1958-04-22 第28回国会 参議院 内閣委員会 第32号
○伊藤顕道君 特にここで考慮しなければならないことは、関東軍の野戦鉄道司令部の命令で特殊業務につかされ、その業務の過程においてあるいは戦死したとか、あるいは手足を失ったとか、たとえば実際の例で申し上げると、野戦鉄道司令部の命令で、機関士がいわゆる装甲車に乗って敵の爆撃を受けて、あるいは戦死した、あるいは手足を失った、そういう場合で、この場合は、御承知のように終戦前の措置としては軍属としてみなされておるわけです
○伊藤顕道君 特にここで考慮しなければならないことは、関東軍の野戦鉄道司令部の命令で特殊業務につかされ、その業務の過程においてあるいは戦死したとか、あるいは手足を失ったとか、たとえば実際の例で申し上げると、野戦鉄道司令部の命令で、機関士がいわゆる装甲車に乗って敵の爆撃を受けて、あるいは戦死した、あるいは手足を失った、そういう場合で、この場合は、御承知のように終戦前の措置としては軍属としてみなされておるわけです
○伊藤顕道君 元満鉄の特殊使命とか、立場等については、あなたもかつての満州国で新京におられたわけで、よく理解しておられると思う。私も元満州に満二十年ほどおりましたので、満鉄の特殊使命とか、立場についてはよく理解しておるつもりです。そういうことから、ぜひこの際、元満鉄を当然に国家機関とみなすべきであると、そういうふうに考えておるわけです。そうだとすると、元満鉄社員も当然に国家公務員とみなすべきであると
○伊藤顕道君 私はただいま田畑委員が御指摘になりました満州国官吏、それにも関連のある元満鉄社員の処遇について二、三総理にお伺いしたいと思います。元満鉄社員を国家公務員とみなして恩給法とか、あるいは戦傷病者戦没者遺族等援護法、これを適用するお考えがあるかないか、まずこの点をお伺いしたいと思います。
○伊藤顕道君 もし、かりに沖繩の施政権が返還されたと考えるならば、沖繩には当然に核兵器は持ち込めないわけですね。返還されたならば、沖繩に核兵器は持ち込まれないことになるわけです。ところが、現実には沖繩は原子基地化されておる、そういう現実があるわけです。そこで、かりに施政権が返還されたとしても、現実に沖繩に原子基地があるということ、そのことをどういうふうに処理するかということ、これは、明らかにこの二つのことに
○伊藤顕道君 そうです。
○伊藤顕道君 ただいまの沖繩の施政権の問題に関連して、一点だけお伺いしたいと思います。 岸総理はしばしば、沖繩の施政権返還については従来も努力してきたし、今後も努力すると言明せられておるわけです。一方、核兵器の国内持ち込みについても、極力これを排除する、そう言っておられるわけですが、このことは明確に矛盾しておるんではないかと思うのですが、この点をはっきり所見を伺いたいと思います。
○伊藤顕道君 昭和二十七年の十一月二十五日、内閣法制局で戦力に関しての解釈がなされておるわけです。これを閣議に報告せられておるわけです。政府ではこれを基準にして、自後答弁なさっておると思うわけですが、この解釈については自後変りはないかどうか、その点を明確にお答えいただきたいと思います。
○伊藤顕道君 今、同じであるとお答えになったわけでありますが、もし同じであるとすると、総理の自衛力というのは実は戦力であると解釈してよろしいか、この点間違いがないか、大事なことであるのでお伺いしたいと思います。
○伊藤顕道君 防衛の基本方針である憲法第九条の解釈を中心にして、二、三、総理にお伺いしたいと思います。 鳩山元首相は、たしか三十年の七月二十五日であったと思いますが、当時の参議院の内閣委員会で、自衛のためならば必要にして最小限度の防衛力を持ってもいい、こういうふうに答弁しておられるわけです。このことに関して岸総理は、昨年の五月七日の当参議院内閣委員会で、自衞のためならば必要にして最小限度の戦力を持
○伊藤顕道君 けっこうです。
○伊藤顕道君 今指摘申し上げましたように、これは労務管理に結びつけて共済組合を利用しようとする、そういうねらいがうかがわれるわけです。この点を、はっきりお伺いしたいと思います。
○伊藤顕道君 本法案に関連して、大蔵大臣に三、三お伺いしたいと思います。時間の関係で、ごく要点だけを簡単に、簡明にお尋ねしますので、要領よくお答えいただきたいと思います。 まず、組合の設立についてでありますが、現行法では、御承知のように、国庫から報酬を受ける職員で各省各庁それぞれに組合を設置しておる、これは御承知の通りでありますが、本法案の第三条を見ますと、「各省各庁ごとに、その所属の職員をもって
○伊藤顕道君 本法案中、内容を明らかにする必要のある政令案が五十二、三あるわけですね。実に膨大です。従って、その五十二、三を即刻出していただきたいということであるならば、まことに困難でありましょうけれども、その五十二、三の政令案中、特にお願いしたのは六つばかりなんです。そのような小範囲でありますから、即刻出していただけないということはないと思うのです。重ねてお伺いします。
○伊藤顕道君 大蔵省にまずお伺いしますが、去る十一日の当委員会で、大蔵省に対して資料を要求したわけです。特に資料の中でも、政令案と財源計算件については、この資料がないと審議が非常に困難であるわけです。従って、賛否の態度も決定しかねる。そういう大事な資料であるので、早急に御提出いただきたいということを特にお願いしたわけです。その資料の提出がないと、審議できないわけです。いまだに御提出がないので、即刻出
○伊藤顕道君 施設整備費関係については、従来しばしば不当事項が指摘されておったと思うのですが、本年度の整備計画、実施計画等については、十分検討されておって、この点が十分是正されているのかどうか、この点を伺いたい。
○伊藤顕道君 たとえば、警備艦の建造については大体順調に進んでおるけれども、搭載武器等の購入についてはおくれがちであって、いわゆる警備艦と搭載武器とがちぐはぐで、並行していない、こういうきらいがあるようにうかがわれるわけですが、その点についてはどうです。
○伊藤顕道君 防衛庁の予算に関連して、長官に二、三お伺いしたいと思いますが、まず会計検査院の決算報告によりますと、基本調査の不徹底から、計画ズレとか不要物の購入等にいろいろな面が発生して、不都合を来たしておるというような意味の報告があるわけです。この点については現在是正されておるかどうか、この点、まずお伺いしておきます。
○伊藤顕道君 人事の管理的性格が非常に強く入っているように思うのですけれども、これはこの共済組合法が社会保険として期待される運営の民主化とか、あるいはまた、生活をできるだけ保障する給付額を設定する、こういうことから、たとえば労務の管理、これは人事の面も含めてですが、こういう制度全体を規定することになるのではないかと思うのですけれども、この点を明確にしていただきたいと思います。
○伊藤顕道君 国家公務員共済組合法案について、大蔵省に若干質問を行います。 まず最初に、国家公務員の共済組合の制度については、政府当局はこれを一体どのようなものとして解釈しているのか、質疑に入る前にまずこの点を何っておきたいと思います。
○伊藤顕道君 長官は、質の改善に今重点を置いて計画を考慮している、こういうことでありますが、防衛庁に限らず、各官庁ともやはり先を見通した計画がなしには、仕事はなかなか進められないと思うわけです。従って、何か仕事を進めていく上についての計画があると思うのです。そういうものについて、現在、方向でもけっこうですから、そういう点についてお伺いしたいと思うのです。
○伊藤顕道君 防衛庁が国防政策とか防衛力の整備増強を急いでいるというような、そういう情勢の中で、今申し上げた第一次防衛力整備計画に続く次の計画が当然打ち出されなければならぬ、そういうふうに常識としても考えられるわけです。そこで、もちろん、現在の段階でまだ結論を得ていないとしても、その過程においてある方向は出ていると思うのですが、そういう面について、大綱でけっこうですか、お伺いしたいと思うのですが……
○伊藤顕道君 昨日に続いて、防衛関係について二、三質問申し上げたいと思います。 政府の第一次防衛力整備計画は、こういうミサイル時代に入りまして再検討を要するものではないか、こういう意見が各方面から強く出ているわけでこういう意見に対して、防衛庁の統一した見解があろうと思いますが、 その面について、まず長官の御見解を伺いたいと思います。
○伊藤顕道君 この問題をなお詳しくお聞きしたいと思うのですが、それにはどうしても資料が必要になってくるわけです。そこで、そこにお手元にあればお伺いしたいのですが、各機種別のパイロットの現在数ですね、それを一つ、おわかりでしたら、今お聞かせいただきたいのですが、それと今後の機種別パイロットとの養成計画、それはお手元にあれば、同時にお聞かせいただきたいと思います。もしなければ、なるべく早めに資料として出
○伊藤顕道君 現在のF−86Fでも、音速よりややおそいということは承知しておりますが、それでもなかなかパイロットの養成には困難しておると思うのです。現在五十名とか六十名というふうに聞いております。この数字については、後ほど正確のところを教えていただきたいと思いますが、かようなことであって、今後こういう新鋭機を次々に作られるということになると、技術の面と製作の面でどういうふうにこれを並行させていくことができるのか
○伊藤顕道君 私は、現在防衛上の問題になっておりますることについて、二、三、防衛庁長官にお伺いしたいと思います。 まず、次期の主力戦闘機についてでありますが、これは御承知のように、一昨年来の懸案であったようでございます。防衛庁では最近、米グラマン航空機の例のスーパー・タイガーですか、これを採用することに大体きまって、明日の国防会議において正式に決定されると、そういうような報道がなされておるわけですが
○伊藤顕道君 私は、日本社会党を代表し、ソ連の核実験中止宣言に伴う政府の態度について、岸総理及び関係閣僚に質問をいたすものであります。 まず、核兵器実験停止の問題でありますが、現在ただいま、原水爆禁止と軍縮とは最も大きな国際問題の一つとなっておるのであります。申し上げるまでもなく、日本は広島、長崎、ビキニと三度にわたる原水爆ただ一つの被災国であり、しかもなお、現に太平洋上における米、英、シベリアにおける
○伊藤顕道君 次に、皇室典範の第二十二条を見ますと、御承知のように、「天皇、皇太子及び皇太孫の成年は、十八年とする。」と明確にあるわけですが、なお、これに関連して、民法の第三条を見ますと、「満二十年ヲ以テ成年トス」、これは御承知の通りなんです。そこで、お伺いしたいのは、この成年というのは、言うまでもなく、心身の発達がある一定の基準に達した、そうして能力者になった、そういう意味であろうと思うわけです。
○伊藤顕道君 同じく第六条第三項の第四号を見ますと、これは前回矢嶋委員からいろいろ御指摘した点ですが、親王、内親王との差額等について詳しく御質問がありましたので、同じことを繰り返したくありませんので、それは避けるとして、新たにこういう項があるのですが、たとえば第六条第二項第四号で、それぞれ独立の生計を営まない場合には定額の十分の一とあるわけですね。ところが、これをさらに検討いたしますと、たとえばお生
○伊藤顕道君 まず、皇室経済法について二、三お伺いしたいと思います。 第八条を見ますと、皇室経済会議について、議員八人で組織するとして、それぞれ特定な人があげられておるわけですが、同じこの第九条を見ますと、「予備議員八人を置く。」という項があります。さらに、第十一条第二項では、大蔵大臣たる議員の予備議員は大蔵事務次官、それから会計検査院長たる議員の予備議員は総理の指定する会計検査院の官吏と、特に二
○伊藤顕道君 戦前は、申し上げるまでもなく、朝鮮とか、今の中共ですね、それから蒙古、チベット、イリヤーク、ツングース、オロチョン、こういうような民族までが、私すみずみまで回ったわけですが、その当時はほとんど日用品は日本商品を使っておったような実情なんですぬ。そういうような関係で、日本人としてもずいぶんこの大陸との貿易については恩恵を受けておったと思うのです。もちろん、申し上げるまでもなく、情勢は一変
○伊藤顕道君 例の問題になっております日中貿易協定について、政府はいまだに同意を与えていないようでありますが、いつどのような形で同意を与えようとしておるのか、この際承わりたいと思います。
○伊藤顕道君 前回に引き続いて、人絹、絹について、大臣に二、三お伺いしたいと思います。 御承知のように、絹とか人絹織物は、戦前、朝鮮、中共——今の中共ですね、そういう方面に相当多量出ておったわけです。こういう実情にかんがみて、この際経済開発促進強化をはかって、こういうような地域に何とか輸出貿易を強化して貿易を促進することが非常に大事ではなかろうか、そういうふうに考えておるわけですが、大臣はこの問題
○伊藤顕道君 現状をもってしては、中小企業については今お伺いをしたわけですが、特に零細企業については、いつまでも合理化、近代化ということは望むことができないと思うのです。現状をもってしては。そこで、特に零細企業に対してどのように対策を考えておるか、この点もあわせてお伺いをしたいと思います。
○伊藤顕道君 いろいろ御説明があったわけですが、私としては、特に中小企業の合理化、近代化のための予算を大幅に増額するということが、特に大事なことではなかろうかと考えておるのです。その点についてはお考えはどうですか。
○伊藤顕道君 通産大臣に二、三お伺いしたいと思いますが、御承知のように、中小企業対策費としては、もっぱら国民金融公庫とか、あるいは中小企業金融公庫ないしは商工中金、こういう所に対する財政投融資、そういうことにたよっておるわけでありますけれども、最も重要な中小企業の合理化、近代化のための費用はきわめて少いと思うのですが、そこで、とうてい現状では合理化、近代化ということは実施困難だと思うわけです。この点
○伊藤顕道君 一応対策を御説明いただいたわけですが、私どもとしては、今関係してくる百貨店法とか下請関係法、外資法、こういう法律自体に問題があろうと思うのです。そこで、こういう点は一つぜひ緊急に法改正を考えていただきたいと考えているわけですけれども、法改正の御意思があるかどうか、お尋ねしたい。
○伊藤顕道君 百貨店の進出とか、また外国資本の進出を食いとめたり、また大企業の中小企業に対する不公正な取引を是正するために、どのような手が打たれておりますか。
○伊藤顕道君 政務次官に若干質問いたしますが、御承知のように、中小企業は潜在失業者のたまり場所になっておるわけですが、この現状に対してどのような手が打たれておるのか、まずお伺いしたいと思います。
○伊藤顕道君 先ほど資料の提出二つをお願いしたわけですけれども、追加して、金額をそれぞれに入れていただきたいということをお願いします。
○伊藤顕道君 そうです。それと、同じく武器製造事業の許可権もあるだろうと思うのですね。従って、それに伴う今申し上げたように種類別、年度別にして、また会社名、製造量ですね、そういう一覧表を一つお願いしたいと思います。以上、二件について。
○伊藤顕道君 時間の関係で、質問は留保して、資料の提出をお願いしたいと思うのですが、通産省に航空機製造の許可の権限があると思うのですが、そこで民間機と軍用機別に、まず種類別、年度別、製造会社別、数量、こういう一覧表をほしいと思うのですが。
○伊藤顕道君 御承知のように、まだ国交が回復しておりませんので、為替損失補償法の適用とか、延べ払いが認められないと思うわけであります。そこで、決済方法に対してどの程度まで積極的に手を打たれようとするのか、またさらに、取引方法とか調整をどのような形でなさろうとしておるのか、この点についてお伺いしたいと思います。
○伊藤顕道君 新聞の報道によりますと、年間取引額が片道三千五百万ポンドと思いますが、このことを、本年度輸出三十一億五千万ドル、それから輸入が三十二億ドル、こういう目標であるわけですが、この目標に比較して、日本貿易のこのような構想に比較して、あまりにも少いわけですが、今後民間協定の法的な解釈にこだわらないで、貿易に一つ慎重に、ブレーキをかけることのないように、そういう措置をわれわれとしては望むわけですが
○伊藤顕道君 お伺いいたしますが、御承知のように、第四次の日中貿易交渉は、五日に妥結調印したわけでありまするので、日中輸出入組合を中心として、貿易業界では、貿易が飛躍的に拡大する見込みであるというふうにいって、非常に張り切っているわけでありますが、その問題について、通産省としてはどのように考えておられますか、お伺いしたいと思います。
○伊藤顕道君 それから公安関係についての統計を作られておると思うのですが、大体その概要でけっこうなんですが、公安関係についてはどういうような資料の統計をなされるのか、項目だけでけっこうです。
○伊藤顕道君 今後もしあるとすれば、国の機密事項、そういうことについて公表をどうしてもできない、そういうことを予想してこういう条例ができたと、そういう意味ですね。
○伊藤顕道君 この前も十六条についてお伺いしたのですが、次官の関係でその意を得なかったのですが、引き続いてこの前の、統計の結果をすみやかに公表しなければならぬ、ただし長官が承認を与えればよろしい、そういうことについてはほとんどないというお答えであった。ほとんどないということは、ごく一部にはあるという意味にもとれるわけですが、そういう事例が今までありましたか。
○伊藤顕道君 なおありますけれども、次回に保留しておきます。
○伊藤顕道君 統計法の内容について二、三お伺いいたしますが、十六条に「指定統計調査の結果は、速やかにこれを公表しなければならない」。そこまではよくわかるのですが、「但し、行政管理庁長官の承認を得た場合には、これを公表しないことができる。」、ここに問題があろうと思うのですね。いかなる場合に公表しないことができるのか。言いかえると、長官はいかなる場合に公表しないでよろしいという承認を与えるのか。これはもう
○伊藤顕道君 世界経済が不況になっておる折から、輸出目標額を三十一億五千万ドルに決定しておるようですけれども、海外市場の開拓その他の輸出振興に必要な対策費としては、はなはだ不十分のように思うのですが、なお、そういうことによって国民に与える影響は非常に大きいと思う。特に中小企業に対する圧力が非常に強いではないか。この点についての考え方を承わっておきたいと思います。
○伊藤顕道君 東南アジアの開発基金の構想が前に発表になったおけですが、これも構想倒れになって、結局、輸出入銀行に五十億ですか設置したということでありますけれども、この五十億の使途について、概要でけっこうですが、その具体的な構想を承わりたい。
○伊藤顕道君 本法案の審議に必要な、今申し上げます資料の提出をお願いしたいと思います。各省庁の常勤的非常勤等のいわゆる定員外職員の、以下五項目に分けますが、勤続年数別と職種別、それと日給別、学歴別、採用条件別、この五項目に分けて、各省庁のをなるべくすみやかに御提出をお願いいたします。
○伊藤顕道君 本年度の各省庁の統計の力点は、いろいろなものがあろうと思います。省庁によって違おうと思います。そういう点について、概要でよろしいですが、お話し下さい。
○伊藤顕道君 特に行管監察部で林野庁関係の国有林払い下げについていろいろ問題があるわけで、実情の把握について、そこでこういう問題があちこちにあると思うのですけれども、省庁内とか省庁間で、利用度とか総合的検討の場合、いかなる観点に立ってこれを決定されておるか、そういう点についてお伺いしたいと思います。
○伊藤顕道君 各省の統計調査の年度計画について、行管で総合的な検討をして大蔵省に折衝して、それで予算を決定したと、そういうことであると思いますが、そこで各省の統計の実態はどうなっておるか、それからこれがいかに利用されておるか、そういう点について、まずお伺いしたいと思います。