○森(夏)
委員 日本維新の会の森
夏枝です。
予算委員会におきまして
質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。
それでは、早速
質問に入らせていただきます。
本日も
クルーズ船の乗客十名の方が新たに感染をされているということで、昨日と合わせ、検査結果が出た百二名のうち二十名の方が感染されたとの報告がありました。
国民の皆さんは大変心配をされておりますので、情報提供は徹底していただきたいと思います。
二月三日に、我が党は、
新型コロナウイルス感染症対策に関する提言を
加藤厚労
大臣にお渡しをしました。現在、SNS等で、誤報も含めさまざまな情報があふれている中、感染者の行動歴等の情報について国が積極的に公開をしなければ、
国民がパニックを起こすというよりも、情報が錯綜し、かえって混乱を招くことにつながります。
地元の
方々とお話をしておりましても、テレビでこう言っていた、SNSでこういう情報を見た、感染者数や死亡者数など、中国の発表は信じられない、国の発表も信じられないなど、既に混乱が起きているような
状況があります。
一月二十五日に香港で
クルーズ船をおりられた八十歳の感染者の方や、昨日陽性反応が出た
方々が鹿児島でツアーに参加されたとのことですが、行動歴を公開すれば、
利用したバスや訪れた施設などを念入りに消毒をするなどの
対応もとれたと思います。今のところ鹿児島で感染者が発生していないから公開しないというのではなく、未然に防ぐという
意味では、
対応は十分過ぎるぐらいやってもよいはずです。
加藤厚労
大臣は、
日本維新の会が提言書をお渡しした際に、情報公開について地域でばらばらではいけない、指摘に従って
対応していくとおっしゃられました。
クルーズ船の乗客から二十名の感染者が出ました。今後もふえるおそれもあり、不安に思われている
国民が多いです。正しく恐れるためには情報が必要です。もちろんプライバシーには十分配慮する必要がありますが、
クルーズ船の乗客の感染者の行動歴について、今後公開することは検討されているのでしょうか。