1971-04-26 第65回国会 衆議院 逓信委員会 第16号
○井出国務大臣 基本的には同感でございます。畳の上の水練ということばがございますが、今度のデータ通信は少しはやはり水に泳がしてみないと、畳の上でかれこれ言っておっても、これだめでないかというような気持ちに出ておる次第であります。そこで基本法策定という場合は、当然各界各層、学識経験豊かな人々の意見を聞かなければなりませんが、審議会というような機構になりますかどうか、その辺はおまかせをいただくといたしまして
○井出国務大臣 基本的には同感でございます。畳の上の水練ということばがございますが、今度のデータ通信は少しはやはり水に泳がしてみないと、畳の上でかれこれ言っておっても、これだめでないかというような気持ちに出ておる次第であります。そこで基本法策定という場合は、当然各界各層、学識経験豊かな人々の意見を聞かなければなりませんが、審議会というような機構になりますかどうか、その辺はおまかせをいただくといたしまして
○井出国務大臣 ちょっと中座しておりましたが、御質問にお答えをいたします。 情報化の進展は、政治、経済等の全般にわたり多大の影響を及ぼすものである点にかんがみまして、情報化に関する基本法というようなものを制定したらどうかという点は、私どもも同様に考えておるのでございますが、情報処理はわが国においてはまだきわめて新しい分野でございますし、関係するところが広範多岐にわたり、いろいろな省庁にも関連を持っておりますので
○井出国務大臣 前回の当委員会におきまして、堀委員が保留されました特定通信回線に関する予算の範囲内という問題につきまして釈明をいたします。 特定通信回線は専用線と設備的には同じものであり、従来専用線として販売してきたものでありますので、予算編成の時点では両者を込みにして専用線工程として積算しておりました。しかし、本法案の審議にあたっては、専用線のうち、特定通信回線使用契約にかかわる部分の予算の範囲
○国務大臣(井出一太郎君) 総理がお答えになりましたそのほかの問題、私を御指名になりました点が大体四点あろうかと思います。逐次お答えをいたしまして、残余のプライバシーその他の問題は法務大臣をわずらわすことにいたします。 第一点は、電電公社が、加入電話を一方においては積滞しておりながら新しいデータ通信に手を出すのはどうか、こういう御趣旨であったと思います。加入電話の充足につきましては、電電公社は電信電話拡充七
○国務大臣(井出一太郎君) 公衆電気通信法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 近時、電話等の普及に伴い電報の果たす役割りが変化し、電報事業の収支は著しく悪化してきております。また、最近における生活圏、経済圏の拡大と情報化社会の進展に対処して、通話の制度を改正する必要性が生じており、加入電話に対する需要も年々増加の一途をたどっております。一方、社会経済活動の高度化に伴
○国務大臣(井出一太郎君) 郵便の流れなり運行の状況を的確に把握する、このことはおっしゃるとおり一番必要なことでございます。それがあって初めてタイムテーブルというふうなものも可能になるわけでございましょうから、まあこういう時期を機会にいたしまして、そこへ目を向けなければならぬと考えるのであります。そこで、先般も、またただいまもお触れになりました標準送達速度という問題も、事務当局はまあ非常に大事をとってといいましょうか
○国務大臣(井出一太郎君) まあそういう点こそ切りかえの場合に十分留意しなければならぬことと存じます。したがいまして、前回やれたことが今回やれないというはずはないと思います。あるいは郵務局長少しことばが足りなかったかもしれませんが、事務的なことは竹下君からお答えいたします。
○国務大臣(井出一太郎君) ちょっと私から総括的に申し上げます。 ただいまの長田先生の御質問は、今回の改正の核心に触れての御質問でございます。ずっとお答えを申し上げておりますように、三条に新しい規定を挿入しましたゆえんのものは、公企業という立場で一種の合理性を追及するというようなニュアンスであろうと思うのでございますが、言うならば収支相償、独立採算、こういう規定でございます。もちろん第一条に、「なるべく
○国務大臣(井出一太郎君) さっきも私は補足的な意味で、現状は若干のズレがあるということは申し上げましたが、そういう意味を含めてお答えをしたつもりでございまして、総合原価主義と、こういうプリンシプルを非常に固定的に申し上げていいかどうかは問題があると思いますが、まあそういうような大ワクの中で、個別的にはやはり原価を償うようになるべく近づけていくという方向であるべきではないかと思うのでございます。ただ
○国務大臣(井出一太郎君) おおむねそういうことでありまして、あるいは理想と現実の乖離というものはあると思います。理想をお示しくださった、こちらは諸般の情勢、それにできるだけ沿わなければなりませんが、あるいは当面すぐにはそこまでいけないという事情のあることは御承知おきいただきたいと思います。
○国務大臣(井出一太郎君) 地方選挙の第二ラウンドが始まりました際、委員の皆さま方たいへんおせわしいところ、当逓信委員会にたいへん御勉強をいただきましてまことに感激をしております。一言この点をお礼申し上げて御答弁をしたいと思います。 ただいま塩出さんからの御質問、郵政審議会の答申についてでございますが、これは、昨年の九月二十八日に郵政事業の正常運営を確保するための方策いかんという諮問を申し上げたのでございます
○井出国務大臣 その点はおっしゃるとおりだと思います。そして「公平」と同時に「合理的」ということばも使ってございますが、そういう点で配慮してまいるつもりであります。
○井出国務大臣 公衆通信というサイドからこれをとらえますならば、私どものほうは、先ほど来申し上げますように、これを一体的にとらえまして、郵政省の守備範囲である、こう理解をいたしておるわけであります。
○井出国務大臣 おっしゃいますように、情報化社会といいあるいは情報産業といい、まだ発展途上にあるわけでございますから、一つの定着した固定的な観念というものにはちょっとまだほど遠いと思うのでございます。それで先ほど来の御問答にあらわれておるような非常にむずかしい諸問題があろうかと思うのでございます。そういう次第で、この法律を立案するという過程においても各省とそれぞれ十分な打ち合わせは遂げた次第でございまして
○国務大臣(井出一太郎君) これだけ切手の愛好家がふえております現状において、あまねくその・方々の手に入るという道を講じなければならぬのは御指摘のとおりであります。この普及協会の本来の仕事というのも、そういう一助たらしめたいという意図で出ておるわけでございますが、これは実態はいまおっしゃるようなそれがスムーズにいっていないという面があるとしますならば、これは十分検討いたし、改めるのにやぶさかではございません
○国務大臣(井出一太郎君) 先般、予算委員会で鈴木さんからいまお述べのような御質問をいただきました。そのときお答えしました私の気持ちは、新聞論調等にもあらわれておりますとおり、国民がこの初めての御外遊ということにたいへん関心があり、しかも一路御平安を祈っておる、こういう気持ちを体しまして、でき得れば御肖像の切手が発行できれば望ましいのでありますが、ただしこれは十分慎重を期さねばならぬものと思います、
○国務大臣(井出一太郎君) ただいま鈴木さんから郵政百年にちなんでもろもろの事業関係についてたいへん愛情のこもった御見解をお示しいただきまして、まことに私もありがたく思っておるわけでございます。そういう趣旨を体して今後の運営に当たりたいと思っております。どうか当委員会を通じて万般にわたって御審議なり御示唆なりちょうだいしたい、かように考えております。私から冒頭にお答えをして、次に郵務局長から具体的な
○井出国務大臣 これは、たてまえは外資法なりあるいは外資審議会の機能というふうなものを通じて規制なら規制をする、こういうことに相なっておりますので、直接この法律の中には、外国の資本だから、その事業だからこれを特に取り立てて縛るとかなんとかいうことは、たてまえはそうではないと思います。が、しかし、さっきもおっしゃるように、法律は運用ということもございますから、そういう面でも十分に気をつけてまいろう、こう
○井出国務大臣 先ほどの庄司さんとの御問答を承っておりまして、まさに日進月歩といいますか、短時日ではございましたけれども、とうとうとして情報化社会へのスピードが速かったわけであります。そこでいろいろいきさつはありましたものの、いまの時点においてこういう判断をし、ここに踏み切ったというゆえんのものは、やはりそういうところへ時期が熟してきた、こう考えるわけでありまして、これが大企業が主として利用をするのだからというようなことに
○井出国務大臣 この法律案を作成いたすまでには昨年来いろいろな経緯がございました。およそ二つの考え方がありまして、一方においては大いに開放せよ、こういう立場があると同時に、やはり電電公社の従来の立場というものを守って、まあむしろ主としてこれはもう電電公社にやらしたらどうだ、こういう意見とあったと思うのであります。いろいろ苦心を払いました結果、それを両方の御要求にこたえなければならぬというような次第でありまして
○国務大臣(井出一太郎君) これは中央FM音楽放送というものの申請書が出ておりました。それが最終段階でFM東京という社名の変更になって出てまいったと、こういうふうに了解しております。
○国務大臣(井出一太郎君) この問題は、ここ数日の間にいろいろな報道が伝わってくるわけであります。これは米国の大使館筋であるとか、あるいはワシントンからの情報であるとかいうふうなものが、新聞等に散見するわけであります。しかし、郵政省といたしましては、これは御指摘のように電波法第五条というものがあります以上は、当然、沖縄が返ってきました暁においては、この電波法が沖縄にまで押し及ぶわけでありますから、そのたてまえをずっと
○国務大臣(井出一太郎君) おっしゃるように、衛星打ち上げの問題は、諸般の事情がございまして、三年ばかりおくれておるという点は御指摘のとおりであります。これには、たとえば衛星のほうはある程度いける目やすを持っておりますものの、ロケットのほうがこれに伴わない。そこには燃料、固体燃料、液体燃料、こういった問題もあるわけでございまして、まあ昨年来、科学技術庁のほうから協議を受けてまいっておるのでありますが
○国務大臣(井出一太郎君) 担当局である電波監理局がたいへん多忙であった、こういうことは理由にならぬか知れぬが、ともかくたいへん遅延をいたしましたことをおわびを申し上げるわけでございます。
○国務大臣(井出一太郎君) 慎重に審議を続けまして、そのために少しく時間がかかった、かように御了解を願いたいと存じます。
○国務大臣(井出一太郎君) まあ少し手間どったわけでございますが、明日の閣議に提出、承認を見まして、直ちに国会へ提出を申し上げたい、こういう予定に相なっております。
○井出国務大臣 私どもとしましては、これはオンラインという観点から考えますと、コンピューターを接続したものを一体的に考えていく、こういう立場に立っておるつもりでございますが、たいへんこれは技術的に専門的分野でございますから、監理官のほうからもう少し補足させておきたいと思います。
○井出国務大臣 情報基本法のことにお触れになりましたが、これは先般来島本先生からも御鞭撻を受けておりまして、政府としましては、各省庁間の話し合いを続けまして、できるだけ早い機会にそういう段階にいたしたいと思っております。それと、今回のデータ通信は、言うなれば同時並行的みたいなことに相なっておりますが、事実関係がほうっておけないということから、この部門だけはひとつ前進させていただきたい、こう思うのであります
○井出国務大臣 お答えいたします。 島本さんから堂々のかまえでただいまのような御質問に接しますことは、私どうも御満足のいく答弁になろうかどうか心もとない点がございますが、おっしゃるように、昨今の時代の進運というものは、変化の時代ともいわれますように、たいへん目まぐるしいものがあるわけであって、世にいわゆる情報化社会、こういう時代にようやく突入をしているように思うのでございます。そういう際において、
○井出国務大臣 電電公社が情報化時代をささえる花形である、これは林さんと私も同意見であります。それだけに経理なりあるいは料金原則なり、前時代的などんぶり勘定じゃいかぬのだ、こういうお説だろうと思うのです。まあ総括原価主義と一口には言うのでありますが、これは現実の要請の前に理想を貫くということが容易でないということは林さんもおわかりがいただけると思うのでございますが、方向としては、この時代をになう電電公社
○井出国務大臣 私からちょっと、概論みたいなことをお答え申し上げて、あとは事務当局から御答弁申し上げます。 先ほどお話しの資金調達の問題、ちょっと蛇足のようですが触れたいのであります。おっしゃるように電話債券というものが圧倒的に多い。このことは、言うならば利用者負担でありますから、ここに電電公社の、何といいますか、電話が一つの独占事業であるがゆえに、そういう特権というか武器というか、利用者に資金の
○井出国務大臣 林さん非常に克明にお調べになりまして、各種のデータをおあげになりました。おっしゃるように、まさに巨大な企業でございます。しかも、独占という特別の性格を持っておるのでございますから、単なる利潤追求というような一般企業と異なる面に十分なる認識と配慮をいたさなければならぬと思うのであります。しかも、情報化社会といわれるこの時代にあたりまして、電電公社のこれからの発展というものはますます上向
○国務大臣(井出一太郎君) 何としても人材を登用するということが大切でございまして、この点につきましては、あえて学歴等にこだわりはなく、ほんとうに適材適所ということで人事を行なってまいりたいと、かように考えます。
○国務大臣(井出一太郎君) 私から概論的に申し上げますならば、何としても郵政の仕事は人手にまたなければならぬ点はもう常々永岡さんの御指摘のとおりであります。したがいまして、この人的関係の改善、これが何にもまして最大の要件ではなかろうかと思うのであります。先般も御指摘がありましたように労使間に紛争が起こる、そういう場合にアルバイトを雇うならば、そのために何十億という支出をするようなはめに相なるわけでございます
○国務大臣(井出一太郎君) 先般、永岡先生から一般質問で同様の趣旨の御質問をちょうだいしましたが、そのときお答えいたしましたように、おおよそ三年くらいをめどとしております。ただ、経済のこれからの成長がまあ高度成長ということできたものが、安定成長ということにかじが切りかわるということも一つの要件になるであろうし、また郵便の事業の内部における企業努力、こういうものも一つの要素となってくる。不確定な部分はありますけれども
○国務大臣(井出一太郎君) これは実施までにはまだ時間もあることでございますから、きょうの御質疑の御趣旨をこちらにおいても十分に検討してみたい、かように考えます。
○国務大臣(井出一太郎君) まあたいへん問題は技術的でもあり、また、法解釈の問題にもわたっておるようでありますが、私どものおおよその考え方を申し上げますと、NHKの東京、大阪におけるUHFの実験局は、大都市及びその周辺部における受信障害対策の実験を行なうということを目的とし、その通信事項はUHF帯における大電力テレビジョン放送の実験に必要な事項ということに相なっておるわけであります。 そこで通信事項
○国務大臣(井出一太郎君) おっしゃいますように、放送大学は次代を開くという意味におきまして非常に多くの可能性を包蔵しているわけでございます。それだけに実は私どもも慎重を期しておる次第でございまして、あらゆる面を検討しなければならぬ問題がございます。いまおっしゃる文科科学、社会科学、こういうふうな面になりますと、なかなか絶対的な価値判断をきめるということはたいへん至難な問題だと思うのです。したがいまして
○国務大臣(井出一太郎君) これは前回も答弁を申し上げたわけでありますが、割り当てられました周波数というものが何としても限定をされておるわけでございます。その周波数一つに対して複数の申請がなされます場合、それを優劣比較を行ないまして、最もすぐれたものに免許を与えるということがたてまえであるのでございます。しかしながら、なかなかこの申請は数が多うございまして、東京の場合は六十幾つというふうなものが出てまいっておる
○国務大臣(井出一太郎君) お答えいたします。 この八条は、さっき私が申し上げました、^うに、施設の免許でございますから、これは技術基準というようなものを常にその水準を維持していかなければならぬ。こういうことに出ておるわけでございまして、業務に対してチェックをするというふうなことは考えておらぬのであります。 それから二十条で立ち入り検査というふうな問題にお触れになったんですが、これはそれだけ慎重
○国務大臣(井出一太郎君) 有線テレビの法案は衆議院のほうへ提出という段取りに相なっておりますが、これは一昨年来だいぶ紆余曲折があるわけでございまして、その間世論の動向にも十分意を用いまして、従来は事業ごとに免許という考え方でございましたが、これを施設だけについて免許をする、そしてその事業は届け出にまかせるということにいたしたわけでございまして、まあ今度お目にかける法案は、そういう意味においてはたいへん
○国務大臣(井出一太郎君) これはですね、どうもいろいろ勘案をいたしたのでございますが、まあただいまのところはひとつさっき申し上げましたようなくふうで、御趣旨に沿いたいと、かように御了承をいただきたいと思います。
○国務大臣(井出一太郎君) どうも郵政省が一番頑迷なようにおとりになって恐縮でありますが、まあ役人は事業と取り組んでおるもんですから、まあできるだけ能率的な考え方をしたと思うのでございます。まあそれはそれなりにひとつお許しをいただきまして、こういうことこそあたたかい政治が配慮をしなければならぬ問題だと思いますので、御趣旨をよく尊重してやりたいと、かように考えます。
○国務大臣(井出一太郎君) お答えいたします。 いま官房長官から非常に責任のある御答弁がございまして、私も同様に考えて、この点はただいまいろいろ苦心を払っておるところでございます。そこでいまお話のありました昭和四十一年の値上げ以来の問題でございますが、私も経過は大体聞いております。そこで、そのときに補助金のような形のものである程度お話をしたということもございますので、今回もそういう身体障害者の代表
○国務大臣(井出一太郎君) 衆議院のほうの事情で失礼をいたしますが、ただいま伺いまして、どうもわれわれたいへんうかつであったわけでございます。まあこの切手ブームといいますか、ほんとうに純粋な愛好者のためにはサービスをしなけりゃなりませんけれども、いまおっしゃたような中間に介在するいろいろな機関のその意図を役所の立場でもう少し究明をせにゃいかぬと思いますので、きょう承りまして、この面の行政の重要な参考
○国務大臣(井出一太郎君) まあ私も、どうもいま初めてそういうことをここで伺ったわけです。したがいまして最初からの二宮さんの御質疑等を十分伺っておりませんでしたが、その問題だけとり上げますと少し穏当を欠いておる、こういう感じであります。
○国務大臣(井出一太郎君) これは昨日の御質問にもある程度お答えしたつもりでございますが、何としましても、人手に多くを依存しなければならない郵便の事業のこれは一番基本であろうと考えております。昨年経験しましたあのトラブルを解決をしてまいりまするために、労使双方歩み寄りまして、一つのまあ確認事項と申しましょうか、お互いにこれからやっていこうではないかという約束を取りかわしたわけであります。これがまあ必
○国務大臣(井出一太郎君) 私、必ずしも西独の実態をつまびらかにしてはおりませんが、必要でございますれば政府委員もおります。 そこで、一般論といたしまして、郵便と電信電話と一緒にやるという形、私はずっと日本の従来のあり方を検討してみまするときに、たとえば郵便はがきが長い間一銭五厘ということで戦前ずっと定着しておった時代などを考えますと、これは永岡さん御承知のとおり、ある程度郵便の赤字を電信電話が補
○国務大臣(井出一太郎君) ご承知のように、イギリスにおいては、郵便電気通信公社が一九六九年の秋に発足をいたしております。アメリカにおいては、本年の七月から同様なものが発足すると聞いておるのであります。わが国におきましても、昭和四十四年に、郵政事業公社化が採用に値する経営形態であると、こういうことで、郵政審議会の答申をちょうだいしておりますことは御承知のとおりであります。ただ、同時に、この答申の中には
○国務大臣(井出一太郎君) ただいま議題となりました日本放送協会の昭和四十六年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由につきまして、御説明申し上げます。 この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定によりまして、郵政大臣の意見を付して国会へ提出するものであります。 まず、収支予算について概略を申し上げますと、事業収支におきましては、収入、支出とも一千九億七千万円で、前年度
○国務大臣(井出一太郎君) ただいま議題となりました郵便法の一部を改正する法律案の提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 この法律案は、郵便事業の運営に要する財源を確保するため郵便料金を改定するとともに、新しい役務を弾力的に提供する道を開く等、利用者に対するサービスの改善及び事業の能率化をはかるために所要の規定の改正を行なおうとするものであります。 まず、郵便料金の改定について申し上げます
○井出国務大臣 沖繩の放送法が失効をする、こういう時点というものをとらえて復帰の現象が起こってくるという表現だと思うのです。しかし、実質的には、いずれにもせよ沖繩の放送のみならず、郵政関係全般をスムーズに落差を解消しつつ引き継ぐということが本旨でございまして、その細目等はまだこれから煮詰めなければならぬ問題が残されておる、こういうことでございます。
○井出国務大臣 私もきょうの質疑応答を伺っておりまして、たいへん参考になりました。おっしゃるように、NHKの使命というものは、国民に対して非常な公共性の高い仕事でございますから、おのずからえりを正して、いやしくも指弾を受けるようなことがあってはならぬわけでございます。放送法のたてまえからいいますと、郵政省直接ということでなく、経営委員会の良識に待たなければならぬということも多々あるわけでありますが、
○井出国務大臣 筋論、たてまえ論から申しますと、原因者負担というのは当然だろうと思うのでございますが、いま佐野専務理事からお答えになりましたように、これには一つの経過もありましたし、常識的にといいますか、そういう扱い方だったと思うのであります。したがいまして、方向としては、今後問題の処理はいま御指摘のような線を前面に押し出して当たるべきではないか、こう思っております。