○近藤(和)
委員 前向きなお答え、ありがとうございます。
これはイノシシを捕られる方だけではなくて、田んぼや果樹ですとか、いろいろな方にとってみても、イノシシを早く捕ってくれ、退治してくれ、そういう声もあります。何とか前向きに頑張っていただきたいと思います。
私も、富山県の県境に住んでいまして、イノシシを何度もいただいたことがございます。非常においしいです。そして、イノシシは県境は関係ありませんから、こういったところをいかにしてしっかり捕まえていくかということも今後の
課題になっていくのかなというふうに思います。どうかよろしくお願いいたします。
それでは、農水省の接待の問題について話をしたいと思いますけれども、こちらのお配りさせていただいた紙ですね。私、改めて、この資料を作って、やはり心が痛みます。いろいろな
関係者の方がいらっしゃるんだなということですけれども。
資料の中の
生産局長や畜産部長のところに丸がついています。これはどういう
意味かといいますと、下の方に、例えば二〇一九年九月十八日の青色のところですね、この青色のところの職員五名というのは、上の方にあります
生産局長、畜産部長、畜産企画課長、畜産振興課長、食肉鶏卵課長ということになります。そして、赤色のところは二〇一八年に関わられた農水省の役人の方々ということになります。そして、緑色が今回の検査で分かりました。ただ、これはアキタフーズさんから出してもらったものではないということではありますけれども、
一つ分かったことです。
ちなみに、右側は前回の国会で出させていただいた吉川
大臣とアキタフーズの元代表との接点なんですが、改めて右側と左側を時系列で比べてみると、秋田さんってすごくまめな方だったんだなと思います。
右側の二〇一八年十月二日のところ、吉川さんが農林
大臣になられた十月二日ですね。その左側で、僅か二日後に、吉川さん、河井さん、秋田さん、そして四名の方々ですね、
生産局長、畜産部長、畜産振興課長、食肉鶏卵課長がここで懇親会をされておられます。これは、
大臣の就任祝いといったところもあったのかなというふうに思います。
下の方に行きますと、吉川さんが
大臣を終えられたのが二〇一九年の九月十一日になります。その一週間後に、職員の方五名と、吉川さん、河井さん、西川さん、秋田さんが、お疲れさま会ということなんでしょうか、こういったことをされておられます。
そして、振り返ればですけれども、二〇一九年の九月十八日の五名の方々、全ての皆様が処分対象になってしまわれましたけれども、ちょうど役職が替わったばかりなんですね。その前の
段階から順を追って
説明していけば分かりやすいと思いますが。
二〇一八年の八月二日、緑色のところです、職員二名というのが大野前畜産部長と富田畜産部長でございます。大野さんは、七月二十七日に畜産部長、農水省を退職をされておられます。言うなれば、秋田さんと大野さん、富田さんの引継ぎ式のようなものだったのではないかなと思います。
こちらについては農水
大臣等政治家の方々が入っておられませんでしたが、このときには
齋藤健さんでございます。恐らく、こういったところには相当距離を置いておられたのかなと。後々、吉川さんが入られたのは、よし、これで、きれいな方ではなくていろいろ関係を持てる方になったから、これ幸いということで動かれたのかなというふうに思いますが。
ここで問題としたいのが、まず、畜産部長が毎回関わられているということ。
二〇一八年の四名の職員の方の中に富田さんはまた参加されておられるわけですが、このときに参加された枝元
生産局長、富田畜産部長、
伏見畜産振興課長、そして望月食肉鶏卵課長ですが、
皆さん、例えば枝元さんは六月十七日に就任されています。富田さんは七月二十七日に就任されておられます。済みません、枝元さんはもっと前からですね。そして、望月さんも同年の七月二十七日。ちょうど就かれたばかりなんですね。
ですから、吉川
大臣おめでとうございますということと、新しくなられた望月さんも含めて、これからよろしくということだったのではないかなと。
二〇一九年の九月十八日を振り返りましても、この年の七月八日に
水田生産局長に替わられました。
渡邊畜産部長も七月八日に替わられました。そして、犬飼さんも、七月八日、畜産振興課長に替わられました。
要は、
大臣お疲れさまということも含めて、新しくそれぞれ、鶏卵業界にとってみれば大事な
生産局長、畜産部長、ほかの課長さん含めて、お疲れさま会と引継ぎ式のようなものが結果として行われてきたんじゃないかなというふうに推察されます。
ここからなんですけれども、今、検査をされて結果が出ました。
大臣、ちょっとこちらを向いていただけたらと思うんですけれども、少なくとも畜産部長は継続的に秋田元代表とつながりを持ってきたのではないかなというふうに推察されます。その中で、今回の検査については、前の富田部長、そして、その前の大野部長、さらに、その前の部長さん、その前の部長さん、こういったところはずっと継続的に調べていかなくてはいけないと思うんですが、いかがでしょうか。ちょっと
大臣に、ぱっと見た形で答えていただきたいんですが。