1953-05-30 第16回国会 参議院 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第2号
○三橋八次郎君 そうしましたら普通の内地の開拓と同じだということに解釈してよろしうございますか。
○三橋八次郎君 そうしましたら普通の内地の開拓と同じだということに解釈してよろしうございますか。
○三橋八次郎君 今の御説明を伺いますると極めてスムースに、順調に行くように聞えますけれども、事実は三十六世帯のうちで、まだ五、六世帯より入植しておらんというようなことでありますると、今の御説明で聞いたようにスムースにはなかなか行つおらんと思うのでございます。又向うから帰つて来た人でありましても、実際農業をやりたくても農業のほうの援護が十分でないために労働者を希望する、こういうふうな向きもたくさんあると
○三橋八次郎君 今資料の問題が出ておりますが、一つ私からもお願いしたいのですが、就職を希望した、どういう職種にどのくらいの人数が希望したかということを、就職した結果もそうでございますけれども、船から上つた場合に何名がどういう職業を希望したかということを一つわかれば資料をお願いしたいと思います。
○三橋八次郎君 普及員を使いましての品種の展示圃というものは、非常な効果を上げ、地方の農家が優良品種を取入れる上におきまして、極めて見るべき効果が上つているようでございますが、その品種に関する、広い意味の優良品種普及に関する展示圃に関係した普及員のほうの予算は、一体どのくらいあるのでございますか。
○三橋八次郎君 その次は主要農作物の優良種子の生産については、今回の改正によりまして一応整備せられたのでありますけれども、その普及ということにつきましては依然として取残されておると思うのであります。今回の改正につきましても、普及対策というものは全然考えられておらんようでございますが、これはどういう理由によつてでございますか、一つお伺いしたいと思います。
○三橋八次郎君 今、岡村委員からもお話がありましたけれども、今度は大豆が追加せられることになつたのですけれども、菜種、とうもろこし、甘藷、馬鈴薯等につきましても、是非とも一日も早くこの対象作物になるように折角希望するものであります。近いうちにこれらが入る見通しがあるかどうかということを、もう一遍お伺いしたいと思います。
○委員外議員(三橋八次郎君) 農業上利用できます湖沼と、農業上利用のできない湖沼とは大体お調べがついておると思うのでありますが、その割合はどういうふうな数字になつておるのでありましようか。
○委員外議員(三橋八次郎君) 大変御多端の中に、貴重なる時間を割いて委員外発言を許して頂きましたことを心から感謝いたすものでございます。海岸保全に関する立法につきましては、かねてから関係方面におきましても極めて熱心に要望されておつたのでありますが、今回これらの要望に応えまして、本法案が提出されましたことは、私どもといたしましても誠に喜びに堪えないところであります。提案者の労を多といたしまして、この法案
○三橋八次郎君 内容のほうが悪い場合に、書類のほうを悪く直させるということよりも、飼料の品質改憲というようなことであれば、書類はそのままにしておいて品質のほうを直させるというようなふうにしたほうが、立法の目的のほうに適するということになりそうではありませんか。
○三橋八次郎君 その場合、申請書に記載した事項よりも実際の品質がよろしかつた場合、その場合はどういうようなお取扱になつておりますか。
○三橋八次郎君 もう質疑も余りございませんけれども、先ず第一に第五条の三項でございますが、「当該申請に係る飼料の品質と異なるときは、その記載事項を訂正すべきことを指示することができる。」とありますが、これは具体的にはどういう場合でございますか。
○三橋八次郎君 肥料のほうにおきましては、保証成分は第二条の第三項におきまして農林大臣が指定をして表示しておるのでございますが、本案は保証成分というものは明確になつておらんようでありますが、これでいいのでありますかどうか。
○三橋八次郎君 第二条の2におきまして、「「成分量」とは、飼料が含有しているたん白、脂肪その他の成分」とありますが、「その他」というのはどういうものを指しておるのですか。
○三橋八次郎君 この法案は誠に有畜農家育成上重要な法案でありますが、今この法案をざつと見ただけではなかなかこの肥料或いは農薬の取締のようにきちんとは行きがたいと思うのでございますが、以下数点につきまして質したいと思います。 先ず第二条におきまして「農林大臣の指定するもの」とありまするのは、何を指定する予定でございますか。
○三橋八次郎君 次に本法第一条第一項の損失補償の対象について、第三号の「政令で定める行為」とあるのは如何なるものを予定しておりますのか。
○三橋八次郎君 この法律が成立いたしますれば、今後の災害につきましては本法によつて賠償救済せられることになるのでありますが、既往における同じような補償救済につきましては、政府においてはどういうような措置をとられる方針であるか、例えてみますると、現在問題になつております福岡県の芦屋飛行場に関連する災害の補償につきましては、聞くところによりますると、極めて少額の見舞金で事済まさんとしておる方針であるようでありますけれども
○三橋八次郎君 その次は土地改良事業に対する資金の融通の問題でございますが、この資金融通法ができます前に、見返資金で土地改良をやつておる先覚者がたくさんあるのでございます。ところがその後農林漁業資金融通法ができまして見ますると、見返資金を使つてやつたものとよほど条件が違うようでございます。これでは前にやりました人は大変迷惑すると同時に、又利率、償還期限なども大変違いますので、これでは困るのではなかろうかと
○三橋八次郎君 今のお話大体わかりましたけれども、なお今後その方針、目標などができましたら、資料として一つ委員会に頂きたいと思いますが、お願いしておきたいと思います。
○三橋八次郎君 この法律の十七条の二でございますが、退職手当の支給基準を承認する場合に、主務大臣におきまして何らかの方針、目標などをお考えになつておりますかどうか、先ずお伺いしたいと思います。
○三橋八次郎君 私は本法律案に賛成をするものでございます。ただ二、三この運営につきまして希望條件を述べたいと思います。 先ず第一番目には、先ほどから質疑もありましたように、予算の問題でございます。特殊立法は、日本の農業事情から考慮いたしまして、環境的に非常に困難を生じておる地帯を振興するという意味におきまして、極めて重要な点であるのでありますが、法律だけできまして、本当にそういうような貧弱な地帯を
○三橋八次郎君 この問題は日本の食糧問題解決の上からしましても極めて重要でありますし、又日本の農業経営の実情から見ましても、いもが安くなつたからいもをやめまして、ほかの作物によつて農業経営をやつて行くということのできない地帯がたくさんあるのでございますので、十分一つ政府のほうとしましても、いも作の育成奨励ということにつきましては注意を払つて頂くと同時に、本当に恒久作物としましていもの重要な役目を果させるような
○三橋八次郎君 百円という価格は実際の生産費から見ますると実は少し安いのでありまして、愛媛県の生産費の調査によりますると、百二十一円七十八銭というような計算になるのでありまして、これで買上げて頂きましても農家の一日の労賃は五十五円八十銭というような非常に安い労賃になつておるのでございます。これを買上げるにはいろいろな関係があつて百円ということがきまつたわけでありますけれども、農家は百円に売りましても
○三橋八次郎君 今発表されました貫百円というのは、これは農家の純手取りになるのでございますか。集荷手数料などは別でございますか、どうなつておりますか。
○理事(三橋八次郎君) これは先般の委員会のときに御了承を得ておる事項でございまして、今藤野さんからお話のありました通りでございますから、この通り申入してよろしうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 —————————————
○三橋八次郎君 本案は低位生産地の日本農業の将来にとりまして極めて重要な法案でございまするので、賛意を表するものでございますが、一、二その希望条件を申述べて見たいと思います。 第一番目に、こういう特殊地帯は質疑中にもありましたように、広い面積で存在しておるところは、もはや手のついたところはたくさんあります。狭い面積でそういう環境の地帯で残つておるところはたくさんありますので、なるべく従来の二十町歩
○三橋八次郎君 単作ということの一番大きな原因は気候ということだと思いますが、如何に機械力を入れましても、排水を十分にやりましても、気候の関係で二毛作ができない、そうなつて来ますると、湿田なるが故に、非常に劣悪条件が累積しているにもかかわらず、二毛作ができないというゆえんを以ちましてこの法案から省かれるというような場合ができることにならんかどうかということをお伺いいたします。
○三橋八次郎君 単作というものの原因につきましては、単に土壌に水分が多いということだけではないのでありまして、いろいろな制約がそこにあると思うのであります。従いまして、たとえ湿田を廃止いたしまして乾田にいたしましても、その他の原因によつて二毛作ができない、こういうような地帯に存在する湿田というものは、この法律の中に入らんということになるのでございますか、どうですか。
○三橋八次郎君 湿田生産地帯を解消いたしまして、食糧増産ということににつきましては、この法律は極めて重要なるものと思うわけでございます。これを見ますると、湿田単作地帯というようなことになつておりますが、湿田ということも生産力を下げる一つなりますし、又単作ということも、れも農業経営の合理化という点から見ますと障害ある問題でありますが、この法律で狙つておりますところは、湿田を廃止さして、二毛作にして、単作
○三橋八次郎君 農業の機械化は我が国農業にとりまして極めて重要な事柄でありまして、参議院、衆議院を通じまして議員団を結成いたしまして機械化の促進を図るべく努力して参つておるわけでありますが、機械化の重要でありますことにつきましては、今更申上げるまでもないことと存じます。今までのいろいろな資料につきましてはお手許に配付をいたしておりますから、あとで御覧を願いたいと思うのであります。丁度食糧を五カ年計画
○三橋八次郎君 只今議題となりました衆議院議員中馬辰猪君外二十六名の提出にかかる農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案の農林委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。 本改正法律案は、現行法に次のような改正を加えんとするものであります。即ち第一は、現行法におきましては、国庫補助の対象となるべき災害復旧事業は一カ所の工事費が十五万円以上のものということになつているのでありますが
○理事(三橋八次郎君) ほかにございませんか……。私から一つお聞きしたいのですが、今度の等級改正というようなことにつ甚しては、いろいろな目的があつてやられることだと思うのでございますが、そのうちの一番大きな目的というのは一体何でございますか。等級改正の問題ですね、一番大きな目的は何でございますか。
○三橋八次郎君 この急傾斜地帯の農業振興法案につきましては各方面から御理解を願いまして通過したのでございますが、あの採決の際における各委員の討論というものを十分御考慮になりまして、予算措置を講じておるのかどうかということは、誠に今になつて疑わしい点がたくさんあるのでございます。私は各委員の最も心配いたしました点につきまして討論されましたことが現実となつて今現われておるということにつきまして甚だ遺憾の
○三橋八次郎君 経費のほうはそれでわかりましたけれども、この人を増すというようなことにつきまして、この所員などが取れるかどうか、県庁などにおいて増員することができるかどうかというようなことなどにつきまして伺いたいと思います。
○三橋八次郎君 この間の御答弁によりますると十五万円を十万円に下げることによりまして、個所数が随分増加するようなことになるのでありますが、これまでの工事の状態を見ましても先般宮本委員からもお話のありましたように工事の監督などが十分に行届いておらんように思うのでございますが、工事の分量が殖え、併し事務のほうの監督その他の方面の費用は一つも殖えないといたしますれば、従つて悪い工事がたくさんできるというような
○三橋八次郎君 過年度事業の廃止による経費の増は二十六年度までに約七億三千万円ございますが、二十八年度の分は予算に要求してあるということでございますが、二十七年度の分はどのくらいの経費になりまして、又その予算的措置はどうするつもりでございますか。
○三橋八次郎君 この十五万円から十万円に引下げるということによりまして、全国的に工事箇所数がどういうふうな変化になつておりますか。
○理事(三橋八次郎君) ちよつとお諮りをいたします。来年度の予算につきましては、たくさん重要な問題が残されておるようでありますから、今後随時機会を見まして善処いたしたいと思いますが如何でございましようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(三橋八次郎君) 今日は農林大臣はお見えにならんそうでございます、食糧のほうは事務的に一応説明を聞きまして必要があつたら大臣に来て頂く、こういうことになつております。
○三橋八次郎君 次は都道府県農事試験場の刷新、拡充に関する問題でございます。農産物の改良、増殖の要諦一は、これがために必要な試験研究を基礎といたしますところの、科学技術の普及に待たなければならんことは申すまでもないのでございます。これを基盤とせざる増産計画におきましては、全く空念仏に終つてしまうというような結果になると思うのでありまして、試験研究の成績の普及、滲透を図るということは、これは普及事業におきまして
○三橋八次郎君 次に農業機械化の推進について農林大臣の所見を伺い、善処を促したいと思うのであります。農業生産の増大と農業経営の改善とは、その歳果を農業の機械化に期待するところが甚だ大きいものがあります。農業機械化のためには耕耘整地の機械化、或いは収穫調整の機械化等多岐に亘ります。而もこれらのすべてがそれぞれ極めて重要な意義を持つておるのでありまして、その対策に前後を付けることは許されないものと思うのであります
○三橋八次郎君 只今小笠原農政につきましてその大綱の説明を伺つたのでありまして、これに関連いたしまして質問いたしたいことがたくさんあるのでありますが、これらの問題につきましては、同僚各位からの質問もあると思うのであります。従いまして私はここで農業上の基本的な問題であつて、我が国農政が当面する極めて重要な課題であるにもかかわらず、事柄が極めて地味でありますために、とかく見逃されやすい、現に政府における
○三橋八次郎君 理事の補欠互選は成規の手続を省略いたしまして、委員長において指名せられんことの動議を提出いたします。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕