1977-02-22 第80回国会 参議院 建設委員会 第3号
○二宮文造君 せっかく努力してもらいたいと思うんですが、さて次に、昨年度の五百三十四億円に続きまして、御承知のように今年度もまた三百七十四億円という決算調整額を、いわゆる先食いをするわけです。こうした措置を一体いつまで続けていかれるお考えなのか、これをお伺いしたい。
○二宮文造君 せっかく努力してもらいたいと思うんですが、さて次に、昨年度の五百三十四億円に続きまして、御承知のように今年度もまた三百七十四億円という決算調整額を、いわゆる先食いをするわけです。こうした措置を一体いつまで続けていかれるお考えなのか、これをお伺いしたい。
○二宮文造君 提案されております昭和五十年度における道路整備費の財源の特例等に関する法律の一部改正案、これにつ察て質問をしたいわけでありますが、きわめて短時間でございますし、要点だけお伺いして、また別途、その基本的な問題については別の日を選んで質疑を続けたいと思うんですが、まず揮発油税等の特定財源が道路整備費に充当されておるのは御承知のとおり。この件について、国鉄を含む交通体系のための財源に考え直したらどうだという
○二宮文造君 政府は原案を提案をされた、同時に衆議院においては修正がありましたよと、衆議院では修正がありましたという衆議院側としての御説明があったわけですね。
○二宮文造君 ちょっと待ってください。提案した方がどうかわかりませんがということじゃ審議する方は困るんです。政府原案はどうなんですかということをまず政府からお伺いしたい。
○二宮文造君 私、引き続いて建築基準法の一部を改正する法律案について若干お伺いしたいわけですが、なるべく重複を避けたいと思いますが、問題によりまして若干重複する部面も出てくることを御容赦願いたい。 御承知のように、この法律案は四十九年三月十一日、七十二国会に提案されまして、すでに二年半という長い年月を経過してまいりました。その間、衆議院においては相当に紆余曲折のあった審議が行われたと、このように伺
○二宮文造君 残念ながら、今回の災害はそういう三大圏じゃないのですよ。それから地方団体の財政難ということも考えられまして、大体この間も井出官房長官もおっしゃっていましたが、鉄道とか道路とか、そういうものには政治の手は案外目に見えるものだから差し伸べられると、河川改修というのは選挙民から見て余り見えませんからどうしても政治の日が当たらない。そういうようなことを官房長官自身も反省されておりました。ですから
○二宮文造君 それからもう一つは、今度は、その一級河川はわかりました。そのスタッフ等の問題もありますけれども、恐らくいまの陣容でそういうことができるだろうか、どうだろうかという不安感はなきにしもありません。ですが、時間の関係で一年で大体終わりたいということをまず了とします。 それから、続いて、どうですか、中小河川の総点検、これが必要でしょう。今回の問題を反省した場合にはですね、これはこの被害が非常
○二宮文造君 このたびの台風十七号の災害は、御承知のように千葉県を除きます全都府県を襲いまして、けさいただいた建設省の資料によりましても、死者、行方不明者が百六十七名、罹災世帯が十万九千四百八十六世帯、罹災者が三十八万七千六百六十五人と、大変な災害を引き起こしたわけであります。で、ある人が、今回の台風の災害を分類をしまして、この長良川の堤防決壊に見られるような大河川の災害、あるいは東海地方や瀬戸内海沿岸
○二宮文造君 私は、ただいま議題になっております住宅金融公庫法の一部を改正する法律案に対する日本社会党、公明党及び日本共産党の各派共同提案による修正案について御説明申し上げます。 修正案の案文はお手元に配布しておりますのでこれを省略し、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、修正の要旨を申し上げますと、第一に、政令で定める、所得が比較的多い者、規模が比較的大きい住宅を建設する者等に対する貸付金に関
○二宮文造君 大臣、いま力点をこれからも注ぐと、しかし、この第三次五カ年計画はそういう意味では整備がおくれているということを言挙げて、さらに早期に整備をしようということで、たしか、第三次五カ年計画の最終年度である昭和五十年の普及率の目標は幾らでしたか、総人口普及率が三七・二の目標だったと思いますが、現況はいま御報告いただいた二二・八という落ち込みに終わってしまっています。ですから、それだけ国民の要請
○二宮文造君 そこで、昭和四十六年いわゆる第三次五カ年計画、これが始まりましたが、四十六年以降昭和五十年までの総人口普及率の推移、これをひとつ御報告願いたい。
○二宮文造君 午前中に引き続いて質問をさしていただきたいと思いますが、先ほども議論がありましたように、下水道の早期整備はもはや国民的な要請と、こうなっております。しかし、それに対して現状は、整備の状況がきわめて不十分で、水質の汚濁による公害の発生とか、あるいは生活環境の劣悪化、こういうふうな社会問題を惹起しておりますが、まず冒頭に、そういう下水道施設の整備の現況の中から、大臣のいわゆるそれに取り組む
○二宮文造君 私は、公明党を代表して、さきの政府演説に対し、若干の質問をいたしますが、わが党の基本的姿勢につきましては、すでに昨日竹入委員長から総括的に明らかにされていますので、私はそれを受けて、主として各論的に問題を進めてまいります。 さて、昭和五十一年は明けました。三木政権二年目です。しかし、それを迎えたわが国は、一口に言って船長不在、行く先不明の船に乗せられて吹雪の中に漂流し続けるという現状
○二宮文造君 いま局長から後段に説明がありました市町村道の整備の問題につきましては、最近の地方財政の危機、これを反映してなかなか進展をしていない。しかし、この市町村道の整備促進については、同僚の田代議員が後でまた質問いたしますのでこれは割愛いたします。 さて、先ほど来御説明のあったようなそういうふうな事情のもとで、現在建設省では、社会経済情勢の変動に合わせて現行の五カ年計画、これを改定をしまして、
○二宮文造君 それで、その第七次計画の反省ですけれども、いまは、先ほどちょっと触れましたように、二年間続いた公共事業抑制策によりまして大幅におくれ、三年目を迎えておおむねその五十年度末の達成率は四四・七%、こういうふうに伺っておりますが、当然このまま推移をしますと計画の達成は不可能。そこで、今後の道路整備に当たって、いま、予算も獲得をしなきゃならぬというふうなお話もありましたけれども、やはりここで忘
○二宮文造君 午前中に引き続いて、港湾ないしそれに関連をしまして、道路行政にかかわる問題について若干質疑をさしていただきたいと思います。 午前中も若干触れておられましたけれども、現在道路整備は、四十八年に決定されました総事業費十九兆五千億円の第七次道路整備五カ年計画に基づいて実施されているわけでありまして、この第七次計画は、いわばわが国の経済が高度成長期にあったその時代に策定をされたものですが、内容
○二宮文造君 必要な部分は大体公表しているというような理解でいらっしゃるわけですけれども、たとえばある種の事件が起こりますね、沖繩で。そうしますと、国の出先機関あるいは県の警察、これらも地位協定やそれに基づいた日米合同委員会の合意メモの細部については、出先機関も県警も掌握していない。一つ一つについて、問題が起きるたびに本庁や外務省に指示を仰ぐ、こういう形になっているんですが、これはどうでしょう、こういう
○二宮文造君 大臣の国会での答弁なりあるいは政府の方針なりを考えますと、私どもは異論とするところですが、まず、安保は堅持をする、こういう姿勢ですね。それから地位協定はNATOとの関連があってこれも変更が不可能だと、こういう姿勢を貫いております。したがって、大臣はただ運用の面で、やはり是正を加えるべきものは加えなければならない、こういうようなことも二、三おっしゃっている面もあるわけでありますけれども、
○二宮文造君 話が北から南へ飛ぶわけでありますが、大臣の所見を若干お伺いしたい点があります。 それは御承知のように、沖繩に米軍基地があるのではありませんで、米軍基地の中に沖繩がある、こういうふうな理解でいま沖繩の人が非常に問題にしている点があるわけであります。御承知のように、沖繩にあります米軍の関係者は、軍人、軍属家族を含めて六万人を超えました。これは沖繩全人口の、県民人口の六%、あるいは基地の面積
○二宮文造君 いま都市局長言われたマスタープランというものに、たとえば名をつければどういうものですか。マスタープランがなかった、したがって整合性を持って——こういう都市再開発の整備とか、開発とか、保全に整合性のあるそういうものがなかったと、マスタープランがなかったと、マスタープランには名前をつければどういうものですか。
○二宮文造君 それらのいろいろないま伺っただけでも一、二、三、四、五、六、七、八——公団の面開発が抜けております——九、それを含むと十の主な都市再開発の手法、それがそれぞれ部分的ないわゆるその時代時代の要請といいますか、地域地域の要請に基づいてこういうふうな手法が出てきたと思うんですが、その進捗状況等はそれぞれ資料をちょうだいしておりますし、それで理解するとしてです、私思いますのに、いわば都市の機能
○二宮文造君 ただいま提案になっております二法案につきまして、要点についてお伺いをしたいと思いますが、午前中も沢田委員から実は非常に法律が多過ぎるのじゃないかということで、大都市法案について関連する法律等々について質疑がございました。私もこの法案審議に入るに当たりまして、いわゆる広い意味での都市再開発、あるいは都市改造といいますか、そういう手法がこれまで幾つか試みてこられたわけです。したがって、これまで
○二宮文造君 さて、いろいろ海洋博の問題について私も非常に関心がありますから、国民の間でどれだけの、コンセンサスといいますか、期待といいますか、そういうものを持っているだろうかと、これは統計的にとったわけじゃありませんが、どうも私の周辺で言われることは、沖繩というところは余りにも本土から言えば遠過ぎる、金額がかかり過ぎる、果たして試算をされているように本土から百四十万人の人が半年の間に沖繩へ渡るだろうかと
○二宮文造君 いま御説明いただきましたのは延べ人数。したがいまして、私のいただいた資料でもっと追加をしますと、たとえば沖繩に住んでいる人、県民並びに外人を含んで、一人が三回入場すると計算をしてこの延べ人数が出てきた。それからまた、本土からは、これは三つに分かれておりますから約百四十万人、百四十万人の人が沖繩に渡って、そして一・八回入場するものとして、それらをトータルして四百四十五万三千名と、こういうふうに
○二宮文造君 時間がありませんので端的にお伺いしたいと思うのですが、御承知のように、沖繩海洋博があと一カ月と少々です。この開催につきましては、沖繩の県民の方方は、果たしてこれがメリットがあるのかデメリットがあるのか、こういう議論が沸騰する中で工事もいよいよ進捗をして開会の日を迎えるわけであります。 したがって、それに関連をして、気にかかる問題を若干お伺いをしたいのですが、まず最初に、今日の時点で、
○二宮文造君 要するに厚生年金あるいは国民年金、そういう年金を原資としまして、年金受給者あるいはお年寄りの方々の保養基地をつくろう。そうして一カ所の土地は大体三百三十ヘクタール、百万坪以上、一カ所の投下資金が約二百億円。しかもそれが十カ所ないし十二カ所、このように言われておりますから、総額にしますと二千億から二千四百億。それはしかし、四十八年当時の構想ですから、実際に施設を設置しようとしますと、この
○二宮文造君 それで、それらが元手になりましていわゆる還元融資資金というものが出てくるわけですが、それを対象にして年金福祉事業団が昭和四十八年度からいわゆる年金福祉事業団の目玉商品といいましょうか、大規模年金保養基地構想というものを持っていらっしゃるし、すでに一部は実施に移ろうとしておりますが、この大規模年金保養基地の基地の目的あるいは投下事業資金の総額、事業の規模、設置の目標、設置される施設の概要
○二宮文造君 私は、年金福祉事業団の業務に関連する問題で若干お伺いいたしたいわけでありますが、問題の焦点は、大規模年金保養基地、この問題にしぼってお伺いをしたいと、このように思います。 まず、厚生年金制度が創設されて満三十二年、いま民間企業で勤務する者なら、だれしも標準報酬月額の三・八%——女子の場合は二・九%のようですが——の保険料が天引きされております。したがって、年金支給分を差し引いた四十九年度末
○二宮文造君 それじゃ現実の問題の中からそれらの問題についてちょっとお伺いしたいと思うのですが、公団にお伺いしたい。 先ごろ完成して募集を開始しました千葉の牧の原、それから大阪の泉北ニュータウンですか、原山台の両団地の家賃、これを概略説明いただきたい。
○二宮文造君 住宅局長に一言申しておきますが、施策を立案する面にはパーセントというのは非常に目安になって必要だろうと思います。しかし、国民の方から見ますと、やはり戸数という絶対数、これが問題になってくるんでありまして、パーセントで持ち家が幾らだ、それから賃貸しが幾らだと、こうパーセントで押さえてみても、問題は戸数の問題ですから、これはひとつ今後施策を進めていく上に、政策立案と大衆の期待と、これをひとつ
○二宮文造君 私は、宅地開発公団法案について、それに関連する問題等々若干お伺いしたいわけでありますが、宅地開発公団、これはまあ御承知のように大都市周辺における住宅用地の確保、これが至上命令になってきていると思うんです。先般大臣の所信表明に際しましても、私は住宅対策について大臣のお考えを聞いたわけでありますけれども、やはりこの問題を扱う上には、住宅対策というものから入っていかなければなりません。 そこで
○二宮文造君 長官ね、いまのような答弁で果たして沖繩の県民の方が満足できるでしょうか。要するに詰めはないわけです、全く詰めはない。いつまでにということもない。また膨大な費用を通じてと、こういうお話ですがね、いいですか、もう御承知のように四十八年の調査費が四百九十万円ですよ、四十九年度の調査費が九百五十万円、五十年度の予算が千二百五十万円、いま御認識になった膨大な件数、莫大な金額、この補償要請に取っ組
○二宮文造君 そういう答弁はたびたびいただいたわけです。しかし、その作業は遅々として進んでないというのが実情じゃないでしょうか。防衛施設庁が中心にその作業を進めている——それじゃそのスタッフは一体どれぐらいでしょうか。またいわゆる第一次分のそういう作業をいつまでに終わる見通しでかかっていらっしゃるのか。これは重大な問題なんです。この点いかがでしょう。
○二宮文造君 時間が非常に制約されておりますから、説明抜きにしまして端的にお伺いしたいと思います。 沖繩は復帰しまして三年を超えました。しかし、まだその対策のおくれというものは非常に目に映るものがあります。そういう問題についていろいろ深い問題もあるわけですが、時間の制約もありますから、数点に限って総務長官をメインにしてお伺いをしたいと思うんですが、まず、昨年の七月にいわゆる放棄請求権、返還協定で日本政府
○二宮文造君 大臣ね、私、先ほどから質疑を伺っておりまして、きょうの時点では大臣の答弁は非常にまずいんではないかと、これじゃ収拾にならない、こういう気がしてならないんです。と言いますのは、官房長官の談話が出た。なぜ出たか。峯山委員が言いましたように、やはりそこに軽率であったかあるいは疑義を国民に持たせるとかそういう内閣の配慮があったればこそわざわざこの官房長官の談話が出たわけです。その出た直後に、大臣
○二宮文造君 いま大臣から奄美にかかわります国費の関係が五十年度は対前年度一五・九%プラスになっている、こういう説明がありましたが、その中身は大分でこぼこが予算案の中には公共事業費関係で出てきていると思うんです。これはいろいろ事情もあるんでしょうが、まず空港、この空港が対前年比が七三・六ですか、国費の関係が。ですから、これは二十七%ですか、落ち込みを見せております。事業費も、事業費で見ますと約三〇%
○二宮文造君 二回にわたる十カ年計画の結果、県民所得はある程度に所得の水準は上がったとは言いながら、実態はこうであるという概略御説明があったわけですが、そこでいわゆる振興開発計画というものを四十九年度を初年度にしまして五十三年に至る五カ年間のこういう計画をつくったわけですが、残念ながら総需要抑制という事項も入ってまいりまして相当計画がおくれを来しているんじゃないか、こうも思うわけでありますが、この点
○二宮文造君 午前中に引き続きまして、提案になっております奄美群島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案、これに関連をしまして若干質問をさしていただきたいと思うんですが、法案の中身は、これきわめて何といいますか、国道昇格に伴う国費の負担の割合、こういう一点にしぼられているようでありますが、この機会に奄美群島にかかわるいろいろな問題についてその考え方を聞いておきたい、こういう趣旨で質問を続けていきたいと
○二宮文造君 大臣、日本の地勢とか、人口密度とか、あるいは生活環境を守っていくとか、そういうふうなことをいろいろ勘案して、日本で、わが国で好ましい普及率、いわゆる最終普及率ですね、それは一体どの程度と、総人口に対してどの程度と押さえればいいんでしょうか。
○二宮文造君 四十九年。
○二宮文造君 私も引き続いて下水道事業センター法の一部を改正する法律案について若干質問を続けさしていただきたい、こう思うのですが、昼飯抜きで大変恐縮ですが、まず私お伺いしたいことは、下水道の普及率を急速に伸ばすことは、これはもう建設行政として既定の重点政策、このようにまず名実ともに理解されておりますが、普及率、四十九年末で大体どれぐらいでしょうか。
○二宮文造君 なるほど大臣のおっしゃるとおり、持ち家にするかあるいは賃貸し住宅にするか、これは施策の側で決めるのじゃなくて国民の要望の方からそれが上がってくる、これは理解できます。しかし、その一端として、たとえばその持ち家制度というものを推進をする、こういう考え方に立つとしても、いまの政府の施策では持ち家政策も中途半端になる。賃貸の方も用地の取得難だとかあるいはその団地お断りとかいうことで、大都市周辺
○二宮文造君 それで、いまいみじくも大臣から第三次の五カ年計画の面も触れたわけですが、どうもことしのこういう状況から判断しまして、政府の住宅政策が持ち家に志向するように変わったんじゃないか、重点が、こういうふうにも私見受けられる面があるんですが、しかし、反面、いま大臣も言われたように、いまのやはり国民の収入、あるいは住宅事情、そういうものから考えますと、やはり賃貸住宅、賃貸し住宅への希望、期待というのは
○二宮文造君 私も引き続きまして、さきの所信表明につきまして若干質問を続けたいと思うわけであります。 まず建設大臣。建設大臣、先日の所信表明で住宅対策につきまして、「より良い住まいを求める国民の切実な要求に応え、住宅事情の改善を図ることが現下緊要の課題であります」、このように表明をされておりますが、さてその五十年度の住宅予算、これを拝見しましたときに、賃貸し住宅の建設が戸数において減っております。
○二宮文造君 先ほど特殊法人の問題が議論になりましたけれども、私たしかあれ四十四年じゃなかったかと思うのですが、管理庁の中の行政監理委員会、あそこが特殊法人に対して答申を出したと思うのです。いまこの四十九年八月一日現在の特殊法人の一覧表を見ますと、当時廃止または統合の答申のあったものが相変わらず名を連ねている。たとえば記憶を思い出しながら申し上げてみますと、公団の中で首都高速道路公団だとか、阪神高速道路公団
○二宮文造君 取り返さない、渡した分はそのまま。——それじゃ表彰なんかの枠から外していく、こういうことですか。これはやはり、郵政省の保険事業の立場から考えますと、上限をくくってあるけれども、それを超えた場合にはその契約は有効だという措置をそのまま残しておくのは、どうしてもやはり外務員の皆さんにも、それを超えさせるように超えさせるように、文章に出ない圧力みたいなものが私は感じられると思うのです。したがって
○二宮文造君 関連。 大臣、いま私ちょっと中座しておりましたから理解の仕方が違っているかもしれませんが、いわゆる超過契約、これはわかったときには一たん結んだ契約は有効なんですね。解約しないんですね。で、それが超過契約とわかったときには外務員に対する募集手当は一たん渡していた分を取り返すのですね。
○二宮文造君 もう一つ。それじゃお伺いしますが、当然徴収しなければならなかった保険料がその日からずっとおくれて、計算のおくれのためにずっとおくれて入ってきたというケースが間々あるということですか。
○二宮文造君 関連してちょっとお伺いしますが、いまは計算上のいわゆる集計事務が電算機によってうまく出てこなかったということですね。ですが、輸出保険の保険料を徴収するとか、あるいはまた保険金額を支払うとか、そういう場合には一件一件伝票を置きますね。国の歳入歳出は全部付属書類が起きて決算ができるわけですね。だから、電算機による集計はこういうふうに推定が出たかもしれぬけれども、一件別のそういう金が入った、