1976-06-16 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第6号
○国務大臣(井出一太郎君) これはロッキードはもとより重要であり、それから三法案ですね、これまた国民生活に重大な関係があるわけでありますから、これをやはり両方考慮のうちに置きまして、どちらもひとつ国民の期待されておる方向において解決をしたいと、これが三木内閣の姿勢でございます。
○国務大臣(井出一太郎君) これはロッキードはもとより重要であり、それから三法案ですね、これまた国民生活に重大な関係があるわけでありますから、これをやはり両方考慮のうちに置きまして、どちらもひとつ国民の期待されておる方向において解決をしたいと、これが三木内閣の姿勢でございます。
○国務大臣(井出一太郎君) いま御指摘の財政特例法を初め、国鉄運賃法あるいは公衆電気通信法、こういうものがそれぞれ本年度の予算と重要密接な関係のありますことは、これは申し上げるまでもございません。したがいまして、これをできるだけ早目に成立をさせたいと、ことにそういう法案を背負っておられる閣僚は非常にそれに熱意を持っていらっしゃることは、これは当然でございます。したがいまして、先般の閣議でそういうお立場
○国務大臣(井出一太郎君) 法務大臣とすでにやりとりがおありのようでございまして、私はそれを聞き漏らしましたが、三木総理のこの問題に対する姿勢は、野々山さんおっしゃるように、日本の民主政治の根幹にかかわるきわめて重大な問題である、この真相の解明については自分は全力を挙げてやらなければならぬ、この姿勢は少しも変わっておりません。十分な熱意を持っておると私は傍らにおって考えておるわけであります。 そこで
○井出国務大臣 支障ということではございません。たとえば当面総理がサンファンにおける七カ国首脳会議に出かけるというふうな問題も差し迫っておりますので、そういうことも済ませた上というふうになりますので、そういう諸般の情勢を十分に勘案してまいらなければなるまい、と、こういうことを申し上げておるわけであります。
○井出国務大臣 加藤委員におかれましても前国会でこの法案を通過せしめるために大変な御努力をいただきましたことは私もよく認識をしておるつもりでございますし、国鉄の現状につきましては、運輸大臣からも国鉄総裁からもつぶさに承りましたし、これが一カ月、二カ月、三カ月と延びていった場合に一体どうなるのかというと、建設工事は打ち切らなければならない、あるいはダイヤ運行も間引きをしなければならない、人件費ももうすでに
○井出国務大臣 ただいまの小此木さんのきわめて熱のこもったお話をここで傾聴しておりました。 〔増岡委員長代理退席、委員長着席〕 きょうは、当運輸委員会におかれましては休会中といえども審査をお続けくださるという次第でございまして、いま最後にお触れになりました臨時国会を一刻も早くということは、私どももそのつもりでおりまして、この国有鉄道運賃法の一部改正案等のほかにも積み残しの重要な法案がございます
○国務大臣(井出一太郎君) あらかじめただいまのような御意向を伺っておりましたので、その意味で答弁を申し上げます。 五月の二十六及び二十九日の発言でございますが、これはたしか質問者の方では内閣改造というふうなことを頭の中に置きながら質問を発しておったように思います。それに対する総理の答弁は、ロッキード事件の真相の解明が何と申しましても最優先すべきものであると、こういうことで、私、ほかには他意はないものだと
○国務大臣(井出一太郎君) ただいま御議論を承っておりましたが、まあ私どもの考え方は、政策決定を要するというような問題は当然国防会議でやらなければならぬと、まあこの自由な議論の場所として、従来、この議員懇談会というものを活用をしてまいったという長いしきたりでございますが、いまおっしゃるような問題点、一つの了解事項とは申しますものの、これを参考にするというふうには当然考えられることでございますが。まあ
○国務大臣(井出一太郎君) 私の承知しております限りでは、これは国防会議はもとより法的機関でございますが、長い間の慣行としまして同じメンバーによる議員懇談会というものが、言うならば事実上の機関としてずっとやってまいったしきたりのようであります。 そこで、もちろん決議というふうなことは正式な会議にかけなければならない。しかし、いま事務局長から言われましたような了解事項というものは従来の慣例に従いまして
○国務大臣(井出一太郎君) これは再々の御指摘でございまして、私も御趣意に沿って十分に見直しをいたしますと、こういうお答えをしておるところでございます。まだ実は具体的にどれとどれを整理をするとか、そういうところまではまだいっておりませんが、ただいま御趣旨の線に沿うて鋭意検討をしておると、こういうところでございます。
○国務大臣(井出一太郎君) 先般御質問のございました後、私からその御趣旨は閣議の方へも報告をいたしました。それから、あわせて行政管理庁は直接の担当官庁でありますから、その方へは十分見直しをするようにと、こういう連絡をいたしたわけでありました。しかし、いま御指摘のありますような、その後必ずしも十分にその辺がきちんとけじめがついておらぬ、こういうことでございますが、まだ私その事情をつまびらかにしておりませんから
○国務大臣(井出一太郎君) ただいまお示しのような御質問がありまして、私もお答えをいたしたのでありましたが、ただいまの問題は、前国会以来御趣旨の御意見を踏まえまして、ただいま行政管理庁において各省庁の私的懇談会のあり方につきまして見直しを行っておるところでございます。その結果、改めるべきものは逐次改めてまいらなければならぬと思っておるのでございます。今後とも、法律によって設置された審議会等と、いわゆる
○国務大臣(井出一太郎君) 去る五月十六日の秋田における三木総理大臣の発言は、自由民主党総裁として遊説先において重要法案の精力的審議についての希望を述べたものでありますが、総理大臣の立場にある者として、行政府が立法府の運営に干渉するがごとき発言をしたということは、まことに遺憾であります。 政府といたしましては、国会が国権の最高機関たる地位を有しておることを十分認識しており、立法府の運営に干渉することが
○国務大臣(井出一太郎君) その辺、きちんとしておりますかどうか、私は、いまおっしゃる憲法六条、これから敷衍して考えますと、内閣という表現でございますね。したがいまして、これは内閣総理大臣に属するというふうに思うのでございまして、私の立場はその補佐役みたいなことでございますから、何か総理から下問があれば、何か状況をお伝えするくらいのことはいたしますけれども、どうも官房長官がその選任をというようなものではないのではないでしょうか
○国務大臣(井出一太郎君) 総理の頭の中にいろいろ構想はされておるんではないかと、これはそばから察しておるのでございます。
○国務大臣(井出一太郎君) ただいま各大臣からお答えのありましたとおり、もし法律、条約案件が通過いたさないような場合には、まことに重大なゆゆしい場面に相なるであろうと思います。そこで、私といたしましても、国会各方面にさようなことに相ならぬようにお願いをし、かつまた大臣諸君を督励鞭撻をしてこの難局を切り抜けたいと、かように存じておるわけであります。
○国務大臣(井出一太郎君) ただいまの内閣調査室は、昭和三十二年内閣官房組織令、こういうものによってでき上がったものでございます。いまお示しの文書は全く関知せざるところでございまして、どういうことで御入手になりましたか知りませんが、少なくとも私ども、この三十二年の改正以来そういうことは全くあり得ないと、かようにお答えをいたします。
○国務大臣(井出一太郎君) 先ほど矢田部さんの御質問の中で答弁を留保した点がございました。党の側へ照会をいたしましたところ、以下申し上げるような次第でございます。 自民党の航空対策特別委員長名義の書類、すなわち昭和四十七年六月二十六日付で運輸大臣あてに出されたと思われる文書でございますが、これについては、政調会の正式決定文書ではない、こういうことが一点。 それから、この文書の出所につきましては目下政調会内部
○国務大臣(井出一太郎君) そこで、この問題は、事は主権国家である韓国の司法にかかわる問題でございます。それは、まあ十分私も心得ておるつもりでありますが、同時にこの人々の家族は日本に在住をしておるという点は、やはり心を配らなければならぬ問題だろうと思うんでございます。したがって、そういう趣旨を含めて荒舩委員長の発言を踏まえて、この状況を外務当局に話して、外務省の方で善処をした、こういうふうに心得ています
○国務大臣(井出一太郎君) お答えいたします。 確かに私も記憶をしております。それは衆議院予算委員会の理事会で十分に御相談をされた結果を、荒舩委員長が特に委員会の席上で発言をされた問題でございまして、これを尊重しなきゃいけませんから、できるだけ御要請に沿って努力をいたします、こういうお答えをしたはずでございます。
○井出国務大臣 外交ルートを通じて正式な先方の回答があった場合は、先ほど申し上げたとおりであります。 それから、いまおっしゃる捜査といいましょうか、私どもはこれは事務的あるいは技術的な問題もあろうか、こういうふうに考えておるのでございますけれども、まだこれに対して向こうとどういうふうになっているかというふうなことはこちらとしてわからないわけでございまして、そういう場合が出てまいりますれば、そこで考
○井出国務大臣 現在まで外交ルートを通じまして米国政府に資料の提供を累次にわたって要請してまいりましたことは御承知のとおりであります。そこで、外交ルートを通じて正式な回答があり、それに資料が含まれておればそれを公開する、また米側よりの回答に先方が何らかの条件があるという場合は、総理の答弁は、条件がついていなければ直ちにそれは公開する所存である、この考え方は決して変わっておりません。
○井出国務大臣 お答えいたします。 まだ、先方のことでございますから、こちらでどうもあらかじめ御返事を予測するというわけにはまいりません。そういう次第で、なるべく早くという期待を持ちながら待っておるというのが現状であります。
○井出国務大臣 経緯は細谷さん御指摘のとおりでありますし、これがまた、事実上各省間にわたりなかなか容易でないということも、いま自治大臣の御答弁にあったとおりでございます。そういう事情下にはございますものの、従来のいきさつにかんがみまして、政府としては誠意を持って何とかこれを一つの、従来からの政府側が答弁をしてきたこともございますから、そういうことで、それを目途に何とか形をつけなければいけないではないかということでせっかくいま
○井出国務大臣 まあ、おっしゃいますようにこれはなかなか広範多岐にもわたるわけでありますが、長い経緯もありますし、これをどういうふうに調整をするか、新聞紙上にあるように、そこまでまだ具体的には参っておりませんけれども、ただいま関係閣僚はもとより、たとえば政務次官会議等もこの問題を取り上げまして、熱心にいま最後の仕上げといいましょうか、そういうところを検討しておるというのが現状でございます。
○井出国務大臣 細谷さんにお答えいたします。 ただいまお述べになりました経過については、私も承知をいたしておりますし、御案内のように、これはなかなかむずかしい問題ではございます。 そこで、政府といたしましては、この問題について可及的速やかに成案を得たい、こういうことで、関係省庁は、三木総理の指示もございましたことですから、鋭意検討中であります。成案を得ますれば、準備整い次第この国会に関係法案を提出
○井出国務大臣 いまの御発言でありますが、私ども、これは関知しないところでありまして、そういう報告をしきりに出して送っておるということは初めて伺ったわけでございまして、まあそういうことが事実なりとせば、よく実情を調査してみたい、とう思います。
○井出国務大臣 私も突然の呼び出しでございまして、いま松浦さんの御質問をずっと伺っておりました。したがいまして、その御趣旨をよく検討いたしてみたい、こう思っております。
○井出国務大臣 楢崎さんにお答えをいたしますが、ちょうど一緒に農林大臣も通産大臣もおられます。したがって、私に特にお名指しになりましたのは、その辺を調整せよ、こういうことかと思いますが、私もいま初めて伺った問題であり、ずっと御質問を傾聴しておりました。政府当局の答弁は、裏地というような比較的付加価値の少ない部門を特に考えたというふうに聞いたのでありますが、もしその間に御指摘になるようなことありとしまするならば
○井出国務大臣 あり得るかあり得ないかということば、まだここで限定的に申し上げる段階ではございません。情勢の推移を待って決めたいと思います。
○井出国務大臣 いまの問答を伺っておりまして、岡田さんは、そういうことはあり得るか、あり得るがごとしというふうに受けとめていらっしゃるようですが、私は、そういう場合もあるかどうかは、これは海洋法会議なり何なり情勢の推移を待ってその上に政策当局が決めるのだ、こういうふうに理解をいたしております。
○井出国務大臣 一月三十日の閣議で取りまとめをいたしましたことは御指摘のとおりであります。したがいまして、事は大変専門の事項でございますから、法制局長官からお答えいたします。
○井出国務大臣 御承知のように公共企業体等の、俗に閣僚協と言われておりますものがございまして、その委嘱と申しましょうか、専門委員懇談会がございますという仕組みであります。そうして、専門懇の方は小野さんが座長でもってお進めをいただいたのでございますが、これには事務局というものがございまして、これが言うならば事務のお世話をしておる、こういう仕組みでございます。
○国務大臣(井出一太郎君) 当面の原子力行政に関して、いまの有沢懇談会にお触れになって御質問でございますが、この点は佐々木長官からもお答え申し上げましたように、非常に急を要するという事情もあったかと思います。それはそれなりに首肯できるといたしましても、峯山さん言われますように、確かに懇談会というものの数も多いということは私も感じておるものでございます。しかし、それにはそれなりのよって来る理由もあったものだと
○国務大臣(井出一太郎君) これはまあ形式論あるいは実態論、こういうものに分かれてくるかと思いますが、まあ政府の側からいたしますれば、いま局長がお答えしましたように、これはまあその委嘱ということではなく、何か依頼というような言葉を使っておるやに私も報告は聞いておるのでございます。さらにまた、本来ならば個々の意見をごめいめいから伺うというたてまえでございましょうが、それを一つの場を設けまして、こう議論
○国務大臣(井出一太郎君) ただいま峯山さんから御指摘になりましたもろもろのことにつきましては、先日、私都合が悪く、副長官が参りましてそれぞれやりとりがございましたことは、私も後で報告を受けました。 そこで、原子力行政の問題がきわめて重要でありますことは、ただいま御指摘のとおりでございます。いま、いわゆる有沢懇談会というものの性格等についてのお尋ねでありますが、これはまあ従来のいきさつもあった次第
○国務大臣(井出一太郎君) お答えいたします。 週休二日制等につきましては、御指摘のとおり、昭和四十七年の秋に関係閣僚懇談会が設置をされまして、そのもとに翌年事務レベルの関係省庁連絡会議が設けられたような次第でございます。 そこで、この連絡会議は第一部会から第五部会まであるのでございまして、その中の第一部会が非現業の公務員の関係、第五部会が金融機関関係、これが一番中心になって鋭意検討を続けてきておるのでございますが
○井出国務大臣 この政府の基本方針をどういうふうにこれから持っていくのか。前向きにというお言葉がございましたが、よく前向きという言葉が使われますが、これは場合によってはあいまいさもあるのではないかと思うのです。やはり一番肝心なことは、労使関係の健全化と申しましょうか、不信感があってはいけない、こういうところを解きほぐすという努力が一番大事なことではないか、と、このように私どもは考える次第でございまして
○井出国務大臣 久保さん、最初に一体いつまでやるのかというお問いでございましたが、これは社労で総理からも答えておりますように年限を切るという考え方もその間にはございましたものの、ゴールを決めて追い込むというような場合に弊害の生ずるおそれもございますので、むしろ誠意を持って一刻も早くという、こういうことに基本方針も示されておりまして、その方がむしろ問題に対して誠実な取り組み方に相なるのではないかというふうに
○井出国務大臣 久保さんからの御質問はおよそ三点にわたったかと思うのでございますが、逐次お答え申し上げます。 政府は基本方針を実施する上においてこれからどういう手順でやるのかということでございましたが、実は、閣僚協は依然として存在をいたしております。したがいまして、当面、従来の経緯にかんがみまして閣僚協としてこれからどういう段取りにしてまいるかという点につきましては、これからその辺の検討をする予定