2010-03-26 第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
○あべ委員 高齢者がふえているだけが要因であるとは私は思いません。介護保険制度設計そのものが大きく間違えたのではないか。すなわち、認定の仕方、さらには待機の方が多くできている。すなわち、介護保険があるけれども、保険あって介護なしという状態の中で、大臣が今おっしゃった過剰介護と言われる部分は、重症者に対しておっしゃっていますか、それとも軽症者に対しておっしゃっていますか。
○あべ委員 高齢者がふえているだけが要因であるとは私は思いません。介護保険制度設計そのものが大きく間違えたのではないか。すなわち、認定の仕方、さらには待機の方が多くできている。すなわち、介護保険があるけれども、保険あって介護なしという状態の中で、大臣が今おっしゃった過剰介護と言われる部分は、重症者に対しておっしゃっていますか、それとも軽症者に対しておっしゃっていますか。
○あべ委員 共助という考え方ということでございますが、やはり老人医療費の問題がこの介護保険導入に非常に大きかった、特に社会的入院が多くて、特に措置ということを行政が判断し、家族がいる方、所得の高い方は後回しにされる、この不十分だった体制に対して介護保険を入れたというふうに私は理解をしているわけでございます。 今、高齢者にとって非常に不可欠な受け皿になっているにもかかわらず、この介護保険制度が十分とは
○あべ委員 おはようございます。自由民主党、あべ俊子でございます。 きょうは、介護保険に関して質問をさせていただきたいと思います。 大臣に質問をさせてください。介護保険をなぜ導入したというふうに大臣は認識していらっしゃいますか。
○あべ委員 私は、自由民主党・改革クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました内閣提出の雇用保険法等の一部を改正する法律案に反対、自由民主党・改革クラブ提出の修正案に賛成する立場から討論を行います。 政府提出の法律案に反対の第一の理由は、本法律案は、所得が減少しているにもかかわらず、来年度の雇用保険料率の引き上げを黙認していることでございます。 平成二十一年の労働者の一人当たり平均の給与は
○阿部委員 貴重な御指摘と思いますし、政権といたしまして、ぜひ地方のお声もしっかりと聞きながら、本当に子供たちが健全に育つための施策にしたいと思います。 引き続いて、阿部彩参考人にお尋ねいたしますが、実は、子供の貧困という問題は、阿部彩さんがお書きになった岩波の御本の中にも大変に衝撃的に分析され、問題提起をしていただいたことと思います。 既に一九九〇年代、アメリカやイギリスにおいては、政策目標の
○阿部委員 ありがとうございます。 次に、山中参考人にお伺いいたします。 具体的な数字を挙げて、地方の、主に現物給付を担う側からの御提起で、私は、批判というよりは大変前向きに受けとめさせていただきました。 そこでお伺いをしたいですが、今の古橋先生への御質問と同じなのですけれども、私は、ある程度最低のもの、諸外国に比べても余りにも低い現金給付、これについては、せめて一万三千円くらいはやはり国として
○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。 本日は、この立法府において、子供の問題、またその中でも、関口参考人の先ほどの子供の貧困の問題、本当に胸をつくような実態が御紹介され、そのことについて、国会議員、特に厚生労働委員会のメンバーが真剣に論議する場を持てたということを、私は、日本の政治の歴史の中で大きな画期的な出来事と思います。 と申しますのは、私は子供の医師をことしで三十六年やっております。子供
○あべ分科員 本当におっしゃるとおりだと思っておりますが、一昨年でございますが、五月二十三日、当時の野党四党、現在与党の皆様から、後期高齢者医療制度の廃止等及び医療に係る高齢者の負担の軽減等のために緊急に講ずべき措置に関する法律案ということが参議院に提出されまして、六月六日、本会議で可決され、本案は衆議院に送付されましたが、継続審議となり、百七十一回国会において、衆議院解散により廃案となりました。このときは
○あべ分科員 ありがとうございます。 きょうは、後期高齢者医療制度について質問をしたいというふうに思っております。 二〇〇八年四月に、七十五歳以上の高齢者を対象といたしました独立した医療保険、後期高齢者医療制度が創設されました。さまざまな批判があったところでございますが、なぜ評判が悪かったと大臣はお考えでしょうか。
○あべ分科員 おはようございます。自由民主党、あべ俊子でございます。 きょうは、予算委員会第五分科会、たった一人ということでございまして、大臣がよろしかったら、私、九時から十二時まで一人でやってもよかったんですが、一時間に延ばしていただくことは無理でしょうか。
○あべ委員 今、福祉のレベルを上げなければいけないというお話はされましたが、負担のことはおっしゃいませんでした。ここは委員会でございまして、質問するのは私でございますので、そこはしっかりと考えていただきましてお答えください。負担の問題はどうお考えでしょうか。一言でお願いします。
○あべ委員 無駄の削減だけではちょっと無理かなというふうにだれが聞いても思うわけでありますが、大臣は、逆に、日本をどういう国にしようとしていらっしゃるのか、中福祉・中負担なのか、そういうことをちょっと、いわゆる負担と福祉がどの程度なのかということを一言でお答えください。
○あべ委員 ありがとうございます。自由民主党、あべ俊子でございます。 所信表明は、私ども出席をすることができませんでした。そういう中でございますが、お届けいただきました。読ませていただきました。 日本の社会保障の水準を向上させるために、さまざまなことを書いていらっしゃる。特に、日本を百人の国に例えられていたところもございます。そういう中で、持続可能で安心できる社会モデルを考える際に、財源問題は避
○あべ俊子君(続) 昨日、私は、予算委員会で六十五分間の質問時間をいただきました。一生懸命質問を準備いたしました。私の同期である赤澤亮正先生が、国土交通省における箇所づけの漏えい問題で、内容の精査と処分の必要性、これを訴え続けて二週間、いつまでに結論を出すのかと質問をしたにもかかわらず、全く委員長としての役割を果たさない、おとぼけ運営、不公平きわまりないものでございました。 委員長の職責を理解していないかと
○あべ俊子君 自由民主党のあべ俊子でございます。 私は、自由民主党・改革クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました予算委員長鹿野道彦君解任決議案につきまして、賛成の立場で討論をいたします。(拍手) まずは、昨日、十七日の予算委員会におきまして、平成二十二年度予算案について、理事会での合意がないまま、委員長権限で、いわゆる公聴会の開会承認要求に関する件が採決をされたことにつきまして、私は強
○あべ委員 私は、自由民主党・改革クラブを代表いたしまして、ただいま議題となっております雇用保険法の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論を行います。 討論に入る前に、まず、国民を代表する国会議員として、政府・与党の政治と金の問題、これは多くの国民が政権交代に大いに失望している部分でございますので、触れざるを得ません。すなわち、鳩山総理の巨額脱税問題、小沢幹事長の不正資産の疑惑でございます
○あべ委員 ありがとうございます。 特に、高齢者の方々は病気をしがちだということ、さらには、若い方々が支払っている保険料の部分を使い過ぎていたことに対する抑制をするという効果が後期高齢者医療制度の中にはありましたが、これを廃止するときにここの財源構成の部分をどうお考えか、大臣のお考えを聞かせていただきたいと思います。
○あべ委員 ありがとうございます。 実は、その医療費抑制ともう一点ございまして、いわゆる財源構成の問題が一番大きかったと私は思っておりますが、大臣はこの財源構成の部分ではどうお考えでしょうか。
○あべ委員 ありがとうございます。自由民主党、あべ俊子でございます。 今回、二年生、二回生でございまして、前回は与党でございましたが、今回野党になりました。厚生労働委員にはずっとしていただきたいと時の総裁・総理、さらには幹事長の方にお願いをしておりましたが、君は詳し過ぎるから厚生労働委員には入れられないということを何度も言われました。今回野党になりまして、めでたく厚生労働委員に入れていただき、また