1957-04-03 第26回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
○中崎委員 一番重要な、多数の漁民の生活をあずかり、そして漁業の生産という大きな食糧生産の使命を持っておられるところの水産庁において、ただいまのようなそういう状態であるからこそ、結局においてこれだけの大きな問題が次から次へと起ってくるのにかかわらず、いつまでたっても解決されない。何といってもほんとうに熱意を持って、責任を持って推進するところの立場にある水産庁が、こういうふうな状態において、私に言わせれば
○中崎委員 一番重要な、多数の漁民の生活をあずかり、そして漁業の生産という大きな食糧生産の使命を持っておられるところの水産庁において、ただいまのようなそういう状態であるからこそ、結局においてこれだけの大きな問題が次から次へと起ってくるのにかかわらず、いつまでたっても解決されない。何といってもほんとうに熱意を持って、責任を持って推進するところの立場にある水産庁が、こういうふうな状態において、私に言わせれば
○中崎委員 それでは時間の関係もありますので、一応質疑は続けていきたいと思います。 そこでこの水質汚濁防止等の問題については、いろいろこれから進めたいと思うのでありますが、まず一番何といってもこの犠牲の大きい、被害の大きい、また問題をよけい起しておるのは漁業関係だろうと思います。一面は河川関係を中心とするところの淡水漁業に関する問題であり、一面においては沿岸漁民の内水面におけるところの多数の零細な
○中崎委員 この問題につきましては、午前中から長時間にわたって論議されておるのであります。事きわめて政治問題であります。単なる事務上の処理という問題ではないと思います。その影響する点はきわめて広範であって、しかもこれに関係するところの各庁省の関係というものも相当広くまたがっておるのであります。そこで私委員長に要望するのでありますが、こうした重要な問題は、それぞれ関係各省庁におけるところの最高責任者が
○中崎委員 この点はあまり追及したくないのであります。実は先ほど申し上げますように、大臣がいなければ政務次官がおって、大臣が事故があるというような場合、またやむを得ないというような場合にはかわるという意味における政務次官だと思う。その政務次官もいない、結局において今言ったように、この重要な委員会が会議を進められない状態において過ぎておるということに遺憾がある。そうしてまた委員長にお尋ねしたいのでありますが
○中崎委員 私は宇田国務大臣に対しまして、行政府としての国会の地位に関する考え方についてお尋ねしておきたいのであります。 実は、離島振興法がこの委員会にかかって、本日これが上るということは大体の予定の線でもありますので、大臣はすでにこの点を御承知のことと思うのであります。ところがこの法案が上る前においては、大臣がみずからその責任の衝に当って国会に対して決意のあるところを明らかにすべきであるということが
○中崎委員 最近神武以来の景気と言われておる中においてその大きな支柱となっておるものは、国際経済に支えられた日本貿易の進展と二カ年に続く農村景気であると大体思われるのであります。 ところが最近になってこの海外の情勢にある種の変化があるのではないかというふうな見通しもあるのでありまして、勢いこの日本の経済の動向も多くそうしたものに影響を受けるものと考えられるのでありまして、日本の貿易の前途に対する見通
○中崎委員 通産大臣はこの重大な問題を何ら事務当局からも報告を受けないのか、あるいはことさらこれを無視しているのか、きわめて重大でありますので、この問題を通産大臣からもう一度お尋ねしたいのであります。
○中崎委員 これが現実に値上りになるということだけは否定できないのでありまして、逆にこれが値下げになるというふうなことにでもなれば、これは最も喜ばしいことでありますが、実際には国民大多数が苦しいふところの中から、さらに高い電気料を支払わなければならなくなるということだけは否定できないと思うのであります。そうしたようなことについてはさらにいろいろお尋ねしたいと思うのでありますが、とりあえずこの措置が電気事業法並
○中崎委員 通産大臣にお尋ねしたいのでありますが、電気料金の値上げが国民生活に重大な影響をもたらすことは今さら言うまでもないことだと思うのであります。そこで今回通産大臣として電気料金の値上げといいますかの措置を講じられたやに伝えられておるのでありますが、その内容については私たちいまだ聞かされていないのであります。その内容についての主要な点をこの際明らかにしてもらいたいと思うのであります。
○中崎委員 今後の運用の面については、相当困難性が伴うということも考えられると思います。まず第一に、こうした技術士ができるのでありますが、これについてやはり経済的な立場から自分で生きていく、またその団体ができるとすれば、そういう自発的な団体というものがやっていけるだけの経済的基盤がなければうまくないのではないか、そのためにはやはりこれを利用するところのものが相当になくてはならぬし、将来の発展性がなければまた
○中崎委員 現在社団法人の日本技術士会というものがあるのでありますが、これは一体どの程度の仕事をこうした法案の趣旨に沿って今までやってきておるのか、その実際上の実情を一つお聞きすると同時に、今後この法案ができた後において、この技術士会というものがどういう役割を果すことになるのか、そうしてまた試験制度などの結果を経て技術士になった人が、個々にあるいは集団的にどういうふうな形において機能を果していくかについて
○中崎委員 本法案の提案は、私たちの目からするとすでに時期がおくれておるのではないかと思われるくらい必要性というものを痛切に認識するものでありますが、さて問題は、果してこうしてこの法案が通過して、これが実施された後においてのこの制度の実際的な効果発展というふうなものについて、どういうふうな見通しを持っておられるか、まず結論から先にお尋ねしておきたいのであります。
○中崎委員 私が聞くのは、現在そういうものがあって、それが非常にうまく行っていない、国家的に見て非常に損失になるようなことも平気でやっておるというふうなことがあるのかどうなのかということを聞いておる。その運用上の現在の実情が一体どうなっておるかということを聞いておるわけです。
○中崎委員 現在すでにそういうものが存在しておるということになりますというと、現在の運用において、国民経済的に見てどういう点に不都合があるのか。そういう買取機関があるのにかかわらず、実際は収拾つかぬくらいうまく行っていないのか。たとえば対外の信用の上においても、さらに国民経済の上においても、非常に不利益な契約をそれがためにやらなければならなかったとかいうふうな具体的な事例が、目に余るような事例が、現在
○中崎委員 関連して。今通商局長から御説明があったのでありますが、この買取機関を作れば、これは排他的な独占的な運用になると思います。これはよくよくのことといいますか、そう簡単にあり得るはずのものではないと思いますが、具体的にはどういう場合を予想しておるのか、それをお尋ねしたいと思います。
○中崎委員 江川の漁業補償に関する問題は、今までお聞きの通りに、二十九年の契約締結以来もたもたして今日に至っておる。相当長期にわたることでありますが、その閣議決定によるところの基準に照らしてみて、一体この問題をどういうふうにお考えになっておるかをお尋ねしたいのであります。
○中崎委員 まず一般的な問題はその程度にいたしまして、閣議等において、ことに経済閣僚懇談会等において、これは相当大きなるところの長い間の政治問題でもありますので、すみやかにこれについて対策を協議すべく、関係各局部長においてもその所管の大臣に十分進言されて、そういう方向に進められることを要望しておきたいと思うのであります。 さて今度はそういった法律が裏づけとなり、現在までの段階においてこうした補償問題等
○中崎委員 電力などは公益的性質を持ち、同時に独占的な性格を持つがゆえに、しかもそれが大資本の経営の形態であるがゆえに、国家から特別の権利と利益とを電力業者に付与されておるのであります。ところがややもすれば国家のこうした恩典になれて、その運営が行き過ぎになって、ときには権利の乱用となり、ときにはその経済力をいろいろ利用して、そうして消費大衆を大きな圧力のもとに圧迫を加えておるという現象は非常に遺憾でありますので
○中崎委員 ただいまこの数字においても明らかなごとく、その件数においてもその金額においても、相当大きなる分野を技術導入関係に費しておるということは、一面国の富が外国に出るばかりでなく、勢いそれが幾多の関連性を持って、外国からの機械の輸入などを含めて、相当に付随的なものとして、国外へ出ていくばかりでなく、さらに経済的にもある従属的な関係が自然のうちに生まれてくるということを考えてみたときに、国家的な
○中崎委員 このほかに無為替のような形において、いわゆるもぐりといいますか、それを含めて日本の蓄積円などを使って、事実上外国の技術料に該当するようなものが支払われておるような例がかれこれあるのじゃないかと思うのでありますが、そのおよその実情がわかるかどうかお尋ねしたい。
○中崎委員 近年、第二次産業革命ともいわれる工業の飛躍的な発展によりまして、わが国もおそまきながらそうした波の動きが相当敏感に感じられるようになって参ったのであります。ことに、国際競争が今後においても漸次激化してくるということも予想されるときにおいて、これに対処する一番重要なことは、まず技術を飛躍的に発展きして、各国に立ちおくれないように努力すべきものだというふうに考えられるのであります。ところが、
○中崎委員 私は今通産大臣の言われた通りの実情だと思いますが、そうすると民間の金融機関がどういうふうに中小企業の資金的措置をするかということも関連しておりますが、とりあえず通産大臣として具体的に、現実はすでにもう中小企業が相当に金融の上に困難を感じておる、それをただ何とかしなければならぬというようなことよりも、現実の問題としていかなる用意があるかということについて、大まかな見通しといいますか、措置をお
○中崎委員 時間の関係で簡単明瞭に伺いますが、通産大臣は中小企業に対する最近の金融の実情をどういうふうに把握しておられるか。最近景気は上昇といいますか、相当高いところにきています。中小企業としては全般的に見て一体その中にあって金融的にどういうふうな状況にあるとお考えになっておるかお尋ねしたい。
○中崎委員 そうすると三時ごろまで休憩してもらうわけにいきませんか。
○中崎委員 石炭に関する重要な問題もありますので、通産大臣の出席をかねがね、要求しておりますが、これはどういうことになりますか。まだ出ておられないようであります。それによって私の質疑のこともあわせて考慮していきたいと思うのであります。一応委員長の方からその事情を一つお知らせ願いたい。
○中崎委員 この委員会におきましては、現在通産行政並びに経済企画庁の行政全般に関する一般質問を継続しておるのであります。数回にわたりましてそうした質疑が行われているのでありますが、何しろ経済の大きな転換期に当っての問題でもありまして、いろいろ質疑もあるのでありますが、先般の理事会において委員長などの要請もあって、大体きょう一日をもって一般質問を終るように協力してくれということでもありますので、社会党
○中崎委員 宇田経済企画庁長官も同じような立場においてやっておられるのかどうかも、あわせて所信の表明をお願いいたします。
○中崎委員 実は私、質問をやりますについて、大体きのうまでの内閣と今日とはまたかわっておるわけであります。従って通産大臣は、人間は同じでも、新しい内閣によって生まれた通産大臣でありますので、前の考え方と方針のしについて何らかの変りがあるのかないのか。実は質問を前の内閣の通産大臣としての用意をしておったのでありますが、何らか新しい変化などがあるのかないのか、それをあわせて一つここで所信の表明を願いたい
○中崎委員 関連して。ただいま河野理財局長から、公営をどの範囲にやらせるかという問題については、いろいろ問題があるようにお答えがありました。その一つ前に、こうした公営の場合には、一応多目的なダムというふうなものをも考慮に含めた上で方針を決定するということが明らかになったのでありますが、そのほかの点についても、たとえば公営といえば主として都道府県というようなものだと思いますが、そういうものは、かれこれ
○中崎委員 ちょっと資料要求を……。主要なる輸出入国別の最近一カ年間における輸出入金額、それを対照した表を出してもらいたいと思います。
○中崎委員 株式市場に対する問題あるいは電力の問題だけじゃなしに、全般の今後におけるところの産業投資、言いかえますと、一時の景気にあおられて民間が自由な奔放な形においてあまりに設備の競争をやって、そうしてどんどんと将来過剰と思われるようなところまで設備がいくということになれば、やがてはまたそこに大きな経済界の混乱を来たす。今まで政府の施策を見ておりますと、全く行き当りばったりで、どろぼうを見てなわをなうということが
○中崎委員 財政投融資の面におけるインフレ懸念の問題については予算委員会などにおいて相当突っ込んだ論議がかわされておると思いますので、これは私たちもいろいろ懸念があるのですが、一応これはこのままで済ませますが、民間の金融を通ずる問題としての産業投資、ことに生産財に関する設備投資などを中心とする面においてこの問題が懸念されておるのであります。今年の一月に山際日銀総裁も言うておりますように、これ以上そうした
○中崎委員 私は通商産業大臣の過般の通商産業省の所管に関する件に対しまして、重要な諸点についていささか質問を試みてみたいと思うのであります。よく神武景気なんてことをいわれておるのでありますが、これは世界経済の影響を強く受けておるということが一つと、また日本の国内においても二カ年間にわたる農作物の豊況等に大きな原因がありまして、そこに総合的な関連性を持って輸出の振興などとも関連をして、相当好景気の状態
○中崎委員 私お尋ねしましたのは、そのほかに近年、こうした法律の実施と、さらに経済界におけるところの好況などが手伝って、大きな石炭資本家の収益が相当に好転しておるその実情、言いかえればバランス面から見たところの実情を一つ御説明願いたい。 それから、標準炭価は、以前は乱売であったけれども、それがノーマルな状態に返したようなふうにして標準炭価を一応きめた。それから見れば必ずしも、まだ今は高くはないのだというふうなことでありますが
○中崎委員 ただいま主として石炭に関する答弁があったのでありますが、この石炭につきましても昨年石炭鉱業合理化法が通過しました前後におきましては、大きな炭鉱といわず、あるいは中小の炭鉱といわず、相当に経済的にも企業の内部において困難な事情が見受けられたのでありますが、その後こうした炭鉱の合理化法の実施があり、さらに予想以上の経済界の活況などがあって今政務次官が言われるように、相当石炭の生産高並びに価格
○中崎委員 最近における日本経済の飛躍的な増進によりまして鉱工業を初めとする各般の経済活動が予想外に活況を呈していることは喜ばしいことであるのであります。ところが、こうした急速な進展に伴いまして各産業分野、ことに重要基幹産業の面において需給のアンバランスが予想されるようになりまして、またこれらのことが一つの大きな原因となって物価高騰といいますか、インフレの前兆になるのではないかというふうな懸念が強く
○中崎委員 議事進行。こうしたきわめて重要な問題をわれわれは論議している際において、大臣もいなければ次官もいないというのでは、全く誠意を欠くものだと思うのです。すみやかに一つ大臣と次官に出てもらうことを要望しておきます。
○中崎委員 関連して。きょうの新聞を見ますと、日本の政府側としての交渉では、総ワク二億七千万ヤールをもって向うへ主張しておった。それは大体話がついておった。ところが向うの方が、一方的にといいますが、二億二千ヤールに局限してきた。そこで五千万ヤールの開きについて交渉中であるのだが、結局において、日本政府では一億四千五百万ヤール程度なら一応折り合いがつくのだというふうな妥協案を用意して話を進めておるということでありますが
○中崎小委員長 これより会議を開きます。 本日は、まず技能者養成に関する問題について御出席の参考人各位より御意見を承わることにいたします。ただいま出席されております参考人の方々は、労働科学研究所長、技能者養成協会会長桐原葆見君、日経連技術教育委員長、労働省技能教育審議会委員、日立製作所株式会社常務取締役児玉寛一君、日本光学工業株式会社常務取締役乗富丈夫君でありますが、なお本日出席される予定でありました
○中崎委員 ただいまの報告によりまして、いろいろ詳しく質問したいのでありますが、時間の関係もありますので、重要な点だけ一つお聞きしたいのであります。まず、ことしのこの厚生省を中心として調査された在外財産の調査の中に、金額の調査がされてないというのは、これは全く驚き入ったことでありまして、昨年の国会においても衆参両院満場一致の決議をもって、ことに昭和三十年度の予算編成の際に当って、政府は在外財産の補償
○中崎委員 もう一ぺん質問します。今回の日ソ宣言の中に、日ソ両国とも賠償の請求権を放棄するという項目が入っておるわけです。従いまして、両国間においては、一応賠償請求権は放棄しても、残る問題は、日本の国民が、ソ連の関係領域内において、私有財産をそこに掻いて帰っておる。それによって、それらの個人が一体どの程度の私有財産を持っておったのか、こまかい数字はわからぬにしても、概算的に、たとえば樺太でどうとか、
○中崎委員 議事進行について。去る二十日、政府委員に対して、政府側に質問する際において、賠償権の放棄に関連いたしまして大蔵大臣の出席を要求しておりましたが、いまだに出て見えないようであります。そこで、私といたしましては、質問を保留しておる関係もありますので、すみやかに、委員長の側において、大蔵大臣の出席を促進していただきますことを、この際要求しておく次等であります。
○中崎委員 次に、鳩山総理に対してお尋ねしたいのであります。そうしたような日ソの国交調整についての一枚看板を掲げて進められたのでございますが、そうした閣内におけるところの不統一、あるいはアメリカ側等に対してあまりに気がねし過ぎるような、いわば向米一辺倒の諸政策が、この日ソ交渉等の進展を著しく遅延せしめておるということ、従いまして、かつて、もうにっちもさっちもいかなくなったというふうな状況下にあったときに
○中崎委員 あまりこの問題について深く追究をするのは、時間的な関係もあって避けたいと思うのでありますが、結局において、そうした鳩山内閣の考え方が実現するに近、ついたということによって、今までとられたところのすべての言葉が——好ましくないと思われるような行き過ぎの言動までが、帳消しになるとは考えていないのでありまして、そうした点について一体どういうふうにお考えになっておるかということを、さらにつけ加えてお
○中崎委員 病躯をひっさげてはるばるモスクワに使いして、冷たい待遇を受けながら、帰途アメリカに立ち寄って、隷属国家としての報告とその了解を得て故国に帰り、一応の任務を果されましたことについては、慰労の言葉を呈するのにやぶさかでないのであります。日ソ交渉の妥結というものは、わが社会党が終始一貫熱心に主張してきたところでありまして、むしろ、われわれの側から言えば、今回の妥結がおそかったということを遺憾に
○中崎小委員長 引き続いて中小企業振興対策について、まず小売商業振興に関する問題について出席の参考人各位より意見を伺うことにいたします。 本問題について出席されておる参考人は、日本中小企業団体連盟専務理事永井保君、全日本小売商団体連盟組織部長三浦正義君であります。時間の関係もありますので、なるべく簡単に、まず永井参考人からお願いいたします。
○中崎小委員長 この際小委員長から川野政務次官に、二言申し入れをして、おきたいのであります。何しろ百貨店の認可の問題は非常に重要でありまして、ことにこの丸物に関するいわゆるターミナルの百貨店許可の問題は相当に問題があったろうと思うのです。ことに国民の中には国鉄を差しはさんでの何とはなしの不明朗さを感じておるのであります。それはしかも地元民において非常に大きな反対的な動きがあり、実際の生活を脅かされるという
○中崎小委員長 これより会議を開きます。 中小企業振興対策に関し調査を進めます。この際百貨店に関する問題について、質疑の通告がありますので、これを許します。 神近市子君。
○中崎小委員 木材の価格がやはり相当な地位を占めておりまして、ことに生活の必需物資でありながら、また生活の面において一つの大きな圧力となっておることは争えない事実だと思うのでありますが、これがさらに、近く来年度から値上げを予想されておるところのいわゆる国鉄運賃の値上げがまた木材の価格の値上りに大きな原動力となるものであると考えて憂慮しておるのであります。そうなると用材と国民生活の、ことに物価などの上
○中崎小委員 世界の情勢といたしましても、木材に対する需要というものは相当に高くして、各国ともことにそれが建築というふうなことでなしに、化学工業方面への原料として相当需要が高く進んでおる。従って世界的に将来の見通しとしては木材に対する需要というものが減退せないばかりでなく、逆にふえるような傾向にあるということを聞いておるのでありますが、林野庁の長官はどういうふうに見ておられるかをお聞きしたいのであります
○中崎小委員 最近におきます国際的な情勢、ことに国内の事情を考えてみましたときに、経済というものが漸次高度化されて、目まぐるしい変遷の中に動いておるのでありますが、ことにこうした事態に対処して将来を誤まらないような方向に持っていくには、やはり政治もこれに対応した高度なものに進んでいかなければならぬと思うのです。そういう意味において、経済が計画的に推し進められるということが、政治的な角度の上に立って当然推