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2020-01-30 第201回国会 参議院 本会議 第4号
公式Web版
会議録情報
0
令和
二年一月三十日(木曜日) 午後七時十一分
開議
━━━━━━━━━━━━━
○
議事日程
第四号 ─────────────
令和
二年一月三十日 午後六時 本
会議
───────────── 第一
令和
元
年度一般会計補正予算
(第1号) 第二
令和
元
年度特別会計補正予算
(特第1号 ) 第三
令和
元
年度政府関係機関補正予算
(機第 1号)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の
会議
に付した案件 一、
日程
第一より第三まで 一、
家畜伝染病予防法
の一部を改正する
法律案
(
衆議院提出
) 一、
地方交付税法
及び
特別会計
に関する
法律
の 一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院
送 付) 一、
平成
三十
年度
歳入歳出
の
決算
上の
剰余金
の
処理
の
特例
に関する
法律案
(
内閣提出
、衆議
院送付
) ─────・─────
山東昭子
1
○
議長
(
山東昭子
君) これより
会議
を開きます。
日程
第一
令和
元
年度一般会計補正予算
(第1号)
日程
第二
令和
元
年度特別会計補正予算
(特第1号)
日程
第三
令和
元
年度政府関係機関補正予算
(機第1号) 以上三案を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
予算委員長金子原二郎
さん。 ───────────── 〔
審査報告書
は
本号末尾
に掲載〕 ───────────── 〔
金子原二郎
君
登壇
、
拍手
〕
金子原二郎
2
○
金子原二郎
君 ただいま
議題
となりました
令和
元
年度補正予算
三案の
審査
の経過と結果を御
報告
申し上げます。
補正予算
三案は、去る一月二十日に
国会
に提出され、
衆議院
からの
送付
の後、昨二十九日に
財務大臣
から
趣旨説明
を聴取し、同日及び本日の二日間、
安倍内閣総理大臣
及び
関係
各
大臣
に対し、
質疑
を行いました。
質疑
は、
消費税
収下振れの要因及び
消費税率引上げ
後の
経済情勢
、
防災
・
減災
、
国土強靱化
に係る
事業
の
意義
及び
実効性
、
防衛関係費増額
の
財政法
第二十九条に規定する
緊要性
の有無、
建設国債発行
の
意義
、
豚コレラ等
に係る
家畜疾病対策強化
の
必要性
、
iPS細胞
に関連する
事業
への
国費充当
に係る
議論
の
在り方
、一人親に対する
支援
に係る
税制改正
、
新型コロナウイルス
への早急な
対応
と
対策
、
自衛隊
の
中東派遣
の
目的
及び
法的根拠
、全
世代型社会保障実現
に向けた取組、今後の
IR事業促進
の可否、桜を見る会の
招待者選定過程
の
在り方
など、多岐にわたりましたが、その詳細は
会議録
によって御承知を願いたいと存じます。
質疑
を終局し、
討論
、採決の結果、
令和
元
年度補正予算
三案は
賛成
多数をもっていずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
山東昭子
3
○
議長
(
山東昭子
君) 三案に対し、
討論
の通告がございます。順次発言を許します。
塩村あやかさん
。 〔
塩村あや
か君
登壇
、
拍手
〕
塩村あやか
4
○
塩村あや
か君
立憲民主党
の
塩村あや
かです。 私は、
立憲
・
国民
.新緑風会・社民を代表して、ただいま
議題
となりました
令和
元
年度補正予算
三案に対し、
反対
の
立場
から
討論
を行います。
討論
に入る前に、
台風
第十五号を始め、相次ぐ
自然災害
の犠牲となられた
方々
に
哀悼
の意を表すとともに、
被災
をされた
皆様
に心よりお
見舞い
を申し上げます。 また、
政府
には、
新型コロナウイルス
への
対応
について、
感染拡大
の
防止策
、
国民
への迅速かつ的確な
情報提供等
、より一層
対応
の
強化
をお願いいたします。 昨年来、
菅原一秀
前経産
大臣
と
河井克行
前法務
大臣
の
辞任ドミノ
、
河井あん
り
議員
に関する
公職選挙法違反疑惑
や一億五千万円もの選挙資金問題、
IR担当
の副
大臣
を務めた
あきもと司衆議院議員
に関する
IR疑獄
など、
政治
と金をめぐる
安倍内閣
の醜聞は尽きることがありません。 また、桜を見る会に関する
公文書隠蔽
や破棄については
疑惑
が深まっています。
安倍総理
が
政治枠
を利用して
私物化
をしてきた
実態
や、
高級ホテル
では常識的には考えられないほど安価な
夕食会
の開催もされていました。さらには、
政府
のずさんな
公文書管理
などがこれまでに明らかとなっており、
官僚
が
処分
もされています。
総理
は、
当該ホテル
や
すし店
の名誉を必死に守っておられますが、どうして
官僚
の名誉には無頓着なんでしょうか。
公文書管理
につきましては、不自然なまでに短い
保存期間
を設定していた上、
資料
の
要求
のあった日に
廃棄処分
を行いました。データを破棄した時期を確認するため、ログの開示を求めた
野党
の当然の
要求
に対し、
安倍総理
は、セキュリティー上の問題があるとして拒否をしました。こうした
安倍総理
の
姿勢
は、
安倍内閣
の
隠蔽体質
を象徴していると言えるでしょう。 そして、
参議院予算委員会理事懇談会
に対し、
推薦
をした
部局名
を削除した
推薦者名簿
を提出していたことが判明をいたしました。これは、
国政調査権
を欺き、
国民
の権利を踏みにじる、決してあってはならない
行為
です。
政府
に対して猛省を促すとともに、二度とこのようなことが起こらないよう、職員の
意識改革
と
再発防止策
を求めます。 このように、本来ならば
予算審議
を行うべきではない
状況
でありますが、以下、
補正予算
に
反対
をする主な
理由
を申し述べます。 第一に、
不要不急
の
事業
を盛り込んでいることです。 近年、
政府
は、
国土強靱化
の名の下に、多額の
公共事業費
を計上してきました。その結果として、
平成
三十
年度
は三・二兆円もの
公共事業関係費
が
令和
元
年度
へと繰り越されるなど、
年度
内に
執行
ができない
状況
が目立っています。
建設関連業種
の
有効求人倍率
が五倍前後の高
水準
に定着をして久しい中、本
補正予算
において最も重要である
被災地
の
復旧復興
を十分かつ速やかに
実施
できるのか、
懸念
を抱かざるを得ません。真に必要な
事業
に集中をさせるべきです。 また、
補正予算
の恒例とも言える
防衛関係費
の
増額
です。
航空機等
の
整備
の
促進
、
総合ミサイル防空能力
の
強化等
、四千三百億円を計上していますが、本当に
補正予算
での
整備
や
強化
が必要でしょうか。国防の
重要性
に鑑み、各
年度
において精査、検証を行い、当初
予算
でしっかりと
議論
するものと考えます。 そもそも、
政府
は、切れ目のない
予算措置
などと聞き心地の良い言葉で十五か月
予算
を打ち出しています。これ自体が、シーリングを逃れ、
補正予算
への
経費付け替え
を糊塗するための常套句にすぎません。 第二に、
効果
の不透明な
事業
、恩恵の偏っている
事業
を盛り込んでいることです。
平成
二十七
年度補正予算
以降、
政府
は、
TPP
、
TPP
11、
日EU
・EPAと、
目的
を追加しながら
財政措置
を積み重ねてきました。一月一日に発効した
日米貿易協定
への
対応策
を含め、本
補正予算
でも三千四百億円を計上し、累計でおよそ二・五兆円にも達しています。今般の
日米貿易協定
について、
安倍総理
は
国益
にかなう結果を得ることができたと強調していますが、果たしてそうでしょうか。
政府
がなすべきは、
効果
の判然としない
予算措置
を積み上げ、あたかも
我が国
の
農畜産業
を守ったかのような体裁を整えることではなく、
自動車
及び
自動車部品
の
関税撤廃等
、第二弾の交渉で
根拠
のある成果を勝ち取るとともに、更なる
関税撤廃圧力
をはね返し、真の
意味
での
国益
を守ることです。 第三に、
財政健全化
への
意欲
を全く感じられない
予算
となっていることです。 本
補正予算
では、四・四兆円もの
国債
が増発されるほか、低金利による
利払い費
の
不用分
はもとより、三十
年度
決算剰余金
からも
特例法
を制定することで、合わせて九千億円を
財源
に充てるとしています。このため、
公債依存度
は三・二ポイント上昇して三五・四%、
基礎的財政収支
は当初
予算
から五・四兆円
悪化
をして十四・六兆円の
赤字
となり、
財政健全化
は大幅に後退をしています。
財政法
は、
決算剰余金
のうち二分の一を下らない額を
国債償還
に充てると定めています。
経済再生
と
財政健全化
を両立をすると胸を張るのであれば、
決算剰余金
という隠れみのを使うことなく、
赤字公債
を
発行
し、
国民
の評価を仰ぐべきです。
安倍総理
には、次の
世代
に
負担
を先送りしないという、
国家財政
を預かる者として当然の責務を果たす
意欲
が全く見られません。 以上、本
補正予算
に
反対
をする主な
理由
を申し述べました。 なお、
補正予算案
のうち、
自然災害
からの
復旧復興
の
加速
に関する
予算
の部分については、今
年度
に発生をした
自然災害
により
被災
をされた多くの
方々
の
生活
を
再建
し、
地域
を復興するために必要不可欠であり、その
内容
に異論はありません。しかしながら、本来であれば昨年の
臨時国会
にて措置すべき
内容
であり、
政府
の
対応
は余りにも遅過ぎたということを
指摘
をしておかなくてはいけません。
最後
に、昨秋の
消費増税
について付言をいたします。
安倍総理
は、
経済情勢
を
理由
として
消費税
の
増税
を二回繰り返しました。それでは、現在の
経済情勢
はどうでしょうか。
景気
動向指数が
悪化
を示すとおり、
我が国経済
は下り坂に直面をしています。
消費増税
を
強行
して
国民
に
負担
を求めたにもかかわらず、
令和
元
年度
の
税収見通し
は下振れをして、二・三兆円の
減額補正
を余儀なくされています。
景気
の判断力不足から二度の延期を講じて自らを窮地に追い込み、既に綻びが見えるアベノミクスを度重なる
補正予算
で延命をさせ、
景気
が減速をする最悪のタイミングで
増税
を行った
安倍総理
に
政権
を担う資格はありません。 更に言えば、
総理
は
少子化
は
最大
の国難と言いますが、その
対策
は不十分ではないでしょうか。
日本
では、現在、五・五組に一組の割合で御夫婦が
不妊治療
や
検査
を受けています。十六人に一人の子供が
不妊治療
で生まれ、多くの
皆さん
が精神的、
肉体的負担
だけではなく、
費用負担
に苦しんでいます。 特に、今求められているのは、先週の
衆議院
本
会議
で
枝野幸男代表
が訴えた、望む方への
不妊治療
の
保険適用
又は
費用負担
が
保険適用
と同程度になる
補助
ですが、残念ながら、
総理答弁
は
現状追認
の事実上のゼロ
回答
でした。
ギャンブル依存症
を
保険適用
しようというのであれば、
不妊治療
も
保険適用
の
議論
があってもいいのではないですか。
総理
、今
年度
中を目途に
策定作業
を進めている
政府
の新たな
少子化社会対策大綱
に、
不妊治療
について更なる
支援
を盛り込むべきです。
立憲民主党
は、国での
不妊治療
などに関する
生殖補助医療
の
議論
を牽引をしていくため、今週、
不妊治療等
に関する
ワーキングチーム
を立ち上げました。当事者の
皆様
とともに取り組んでまいります。 私
たち野党
は
行政監視機能
を担っています。これからもしっかりと
政府
の
行政監視
を行い、
国民
の声を
国会
の場へと届けてまいります。 これ以上、
安倍内閣
に
政権運営
を任せることはできないと
最後
の
最後
に申し上げ、私の
討論
を終わります。 御清聴ありがとうございました。(
拍手
)
山東昭子
5
○
議長
(
山東昭子
君)
山田修路
さん。 〔
山田修路
君
登壇
、
拍手
〕
山田修路
6
○
山田修路
君 自由民主党の
山田修路
です。 私は、自民、公明を代表いたしまして、ただいま
議題
となりました
令和
元
年度補正予算
三案に対し、
賛成
の
立場
から
討論
いたします。
国民
の声に耳を傾け、不安を取り除き、
安心
と安全を守り抜くことは、
政治
の大切な役割です。
令和
元
年度補正予算案
には、困難に対して果敢にチャレンジする
方々
、将来への不安の払拭に取り組んでいる
方々
を全力で後押しする
施策
が盛り込まれています。 暦の上ではもうすぐ立春だが、待っていられない。一日も早く春を感じる暖かい
補正予算
の風を吹かせてほしい。昨年、
我が国
を襲った
台風
などの
被災地
を含む
全国各地
から、こうした声が聞こえてきます。 昨年末まとめられた
経済対策
は、
安心
と
成長
の
未来
を切り開くものであり、
令和
元
年度補正予算
の
執行
は、その
実現
のために不可欠なものです。
安倍政権下
で、GDPは名目、
実質共
に過去
最大規模
、六年
連続
で
今世紀最高水準
の賃上げ、
税収
も過去
最高
の
水準
になるなど、実績が上がりました。
経済再生
なくして
財政再建
なしという
姿勢
が正しいことを示しており、本
補正予算案
もこの考え方にのっとっています。 以下、本
補正予算
に
賛成
する
理由
を申し述べます。 一点目は、
自然災害
からの
復旧復興
の
加速
に加えて、
防災
・
減災
、
国土強靱化
の強力な
推進
、さらには
家畜疾病
への
対応強化
など、幅広く
国民
の安全、
安心
を
確保
するための
予算
が計上されている点です。 昨年の
台風
十五号や十九号を受けての
治水対策
、無
電柱化
の
推進
、
道路網
の
不通区間
の解消、
被災
した
中小企業
や
農業ハウス等
の
再建
に向けた
支援策
、
安全保障環境
や頻発する
自然災害
に
対応
するための
自衛隊
の安定的な
運用態勢
の
確保
、さらには
豚熱
、
アフリカ豚熱
など
家畜疾病
への
対応強化
など、いずれも
国民
の
皆様
の安全、
安心
を守るためには迅速に講ずべき
施策
が
確保
されております。 二点目は、
中小企業
・
小規模事業者
の
生産性向上
のための
環境整備
や
農林水産業
の
成長産業化
と
輸出力強化
の
加速
など、
経済
の下振れリスクを乗り越えようとする
方々
への
重点支援
のための
予算
が計上されている点です。
輸出
に適した和牛の
増産体制
の
整備
、
海外需要
の創出、
輸出対応
の
食品加工施設等
の
整備
など
輸出力
の
強化
、また
成長産業化
、高
収益化
の
推進
のための
事業
、さらには、
中小企業生産性革命推進事業
や
事業承継支援
、加えて
就職氷河期世代
への
支援
を
加速
するなど、
地方経済
や
農林水産業
、
中小企業
・
小規模事業者
を支える
施策
を盛り込んでいます。 三点目は、ソサエティー五・〇の
実現
に向けたイノベーションと
社会実装
の
促進
、それを担う
人材投資
、子育てしやすい
生活環境
の
整備
など、
未来
への
投資
と
東京オリンピック
・パラリンピック後も見据えた
経済活力
の
維持向上
のための
予算
が計上されている点です。 ポスト5G
情報通信システム基盤強化対策
や
サポカー補助金
、
児童生徒
一人一台端末の
実現
、
物流ネットワーク整備
や
生産性向上
のための
インフラ整備
、
都市
再
開発
の
促進
、さらにはキャッシュレスポイントの
還元事業
など、
未来志向
で
景気
を支える
施策
を講じていく
内容
となっています。 以上、
賛成
する主な
理由
を申し述べました。 多くの
皆さん
から御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、私の
賛成討論
といたします。 ありがとうございました。(
拍手
)
山東昭子
7
○
議長
(
山東昭子
君)
岩渕友
さん。 〔
岩渕友
君
登壇
、
拍手
〕
岩渕友
8
○
岩渕友
君 私は、
日本共産党
を代表して、二〇一九
年度
第一次
補正予算案
に
反対
の
討論
を行います。
新型コロナウイルス関連肺炎
の
感染
が
拡大
し、重大な事態になっています。空港などの
検疫体制強化
とともに、
医療機関
や保健所などの
体制確立
と
強化
など、
政府
が総力を挙げて
感染拡大
を防止する抜本的な
対策
の
強化
を求めます。
補正予算
の
審議
を通じ、
総理
による
公的行事
、桜を見る会の
私物化
の
実態
がいよいよ明らかになりました。
総理
の
地元事務所
が功績、功労と
関係
なく幅広く
参加者
を募り、
地元後援会
や
支援者
を参加させ、
昭恵夫人
までが多数の友人、知人を
推薦
し、それがそのまま招待されていたことを
総理
も認めました。長年の慣行などではなく、
安倍政権
が七年にわたって事実上の
公職選挙法違反
、買収をしていた疑いがいよいよ濃厚となりました。
総理
が二〇一八年、
自民党総裁選
を前に、桜を見る会に
自民党
の
地方議員
を大量に招待していたことも明らかになりました。
総裁選
をめぐる桜を見る
会利用
という
私物化疑惑
です。
悪徳マルチ商法
を展開した
ジャパンライフ
の
山口会長
に
総理枠
で
招待状
が届けられた
疑惑
も重大です。この
招待状
が悪用され、二千億円とも言われる
被害
の
拡大
につながり、その
道義的責任
が問われています。 こうした
疑惑
の究明を求める声に対し、
安倍政権
は、
招待者名簿
は廃棄したなどと徹底した
組織的隠蔽
を図ることで逃げようとしています。 しかし、
個人情報
を盾にした
名簿廃棄
の理屈が成り立たないことも明白となりました。
招待者名簿提出
に際しての
政府
及び
自民党
の
連絡文書
には、
行政機関
の保有する
情報
の
公開
に関する
法律
に基づいて
名簿
全体を
公開
されることもありますなどと明記されていました。
公開
が前提だったことは明らかです。森友問題の反省で作られたガイドラインを曲解し、あくまでも
隠蔽
を図ろうとしていることも明らかになりました。うそとごまかしを重ねることはやめるべきです。 直近の
世論調査
では、
総理
の
説明
に納得できないという
回答
が七割を超えています。
政府
が、
野党
の求める
資料
を直ちに開示し、真実を語ることは待ったなしだということを厳しく
指摘
するものです。
総理自身
が
成長戦略
の目玉として
推進
してきた
カジノ事業
をめぐって、
担当
副
大臣
だった
現職国会議員
が
収賄容疑
で逮捕されるという
重大事件
が起こりました。
カジノ実施法
の
強行
に当たり、
参議院
の
附帯決議
は、
収賄等
の
不正行為
を防止し、
選定
の
公平性
、
透明性
を
確保
することとしており、最優先で
全容
を解明しなければなりません。
野党
は、
衆議院
に
カジノ廃止法案
を共同提出しました。
疑惑
の
全容解明
とともに、
カジノ
の
実施
は中止することを強く求めます。
補正予算案
について述べます。
本案
のうち、相次ぐ
台風
、豪雨による
災害
からの
復旧対策費
は、緊急かつ必要な
支出
です。お亡くなりになられた
方々
に
哀悼
の意を表するとともに、
被災
された
方々
にお
見舞い
を申し上げます。 私も、
発災
直後、福島県で
被災
された
方々
からお話を伺いました。自宅が浸水したけれど、高齢だからアパートを借りることができない、修理をするべきか、転居をするべきかなど、多くの方が不安を抱えており、
生活再建
に向けた更なる
対応
が
政府
に求められています。 とりわけ、住まいの
再建
に向けた
支援
の抜本的な
強化
が必要です。
被災者生活再建支援制度
による
支援金
の
対象
に半壊と一部損壊は含まれていません。
制度
が
実態
に合わないとして、改善を求める声が広がっています。
制度
の
対象拡大
、全壊で
最大
三百万円となっている
支給額
についても五百万円に引き上げるなど、拡充を求めます。 相次ぐ
災害
の
被害
からも、
気候変動
への
対応
は喫緊の課題です。
世界
の流れに反して
政府
が
石炭火力発電所
の
建設
、
海外石炭火力発電所
への投融資を進めていることに国際的な批判が強まっています。
政府
は、
石炭火発
、原発に固執する
エネルギー政策
から、
地域
や市民が主体となる分散型の
再生可能エネルギー
への
転換
を進めるべきです。
本案
に
反対
する
最大
の
理由
は、
巨額
の
軍事費
の計上です。そもそも、
財政法
上、
補正予算
は
予算編成
後に生じた
事由
に基づく特に緊要な場合に限って認められます。ところが、
安倍政権
は、この間、
戦闘機
、
護衛艦
、
ミサイル
などの
購入経費
を
補正予算
に盛り込むやり方を
常態化
させてきました。これは、
補正予算
の
趣旨
を根本からゆがめるものです。
本案
にも、この傾向が顕著に出ています。
軍事費
は四千二百八十七億円に上りますが、その九割を占めるのが、F35
A戦闘機
や
空中給油機
などを取得するための
歳出化経費
、つまり
兵器購入
の
分割払
の前倒しです。既に
発注済み
の
兵器
の後
年度負担分
を繰り上げて払うことに
緊急性
はなく、ましてや
経済対策
でもありません。
補正
後の後
年度負担
は、
新規
が二・六兆円、総額は五・四兆円に達しています。
本案
は、将来の
財政
を圧迫し、
国民生活
に必要な
施策
ができなくなる
危険性
を増大させるものであり、断じて容認できません。
政府
が行うべきは、
巨額
の
軍事費
で際限のない軍拡に突き進むことではありません。憲法九条を生かした
政治
への
転換
こそ求められていることを強く
指摘
するものです。
消費税
一〇%
増税
の
強行
で、
日本経済
は新たな
消費不況
に陥りつつあります。山形で創業三百二十年の
老舗百貨店
が
消費税増税
を契機に自己破産するなど、
地域経済
の苦境とともに、
増税
による売上げの減少や
複数税率
の
対応
などで
中小
・
小規模事業者
の廃業が
加速
しています。
消費税増税
が
暮らし
と
経済
を冷え込ませ、二〇一九
年度
の
税収見通し
も二兆三千百五十億円もの
減額
となっています。
本案
は、その穴埋めのために二・二兆円、
経済対策
のために二・二兆円、合わせて四・四兆円もの
国債
を
発行
しようとしています。これは
消費税増税分
とほぼ同額です。一方で、
高速道ネットワーク化
、
世界レベル
の
ホテル建設
を含む
民間都市開発
、
日本
の大
企業
による
MアンドA
や
インフラ整備
など、
新規大型開発
の大盤振る舞いをしています。
不要不急
の
財政支出
はやめ、
社会保障
、
暮らし
に
予算
を回すべきです。この点からも、本
補正予算案
に
賛成
できません。
富裕層
、大
企業
に応分の
負担
を求め、
消費税
を五%に戻し、
社会保障
の充実、
国民生活
の応援をしてこそ、
景気
の好循環をつくることができます。 格差を是正し、
暮らし
を応援する
政治
へ、税金の集め方、使い方を抜本的に改めることを強く求めて、
反対討論
を終わります。(
拍手
)
山東昭子
9
○
議長
(
山東昭子
君)
片山大介
さん。 〔
片山大介
君
登壇
、
拍手
〕
片山大介
10
○
片山大介
君
日本維新
の会の
片山大介
です。 私は、会派を代表して、
令和
元
年度補正予算
三案について、
賛成
の
立場
から
討論
いたします。 冒頭、
新型コロナウイルス
について述べさせていただきます。 現在、
世界
的な広がりを見せてきていて、予断を許さない
状況
です。
政府
の
情報発信
が不足していては、
国民
の不安が増すばかりです。
政府
には、
信頼度
の高い
情報発信
を求めます。そして、
水際対策
に偏らず、国内でやれることを全てやる積極的な
対策
とともに、
民間
の
検査会社
などを活用した
検査体制
の
早期確立
を求めます。 さて、本
補正予算
は、
自然災害
による
被害
への
対応
、
防災
・
減災対策
や
国土強靱化
の強力な
推進
のための
費用
二・三兆円が計上されています。
台風
の
規模
が年々大きくなり、
防災
・
減災
の
体制
が追い付いていないことは
被害
の
現状
から明らかです。なので、
災害対策
の
予算
には賛同いたします。 しかし、
補正
の
予算
の
在り方
について、毎回言っていることではありますが、改めて
指摘
させていただきたいことがあります。 まず一点目、
補正予算
の
常態化
についての
懸念
です。
財政法
二十九条は、
法律
上又は契約上国の義務に属する
経費
の不足を補うほか、
予算作成
後に生じた
事由
に基づき特に緊要となった
経費
の
支出
に
限り増額補正
ができると規定しています。なので、
災害
からの
復旧復興
と安全、
安心
の
確保
以外の項目を
補正予算
に入れることは、
財政法
に照らして適切ではありません。 例えば、
加工施設再編等緊急対策事業
に二十一億円が計上されています。これは、
TPP対策
として、
平成
二十七
年度補正予算
から毎年、
補正予算
で計上されてきました。
平成
三十
年度
の
予算執行率
が八六%であり、見直しが
議論
されるべきなのに、問題とされずに
補正
で
予算
化されています。ほかにも
執行率
が低い
予算
が
補正
で計上されている事例が見受けられます。 言うまでもなく、
財政法
第二十九条の
予算作成
後に生じた
事由
に基づき特に緊要となった
経費
の
支出
には該当しません。
補正予算
が
常態化
すると、
財政規律
という
意味
で大きな問題です。
指摘
の二点目、
公債発行額
を低く見せかけるのは公正ではありません。
財政法
第六条一項は、各
会計年度
の
歳入歳出
の
決算
上の
剰余金
の二分の一を下回らない金額を
公債
などの
償還財源
に充てなければならないと規定しています。そこで、今回、
剰余金
の
処理
の
特例
に関する
法律案
が
国会
に提出されました。規定を適用しないための
特例法
です。
国債発行額
を小さく見せかける
小手先
の策ではないでしょうか。
安倍総理
は、
施政方針演説
で、
公債発行
は八年
連続
で
減額
と述べました。しかし、これは本
予算
に限定した話です。
補正予算
を合算すれば、
平成
二十八
年度
、そして
平成
三十
年度
の
公債発行額
は前の
年度
を上回っています。実際には八年
連続減額
ではなく、公正ではありません。
公債
は、将来に回すツケであって、正しい姿を
国民
の前に分かりやすく示すことが公正なのです。
小手先
でごまかし、
国民
を欺くようでは困ります。
財政規律
の
確保
と
公債発行
の歯止めとして、
財政法
第六条一項を尊重することを求めます。
指摘
の三点目は、
建設国債
の
発行
が増えることへの
懸念
です。 本
補正予算
の
建設国債
の
新規発行額
は二・二兆円です。第二次
安倍政権
以降、
平成
二十五
年度
から
平成
二十七
年度
の
補正予算
では、
建設国債
の
新規発行
はありませんでした。しかし、
熊本地震
の復興のための
平成
二十八
年度補正予算
では、合計二・九兆円の
建設国債
が
新規
に
発行
されました。
熊本地震
の復興のためには、
建設国債
の
発行
は致し方なかったのかもしれません。しかし、その後も
新規発行
が続いています。
災害対策
という名目があれば、
建設国債
なら
発行
しても構わないと考えているのではありませんか。
建設国債発行
の歯止めが外れたと思えてなりません。 アベノミクスが好調だった当初は、
国債
を
発行
することなく
補正予算
を組むことができました。ところが、アベノミクスが不調となり、
補正予算
に
建設国債
が当たり前のように
財源
にされていることに危惧の念を抱かざるを得ません。 以上、
指摘
した三点について、迅速かつ誠実な
対応
を取ることを
政府
に強く要望いたします。 さて、本
補正予算
の主たる
目的
である
災害対策
の話に戻ります。 去年は立て続けに大型
台風
に襲われました。以前から地球環境の変動が言われており、
世界
各地で
自然災害
の
規模
が
拡大
してきていることを
懸念
しています。風水害の
規模
が大きくなり、従来の基準や考え方では
国民
の生命と財産を守れません。
日本維新
の会では、去年の
台風
被害
の後、
防災
プロジェクトチームを立ち上げ、意見と提言を集約した上で、十二月に武田
防災
大臣
に提案書を提出しました。
台風
の進路予測精度は向上しています。また、地震や火山とは異なり、
台風
は
被害
予測が可能になってきました。しかし、その利点はまだまだ生かされているとは思えず、従来の
防災
・
減災
の枠内の
対応
に終始していると思えてなりません。
台風
の予測進路上にある自治体において、事前の対処で
被害
を最小化できると考えています。 私たちの提案を、
政府
が進める三か年緊急
対策
に活用していただくことを要望いたします。そして、今回の
補正予算
により、今年の
台風
シーズンまでにしっかりと
防災
・
減災
に資する緊急的な取組を行っていただきたい、そう思います。 そのために、
日本維新
の会は、熟慮に熟慮を重ねた上、
令和
元
年度補正予算
三案に
賛成
することを決めました。是非我々の考えを受け止めていただきたい、そう思います。 そして
最後
に、今回の
補正予算
の
審議
では桜を見る会などにほとんどの時間が費やされましたが、とても残念なことでした。確かに、廃棄を正当化する
公文書管理
の運用の仕方など、
政府
にも大いに問題はあります。でも、
国民
が今一番知りたいこととは随分違うと言ってよいでしょう。
国民
が何を求めているのか、我々
国会
はもっと謙虚にそれを知り、応える努力をしていく必要があると思います。 以上、御清聴ありがとうございました。(
拍手
)
山東昭子
11
○
議長
(
山東昭子
君) これにて
討論
は終局いたしました。 ─────────────
山東昭子
12
○
議長
(
山東昭子
君) これより三案を一括して採決いたします。 三案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。 〔投票開始〕
山東昭子
13
○
議長
(
山東昭子
君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
山東昭子
14
○
議長
(
山東昭子
君) 投票の結果を
報告
いたします。 投票総数 二百四十
賛成
百六十一
反対
七十九 よって、三案は可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔投票者氏名は
本号末尾
に掲載〕 ─────・─────
山東昭子
15
○
議長
(
山東昭子
君) この際、
日程
に追加して、
家畜伝染病予防法
の一部を改正する
法律案
(
衆議院提出
)を
議題
とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
山東昭子
16
○
議長
(
山東昭子
君) 御異議ないと認めます。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。農林水産
委員長
江島潔さん。 ───────────── 〔
審査報告書
及び議案は
本号末尾
に掲載〕 ───────────── 〔江島潔君
登壇
、
拍手
〕
江島潔
17
○江島潔君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、農林水産委員会における
審査
の経過と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、豚コレラ及びアフリカ豚コレラの名称を、それぞれ
豚熱
及び
アフリカ豚熱
に変更するとともに、有効な予防液がない
アフリカ豚熱
が近隣諸国で蔓延している
状況
に鑑み、当分の間の措置として、
アフリカ豚熱
の急速かつ広範囲な蔓延を防止するために予防的殺
処分
を行うことができることとする等の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、提出者の
衆議院
農林水産
委員長
吉野正芳君より
趣旨説明
を聴取した後、緊急に法改正を行う
理由
等について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終局し、採決の結果、本
法律案
は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
山東昭子
18
○
議長
(
山東昭子
君) これより採決をいたします。
本案
の賛否について、投票ボタンをお押し願います。 〔投票開始〕
山東昭子
19
○
議長
(
山東昭子
君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
山東昭子
20
○
議長
(
山東昭子
君) 投票の結果を
報告
いたします。 投票総数 二百四十三
賛成
二百四十三
反対
〇 よって、
本案
は全会一致をもって可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔投票者氏名は
本号末尾
に掲載〕 ─────・─────
山東昭子
21
○
議長
(
山東昭子
君) この際、
日程
に追加して、
地方交付税法
及び
特別会計
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院
送付
)を
議題
とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
山東昭子
22
○
議長
(
山東昭子
君) 御異議ないと認めます。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。総務
委員長
若松謙維さん。 ───────────── 〔
審査報告書
及び議案は
本号末尾
に掲載〕 ───────────── 〔若松謙維君
登壇
、
拍手
〕
若松謙維
23
○若松謙維君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、総務委員会における
審査
の経過と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、地方
財政
の
状況
等に鑑み、
令和
元
年度
における地方交付税の総額を
確保
するとともに、同
年度
に発生した
災害
等及び東
日本
大震災に係る復興
事業
等の
実施
のための特別の
財政
需要に
対応
するため、同
年度
分の地方交付税の総額について加算措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、過大な
税収
見積りとなった要因と地方交付税の後
年度
精算の
在り方
、臨時
財政
対策
債等の残高削減に向けた
対応
、特別交付税
増額
の算定
根拠
と
財源
確保
策等について
質疑
が行われました。
質疑
を終局し、
討論
に入りましたところ、
日本共産党
を代表して伊藤岳委員より
反対
する旨の意見が述べられました。
討論
を終局し、採決の結果、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
山東昭子
24
○
議長
(
山東昭子
君) これより採決をいたします。
本案
の賛否について、投票ボタンをお押し願います。 〔投票開始〕
山東昭子
25
○
議長
(
山東昭子
君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
山東昭子
26
○
議長
(
山東昭子
君) 投票の結果を
報告
いたします。 投票総数 二百四十三
賛成
二百二十八
反対
十五 よって、
本案
は可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔投票者氏名は
本号末尾
に掲載〕 ─────・─────
山東昭子
27
○
議長
(
山東昭子
君) この際、
日程
に追加して、
平成
三十
年度
歳入歳出
の
決算
上の
剰余金
の
処理
の
特例
に関する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院
送付
)を
議題
とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
山東昭子
28
○
議長
(
山東昭子
君) 御異議ないと認めます。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
財政
金融
委員長
中西祐介さん。 ───────────── 〔
審査報告書
及び議案は
本号末尾
に掲載〕 ───────────── 〔中西祐介君
登壇
、
拍手
〕
中西祐介
29
○中西祐介君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
財政
金融委員会における
審査
の経過及び結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
令和
元
年度補正予算
等を編成するに当たり、
平成
三十
年度
の一般会計
歳入歳出
の
決算
上の
剰余金
の
処理
についての
特例
措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、
決算
上の
剰余金
による
財源
確保
の是非、
補正予算
の歳出の
在り方
等について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終了し、採決の結果、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
山東昭子
30
○
議長
(
山東昭子
君) これより採決をいたします。
本案
の賛否について、投票ボタンをお押し願います。 〔投票開始〕
山東昭子
31
○
議長
(
山東昭子
君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。 〔投票終了〕
山東昭子
32
○
議長
(
山東昭子
君) 投票の結果を
報告
いたします。 投票総数 二百四十三
賛成
百六十四
反対
七十九 よって、
本案
は可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔投票者氏名は
本号末尾
に掲載〕 ─────────────
山東昭子
33
○
議長
(
山東昭子
君) 本日はこれにて散会いたします。 午後七時五十八分散会