1947-07-11 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第4号
同項但書と申しまするのは「この会計に属する資産の現在額に七割五分の割合を乗じて算出した額を超えてはならない」というのでありますが、その但書の制限を外しまして、この会計に属する資産、即ち本当に物納によりまして國に所有権が移り或いは延納が許可に相成つておる、こういうもののほかに、財産税法及び戰時補償特別措置法に基くところの國債以外のものによります申請、旧勘定預金等による納付の申請及び延納の申請、これの大藏大臣
同項但書と申しまするのは「この会計に属する資産の現在額に七割五分の割合を乗じて算出した額を超えてはならない」というのでありますが、その但書の制限を外しまして、この会計に属する資産、即ち本当に物納によりまして國に所有権が移り或いは延納が許可に相成つておる、こういうもののほかに、財産税法及び戰時補償特別措置法に基くところの國債以外のものによります申請、旧勘定預金等による納付の申請及び延納の申請、これの大藏大臣
○鈴木委員長 それでは次の議案の昭和二十二年度の豫算案につきまして、大藏大臣からでき得るだけ詳しい御説明を願い、また新聞に掲載されておるような範圍のことなら、私ども讀んで承知いたしておりまするから、豫算委員會としては、できるだけ詳細に、この際當局の御説明を聽取いたしたいと存じておるのでありまするが、あいにくと、きようは豫算閣議とぶつかつたそうでございまして、これは突然のことでありまして、豫算閣議の開會
議事進行について一言大藏大臣にお伺いいたしたいのであります。御承知のように法案も出ておりませんし、また緊急對策の面から考えても、追加豫算は急がなければ結局豫算を組んでも執行の面において、また再び行き詰まると考えておりますので、できるだけ早く追加豫算の提出期を急いでもらいたいと考えておるのですが、政府はいつごろになつたらはつきり追加豫算案を提出し得る見込みであるか。
○鈴木委員長 それでは大藏大臣からの御説明は以上でございまするが、先ほど申し上げましたように、豫算閣議を少し延ばしてこの委員會を開いておりますので、できるだけ急いでお話を進めたいと存じますが、あとで委員會を閉じまして委員と當局との間に懇談會を開きたいと考えておりますから、御了承願いたいと思います。
でき得る限り、近い將來にそれを実現させて戴きたいと思いするが、丁度不幸にして只今できるだけ豫算を圧縮する、インフレを防止するために圧縮するというような時に際会いたしまして、果して十分にその御期待に副い得るかどうかということを危ぶみまするけれども、例えば刑務所職員のごとき殆ど人間なみの待遇を受れておらないのでありまして、これらは大藏大臣ともよく協議をいたしまして、閣議においても或る程度優遇の途を講ずる
ただ具体的の個個の配給、或いは割当計画ということになりますと、御承知のように、酒につきましては酒税を取つておりまする関係上、生産者、その他に対するいろいろな権限或いは関係が非常に密接でございまするので、実務的には大藏大臣がやるのが最も便宜でございます。併し統制に関する責任はすべて安本長官の責任であるという建前になつておりまする関係上、こういうふうな二本建になつております。
○委員長(黒田英雄君) 伊藤君の御発言中ですが、大藏大臣がちよつと御挨拶して……他に差支えがありますので、この際発言をしたいということでありますから、どうぞ。
(拍手)この眞相について、やはり大藏大臣からはつきりとした答弁をお願いいたしたいと思います。 以上三点について、我々の了解のできる……今までのような曖昧な、答弁のための答弁でなく、私共が明日からの勤労に直ちに意欲を発揮し得るような点において御答弁を願いたいと思うのであります。(拍手) 〔國務大臣和田博雄君登壇〕
大藏大臣にお伺いします。貯蓄奬励と叫んでも貯金をしないわけはもう一つある。今まである銀行や、生命保險会社や、無盡会社が、戰時補償の打切りによつて大きな借金を持つている、赤字を持つている。株價は五十円の株券が二十円、十五円、三円くらいになつている。そうしたボロ銀行やボロ会社に誰が貯金をするか、新しい組織による銀行、会社、保險会社、無盡会社の許可を要求し、降壇いたします。御清聽を感謝します。
でその一つの方法といたしまして、金約款附與金とか、或いはその他実質價値を担保とする預金の制度をお作りになるお考はないかということを大藏大臣にお尋ねいたしたい。以上で以て私の質問は終ります。(拍手) 〔國務大臣和田博雄君登壇〕
その裁判所経費審査委員会の委員といたしまして、衆議院議長、衆議院副議長、参議院議長、大藏大臣、最高裁判所の一人、東京高等裁判所長官、弁護士一人、学識経驗あるもの一人、こういうことを予定しておるのあります。これは正式な要求書として出ておらないのでありますけれども、かようなことが國会の議決を経ることができるかどうかということについて、事前にお伺いしたいと、こういう趣旨でございます。
○事務総長(小林次郎君) それではちよつと……、経済閣僚と申しますと、大藏大臣、商工大臣、農林大臣、運輸大臣、厚生大臣それから労働大臣はできておりませんけれども、それらの関係の國務大臣、それから安本長官、それに只今お話のございました総理が駄目ならば、副総理が、或いは官房長官、これでよろしうございますか。
尚お酒の配給につきましては、主務大臣は大藏大臣でございます。その点は第十五條並びに第二十條に明確に定めておるのでございます。具体的な配給手続或いは割当計当というものは主務大臣である大藏大臣がいたすのでございまするが、最高の責任者は経済安定本部総務長官ということに相成つておるのでございます。
この機会において大藏大臣よりこの点についての明快なる御答弁が戴きたいと存じます。(拍手) 次に同胞救援借入金の問題について伺います。終戰と何時に政府機関の機能が停止いたしましたので、在留民は止むなくみな團結して、自治を以て生命の保全、財産の確保並びに送還等の問題をこの二年に亙つてやつて参つたのでございます。
特に昨年の自由党の石橋大藏大臣のごときは、樂観論を振りまわして、われわれを安心させてくれたのでありまするけれども、今日の遅配、欠配の問題、並びに惡性インフレの今日の現状に対しましては、私は自由党並びに石橋さんの樂観論が、今日の結果を來したものとすら思うのであります。(拍手) むしろ、今度の経済白書は、日本の実態をわれわれに示してくれたのであります。
そこで私は、殊に日本経済危機の再建にとつて最も重視すべき事柄は、石炭生産三千万トンの達成、食糧危機克服の問題はもとよりでありまするが、さらに財政経済政策のきわめて重大なることを、われわれは確認をいたしまして、あえて大藏大臣に、その点についてお尋ねをしたいと思うのであります。
尤もここにおいでなされるところの大臣諸公の責任ではないかも知れませんけれども、先程大藏大臣はその点について八億を以て賄なうように、こういうふうに地方に言つております。恐らく大藏省下僚の御報告そのままに信ぜられたのでありましよう。
○國務大臣(栗栖赳夫君) 羽仁君の御質問に対し、大藏大臣の関係するところを御答弁いたします。税務官吏の待遇改善につきましては全く同感であります。大藏省といたしましても、地位の確立に努力中であり、尚努力をいたしたいと思う次第でございます。 この際ちよつと御報告をいたさして戴きたいと思うのでございます。
そこでまず第一に、民衆が不思議に思いましたことは、組閣にあたつて、大藏大臣は他党に讓つてしまう。そのあとには、どちらかというと、官僚としてもはや試驗済――あまりいい試驗済でもない人を連れてきて、官僚の古手を安本長官に備えつけた。(拍手)一箇月経つても、まだ遅配・欠配について何ら改善の途が見えない。
しかし、ここに重要なることは、財政の問題が絡んでおりますので、特に栗栖大藏大臣に対しても、質問せんとするのである。 第一点、これは高度民主主義に対してである。大体昨年の六月の議会におきまして、片山君は、吉田前首相に対しまして、主義がないような政治はためだ、その日その日だけの政治ならば、これは保守反動だということを、きめつけたのであります。
大藏大臣もこれを認めて、これを再査定しようとしておるのである。かくのごとくとして、現在見込んでおるところのものに、すでに大穴があいておるにもかわらず、賃金の増加、物價の引上げによつて、政府は四百億程度の追加予算を組まざるを得なくなり、全計において千五百億となるのである。しかるに、これは政府の見積りである。実際においては、六・三制を実施しなければならないので、三千億程度になるであろう。
最後に経済危機のもう一つの要因を形成しておる所のインフレーシヨンの対策について、主として來栖大藏大臣にお尋ねしたいのであります。インフレの原因は、通貨面から見ますれば財政と金融と擬制資本、この三つの面にあると思います。 そこで先ず第一に財政面におきまして簡單に六つの御質問を申上げたいのであります。その一つは二十二年度の追加予算の見込額がどの程度でございますか。
○木村禧八郎君(續) それでは最後に一言だけ、(「簡單」と呼ぶ者あり)この擬制資本の処理の状況について大藏大臣にお伺いしたいと思います。これを以て私の質問を終ることにいたします。(拍手) 〔國務大臣片山哲君登壇)
○國務大臣(栗栖赳夫君) 星島さんの御質問に対し、当大藏大臣の関係する二点について、簡單に御説明いたしたいと思うのであります。 まず第一は、金融統制、殊に金融と生産の関係であります。この危機突破対策の定むるところによりまして、金融統制を強化し、これを徹底的にするといふことは、すでに昨日申し上げた通りであります。殊に赤字金融を極力抑止するということも、同樣であります。
○國務大臣(栗栖赳夫君) 加藤議員の御質疑中、大藏大臣に関する部分についてお答えをいたします。 インフレーションの防止が、この危機突破の重大なる要素であり、かつまた前提であるというお説に対しては、まつたく同感であります。政府におきましては、この危機突破対策の線に沿いまして、具体的政策を著々立て、そして極力強くこれが実行に邁進する所存であります。
○國務大臣(栗栖赳夫君) 北村君の質疑中、大藏大臣に関する二点について、簡單に御答弁いたします。 まず第一の点は、日銀の問題であります。終戰後の新事態に備え、日本銀行の運営につきましては、私は再檢討を加える必要があると思うのであります。