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1496件の議事録が該当しました。

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1972-04-28 第68回国会 参議院 予算委員会 第20号

国務大臣佐藤榮作君) 事前協議、これがどうも、安保条約が形骸化しておる、事前協議が形骸化しておる、こういうようなお話をしばしば聞くのであります。そこらでもう一度政府自身原点に返って、この事前協議を洗い直す、そういう立場でなければならない、こういうことを申し上げ、それを、それぞれの機関にいま命じて検討さしておるということでございます。

佐藤榮作

1972-04-28 第68回国会 参議院 予算委員会 第20号

国務大臣佐藤榮作君) 私は、昨日もお話をしたように、この国会くらい国防問題を各党立場審議されたことは、いまだかつてなかったように思います。したがって、たいへん国民としても、国防問題についての考え方、自衛隊のあり方等については、よほど私は認識を深めたことだと思っております。私はさらに本日、ただいまのような問題がこの場でやりとりされるということになれば、一そう政府考え方も徹底するし、また皆さん

佐藤榮作

1972-04-28 第68回国会 参議院 予算委員会 第20号

国務大臣佐藤榮作君) これは自衛官あり方、これを矢追君から聞かれますが、先ほど防衛庁長官も、団体規律と、こういう点を特に強調されました。  私は団体規律、これは最も大事なことだと思います。しかし一面で、やはり人間としての集団でございますから、人間としての集団、それはいわゆる力だけであるいは規律だけでこの団結ができるものでないこと、これまた私ども思いをいたさなければならないと思います。これは

佐藤榮作

1972-04-27 第68回国会 参議院 予算委員会 第19号

国務大臣佐藤榮作君) ただいま争議鉄道争議、これは松永君と同じような気持ちを私自身持っておりまして、どうかうまく早くこれ、平静に帰すように、そのために、労使双方中労委等努力、これを高く多とするものでございます。政府が、御承知のように、こういう段階において介入すべきではない、そういう立場を堅持しております。どこまでも公平でなければならない、労使間の問題として、と、かように考えております。  

佐藤榮作

1972-04-26 第68回国会 衆議院 大蔵委員会 第23号

佐藤内閣総理大臣 奥田君のただいまの御提案、私はそれなりに評価いたします。ただ、もう一つ考えていただきたいのは、事業において交際費と同じような役割りを果たしておる、そういうようないろいろの問題がございます。そういうものに対する課税と交際費の免税、そういうものははたして均衡がとれておるかどうか、こういう問題も一つあろうかと思います。狭い範囲でなしに、税として考える以上、やはり広範に考えるべきだろう、

佐藤榮作

1972-04-26 第68回国会 衆議院 大蔵委員会 第23号

佐藤内閣総理大臣 これは私が申し上げるまでもないことですが、税の問題こそは各国の議会史におきましても最もその中心をなすものであります。何が一番先に問題になるか、税だ、これの国民負担がはたして適正であるかどうか、また公平にそれが負担を要求しておるかどうか、そういうことが一番問題になった、かように思います。だから逆にいえば、議会史は税の扱い方そのものの歴史だといってもいい、ここまでいえるんじゃないか

佐藤榮作

1972-04-26 第68回国会 衆議院 大蔵委員会 第23号

佐藤内閣総理大臣 どうも大蔵委員会あまり関係はないかと思いますが、ただいま御指摘になりましたように、とかく保守ということばがそういうにおいを持つものですから、ただ、いままでのやり方をそのまま守っていく、こういうような感じを持たれるのですが、しかし政治に志す以上、悪いものは勇断をもって処理していく、またいいものは幾ら古いものであろうが墨守していく、こうなくちゃならない、かように私は思います。そこら

佐藤榮作

1972-04-25 第68回国会 衆議院 本会議 第24号

内閣総理大臣佐藤榮作君) 渡部君にお答えをいたします。  まず渡部君から、新経済社会発展計画年金制度の細部にわたっての長期構想を示していないとの御指摘がありました。  この計画が将来に向かっての資源配分あり方を明らかにするとともに、社会保障制度発展の方向として年金制度を含む所得保障部門を重点的に充実すべきものとしていることを十分御理解いただきたいと思います。この計画では社会開発の推進を最重点課題

佐藤榮作

1972-04-25 第68回国会 衆議院 本会議 第24号

内閣総理大臣佐藤榮作君) 後藤君にお答えをいたします。  後藤君からは、広範な問題にわたって御意見をいろいろ述べられました。具体的に私に対しては三点を御指摘の上、お尋ねでございましたので、三点についてお答えをすることにいたします。  まず第一は、申すまでもなく老人対策が現在及び将来にわたって重要な課題であることは言うまでもありません。政府は、従来からその充実につとめてまいりましたが、本年度におきましては

佐藤榮作

1972-04-21 第68回国会 衆議院 内閣委員会 第14号

佐藤内閣総理大臣 ただいま外務大臣お答えをいたしましたが、全部のここのやりとりを聞いてないから、あるいは十分答えていない、こういうこともございます。私が答えればよかった、かように思います。  先ほど来御議論ございましたように、アメリカ施政権下にあるのですから、その潜水艦核兵器を積んでおる場合もあるだろうということがいわれる。しかし、先ほど事務当局が申しましたように、これは積めるということでございまして

佐藤榮作

1972-04-21 第68回国会 衆議院 内閣委員会 第14号

佐藤内閣総理大臣 いま大出君から話されますように、施政権アメリカにある、そうして核兵器を搭載し得る潜水艦、そういうものがアメリカ施政権下にある沖繩に寄港する場合に、これは搭載しておることもあるのじゃないか、かようにお尋ねになること、私どもこれは理論的にそうだろうと思います。ただ問題は、冒頭に私に対してお尋ねがありましたように、返還後において沖繩に寄港する潜水艦、そういうものが核兵器を持ち込むかどうか

佐藤榮作

1972-04-21 第68回国会 衆議院 内閣委員会 第14号

佐藤内閣総理大臣 これは、去るサンクレメンテの会談におきまして、外務大臣ロジャーズ国務長官、同時にまたニクソン大統領と私との間で、核についてたいへんわれわれとすれば心配なのだ、どうかその心配を晴らす、ないようにしてくれ、そういうような努力をしてくれないか、その辺どういう形がいいか十分検討してもらいたい。そういうところから、いわゆる返還時においてさらに核のないということをはっきりさせよう、こういう

佐藤榮作

1972-04-18 第68回国会 衆議院 本会議 第22号

内閣総理大臣佐藤榮作君) 松浦君にお答えいたします。  まず、松浦君も御指摘のように、わが国人口の大部分が東京、大阪、名古屋の三大都市圏に集中しており、国土利用が片寄っているという問題があります。新全国総合開発計画では、このような土地利用の偏在が、都市における過密、地方における過疎、この現象を発生させているとの考えに立ち、大都市地域における人口集中を抑制し、かつ、分散を進め、国土の均衡ある発展

佐藤榮作

1972-04-17 第68回国会 衆議院 外務委員会内閣委員会連合審査会 第1号

佐藤内閣総理大臣 先ほども申しましたように、万一ただいまのような事態があればこれはもう即刻私ども責任をとるべきだ、かように思います。これはかねてから国民に、政府態度として基本的な非核原則、これを約束しております。それだけではありません。国会においてすら非核原則が決議を見ておる。これで日本の行き方ははっきりいたしたと思っております。また、ただいま曽祢君から、二国間の条約、多国間の条約、こういうように

佐藤榮作

1972-04-17 第68回国会 衆議院 外務委員会内閣委員会連合審査会 第1号

佐藤内閣総理大臣 外国の事柄、御承知のように核兵器を持っている国がただいま五カ国もあるのですから、これはとやかく言うことはない。また、それぞれの必要があっておそらくそういう国は持っておる。しかし、わが国の場合は、政府がかねてから一切さようなものは持ちません、非核原則を守ります、かように申しております。政府だけでは不十分だ、こういうことで、国会においてこのことは、非核原則、これは確認されました。

佐藤榮作

1972-04-14 第68回国会 衆議院 本会議 第21号

内閣総理大臣佐藤榮作君) 古寺君にお答えをいたします。  たいへん広範に、しかも土井君と同じように、こまかな点にまでお触れになりました。私からは基本的な問題についてお答えをいたしますので、足らない点は後ほど各大臣から補足説明をいたしますから、かように前もって御了承おき願いたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、公害の無過失損害賠償責任法につきましては、これは民法の過失責任原則

佐藤榮作

1972-04-14 第68回国会 衆議院 本会議 第21号

内閣総理大臣佐藤榮作君) 土井君にお答えをいたします。  たいへん多岐にわたり、また、こまかな問題にもお触れになりました。(「重要だよ」と呼ぶ者あり)私は、重要であることには異存はございませんが、私からお答えするのは基本的にとどめますから、不足の点は他の関係大臣から追加いたしますので、事前にお許しを得たいと思います。  まず、土井君から因果関係推定規定を置くべきだ、こういう御意見がありました。

佐藤榮作

1972-04-13 第68回国会 衆議院 外務委員会内閣委員会地方行政委員会法務委員会連合審査会 第1号

佐藤内閣総理大臣 たいへんだだいまは長谷川君から新聞報道、自由という点からその及ぼす社会的影響その他について、国家的機構のうちの、その一つとしての役割り等に触れられました。ことにおもしろく伺いましたのは、レストンのいわゆる「新聞政治の対決」その本でございます。その中に、ただいまのようなお話を盛り込まれ、そして政府新聞あるいは政治新聞、そういうものがいかにも対立しておるかのように一部ではとられておる

佐藤榮作

1972-04-13 第68回国会 衆議院 外務委員会内閣委員会地方行政委員会法務委員会連合審査会 第1号

佐藤内閣総理大臣 長谷川君はわが党ではありますし、また報道関係出身者でもあります。そういう立場から、経験に基づきながら、新しい民主主義の時代がいかにあるべきか、こういうことを基盤にしてのお尋ねだろうと思います。あるいはそのお尋ねにぴったり答えているかどうかわかりませんが、私の所信を申し上げたいと思います。  いろいろ問題になりました報道の自由、知る権利、いかにも政府態度を明確にしないために、政府

佐藤榮作

1972-04-12 第68回国会 参議院 物価等対策特別委員会、農林水産委員会、商工委員会連合審査会 第1号

国務大臣佐藤榮作君) どちらからお答えしたらいいかと思いまするが、まず当面する現象からお答えしてみたいと思います。  竹田君御指摘のように、国際通貨、円の価値はたいへん上がっております。切り上げした今日でございますし、まだ半歳たたない程度ですから、これから先の見通しを云々するわけにもまいりませんが、ただいま大体、その最も変動幅の強いところで円価がきまっている、かように私は見受けます。したがって、

佐藤榮作

1972-04-12 第68回国会 参議院 物価等対策特別委員会、農林水産委員会、商工委員会連合審査会 第1号

国務大臣佐藤榮作君) 私にも理解できかねております。ただいま数点おあげになりましたが、円がこれだけ切り上げられた、その上関税も引き下げた、また、これからも関税を引き下げる、こういう形の際に、そういう利益分が中間において、消費者に還元されないで、全部使われる、むしろ逆に値上げをする、こういうことについては私もなかなか納得がいきません。

佐藤榮作

1972-04-11 第68回国会 参議院 予算委員会 第10号

国務大臣佐藤榮作君) 関連質問も同時にございましたから、明確に申し上げておきます。  あの発言の当初申しましたように、これは私の持論だが、ただいまさようなことは具体的にあるわけではございませんと、こういうことをはっきり申し上げておりますから、これをお聞き取りの方は、だいじょうぶ御信頼いただけると思っておりましたが、しかし、中沢さんが帰られて、また地元の奥さんからさようなお話を聞かれる、こういうことでたいへん

佐藤榮作

1972-04-11 第68回国会 参議院 予算委員会 第10号

国務大臣佐藤榮作君) この公害問題につきましては、私自身どうも知識が十分でございません。したがって、先ほど来私は話を聞いていたと、こういうことで、小平君から総理の答弁をと、こういうように指示されましたが、なかなか立ち上がらなかったのは、私自身十分お答えができないように思ったからであります。しかし、それかといって、この問題について全然無関心ではございません。したがって、公害問題と真剣に取り組むその

佐藤榮作

1972-04-10 第68回国会 参議院 予算委員会 第9号

国務大臣佐藤榮作君) 私は、これで大事なことは、決定がそのとおり行なわれたということじゃないだろうかと思っております。これは、いろいろな関係者としては御議論があるだろうと思います。しかし、決定どおり釈放された、こういうことで、この事件それなりに評価されてしかるべきだ、かように思っております。

佐藤榮作

1972-04-08 第68回国会 参議院 予算委員会 第8号

国務大臣佐藤榮作君) この国会を通じまして、ずいぶん防衛計画についてもいろいろお尋ねがありました。私は、国民防衛計画自衛計画、そういうものによほど理解を持ってくれたと、かように思っております。このことはやはり基本的な問題ですから、一日もゆるがせにはできない。しかし他の面も内政上非常に大事なことでありますし、また、自衛力だけで平和が維持できるものでもありませんから、外交、内政、また自衛力の整備

佐藤榮作

1972-04-07 第68回国会 参議院 予算委員会 第7号

国務大臣佐藤榮作君) ただいまの法律あるは第一に書いてある制限項目、その法律は列記はされておりません。そのことは、私も新聞綱領を読んで、どの法律だけだと、かようには私は考えておりません。ここに私の相違があるのでございます。何か、わいせつ罪だけは除外するのだ、こういうような事務局長の談話が出ていたようですが、私はその点は、どの法律は除外するのだとか、どの法律範囲に入るのだとか、そういう議論はしない

佐藤榮作

1972-04-07 第68回国会 参議院 予算委員会 第7号

国務大臣佐藤榮作君) まず第一に、新聞協会がきめられた新聞綱領、これを私はいま敬意を表して、新聞協会事務局長がその趣旨説明しておられるから、あえて異は唱えませんと、これはこれとして。しかし、私は私としての判断がありますと、かように申しました。何だか、新聞協会がきめたんだから政府がそれを批判することは権力の介入だと、こういうおしかりのようですが、これはとんでもないことではないでしょうか。私は、

佐藤榮作

1972-04-07 第68回国会 参議院 予算委員会 第7号

国務大臣佐藤榮作君) 昨日上田君から、御意見をまじえてのお尋ねがございました。それにまずお答えをいたします。  なかなかむずかしい問題を幾つも提供されたように思いますので、簡単に申し上げるとこれまた議論を生む、かように思うし、それかと申して、全然答えないというわけにもいかないように思っております。  ところで、話の筋道から見まして新聞協会がつくったいわゆる倫理綱領、これが一つの問題であると私は指摘

佐藤榮作

1972-04-06 第68回国会 参議院 予算委員会 第6号

国務大臣佐藤榮作君) まあ、いろいろただいま嫌疑、それを明確にする段階でございます。これは、公務員法違反疑いがあっていま蓮見君は調べられている。それにどういうような関連を持つのか、西山記者もそういう疑いがあるということで、ただいま取り調べている最中だと私は思います。  しかし、いまの表現の自由、また知る権利、また知らす権利、義務、そういうようなものは、私も基本的にはそれを尊重します。しかし、それにはそれなりにやはり

佐藤榮作

1972-04-06 第68回国会 参議院 予算委員会 第6号

国務大臣佐藤榮作君) 二十一年七月であったと思いますが、新聞報道関係の方が新聞綱領をつくられました。この新聞綱領がそのまま守られておれば、ただいまの新聞取材の自由も、さらにまた、報道の限界もきびしく守られれば、今日のような問題はないと思っております。私は、最近どうも問題がすりかえられているのじゃないか。綱領自身が守られておらない。そこに問題が起きているのじゃないか。だから、この点をやっぱり究明する

佐藤榮作

1972-04-05 第68回国会 参議院 予算委員会 第5号

国務大臣佐藤榮作君) 上田君にお答えいたしますが、最初憲法論議、これはもう法制局長官お答えいたしましたとおりでございます。  その次の第二の問題、秘密はあるがと、こういう条件はつけられたが、取材の自由、こういうことに特に力を入れてお話しでございます。私は、取材の自由、これを尊重するにやぶさかじゃございませんが、私どものないしょにしているものを無理やりにとって、それが取材の自由だと言われても困

佐藤榮作

1972-04-05 第68回国会 参議院 予算委員会 第5号

国務大臣佐藤榮作君) 国民が知る権利、これは先ほど法制局長官からお答えしたとおりだと思っております。私は、こういう事柄が、ただ報道関係者のみが知る、それだけの権利だと、かようには私は思いません。だから、われわれもやっぱりこの事件については真相をはっきりさせたいと、かように思っております。報道関係の人はちゃんと、これ、関係があるんですから、司直で取り調べられたら、そのとき話しすればいいじゃないですか

佐藤榮作

1972-04-04 第68回国会 参議院 予算委員会 第4号

国務大臣佐藤榮作君) ただいま言われるような御趣旨で私どももこれと取り組んでおります。ただいまの状況は、いままでは、台湾にいる国府、これと友好親善関係を結んでおります。今日、中国代表は中華人民共和国だと、そうしてまた、中国一つだ、こういう形になって、二つの政府があるという、そこに矛盾を感ぜざるを得ない。だけれども、現状における姿、また将来のあるべき姿、こういうところには、ひとつ解決し、関係者同士

佐藤榮作

1972-04-04 第68回国会 参議院 予算委員会 第4号

国務大臣佐藤榮作君) ただいま原点に返れと、こういうことを言われておる。私もそのとおりだと思っております。連合国、その一員である中国、また当時の戦争をした敵国である日本と、これは違っておると思います。そうしてサンフランシスコ条約、それに中国代表が招かれなかった。ここに歯車の食い違いが生じた、かように私は考えます。そうして、サンフランシスコ条約には中国代表は招くことができなかった。これは連合国

佐藤榮作

1972-04-04 第68回国会 参議院 予算委員会 第4号

国務大臣佐藤榮作君) ただいま外務大臣から詳しく説明をいたしましたので、私からまた話をいたしますと、その間に相違ができても困りますから、たぶん、ただいまのお話で御了承願えるだろうと思っております。私は、いまのアメリカは今日までずいぶんワルシャワその他の場所でも会談を持ち、公式、非公式いろいろ接触をして、そしてキッシンジャーが二回も北京を訪れて、そしてニクソン大統領中国訪問と、こういう形になったわけであります

佐藤榮作

1972-04-03 第68回国会 衆議院 予算委員会 第22号

佐藤内閣総理大臣 内外の時局はきわめて重大であります。このときにあたり、四十七年度総予算審議中に種々の批判を受ける事態を招いたことにつきましては、まことに遺憾であります。政府責任者として深く責任を感じております。各党の本件に対する御意向はよく承知しております。国民生活に重大なる影響を持つ予算案の成立に対し、この上とも御協力を切にお願いいたす次第であります。   〔「さっぱりわからぬよ」と呼び、その

佐藤榮作

1972-03-31 第68回国会 参議院 予算委員会 第3号

国務大臣佐藤榮作君) 竹田はさように御理解かと思いますし、私は、野党としてはさように私の退陣を要求されるのはもっともだと思います。しかし、私を支持する連中もおりますから、そう簡単にやめるわけにもまいりません。ことに、私が最高責任者としてその職にある限りにおきましては、いついつやめるとか、いつどうするとか、こういうことを申し上げるような地位でない。そういう立場ではございませんから、それだけは、とにかく

佐藤榮作

1972-03-31 第68回国会 参議院 予算委員会 第3号

国務大臣佐藤榮作君) 竹田君ただいま御指摘のように、解散もない平常の、通常の状態のもとにおいて一カ月も予算がおくれる、これは確かに異例のことでございます。そういう意味で、今回暫定予算を提案するにいたしましても長期にわたる暫定予算を組まざるを得ない、こういう意味におきまして、私は国民にたいへん多大の御迷惑をおかけしておることだと思っております。したがって、先ほども、これは異例のことでございますが、

佐藤榮作

1972-03-31 第68回国会 参議院 予算委員会 第3号

国務大臣佐藤榮作君) 昭和四十七年度予算は目下衆議院において審議中でありますが、御承知のような事情によりまして大幅に遅延しており、一カ月問に及ぶ暫定予算の御審議お願いせざるを得ない状況に立ち至りましたことはまことに遺憾に存じます。政府としてはこれらの責任を痛感いたしておりますが、何ぶんよろしく御審議のほどお願いをする次第でございます。

佐藤榮作

1972-03-30 第68回国会 衆議院 予算委員会 第21号

佐藤内閣総理大臣 私は、国会というところは審議をするところだと思っております。それは審議政府だけであるいは与党だけでやるところでないと思う。野党の方々が出てこられなければ審議ができない。これが実情じゃないですか。だから、これは空白があったというその責任があげて政府だけの責任だ、かように言われることには私は納得がいきません。

佐藤榮作

1972-03-30 第68回国会 衆議院 予算委員会 第21号

佐藤内閣総理大臣 国鉄総裁、さらにまた、ただいまは丹羽君からいろいろ責任の所在も明らかにし、国民におわびを申し上げております。私は行政府最高責任者として、ただいまのような点をまことに遺憾に思っております。立法府からおしかりを受けることのないように、この上ともさらに引き締めていくつもりでございます。

佐藤榮作