤(觀)委員 そうすれば、石田さんの考えでは、そう心配せぬでも、楽観してもいい、このまま進めていってもだいじょうぶだという自信があるのですか。
○佐藤(觀)委員 御承知のように、ウジミナスの製鉄所をつくる前に、どれくらいの調査が行なわれたかということはわかりませんけれども、しかしたとえばブラジルに出ておる石川島造船あたりはわりあい成功しているんですね、インフレのところではあるけれども。しかし、ウジミナスだけが非常にうまくいっていないということは、三つの条件が悪いと思うのです。これは御承知のように、ブラジルのインフレという経済状態、それから前
○佐藤(觀)委員 財政投融資の問題について、問題になっております輸銀の融資の問題それから日本開発銀行の問題について、両総裁来ておられますから、いろいろ伺いたいと思うのでありますが、特に両総裁は大蔵省のベテランで、しかも次官の経験を経ておられるので、なかなか答弁がうまいから、要領よくやられると思うのですが、特に私五年ぐらい前にブラジルへ行きまして、ウジミナスの製鉄工場を見てまいりました。御承知のように
○佐藤(觀)分科員 千二百の学校でありますが、実はいま私学というものは、大体剱木さん御存じのように、国の全体のたしか七割五分ぐらいの学生を収容している。それを全然捨てておくというような状態で、金の融資をしているという問題だけで、しかも金利も五分五厘という高い利息でやっておるわけですから、これでは私は私学の根本的解決はできないと思うのです。そこで私は、文部大臣として、これはあとで大蔵省の主計官も来ておられるようでありますからお
○佐藤(觀)分科員 御承知のように、イギリスなんかは私学に大体九割五分ぐらいの国が補助をいたしておりますけれども、補助をすれども干渉はしないということだということは、御存じだと思うのです。そこで、私学に補助をするから国が干渉しなければならぬという規則はないので、やはり教育の立場からいえば、私は当然そういう考え方は捨てるべきで、これは会計の問題なんかあるのでいろいろそういう論点が起きると思いますが、一体
○佐藤(觀)分科員 文部大臣に私学振興のことで少しお尋ねしたいのですが、実はだいぶ剱木さん専門家ですからいろいろお骨折りいただいておることもわかりますけれども、どうもいま問題になっておるのは、私学の経営が非常に困難である、この数年来慶応、早稲田、明治というような学校の月謝値上げ問題から大きな社会問題になり、学生が騒動を起こしておるという原因がすべてこの月謝の値上げからきておるということも、御存じだと
○佐藤(觀)分科員 実は先月の末に私らのホテルで一緒におられたソ連の代表団の団長ぺーべさんという人と副団長の人と、たまたま私どもの団長の大石君と私の二人、四人で、実は秘密と言ってはおかしいのですが、いろいろ意見の交換をしたのですが、そのとき、向こうのほうもいろいろな話をしたのですが、その中で、どうも中共の核問題については、ソ連側の言うのには、そうたいしたものではないのじゃないか、そういうニュアンスを
○佐藤(觀)分科員 問題になっておりますのは、中共を除いたのでは、拡散の防止は米ソだけではどうも不安じゃないかという声もあるのですが、これはフランスの問題にもなると思いますが、この点は外相はどのように考えておられますか。またあとで説明を求めますけれども、どういうようにお考えになっておりますか、伺いたい。
○佐藤(觀)分科員 三木外務大臣にお尋ねするのですが、御承知のように、いま世界で非常に大きな問題になっているのは軍縮会議とそれから拡散防止の問題であります。近く外相も行かれるらしいのですが、実は先日ウイーンに行きまして、ちょうど法眼大使とベルグラードの曽野大使も来ておられまして、いろいろ話したのですが、日本は一体どういう方針でおやりになるのか。この間、野党の諸君にも会われたようでありますけれども、これは
○佐藤(觀)委員 もう一点、非常に問題になっているのですが、それは二級酒が非常に売れないという現象が出てきて、まあいろんな意見の中で、汽車と同じように、二級をやめて、一級それから特一級、超特級というような形にしたら相当あれできるのではないかというような意見もあったのでございます。こういう点はどういうふうに考えておられますか。
○佐藤(觀)委員 きょうは酒の問題についていろいろ質問したいと思うのです。 先日、大蔵委員会で四国の各地を回りまして国政調査でいろいろ聞いたのでありますが、酒の減税の問題についていろいろな意見がありまして、特に二級酒の問題についてあげられましたが、その問題について、泉さんは先回、三年おきくらいに減税したいと言っておりますが、現在においてどういうお考えでおられますか。 〔委員長退席、吉田(重)委員長代理着席
○佐藤(觀)委員 もう一点そのことについてお尋ねするのですが、何年ころまでの目安でいまの紙幣とかあるいは銀貨をなくされるのか。 それからもう一つは、私たちが非常に心配しておるのは、金を粗末にするという空気が国民の考えに出る。それは素材というものは、具体的に言えば、御承知のように、札は紙ですから何でもないようでありますけれども、やはり札は札で尊厳を持っておると思う。私たちはかつての十円札をイノシシと
○佐藤(觀)委員 政府や銀行は都合がいいかもしれないけれども、国民大衆はちっともそういうととを喜んでいない。 そこで私が福田さんに特に申し上げたいのは、あなたは大蔵省の主計局長もやられた方でありまして、外国のほうでは百円ぐらいの補助貨幣は全部紙幣ではないといまおっしゃいますけれども、それならなぜそのときにやらなかったかと言いたいくらいです。そこで、きょう平林委員からも中尾理財局長にいろいろ注文がありましたが
○佐藤(觀)委員 大蔵大臣に質問するのでありますが、先ほど同僚平林委員から百円紙幣並びに百円銀貨の問題について非常にこまかく御質問がありまして、そのとき、主計局時代の中尾さんは非常に頭のいい人でありましたけれども、きょうの答弁は非常に苦しい、何かこじつけのような答弁です。ちょうどいまいただいた大蔵省から出している「ファイナンス」に書いてありますけれども、私は大蔵大臣に今度百円紙幣、百円銀貨をおやめになることの
○佐藤(觀)委員 大蔵大臣のあれは他日にしまして、御承知のように、イギリスのポンドの危機が騒がれております。イギリスはポンドの危機のために金利の引き下げと、それから国民の賃金統制令をしいてどうにかポンドの下落を防いでおります。しかし、直接日本とはそれは関係がございませんけれども、金利の問題についても、御承知のように、イギリスをはじめ西ドイツ、アメリカ等は金利を引き上げることをしておりますが、ひとり日本
○佐藤(觀)委員 不況の状態というのは、いろいろ見解を異にしておりますけれども、御承知のようになかなかまだまだ下には浸透してないということは、これは事実であります。どうかそういう点で、ひとつ甘い楽観をしないようにお願いをしたいと思いますが、それにつきまして今度のアジア開発銀行のことについての前に、先日総理はインドネシアの総理と会談されまして、そのときに三千万ドルの借款を供与するようにお話がございました
○佐藤(觀)委員 総理にお尋ねしますが、三日くらい前に、御承知のように経済白書が発表されて、それには大体景気の落ちつきというものが見られるといっておりますが、しかしこういう安易な楽観論は、私らはなかなか承知ができないと思うのです。 御承知のように、現在鉄鋼の合同問題、協定問題、石炭五千万トンの制限問題、不況の砂糖をどうするかという問題、セメントの操短の問題、繊維界の長い間の不況、それから、最近中小企業
○佐藤(觀)小委員 それからもう一つ、借りる人の立場から考えていただきたいのは、いま外国ではイギリスやアメリカなど盛んに金利を上げているのですけれども、日本で金利を下げるときには、預金者に対する金利をなかなかすっと下げられないことがあるかもしれませんけれども、どうも銀行の下げ方がのろいのですね。その逆ざやをとっているのじゃないかといううわささえもあるくらいで、金利を下げるといっても、貸している人にはなかなか
○佐藤(觀)小委員 もう一点お尋ねしたいのですが、いまの中小業者の代表、またわれわれもそういう気持ちを持つのは、あなた方は、こういうところに来られれば小さくなっておられますけれども、自分のところに帰れば、中小企業者はふるえ上がって、おそらく拱手三拝、顔もよう見ぬで帰ってくる人が多いと思うのです。そういう点で、実際の場合にはあなた方都市銀行の対象は中小企業といっても大のほうだろうと思うのです。それは相互銀行
○佐藤(觀)小委員 ちょっと田中さんにお尋ねするんですが、あなたは最近銀行協会の会長になられたばかりですが、自分の銀行のことは知っておられるけれども、都市銀行もたくさんありますから、いろいろ意見もあると思うんです。大体、堀委員から結論的な、あなた方から言えば強い要望があったのですが、私は、歩積み・両建てが何で問題になったかというと、これは御承知のように、借りておるほうの中小企業者がそういう苦しい面を
○佐藤(觀)委員 外国からたくさんの洋酒が入ってくるのですが、これに対して日本酒の海外輸出の問題について国税庁はどんなふうにお考えになっておられますか、それを伺いたいと思います。
○佐藤(觀)委員 大体どうですか。毎年増加しているのじゃないですか。戦前に比べて戦後ふえていると思うのですが、その点は傾向としてどうですか。 〔委員長退席、吉田(重)委員長代理着席〕
○佐藤(觀)委員 泉さんにお伺いするのですが、このごろ海外からウイスキーが相当輸入されておると思いますが、あらかたでいいですが、最近の洋酒の増加率をちょっとお伺いしたいと思います。泉さんでなくてもどなたでもけっこうですが、大体の傾向でいいですから……。