○三橋八次郎君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、ただいま上程されました農産物に関する日本とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件に関しまして、反対を表明し、ここに討論を行うものでございます。 アメリカでは数年来、毎年農作物が豊作で、その余った農作物が翌年に持ち越され、次第にストックが増加いたしまして、去年あたりは小麦だけでも約七十億ドル以上といろ巨額に上っております。倉庫
○三橋八次郎君 この法律は関係ないかもしれませんが、岡山、愛媛、あの地帯のことはひょう害などの点はこれはどういうように措置されておりますか。
○三橋八次郎君 これは一〇〇%抽苔しましたら、ほとんど金にならぬということになりますか、いかがでございますか。
○三橋八次郎君 岐阜県の本巣村、糸貫村一色は約四十町歩くらいでありますが、そのくらいの被害でございますか、その後の抽苔率は一〇〇%でございますか、いかがでございますか。
○三橋八次郎君 本年内地産のタマネギの種が大へん不足したので、外国から輸入し、その種が日本の気候風土に合わなかったために早く抽苔いたしまして、だいぶ被害をこうむつたということは非常に遺憾に存ずる次第でございますが、ああいう種類の種は一体どれくらい入って、各地にどういうふうに分布をして、どういう被害を受けておりますか、お伺いしたい。
○三橋八次郎君 そうしますと、昭和二十八年などは定員九十九名落しまして約五百名くらいの常勤者を増しておりますが、これは予算では大したことでなく、ただ表面的に性能を落したということにとどまるのではございませんか、いかがでございましょうか。
○三橋八次郎君 それから定員を一方では減しておりまして、一方では常勤労務者をふやして行くということは、これは統計で行われますが、こういうことをいたしまして、予算上どれくらいの得があるのでございますか。
○三橋八次郎君 きのうの御答弁にもありましたようでございますが、被害調査というのは新たにこれはするのでございますが、これを定員のワク内で処理されておるようでございまするが、作付面積の調査でありますとか、あるいは作況の調査というものは、被害調査の基準になるものでございまして、そういうこの基準になるものを手薄にして置きまして被害の方に定員を回す、これで万全を期することができるのでございましょうか、いかがでございましうょか
○三橋八次郎君 将来と申しましても、今度の地方試験研究機関と国の試験研究機関との連絡強化のためのこれと、それから要求されております十六人というのは、普及員との連絡強化をはかるという意味でございますか。
○三橋八次郎君 この修正増員要求という資料を見ますと、普及官というのは十六名要求しておるのでございまして、それから今の第十四番目に書いておりますのとはこれは項目が違っておるのでございますが、仕事の目的も違うようですが、あとの方を生かして前の仕事もしようということでございますか、いかがでございますか。
○三橋八次郎君 増員の方でございますが、先ほど官房長の説明によりますと、普及官の設置と、これは普及員と仕事の内容は違わぬじゃないですか。
○三橋八次郎君 この共済の対象にならないような作物は、農業経営の多角化ということに対しまして、きわめて重要な関係を持っておる作物がたくさんございますので、特に河野農林大臣の営農の多角化という見地に立ちまして、これらの作物に対しましても十分の一つ考慮をお願いしたいと思います。 なお、先ほど岡山県の方からいろいろ各項目をあげまして陳情があったのでございますが、そのうち一つ、果樹の被害というものにつきましては
○三橋八次郎君 現物対策はこれをなるべく急いで、その時期を失わないようにお願いしたいと思います。それから共済の対象になる作物に対しましては、概算払いはよろしうございますけれども、対象にならぬ作物に対しましては、どういう救済の方法を考えておいででございますか。
○三橋八次郎君 今回の災害は、ちょうど時期が時期でございますので、次の作物のことを考えなければならぬ時期でもあり、まあ苗代などの災害につきましては直ちにまた苗の成長等も考えなければならぬ時期であります。そういう意味におきまして、一体何日くらいでこれの救済の策ができるのでございますか。それから伺いたいと思います。
○三橋八次郎君 それから更に農林省のほうでは二期作だけを奨励になつておるようでございますが、二期作の第一期の苗代に対して適用は如何でございますか。
○三橋八次郎君 ここで「水稲の生育期間における気温若しくは水温が著しく低いために」と書いてありますが、これは重点を苗代期間におくのでございますか、水稲の全生育期間を通してのことでございますか。
○三橋八次郎君 私健苗の育成ということは非常に必要なことでございますが、この法案を見ますと、積雪寒冷ということに非常にこだわつておるように見えるのでございます。暖かい地方におきましての健苗育成の必要は申すまでもございませんが、災害の回避いう意味において非常に必要なことでございまして、むしろこの四国、九州地方における災害の回避は健苗育成を基調としなければならんことは勿論でございます。従いまして、これをただ
○三橋八次郎君 成るほど一年というような時限になつたからというので少し安心なさつておると思うのですけれども、これは農業のほうはなかなかそうは行かんのでございまして、一年遅緩をいたしますれば、それを更に県庁に持つて行きますれば五年も六年もの数年次がかかると思うのであります。実際この普及事業というものも漸く世間に認められ、食糧増産に本当に貢献し得るような、やつと端緒を得たこの時期において、一年間、こういうようなことになるということになりますると
○三橋八次郎君 なかなかおつしやることは一応おわかりになつたようなことをおつしやつておりますが、やることは全くそれと逆行しておるような感じがいたすのでございます。考えてみますと、交付税で六分の一を出し、それから二分の一はこの補助で出すというようなことについて、合せて三分の二になるからいいじやないかと、こうおつしやいますけれども、これはそういうような財政というものによつてこういう措置を講じなければならんものならば
○三橋八次郎君 この事業が食糧増産に重要であるということは、農林大臣初め農林省におきましては十分御認識のあることと思うのでありますが、併し非常に重要である急場の食糧増産はこれでなければならんというように御認識なされておりながら、こういう重要なものを補助削減の対象にするというようなことにつきましては、何か了解のできない点があると思うのでございます、恐らくこれは大蔵省のほうのこの事業に対する認識不足から
○三橋八次郎君 第二分科会に付託されました案件は、昭和二十九年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算中北海道開発庁、経済審議庁、農林省、通商産業省及び建設省所管に属するものであります。 さて、本案の審査に当りましては、本月二十四日主査、副主査互選の後直ちに各省庁より提案理由の説明を聴取し、質疑に入つたのでありますが、二十四、二十五両日に亘る審議における主なる事項の若干を申上げますれば
○主査(三橋八次郎君) 只今説明を聴取いたしました建設省関係の質疑につきましては午後にまわしたいと思います。 昨日説明を聴取いたしました農林省所管事項につきましてこれから質疑を求めます。丁度農林大臣は十一時半頃から用事があるそうでございますから、成るべくその時間内に大臣の質疑を済まして頂きますようにお取運びを願います。
○主査(三橋八次郎君) 只今から予算委員会の第二分科会を開会いたします。昨日印刷物の都合で遅れておりました建設省関係の説明を先ず聴取いたしたいと思います。
○主査(三橋八次郎君) 速記を始めて下さい。 本日の議題は昭和二十九年度一般会計予算、昭和二十九年度特別会計予算及び昭和二十九年度政府関係機関予算のうち、北海道開発庁、経済審議庁、農林省、道面産業省及び建設省所管の事項であります。先ず北海道開発庁所管より説明をお願いいたします。
○主査(三橋八次郎君) 御挨拶申上げます。今主査に指名せられましたけれども、私こういう方面は至つて不馴れなほうでございますから、皆さんの御協力によりまして責を全うして行きたいと思うのであります。どうぞよろしくお願いいたします。 ちよつと速記をとめて。 〔速記中止〕
○三橋八次郎君 補助金を大別いたしまして、法律に基く補助金と、法律に明記されておらん補助金とあると思うのでございますが、その割合はどのぐらいになつておるのでございましようか。
○三橋八次郎君 成るほど提出法案は二十三あるようでございますが、そのうちの十三は議員立法によつて成立したものであります。政府のほうから提出して成立したものは十でありまして、議員立法のほうが断然多いような気がするのでございます。政府は従来から予算を伴う議員立法は抑制しなければならないというような意図から考え出たものでありますかどうか。若しそうだとすれば、この立法権というものを侵害するのではなかろうかというような
○三橋八次郎君 先ず大蔵大臣にお伺いしたいと思いますが、今提案されております補助金等臨時特例に関する法律案が若し改正成立したとしたならば、補助金に変化が起りまして該当法律に示しております事業或いは施設、それらを施行して行きますにおきまして重大なる影響があると思うのでございます。こういうような見地からいたしますると、あの法律と密接不離な関係にあります各委員会に付託いたしまして、十分慎重審議すべきものであると
○三橋八次郎君 そういたしますと若しこの法律がそのまま成立したとすれば普及事業の性質というものは将来どうなるでしようか。
○三橋八次郎君 そこでやはり人が不足であるということが指導が徹底しないという一つの原因でもあり、又人の不足を補うためにオートバイであるとかスピーカーであるとかを設備するというのであれば経費が又不足だということになつて来るわけでございます。秦さんのところでも八カ町村で四十五万円を負担して仕事をやつておるというようなお話でございますが、これ以上若し国の補助が減つて地元で出さなければならん経費がふえたとしたらやつて
○三橋八次郎君 今お話を承わりますと、農業普及事業の重要であり且つ現下の食糧増産というような面には重要な役目を持つておるということがよくわかるのでありますが、併し今お話を伺いますと、秦さんの地方でも千戸前後を一人で受持つておられるというようなことをお伺いしたのでございますが、それで十分な指導ができるんでございますか、できませんですか。
○三橋八次郎君 この法律案は、まだ細部に亘つていろいろ問題があるようでございますが、これは漸次改善することにいたして、条件をつけまして本案に賛成するものでございます。 先ず第一番に、この法律実施に当りましては、十分人権を尊重するように善処をして頂きたい。第二番目は、検拳主義の弊に陥らないようにしてもらう。第三番目は、交通事故の予防手段につきましては、今後十分に考慮をして頂きたいということでございます
○三橋八次郎君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、昭和二十八年度一般会計予算補正及昭和二十八年度特別会計予算補正案に次の理由によつて反対を表明するものでございます。 終戦後八年間、風水害は或いは例年の行事のように毎年々々我が国土と国民の生活を破壊して来たのであります。そのために災害に対して根本的な対策を講じなければならないということが多数の人によつて警告されながら、而も常に時の政府によつて
○三橋八次郎君 その次の問題は、食糧の増産は何と申しましても農家の生産意欲の培養ということと、農業経営の確立ということを前提とすることは勿論のことでございます。今までの農政のあり方を見ますると、農家を単なる生産者とみなしての農政或いは政策というものが非常に多かつたように思うのであります。農業経営の安全を確保することは、かような政策では困難だと思うのでございまして、生産意欲はそれに従つて低下をいたしまして
○三橋八次郎君 只今の御答弁によりますると、食糧の自給度の向上は朝野の声である、こうおつしやいましたようでございますが、それほど重要な朝野の声を財政の関係で五カ年計画を中止をしなければならんということから見ますると、政府は余り食糧の自給というようなことに対しまして、関心が薄いのではなかろうかと思うのでありますが、この点如何がでございますか。
○三橋八次郎君 私は農業政策につきまして農林大臣に対しまして二、三点質問をいたしたいと思います。真の独立は目立経済の確立であり、自立経済の確立は食糧の自給度の高揚であると思うのでありますが、農林大臣におきましては食糧の増産に対して如何なる政策を持つておられますか、所信を伺いたいと思います。