1952-05-21 第13回国会 衆議院 大蔵委員会 第72号
それからもう一つ大蔵大臣にお伺いいたしたいのでありますか、北海道の金融は、長期信用ばかりでなしに、商工金融であるとか、国民金融公庫であるとか、農林漁業資金であるとか、こういうようなものの供給いかんによつても、非常に大きな影響があると思うのでありますが、これらの点につきまして、大藏大臣はどういうお考えを持つておられまか、一応お伺いいたしたいのであります。
それからもう一つ大蔵大臣にお伺いいたしたいのでありますか、北海道の金融は、長期信用ばかりでなしに、商工金融であるとか、国民金融公庫であるとか、農林漁業資金であるとか、こういうようなものの供給いかんによつても、非常に大きな影響があると思うのでありますが、これらの点につきまして、大藏大臣はどういうお考えを持つておられまか、一応お伺いいたしたいのであります。
○池田国務大臣 私は池田勇人個人として申し上げたんじやないのでございまして、日本開発銀行ができました経過等から考えまして、政府といたしましては、大藏大臣の監督のもとに政府の融資の方針を閣議決定をして、これにのつとつてやつていただくようにいたしておるのであります。
機構と機構とを対象としてお話をしているのでありまして、大藏大臣池田勇人という人を私がいかに信用しましても、時代とともに大藏大臣になる人はかわるものと思うのであります。また開発銀行総裁小林中氏も、小林という個人を相手に私は申しておるんじやありません。かわるかもしれない。時間の経過とともに必然的にかわる時期が來るに相違ない。
○三宅(則)委員 池田大藏大臣はもちろん財政経済一般に精通しておられるわけでありまするが、ことに前からの念願でありまする中小企業につきましては、何かよい方法はないかと思いまして、われわれは考えたわけであります。常に市中をまわつてみますると、一番困難を感ずるのは中小企業の金融でございます。
○松永義雄君 それでは直截にお尋ねしますが、大藏大臣は麦飯を食つていればいい、こういうことを言つた。ところが米価の調節をやつておつた当時、稗や粟を食べなければならんような事情に陷れられたものが相当あるのであります。そのために紛争をやつて毎日を送つた事実はよく御承知の通りだと思います。ところでこれは私が申上げるまでもなく、今回は戰前と違つて非常な窮窟であります。
一年半もしたならばとこの間大藏大臣の答弁がありましたが、会計年度は一年であつて、来年の見通しなどはほんとうに鬼が笑う話である。だから電気事業に関する外資導入については、どのような見通しとどのような立場に立つているかという点であります。以上三点の質問をいたして答弁に満足すれば、私は質問を終ることにいたします。
○下條恭兵君 大藏大臣にお尋ねしたいと思つておつたのですが、政務次官が見えておるようでありますから政・務次官にお尋ねいたします。今日出してもらいました資料を見ましても中小企業、或いは零細企業がこの銀行を如何に活用しておるかということがよくわかると思うのであります。
その点は大藏大臣も了承しておるのでありまして、ただ十五万坪全部考えておるのか、或いはその中で非常に差迫つた部分だけを再調査した上で充実するかというようなことについてはまだ将来の折衝問題が残つておるということになる次第であります。
大藏大臣もしばしば日本の国民にがまんしろという言葉で英国の耐乏生活のことを言いますが、いくら耐乏生活を振りまわされましても、国民は納得せぬでありましようから、こういうことは耳たぶをかすめておるわけでありますが、その中でやりましたことは、ポンドの為替管理をゆるめました。いわゆる自由にいたしました。そこで、これに対しまして、日本の外為委員会においては、ポンド貨の買付の相場を若干引下げたわけであります。
その点は大藏大臣なんか馬鹿に簡單に考えておるようですけれども、濫用される危險を一番我々が心配するのでありますが、又濫用の問題について大蔵大臣はどう考えるか。
○国務大臣(池田勇人君) 大藏大臣といたしましては、先ほど来申上げましたように、これは例外的のものでございまして、嚴に濫用は愼しまなければならないと思います。これはむちやくちやにやるようだつたら、それこそあなたがたの心配になりますような八十六條なんかで十分濫用の起らないように予算は編成して行かなければならん。
先ほどの村瀬委員の質疑の趣旨に関連しておりますが、建設大臣は今年度の予備費の四十一億円を来年度に繰越してそれを借金の返済に充てるということですが、これは私の考えでは今年のいわゆる緊急融資の見返り金というようなことになると思うのでありますが、ルース台風でいろいろ議論しましたときに、建設大臣であつたか大藏大臣であつたか明確に言明はできませんが、予算措置ができないので特別緊急融資をする。
○野田国務大臣 ただいまの点私から言明したのではなくて、おそらく災害地の議員の方々と大藏大臣とお会いになつた席上、何かそれらしいことを大蔵大臣が言つたということを私は伝え聞いておるのであります。これはこの中の経費で払うかあるいは別に地方財政平衡交付金を考える際にそれを見るか今後よく研究いたしたいと思います。なるべくならば平衡交付金の方でやつて行きたいと考えております。
○瀬戸山委員 それは見てくださるという御方針ですか、見ない方針ですか、そういう言明が今のお話で大藏大臣からあつたということでありますが、一応そういうふうに考えておりますので、この際言いつぱなしであとは忘れてしまうということでは困ると思いますが、いかがでしようか。
それで年来にあたりまして知事が、わざわざ全国知事会議をやりまして、大藏大臣なり岡野さんに要望しておる。それに対して答えたことを今御存じない、忘れたということではたして許さるべきであるかどうか。これこそあなたがいくら責任を持つておるとおつしやつても、二、三日前に話したことをもうここで発表できないというような態度は、私は責任を持つておる者の態度とは言えないと思う。
別々に総理の施政方針演説と、予算を出されてから又大藏大臣の財政演説と分けておやりになるのであるかどうかお伺いいたしたい。
この点に関しまして大藏大臣が木内氏の質問に対してお答えになつたところは、何とか研究して憲法に牴触しないような措置をとると言われております。それはどういう意味でありましようか。必ず或る程度の補償をするという意味と解釈してよろしいのでありますか。又更に一層、憲法上に規定してある通り、いわゆる正当なる補償という意味をお答えになつておられるのでありましようか。この点について明確に承わりたいと存じます。
特に安本長官は治山治水の協会の会長をしておつて、そういうことは以てのほかではないか、これは今度の補正予算においてはいろいろ重点があつたようでありますけれども、現在においては最大の問題であるということは周東安本長官にも強く申入れておきましたし、なおこれは池田大藏大臣に強くその点を要請しておるつもりでございます。
起債をどうするかということもありますが、私は主として公共事業費をどういうふうに割当てるかということを財政の当局である大藏大臣に伺いたいのであります。この案の計画書によりますると、大体十年間で以て治山事業として五百三十五億円、治水事業として一千九十六億円、利水事業として八百十九億円、計二千四百五十億円が要るというのであります。
たとえば金利の問題をきめるのは、これは一応政策委員会がきめまして、そうして大藏大臣に報告することに相なつておるのであります。銀行の監督権はわれわれのところにあるのであります。従いまして金融債の問題につきまして、政策委員会で論議されることは適当であろうと思いまするが、その結果を大蔵大臣にしいることはできません。大蔵大臣は大蔵大臣の職権でやるのであります。
こういうことでは、これから先あなたに大藏大臣の立場を預けて、そうして日本国民が安心して行くことができない。常に財政方針というものが、自主性を蹂躪されておるというようなことで、はたしてよろしいでありましようか。こういう問題についての今後のあなたの方針、信念というものについて、基本的に伺つておきたいと思うのであります。
それがいいことなんであつて、ただ私はめちやくちやくに悲観論をしておるのではないのでして、ただ一番心配するのは、先ほど大藏大臣も言つておられるのですが、援助がなくなる場合は自立経済をやらなければならない。そのときに、輸出は、大蔵大臣が言われたように、予想外に殖えましたけれども、その輸出の植えたことによつてこれが再生産に役つて、国民生活の水準が高まるならいい。
やはり私は、大体自治庁に質問してもこれは善処するということだけで、やはり文部大臣なり或いは大藏大臣の同席を求めて聽かれた方が問題は早いと思うのですがね。
この点に関しまして池田大藏大臣にも至急本多国務大臣からお申入れ願いまして、下の方で大分困つておる、昨年も多少遅れましたが、今年は昨年よりも約一箇月早く査定を開始しまして現金化が早いだろうと言つておりましたが地方税法が流れたために起債の現金化をむしろ急がせなくちやいかぬ、いまだに決定しないということをうわさに聞いております。この点ぜひともひとつ本多さんに御善処をお願いいたします。
これは先日通りました証券取引法の改正によりまして、証券取引委員会というものを大藏大臣の所轄のもとに置くことになりまして、その委員会は委員長と委員二名をもつてこれを組織する、その委員長及び委員は学識経験のある者の中から、両議院の同意を得て内閣総理大臣がこれを任命する、こういう規定の法律案が通つておるのであります。