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2021-03-05 第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
令和
三年三月五日(金曜日) 午後零時十分
開議
出席委員
委員長
左藤
章君
理事
青山 周平君
理事
池田 佳隆君
理事
小渕 優子君
理事
神山
佐市君
理事
原田
憲治君
理事
菊田真紀子
君
理事
牧 義夫君
理事
浮島 智子君 安藤 裕君
井林
辰憲
君 石川
昭政
君
上杉謙太郎
君 尾身 朝子君 大串 正樹君
小寺
裕雄
君 櫻田 義孝君 繁本 護君 柴山 昌彦君 谷川 弥一君
津島
淳君 根本 幸典君 馳 浩君 古田 圭一君
三谷
英弘
君
村井
英樹
君 山本ともひろ君
吉良
州司
君
下条
みつ
君 寺田 学君 中川 正春君 谷田川 元君
山内
康一
君 吉川 元君 笠 浩史君 古屋 範子君
鰐淵
洋子
君
畑野
君枝
君 藤田 文武君
白須賀貴樹
君 …………………………………
文部科学大臣
萩生田光一
君
国務大臣
(
東京オリンピック競技大会
・
東京パラリンピック競技大会担当
)
丸川
珠代君
文部科学
副
大臣
高橋ひなこ
君
文部科学
副
大臣
兼
内閣
府副
大臣
丹羽
秀樹
君
文部科学大臣政務官
鰐淵
洋子
君
文部科学大臣政務官
兼
内閣
府
大臣政務官
三谷
英弘
君
文部科学委員会専門員
但野 智君 ――
―――――――――――
委員
の
異動
二月一日
辞任
補欠選任
丹羽
秀樹
君
井上
貴博
君 同月四日
辞任
補欠選任
井上
貴博
君
村井
英樹
君 同月十七日
辞任
補欠選任
白須賀貴樹
君
井上
貴博
君 同日
辞任
補欠選任
井上
貴博
君
白須賀貴樹
君 三月五日
辞任
補欠選任
中村
裕之
君
井林
辰憲
君
福井
照君
小寺
裕雄
君
船田
元君
津島
淳君 同日
辞任
補欠選任
井林
辰憲
君
中村
裕之
君
小寺
裕雄
君
福井
照君
津島
淳君
船田
元君 同日
理事白須賀貴樹
君二月十七日
委員辞任
につき、その
補欠
として
神山佐
市君が
理事
に当選した。 ――
―――――――――――
三月一日
教育費負担
の
公私間格差
をなくし、
子供たち
に行き届いた
教育
を求める
私学助成
に関する
請願
(
大岡敏孝
君
紹介
)(第一号) 同(
武村展英
君
紹介
)(第一七号) 同(
佐藤公治
君
紹介
)(第五六号) 同(
小寺裕雄
君
紹介
)(第五七号) 同(
尾辻かな子
君
紹介
)(第五九号) 同(
武内則男
君
紹介
)(第六〇号) 同(
赤嶺政賢君紹介
)(第九九号) 同(
稲富修二
君
紹介
)(第一〇〇号) 同(
原田義昭
君
紹介
)(第一〇一号) 同(
鬼木誠
君
紹介
)(第一二七号) 同(
長尾秀樹
君
紹介
)(第一二八号) 同(
岩田和親
君
紹介
)(第一五六号) 同(
竹本直一
君
紹介
)(第一五七号) 同(
山内康一
君
紹介
)(第一五八号)
教職員定数
の
改善
、
学校
の
ICT
(
情報通信技術
)
環境
の
整備等
に関する
請願
(
屋良朝博
君
紹介
)(第二号)
教育
の
無償化
を目指して全ての
子供たち
に行き届いた
教育
を求めることに関する
請願
(
務台俊介
君
紹介
)(第三四号) 同(
下条みつ
君
紹介
)(第三六号) 同(
井出庸生
君
紹介
)(第三八号) 国の
責任
による三十五人以下
学級
の前進、
教職員定数増
、
教育無償化
、
教育条件
の
改善
に関する
請願
(
福田昭夫
君
紹介
)(第五八号) 同(
柚木道義
君
紹介
)(第一五九号)
新型コロナウイルス感染症
から
子供
を守り学ぶ権利を保障するために少
人数学級
を求めることに関する
請願
(
照屋寛徳
君
紹介
)(第六二号)
コロナ禍
の下、
子どもたち
の安全と
安心
、
学び
と発達を保障する少
人数学級実現
、
大学
などの学費一律半額を求めることに関する
請願
(
赤嶺政賢君紹介
)(第六三号) 同(
笠井亮
君
紹介
)(第六四号) 同(
穀田恵二
君
紹介
)(第六五号) 同(
志位和夫
君
紹介
)(第六六号) 同(
清水忠史
君
紹介
)(第六七号) 同(
塩川鉄也
君
紹介
)(第六八号) 同(
田村貴昭
君
紹介
)(第六九号) 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第七〇号) 同(
畑野君枝
君
紹介
)(第七一号) 同(
藤野保史
君
紹介
)(第七二号) 同(
宮本徹
君
紹介
)(第七三号) 同(
本村伸子
君
紹介
)(第七四号) は本
委員会
に付託された。 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した案件
理事
の
補欠選任
国政調査承認要求
に関する件
文部科学行政
の
基本施策
に関する件 ――――◇―――――
左藤章
1
○
左藤委員長
これより
会議
を開きます。
理事補欠選任
の件についてお諮りいたします。
委員
の
異動
に伴い、現在
理事
が一名欠員となっております。その
補欠選任
につきましては、先例により、
委員長
において指名するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
左藤章
2
○
左藤委員長
御
異議
なしと認めます。 それでは、
理事
に
神山佐
市君を指名いたします。 ――――◇―――――
左藤章
3
○
左藤委員長
次に、
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りいたします。
文部科学行政
の
基本施策
に関する
事項
生涯
学習
に関する
事項
学校教育
に関する
事項
科学技術
及び
学術
の
振興
に関する
事項
科学技術
の
研究開発
に関する
事項
文化芸術
、
スポーツ
及び青少年に関する
事項
以上の各
事項
につきまして、
本会期
中
調査
をいたしたいと存じます。 つきましては、
衆議院規則
第九十四条により、議長に対し、
承認
を求めたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
左藤章
4
○
左藤委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ――――◇―――――
左藤章
5
○
左藤委員長
文部科学行政
の
基本施策
に関する件について
調査
を進めます。
文部科学大臣
から
所信
を聴取いたします。
萩生田文部科学大臣
。
萩生田光一
6
○
萩生田国務大臣
お昼の時間に恐縮です。 第二百四回
国会
において各般の
課題
を御審議いただくに当たり、私の
所信
を申し上げます。 まず、先月十三日に福島県沖を震源とする
地震
で被災された
方々
に心よりお
見舞い
を申し上げるとともに、
新型コロナウイルス感染症
により貴い命を落とされた
方々
に心から哀悼の意を表します。 そして、
学校現場
における
感染症対策
に尽力いただいている
教職員
の
皆様
、
入学試験
に臨む
若者たち
のために万全の
対策
を講じていただいた
関係者
の
皆様
、
大学病院
において
感染症患者
の治療に携わっておられる
医療スタッフ
の
皆様
、
スポーツ
・
文化芸術活動
における
感染症対策
に尽力されている
関係者
の
皆様
、さらに
感染症対策
に貢献し得る
研究開発
に取り組んでおられる
研究者
の
皆様
など、全ての
関係者
の
方々
に改めて敬意を表したいと思います。私自身、まさに国の礎とも言える
文部科学行政
を預かる
責任者
として、これらの分野の歩みを決して止めてはいけない、そうした決意で取り組みます。 前
文部科学
副
大臣
の不適切な行動により、
文部科学行政
に対する信頼を損ねる事態となりました。
国民
の
皆様
におわび申し上げるとともに、今後とも
感染症対策
を始めとする諸
課題
にしっかりと取り組み、
信頼回復
に努めてまいる
所存
です。
子供たち
の
知徳体
を一体で育む、いわゆる
日本型学校教育
は、全ての
子供たち
に
一定水準
の
教育
を保障する
平等性
や全
人教育
という面で成果を上げ、諸
外国
からも高い評価を受けています。 他方、
情報化
の加速度的な進展への
対応
の遅れなど、近年の
社会構造
の変化や
社会
の
多様化
に現在の
学校教育システム
が必ずしも
対応
できていないのではないかとの指摘もあります。こうした指摘にしっかりと向き合い、その克服に努力することが重要であり、
教育再生実行会議
においても、新たな
学び
の
在り方
についての具体的な
検討
を進めています。
GIGAスクール構想
を大幅に前倒しし、本年四月からは全国の
児童生徒
が一人一台
端末環境
での
学び
をスタートします。
GIGAスクール元年
を迎えるに当たり、
民間事業者
に対して
学校支援
に向けた協力を要請しているほか、
教育現場
に寄り添い、安全、
安心
な
利活用
に向けた
支援
が必要だと考えています。また、約四十年ぶりの改正となる小
学校
三十五人
学級
の本年四月からの
段階的実施
に向けて、
令和
三年度
政府予算案
及び
関連法案
を今
国会
に提出しているところです。さらには、
子供たち
の
学習
、生活の場であり、災害時には
避難所
となる
学校
の安全、
安心
の
確保
に加え、新しい時代の
学び
にも
対応
した
施設環境
の
整備
が重要です。 私は
文部科学大臣
として、こうした
改革
を何としても前に進め、
ICT
の活用と少
人数学級
を車の両輪として、新
学習指導要領
の着実な
実施
と相まって、全ての
子供たち
の
可能性
を引き出す個別最適な
学び
と
協働的
な
学び
の
実現
のため、
令和
の
日本型学校教育
の
構築
を目指す幕開けの年とすることを強く決意しているところです。 新しい
学校教育
の
実現
に向けては、
教育
の質を支える
教師
の力が何よりも重要です。 このため、本年一月、私の下に「
令和
の
日本型学校教育
」を担う
教師
の
人材確保
・
質向上
に関する
検討本部
を設置し、当面の
取組
として、三十五人
学級
を担う
教師
の
確保
や
社会
人等多様な
人材
の
活用等
に関する
施策
を取りまとめました。まずはこれらの
施策
を
スピード感
を持って
実施
するとともに、今後、
教師
の
人材確保
と
質向上
の両面から、中長期的な
実効性
のある方策に取り組み、
教師
の養成、採用、
研修等
について、基本的な
在り方
にまで遡って大胆に
検討
を進めてまいります。 あわせて、
児童生徒等
に対して
わいせつ行為
を行った
教師
への厳正な
対応
については、いまだ乗り越えられない法制上の
課題
があり、今
国会
に
法案
を提出できる
状況
には至りませんでしたが、引き続き、考えられる限りの
実効性
ある手だてを
関係省庁
とも
連携
を行いながら講じてまいります。 また、
児童生徒
の
自殺者数
が増加している現状を踏まえ、
児童生徒
の
自殺予防
の効果的な
取組
の
推進
、いじめや不登校への
対応
にも取り組んでまいります。
学校
の働き方
改革
も重要な
課題
です。
コロナ禍
によって過去に例のない
対応
を余儀なくされている
学校現場
をしっかり支えながら、この
改革
をしっかりと前に進めてまいります。
学校
が大変な職場というイメージを払拭し、
教師
が再び
子供たち
の憧れの職業となるよう、私が自ら先頭に立って
全力
を尽くしてまいります。 本年一月、第一回目となる
大学入学共通テスト
が
実施
され、
感染症対策
も含め、おおむね無事に終了することができました。これら
令和
三年度入試の
実施状況
や、英語四技能、
思考力
、
判断力
、
表現力
を適切に評価することの
重要性
を踏まえた上で、今後の
大学入試
の
在り方
について、受験生を始めとする
国民
の
皆様
に納得いただける
制度
を目指して、引き続き
検討
を進め、本年夏前には成案を得てまいります。
大学
においては、
学び
を止めないための工夫として
オンライン授業
が大きく広がりました。
教育環境
の
デジタル化
の
取組
は必要ですが、
大学教育
は
オンライン授業
だけで完結するものではありません。各
大学
において、
感染拡大
の
防止策
を講じた上で、対面による授業の
機会
を積極的に
検討
いただくよう、引き続き働きかけていくとともに、
オンライン授業
と
対面授業
の双方の利点を生かした
大学教育
の
在り方
についても、
教育再生実行会議等
における
検討
を進めてまいります。
我が国
の
高等教育機関
が、
人材育成
と
イノベーション創出
の
基盤
としての使命を果たすことができるよう、
改革
を進めていく必要があります。先般、
大学ファンド
の創設に関する
法案
を御可決いただきましたが、数理、
データサイエンス
、AIなどの
成長分野
や分野横断的な
教育研究
の展開、
グローバル化
の
推進
、
専門職大学
や
専修学校
における
地域
の
ニーズ
や
成長分野等
を踏まえた質の高い
専門職業人
の
育成
、
リカレント教育
を含む多様な学生の受入れ、多様で柔軟な
教育研究体制
の
構築
、複数の
大学
の強みや特色を生かした
連携協力
の
推進
などについても着実に
取組
を進めてまいります。
国立大学
は、
社会変革
を先導し、
社会
や
地域
から支えられる存在になることが求められています。そうした期待に応えられるよう、
令和
四年度から始まる第四期
中期目標期間
に向けて、ガバナンスの
見直し
や経営の
裁量拡大
を図るための
制度改革
を行うため、今
国会
に
法案
を提出しているところです。
新型コロナウイルス感染症拡大
という
状況
において、
大学病院
は
我が国
の
地域医療
の最後のとりでとして大変重要な役割を果たしています。引き続き、現状に即した
医療
による貢献を果たすとともに、今回の経験を踏まえ、
感染症分野
の高度な知識を身につけた
人材養成
の
強化
も図ってまいります。
高等専門学校
は、
産業界
や諸
外国
から高い評価を受け、これまで
我が国
の
産業界
を支える大きな役割を果たしてきました。今後とも、機能の
高度化
、
海外展開
と
国際化
の
一体的推進
、
地域
の
人材ニーズ
を踏まえた
取組
の
促進
など、その
振興
に努めてまいります。 また、これらの政策を
実現
するためにも、
国立大学法人運営費交付金
や
施設整備費補助金
、
私学助成
など、
基盤的経費
を安定的に
確保
した上で、
経営力
の
強化
、
大学間連携
や統合の
促進
、財政
支援
のめり
張り化
などを通じ、強靱な
大学
への転換を促してまいります。 家庭の
経済事情
にかかわらず、誰もが質の高い
教育
を受けられるようにすることは大変重要です。
幼児期
から
高等教育段階
まで、
切れ目
ない形での
教育
の
無償化
、
負担軽減
を着実に
実施
するとともに、
コロナ禍
においても
学び
の
機会
が奪われることがないよう、必要な
支援措置
を講じ、その十分な周知に努めてまいります。 また、
コロナ禍
の影響により意欲や能力のある若者の
就職機会
が奪われることがないよう、
経済界
における
新卒扱い
の
柔軟化
などに向け、
関係省庁
で
連携
して取り組んでまいります。
障害者
が一生を通じて自らの
可能性
を追求できるよう、
支援
に係る
環境
の
整備
が必要です。
医療的ケア
を含め、特別な
支援
を必要とする
子供
が増加している
状況
を踏まえつつ、
福祉部局等
と
連携
した
切れ目
ない
支援体制
の
構築
や
特別支援教育
の
充実
を図るとともに、
障害者
の生涯にわたる多様な
学習活動
の
充実
に取り組んでまいります。
子供たち
の
成長
を
社会
が一体となって支えていけるよう、
地域
と
学校
の
連携推進
、
家庭教育
の
支援
などにしっかりと取り組んでまいります。さらに、
在外教育施設
の
機能強化
、
外国人児童生徒等
の
就学促進
や
教育
、
外国人
に対する
日本語教育
の
充実等
を進めてまいります。 これらの
取組
を着実に
実現
するため、必要な財源を
確保
しつつ、
教育投資
の
充実
に努めてまいります。
我が国
の将来にわたる
成長
と繁栄、そしてSDGsの達成のための要となるのは、
科学技術イノベーション
です。新たに策定される
科学技術
・
イノベーション基本計画
を着実に実行してまいります。また、リーマン・ショック後に
研究開発投資
が停滞した反省を踏まえつつ、
公的投資
も含めた
科学技術イノベーション活動
への力強い
支援
を行ってまいります。
研究力
の抜本的な
強化
を図るためには、
人材
、資金、
環境
に関する
施策
を総動員する必要があります。特に、
研究力向上
の鍵である
若手研究者
への
支援
の
強化
が重要です。
政府目標
である約一万五千人の
博士後期課程学生
への
経済的支援
を早期に達成するとともに、優秀な
若手研究者
へのポストの
重点化
などに取り組んでまいります。また、
大学ファンド
について、詳細な
制度設計等
を進め、その
運用益
を活用して
世界トップレベル
を目指す
研究大学
の
研究基盤
の
強化
に向けた長期的、安定的な
支援
につなげてまいります。
研究活動
における
ニューノーマル
を
実現
するため、
研究
のデジタルトランスフォーメーションを
推進
してまいります。さらに、
研究成果
の
切れ目
ない
支援
の
充実
や新興・
融合領域
への
取組強化
などの
研究資金改革
、
研究設備等
の
共用促進
や
研究支援体制
の
強化
などの
研究環境改革
を、
大学改革
と一体的に進めてまいります。 持続的な
イノベーション
の
創出
には、その源となる
学術研究
、
基礎研究
が極めて重要です。
科研費
や
戦略的創造研究推進事業
の
充実
を図るとともに、多様な
研究者
が挑戦的な
研究
に腰を据えて取り組めるよう、
創発的研究支援事業等
を通じた
支援
を
強化
してまいります。また、
産学官
による
アントレプレナーシップ教育
の
充実
や
大学発ベンチャー
の
創出
に向けた
環境整備
、
産学官共創
による
オープンイノベーション
や
地域
における
イノベーション創出等
を
推進
するとともに、
科学技術
の戦略的な
国際展開
を図ってまいります。 さらに、
大学等
における
技術流出防止
の
強化
と
研究成果
の
創出
、
育成
のバランスを図ることが重要です。
現場
の
研究者
が萎縮することのないよう留意しつつ、
関係
府省と
連携
して、
技術管理
を含め、安全、
安心
の
実現
に向けて取り組んでまいります。 スーパーコンピューター「富岳」の
整備
を加速し、今月、共用を開始します。これを
研究者
のみならず
産業界
に広く開放し、
子供たち
にも
体験機会
を提供するなど、
国民共有
の財産として誰もが活用しやすい
環境
を整えてまいります。また、
SINET等
の
基盤整備
や
次世代放射光施設
の
整備
などを進めてまいります。 さらに、AI、
ビッグデータ等
の
情報科学技術
、
我が国
が強みを持つ
再生医療等
の
ライフサイエンス
、
量子技術
、マテリアル、
ナノテクノロジー等
の
研究開発
を進めてまいります。二〇五〇年カーボンニュートラルの達成に向けて、革新的な
環境
・エネルギーに関する
研究開発
、
ITER計画等
の
核融合研究
を
推進
するとともに、
地震
、津波、火山、
豪雨等
の防災・減災に関する
研究開発
などを進めてまいります。 今後の
宇宙開発利用
の
充実
に向けて、
アルテミス計画
の
推進
やH3ロケットの
開発
、新しい
日本人宇宙飛行士
の募集などに着実に取り組みます。さらに、
北極域研究船
の建造を含む海洋・極域に関する
研究開発
、「もんじゅ」の安全、着実かつ
計画的廃止措置
の
実施
も含めた
原子力
に関する
取組
など、
国主導
で取り組むべき
基幹技術
を
推進
します。
スポーツ
や
文化芸術
の
関係者
は、
コロナ禍
において甚大な影響を受けつつも、
活動
の
継続
に向けて懸命に努力されています。
スポーツ
、
文化芸術
を通じた希望の灯が我々の前に光り輝き続けるよう、
活動
の再開、
継続
、
発展
に向けた
支援
の
強化
に努めてまいります。
スポーツ
には、体を動かし楽しむだけでなく、見る人々を夢中にさせ感動させる力があります。 まずは夏の
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
を安全、
安心
に開催するため、
文部科学省
としても
全力
で取り組んでまいります。
国際競技大会
における
日本代表選手
の活躍は、
国民
に夢と希望を与えるものです。
東京大会
はもとより、その先も見据えて、トップ
アスリート
が
強化活動
に専念できるよう、
感染症対策
の徹底とともに、
競技力強化
に係る
支援
に加え、
東京大会
のレガシーの継承、
発展
、更なる
スポーツ
の
振興
に取り組んでまいります。 また、
スポーツ活動
が公正かつ適切に
実施
されるよう、
スポーツ団体
に対し、ガバナンスコードの遵守を促すことを通じ、
スポーツ
インテグリティーの
確保
や
スポーツ
を通じた女性の
活躍促進
に努めてまいります。 そして、第三期
スポーツ基本計画
の策定に向けた
検討
を進め、全ての人々が
スポーツ
を、する、見る、支える
機会
を
確保
することを通じ、
スポーツ立国
の
実現
を目指します。
文化芸術
は、
国民
の心を豊かにするだけでなく、
経済活動
においても新たな需要や高い
付加価値
を生み出す源泉となるものです。
文化芸術推進基本計画等
に基づき、
関係
府省との
連携
を深め、
文化芸術立国
の
実現
に努めてまいる
所存
です。
コロナ禍
における
文化芸術活動
の再開、
継続
、
発展
のための
支援
はもとより、
無形文化財等
の
保護制度
を
整備
するための
法案
を今
国会
に提出しているほか、
デジタル化
に
対応
した
著作権制度
の
見直し
のための
法案
を提出いたします。さらには、
子供たち
が本物の
文化芸術公演
を鑑賞できる
機会
の
充実
に取り組んでまいります。また、
文化財
の修理、
整備
、防火・
耐震対策等
も着実に進めてまいります。 そして、
我が国
の
文化芸術
を世界へ発信するとともに、その
基盤
を
整備
するため、
日本博
の強力な
推進
、
日本遺産等
の
文化観光拠点
・
地域
の
整備
や、
文化施設
の
機能強化等
に取り組み、
伝統文化
から
現代芸術
、
ポップカルチャー
まで、幅広い
文化芸術
による
国づくり
を
推進
してまいります。 また、文化庁においては、
令和
四年度中の京都における本格的な
業務開始
を目指し、着実に準備を進めてまいります。 間もなく
東日本大震災
から十年を迎えます。復興の総仕上げに向けて、今後も引き続き、
就学支援
や心のケア、
学校再開
への
支援
を始め、復興を支える
人材育成
、
学校施設
や
文化財
の復旧など、
被災者
に寄り添った復興に取り組みます。また、廃炉に関する
研究開発
や
人材育成
、
原子力損害賠償
にも着実に取り組んでまいります。 限られた時間の中で全ての
課題
をお示しすることはかないませんが、これまで本
委員会
でお約束してきた
取組
については、私自身が先頭に立って、確実に
実施
してまいる
所存
です。
国民
のために働く
菅内閣
の一員として、国家百年の計に立って、
人づくり
を始めとした
文部科学行政
における諸
課題
の解決に向け、
国民
に寄り添いながら、果敢に
取組
を進めてまいります。 引き続き、
関係各位
の御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
左藤章
7
○
左藤委員長
次に、
東京オリンピック競技大会
・
東京パラリンピック競技大会担当大臣
から
所信
を聴取いたします。
丸川国務大臣
。
丸川珠代
8
○
丸川国務大臣
東京オリンピック競技大会
・
東京パラリンピック競技大会
を担当する
国務大臣
として、私の
所信
を申し上げます。 まず、先月十三日に
福島
県沖を
震源
とする
地震
で被災された
方々
に心よりお
見舞い
を申し上げますとともに、
新型コロナウイルス感染症
により貴い命を落とされた
方々
に心から
哀悼
の意を表します。
国民
の
皆様
には、
緊急事態宣言
により、制約の多い
生活
の下、御
協力
をいただいておりますことに心から
感謝
を申し上げます。また、それぞれの
現場
で日々尽力されている
医療従事者
の
皆様
や保健所の
皆様
、
介護関係者
の
皆様
など、全ての
関係者
の
方々
に心から
敬意
と
感謝
の意を表します。
開催
まで五か月を切った
東京大会
については、
感染対策
を万全なものとし、
国民
の理解あっての
大会成功
であるとの考えの下、安全、
安心
な
大会
を
実現
するために、
担当大臣
として、
東京
都や
組織委員会
、
国際オリンピック委員会
、
国際パラリンピック委員会等
と緊密に
連携
しつつ、
全力
で取り組んでまいります。 この困難な中にあっても、
国内外
では、
感染対策
をしっかり講じた上で様々な
スポーツ大会
が
開催
されており、
活躍
する
アスリート
の姿に励まされたという声や
地域
の
活性化
を通じて、
スポーツ
の持つ力を改めて実感しています。
大会
に向けて、厳格な
自己管理
の下、懸命に努力を重ねる
アスリート
の不安を払拭し、万全のコンディションで
大会
に臨める
環境づくり
を進めてまいります。また、
東京大会
の
開催
は、単なる
スポーツ
の
大会
という枠を超えて、人類の連帯と団結を表すシンボルとして、
コロナ禍
において
世界
中の
人々
が新たな光を見出すきっかけになると考えております。
東京大会
における
新型コロナウイルス感染症対策
については、
国内外
の
感染状況
や
スポーツ大会
の
開催状況等
を踏まえつつ、安全、
安心
な
大会
の
実現
を図るため、国、
東京
都、
組織委員会
による
会議
を
開催
し、昨年十二月に
中間整理
を取りまとめたところでございますが、引き続き、
変異株
の
世界
的な
感染拡大
を踏まえ、出入国に係る
措置
、
会場等
の
感染対策
、
地域医療
に支障が生じない形での
医療体制
の
確保等
について、
大会
に向けた実効的な
対策
を進めてまいります。 また、各
競技団体
に対し、随時、
検討状況
を共有するなど、
国内外
の
競技団体
等との緊密なコミュニケーションを図ってまいります。
復興
オリンピック・パラリンピックの
実現
は、引き続き
大会
の重要な柱の一つです。今月二十五日、全国を巡る聖火リレーが
福島
Jヴィレッジからスタートします。また、最初の競技として、ソフトボールが、開会式に先駆けて、
福島
あづま球場で行われます。 今年は
東日本大震災
から十年の節目であり、
復興
ありがとうホストタウンや被災地産の食材の
活用等
、
復興
の後押しとなるような被災地と
連携
した
取組
を
推進
し、震災から
復興
しつつある姿を
世界
に向けて発信するとともに、次世代につながる
取組
を進めてまいります。 夏季
パラリンピック競技大会
が同一都市で二度
開催
されるのは、
東京
が史上初めてとなります。パラリンピックの成功が
大会成功
の鍵であるとの認識の下、パラ
アスリート
がその力を最大限に発揮できるよう、介助者を含め適切な
感染対策
を講じるとともに、更なる機運醸成に取り組んでまいります。加えて、共生
社会
の
実現
を
大会
のレガシーとすべく、共生
社会
ホストタウンを
推進
するとともに、ユニバーサルデザインの町づくりと心のバリアフリーの
取組
を
強化
してまいります。 多様性と調和は、
東京大会
の基本コンセプトの一つです。
東京大会
は、
大会
史上、最もジェンダーバランスのよい
大会
となります。
大会
を機に、男女共同参画を一層
推進
し、
大会
後の
社会
の
在り方
にもレガシーを残せるよう取り組んでまいります。
大会
参加国・
地域
と自治体が
スポーツ
、文化などの交流を行うホストタウンについては、
大会
の延期後、三十の自治体が新たに加わり、相手国・
地域
も十六増加し、全国のホストタウン自治体は五百十七、相手国・
地域
は百八十三まで拡大しています。現在、直接の交流は困難ですが、オンライン交流のほか、手紙や応援動画を送る
取組
が広がっています。
大会
を契機として、こうした
世界
との交流が全国各地で新たなきずなとなり、世代を超えて引き継がれていくよう、国は、
感染対策
として、選手等受入れマニュアル作成の手引きを策定するとともに、財政的な
支援
も行うなど、自治体に向けて最大限の
支援
を行ってまいります。 安全は
我が国
が
世界
に誇る価値であり、
大会
の成功に不可欠なものです。一方、国際テロなどのセキュリティー情勢は予断を許さない
状況
にあり、特にサイバー空間における脅威が深刻化しております。また、自然災害にも十分な備えが必要です。危機管理に万全を期し、サイバーも含むセキュリティーの万全と、安全、
安心
を
確保
するためのあらゆる
対策
を進めてまいります。
大会
時の輸送については、競技会場の多くが通勤や物流が集中している
地域
にあることから、円滑な
大会
輸送と
経済活動
、市民
生活
の共存を図ることが不可欠です。
国民
や企業などの
皆様
の理解と
協力
を得ながら、引き続き総合的な
対策
を
推進
していくこととしており、特に働きかけによる交通量削減に取り組んでまいります。また、感染防止の観点から、
地域
住民の
皆様
が
安心
できるよう、
対策
を講じてまいります。 暑さ
対策
については、
感染対策
との両立に加え、テストイベントにおける試行の結果に基づく
対策
の
強化
、配慮が必要な
方々
に対するきめ細やかな
対策
、多言語での情報発信といった点を含め、ハード、ソフト両面で
対策
に取り組んでまいります。また、札幌で
実施
されるオリンピックのマラソン及び競歩の成功に向けて、政府としてもしっかりと
支援
をしてまいります。 たばこのないオリンピック、パラリンピックの
実現
に向けて、受動喫煙
対策
の徹底に取り組んでまいります。
東京大会
は、文化の祭典でもあります。文化プログラムの中核的事業である
日本博
について、
関係
大臣
等と
連携
し、
大会
延期後の
開催
となる本年においても着実に
推進
するとともに、次世代に誇れるレガシー
創出
に資する文化プログラムを認証するビヨンド二〇二〇プログラムや、健康面等で自己ベストを目指す
取組
を認証するビヨンド二〇二〇マイベストプログラムを通じて、
大会
の機運醸成を図ってまいります。 これらの
取組
に加え、
大会
本番において、日本食の提供や国産食材の
活用
、多様な食文化への
対応
等の
推進
、木材利用の
推進
、さらには再生可能エネルギーにより製造された水素の
活用
を始めとした、持続
可能性
に配慮した
大会
運営などについて、
関係
大臣
等と
連携
して取り組み、日本の技術や魅力を発信することは、
世界
が直面する様々な
課題
の解決に寄与することになると考えております。 また、
東京大会
をドーピングのないクリーンでフェアプレーの
大会
とするために、
文部科学大臣
等と
連携
をしてまいります。
大会
開催
経費については、透明性を
確保
し、
国民
の
皆様
の理解を得るため、引き続き丁寧な説明に努めてまいります。 一九六四年の
東京大会
から半世紀。再び日本に託された
東京大会
を、
世界
の期待に応えて、安全で
安心
な
大会
として成功させることは、新たな日本のレガシーとして、日本への
信頼
を高めることにもつながると考えます。成熟した国家として、また、幾度となく大きな災害に見舞われながらも立ち直ってきた日本だからこそ、
世界
中に
希望
と勇気をお届けする
大会
を
実現
できるよう、
全力
で取り組んでまいりますので、
左藤委員長
、
理事
、
委員
の
皆様
方の御
指導
、御鞭撻のほど、よろしくお願いを申し上げます。
左藤章
9
○
左藤委員長
次に、
令和
三年度
文部科学省
関係
予算の概要及び
令和
三年度
東京オリンピック競技大会
・
東京パラリンピック競技大会
推進
本部事務局
関係
予算の概要について、順次説明を聴取いたします。
丹羽
文部科学
副
大臣
兼
内閣
府副
大臣
。
丹羽秀樹
10
○
丹羽
副
大臣
この度、
文部科学
副
大臣
兼
内閣
府副
大臣
を拝命いたしました
丹羽
秀樹
でございます。 副
大臣
として、
大臣
をよく補佐し、日本の将来を担う人を育てる
教育
の再生、国家戦略としての
スポーツ
の
振興
及び
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
の成功に向けた
取組
に
全力
を尽くしてまいります。 今後とも、
委員長
を始め
理事
、
委員
の
皆様
方の御
指導
、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 それでは、
令和
三年度
文部科学省
関係
予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、
新型コロナウイルス感染症
への
対応
といたしまして、これまでも
文部科学省
として、三度にわたる補正予算などにより、新たな日常における幼、小、中、高、
大学等
を始め、
スポーツ
・
文化芸術活動
の
支援
、
研究開発
の
推進
など、
国民
が安全、
安心
に過ごせるよう、
感染症対策
等の
充実
を進めてまいりました。
令和
三年度予算においても、引き続き、
教育
再生や
科学技術イノベーション
、
スポーツ
及び
文化芸術
の
振興
が
コロナ禍
においても決して歩みを止めることがないよう、必要な
施策
を盛り込んでおります。一般会計五兆二千九百八十億円、エネルギー
対策
特別会計一千八十八億円などになっております。 第一に、
教育
政策
推進
のための
基盤
の
整備
として、小
学校
三十五人
学級
の計画的な
整備
やGIGAスクールにおける
学び
の
充実
など、新しい時代の
学び
の
環境
の
整備
及び
学校
における働き方
改革
を
推進
するとともに、
児童生徒等
や
教職員
が安全、
安心
に過ごせるよう、
感染症対策
を
充実
いたします。 また、
国立大学
の
教育
、
研究
や
経営
の
改革
を一層進めるとともに、
改革
に取り組む私立
大学
への
支援
などの私学の
振興
や、国立
高等専門学校
の
高度化
、
国際化
を
推進
します。 さらに、計画的、効率的な施設の長寿命化を中心とした、新たな日常を支える
学校施設
等の
整備
を
推進
します。 第二に、夢と志を持ち、
可能性
に挑戦するために必要となる力の
育成
として、
地域
と
学校
の
連携
、協働や
子供
の体験
活動
、
学校
安全体制
整備
を
推進
します。 また、高等
学校教育
改革
、道徳
教育
、いじめ・不登校、虐待
対応
や、
感染症対策
を含めた
大学入学共通テスト
の円滑な
実施
等を
推進
します。 第三に、
社会
の持続的な
発展
を牽引するための多様な力の
育成
として、新しい時代の
学び
の
環境整備
に向けた
在外教育施設
の
機能強化
、ソサエティー五・〇の
実現
及びウィズコロナ、ポストコロナに向けた
大学
、
専修学校
等の
人材育成
を
強化
します。 また、生涯
学び
活躍
できる
環境
の
整備
として、
リカレント教育
等
社会
人の
学び
直しの総合的な
充実
のほか、
障害者
の生涯
学習活動
、
特別支援教育
を
充実
します。 第四に、誰もが
社会
の担い手となるための
学び
のセーフティーネットの
構築
として、高校生等への修学
支援
や高等
教育
の修学
支援
の確実な
実施
など、各
教育
段階の
負担軽減
により
学び
のセーフティーネットを
構築
いたします。 また、
外国人
材の受入れ拡大に
対応
し、共生
社会
の
実現
を図るため、
日本語教育
、
外国人児童生徒等
への
教育
を
充実
します。 第五に、
スポーツ立国
の
実現
を目指し、
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
の成功に向けた
対応
として、競技力向上やドーピング防止
活動
等に取り組むとともに、新たな日常における
スポーツ
の
施策
の総合的な
推進
と
スポーツ
レガシーの継承のため、
子供
の健やかな心身の
育成
、
スポーツ
参画人口の拡大、
地域
運動部
活動
の
推進
、
スポーツ
産業の
成長
促進
、
障害者
スポーツ
等を
推進
します。 第六に、
文化芸術立国
の
実現
を目指し、新たな日常の
文化芸術活動
、
人材育成
を
支援
するとともに、
子供たち
が多様な
文化芸術
に触れる
環境
等を
充実
します。 また、
文化財
の次世代への確実な継承のため、修理や防災
対策
、修理技術者等の
育成
、邦楽の普及拡大の
推進
、
日本遺産等
の
地域
の文化資源の磨き上げや文化観光の
推進
等による
地域
活性化
を
推進
します。 第七に、
我が国
の抜本的な
研究力向上
と優秀な
人材
の
育成
のため、
世界
レベルの
研究基盤
を
構築
するための
大学ファンド
の創設、
科研費
、
戦略的創造研究推進事業
、
創発的研究支援事業等
の
基礎研究
の
充実
に加え、博士課程
学生
が
生活
面での心配をすることなく
研究
に打ち込めるよう、
研究
費や
生活
費相当額を支給するなど、博士課程
学生
の処遇向上を始めとした
若手研究者
支援
等を
推進
してまいります。 また、ソサエティー五・〇を
実現
し未来を切り開く
イノベーション創出
とそれを支える
基盤
の
強化
のため、新たな価値を生み出していくアントレプレナーシップ
人材
の
育成
、
大学発ベンチャー
創出
、産学
連携
を
推進
するとともに、
研究
環境
のデジタルトランスフォーメーションを
推進
します。 さらに、
新型コロナウイルス感染症対策
にも
活用
されているスーパーコンピューター「富岳」や
次世代放射光施設
を始めとした
世界
最高水準の大型
研究
施設の
整備
、
共用
を図ります。 第八に、国家戦略に基づく
AI
や
量子技術
、マテリアルの各
分野
、将来の
感染症対策
に貢献する創薬
研究
支援
の健康・
医療
分野
の
研究開発
等を
推進
してまいります。 また、大規模自然災害
対策
等の
国民
の安全、
安心
やフロンティアの開拓に資する
課題
解決型
研究開発
を
実施
するため、
アルテミス計画
への参加を含む国際宇宙探査やH3ロケットの打ち上げなどの宇宙・航空
分野
、
北極域研究船
の建造を含む海洋・
極域
分野
、
地震
・津波観測
研究
等の防災・
減災
分野
、二〇五〇年カーボンニュートラル、脱炭素
社会
の
実現
に必要な
環境
エネルギー
分野
、
原子力
分野
については、基礎・
基盤
研究
とそれを支える
人材育成
、「もんじゅ」、「ふげん」の安全かつ着実な廃止
措置
に係る
取組
などを
推進
してまいります。 以上、
令和
三年度
文部科学省
関係
予算の概要につきまして、御説明申し上げました。 なお、これらの具体的な内容につきましては、お手元に資料をお配りしておりますので、御説明を省略させていただきます。 さらに、
令和
三年度における
内閣
官房
東京オリンピック競技大会
・
パラリンピック競技大会
の予算について御説明させていただきます。
令和
三年度予算案においては、二〇二〇年
東京オリンピック競技大会
・
東京パラリンピック競技大会
の準備及び運営に関する
施策
の
推進
を図るための基本方針の
実施
を
推進
するために必要となる総合調整等を行うため、約三億円を一般会計に計上いたしております。 以上で、予算案の説明を終わらせていただきます。
左藤章
11
○
左藤委員長
以上で説明は終わりました。 次回は、来る十日水曜日午前八時五十分
理事
会、午前九時
委員会
を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時四十七分散会