運営者
Bitlet
姉妹サービス
kokalog - 国会
yonalog - 47都道府県議会
nisalog - 東京23区議会
serelog - 政令指定都市議会
hokkaidolog - 北海道内市区町村議会
aomorilog - 青森県内市区町村議会
iwatelog - 岩手県内市区町村議会
miyagilog - 宮城県内市区町村議会
akitalog - 秋田県内市区町村議会
yamagatalog - 山形県内市区町村議会
fukushimalog - 福島県内市区町村議会
ibarakilog - 茨城県内市区町村議会
tochigilog - 栃木県内市区町村議会
gunmalog - 群馬県内市区町村議会
saitamalog - 埼玉県内市区町村議会
chibalog - 千葉県内市区町村議会
tokyolog - 東京都内市区町村議会
kanagawalog - 神奈川県内市区町村議会
nigatalog - 新潟県内市区町村議会
toyamalog - 富山県内市区町村議会
ishikawalog - 石川県内市区町村議会
fukuilog - 福井県内市区町村議会
yamanashilog - 山梨県内市区町村議会
naganolog - 長野県内市区町村議会
gifulog - 岐阜県内市区町村議会
sizuokalog - 静岡県内市区町村議会
aichilog - 愛知県内市区町村議会
mielog - 三重県内市区町村議会
shigalog - 滋賀県内市区町村議会
kyotolog - 京都府内市区町村議会
osakalog - 大阪府内市区町村議会
hyogolog - 兵庫県内市区町村議会
naralog - 奈良県内市区町村議会
wakayamalog - 和歌山県内市区町村議会
tottorilog - 鳥取県内市区町村議会
shimanelog - 島根県内市区町村議会
okayamalog - 岡山県内市区町村議会
hiroshimalog - 広島県内市区町村議会
yamaguchilog - 山口県内市区町村議会
tokushimalog - 徳島県内市区町村議会
kagawalog - 香川県内市区町村議会
ehimelog - 愛媛県内市区町村議会
kochilog - 高知県内市区町村議会
fukuokalog - 福岡県内市区町村議会
sagalog - 佐賀県内市区町村議会
nagasakilog - 長崎県内市区町村議会
kumamotolog - 熊本県内市区町村議会
oitalog - 大分県内市区町村議会
miyazakilog - 宮崎県内市区町村議会
kagoshimalog - 鹿児島県内市区町村議会
okinawalog - 沖縄県内市区町村議会
使い方
FAQ
このサイトについて
|
login
×
kokalog - 国会議事録検索
2020-06-10 第201回国会 衆議院 本会議 第32号
公式Web版
会議録情報
0
令和
二年六月十日(水曜日) ――
―――――――――――
議事日程
第二十二号
令和
二年六月十日 正午
開議
第一
防災重点農業用ため池
に係る
防災工事等
の
推進
に関する
特別措置法案
(
農林水産委員長提出
) ――
―――――――――――
○本日の
会議
に付した案件
令和
二年度
一般会計補正予算
(第2号)
令和
二年度
特別会計補正予算
(特第2号)
令和
二年度
政府関係機関補正予算
(機第2号)
日程
第一
防災重点農業用ため池
に係る
防災工事等
の
推進
に関する
特別措置法案
(
農林水産委員長提出
)
株式会社地域経済活性化支援機構法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
)
金融機能
の
強化
のための
特別措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
)
新型コロナウイルス感染症等
の
影響
に
対応
するための
雇用保険法
の
臨時特例等
に関する
法律案
(
内閣提出
)
令和
二年度
ひとり親世帯臨時特別給付金等
に係る
差押禁止等
に関する
法律案
(
厚生労働委員長提出
) 午後零時二分
開議
大島理森
1
○
議長
(
大島理森
君) これより
会議
を開きます。 ――――◇―――――
福田達夫
2
○
福田達夫
君
議事日程追加
の
緊急動議
を提出いたします。
令和
二年度
一般会計補正予算
(第2号)、
令和
二年度
特別会計補正予算
(特第2号)、
令和
二年度
政府関係機関補正予算
(機第2号)、右三案を
一括議題
とし、
委員長
の
報告
を求め、その
審議
を進められることを望みます。
大島理森
3
○
議長
(
大島理森
君)
福田達夫
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大島理森
4
○
議長
(
大島理森
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
日程
第一に先立ち追加されました。 ――
―――――――――――
令和
二年度
一般会計補正予算
(第2号)
令和
二年度
特別会計補正予算
(特第2号)
令和
二年度
政府関係機関補正予算
(機第2号)
大島理森
5
○
議長
(
大島理森
君)
令和
二年度
一般会計補正予算
(第2号)、
令和
二年度
特別会計補正予算
(特第2号)、
令和
二年度
政府関係機関補正予算
(機第2号)、右三案を一括して
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
予算委員長棚橋泰文
君。 ――
―――――――――――
令和
二年度
一般会計補正予算
(第2号)及び同
報告書
令和
二年度
特別会計補正予算
(特第2号)及び同
報告書
令和
二年度
政府関係機関補正予算
(機第2号)及び同
報告書
〔
本号末尾
に掲載〕 ――
―――――――――――
〔
棚橋泰文
君
登壇
〕
棚橋泰文
6
○
棚橋泰文
君 ただいま
議題
となりました
令和
二年度
一般会計補正予算
(第2号)外二案につきまして、
予算委員会
における審査の経過及び結果を御
報告
申し上げます。 まず、
補正予算
三案の概要について申し上げます。 本
補正予算
は、
新型コロナウイルス感染症
に
対応
し必要な
財政措置
を講ずるためのものであり、
一般会計補正予算
については、
歳出
において、
雇用調整助成金
の
拡充等
、
資金繰り対応
の
強化
、
家賃支援給付金
の
創設
、
医療提供体制等
の
強化
、
新型コロナウイルス感染症対策予備費等
に必要な経費の
追加等
を行う一方、
歳入
において、
公債金
の
増額
を行うこととしております。 これらの結果、
令和
二年度
一般会計予算
の
総額
は、
歳入歳出とも
に第一次
補正
後の
予算
から三十一兆九千百十四億円増加し、百六十兆二千六百七億円となります。
特別会計予算
については、
財政投融資特別会計
、
労働保険特別会計
など三
特別会計
において、
所要
の
補正
を行うこととしております。
政府関係機関予算
については、
沖縄振興開発金融公庫
及び
株式会社日本政策金融公庫
において、
所要
の
補正
を行うこととしております。 なお、
財政投融資計画
については、三十九兆四千二百五十八億円を追加しております。 この
補正予算
三案は、去る六月八
日本委員会
に付託され、同日
麻生財務大臣
から
提案理由
の
説明
を聴取し、昨日から
質疑
に入り、本日、
質疑
を終局いたしましたところ、
立憲民主
・
国民
・社保・
無所属フォーラム
及び
日本共産党
の
共同提案
により、
令和
二年度
補正予算
三案につき撤回のうえ
編成替え
を求めるの
動議
が提出され、趣旨の
説明
がありました。 次いで、
補正予算
三案及び
動議
について
討論
、採決を行いました結果、
動議
は否決され、
令和
二年度
補正予算
三案は
賛成
多数をもっていずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ――
―――――――――――
大島理森
7
○
議長
(
大島理森
君) 三案につき
討論
の通告があります。順次これを許します。
藤野保史
君。 〔
藤野保史
君
登壇
〕
藤野保史
8
○
藤野保史
君 私は、
日本共産党
を
代表
して、第二次
補正予算案
に対し、
反対
の
討論
を行います。(
拍手
)
本案
には、
国民
の
世論
と
野党
の論戦に押されて、一定の前向きな
支援策
が盛り込まれています。例えば、
雇用調整助成金
の一万五千円への
上限引上げ
や
家賃支援給付金
、
学生支援給付金
の
創設
などは、
問題点
はあるものの、
賛成
できるものです。 しかし、決定的な問題は、
予算
の三分の一を占める十兆円もの
予備費
です。
日本国憲法
八十三条は、「国の
財政
を処理する権限は、
国会
の
議決
に基いて、これを行使しなければならない。」と定めています。国が
財政活動
を行う場合には、
国民
の
代表
である
国会
の
審議
と
議決
が必要であり、
政府
に白紙委任してはならないというのが、
憲法
が定める
財政民主主義
の大
原則
です。
政府
は、十兆円のうち五兆円について大まかな
内訳
を示しましたが、たとえ
内訳
を示したとしても、
予備費
であることに変わりはありません。しかも、残る五兆円は
文字どおり白紙
です。 具体的な
使途
を決めずに
巨額
の
予備費
を計上し、
政府
に使い方を白紙委任することは、
憲法
が定める
財政民主主義
の大
原則
に反するものであり、
国会
の
自己否定
にほ
かなり
ません。このような前例をつくることは、将来に重大な禍根を残すものです。 既に、当初
予算
で五千億円、第一次
補正
でも一兆五千億円、合計二兆円の
予備費
が計上されており、一部執行されましたが、まだ第一次
補正
の
予備費
を超える約一兆六千億円が残っています。リーマン・ショック時の
予備費
、二〇〇九年の一兆円の約十倍、
東日本大震災
時の
予備費
の十二倍を超える十兆円もの
予備費
を新たに組む必要はありません。 そもそも、
政府
が五兆円の
使途
の大枠を示したということは、
政府
・
与党
も二次
補正
では足りない
部分
があると認めたということです。そうであるならば、この五兆円分については、
政府
・
与党
の
責任
で
予算修正
を
提案
して、
国会
で
議決
すべきです。 また、残る五兆円についても、
政府
は、
長期
にわたる
コロナ対策
に使うと述べています。そうであれば、五兆円は削除して、速やかに第三次
補正予算
を編成し、
国会
に
提案
する、これが
財政民主主義
の
あり方
ではありませんか。 しかも、重大な問題は、この
巨額
の
予備費
が、
安倍政権
が
通常国会
を延長せず、
臨時国会
も開かないことを可能にする点です。
新型コロナ
の第二波を抑えながら
経済社会活動
を再開する新たな局面に入ったもとで、
検査
と
医療
の
抜本的拡充
、
暮らし
と
雇用
の
深刻化
に
対応
した新たな
経済対策
が必要不可欠です。
野党
は第二次
補正
に対する
組み替え案
も
提案
していますが、これも含めて
国会
で引き続き
審議
を行うべきです。また、
予算委員会
の
審議
を通じて、
持続化給付金事業
などをめぐる
利権化疑惑
はますます深まりました。 さらに、検察官の定年延長問題、河井前法務大臣の
公職選挙法違反事件
、辺野古新
基地建設
など、
安倍政権
の
基本姿勢
に関する重大な問題が山積しており、
国会
と
国民
への
説明責任
が厳しく問われています。 これらの
審議
のためにも、
国民
の
代表
である
国会
が開いていることがどうしても必要です。会期の
大幅延長
を強く求めます。 十兆円の
予備費
は好き勝手に使いたいが、
野党
に追及される
国会
は開きたくない。こんな身勝手な
姿勢
は断じて許されないと強く主張して、
討論
を終わります。(
拍手
)
大島理森
9
○
議長
(
大島理森
君)
田野瀬太道
君。 〔
田野瀬太道
君
登壇
〕
田野瀬太道
10
○
田野瀬太道
君
自由民主党
の
田野瀬太道
です。 私は、
自由民主党
・
無所属
の会を
代表
し、ただいま
議題
となっております
令和
二年度
一般会計補正予算
(第2号)外二案に対しまして、
賛成
の
立場
から
討論
を行います。(
拍手
) まず、
新型コロナウイルス感染症
により亡くなられた
皆様
に謹んで哀悼の意を表しますとともに、
感染
により
治療
を受けておられる
皆様
の一日も早い回復を心よりお祈り申し上げます。 また、
医療現場
で日々奮闘していらっしゃる
医療関係者
の
皆様
を始めとして、
新型コロナウイルス
と正面から向き合いながら活躍をいただいている全ての
方々
に、
感謝
の意を表したいと思います。
世界じゅう
で猛威を振るう
新型コロナウイルス感染症
に対し、
我が国
は
我が国ならでは
のやり方で、
国民
の
皆様
の御
協力
をいただきながら、わずか一カ月半で今回の
流行
をほぼ収束させることができています。これはまさに、
日本モデル
の成功であると考えます。
緊急事態宣言
の
全面解除
を受け、今後、
感染防止
の
取組
を進めつつ、
事業活動
を本格的に再開していく必要がありますが、完全な日常を取り戻すまでには
かなり
の時間を要することになります。
感染防止
を徹底しながら、同時に
社会経済活動
を回復させていくという難しい
課題
にチャレンジをしていかなければなりません。 こうした
状況
のもとでは、引き続き、
事業者
の
方々
をしっかりと支え、
事業
と
雇用
を守り抜くとともに、次なる
流行
のおそれに万全の
備え
を固めていかなければなりません。 このような考えの中、先般策定された第一次
補正予算
を
強化
し、これと合わせて
事業規模
二百三十兆円を超え、
GDP
の四割にも上る
世界最大
の
対策
によって、この百年に一度の危機を乗り越え、しっかりと
日本経済
を守り抜いていくために策定されたものが、この第二次
補正予算
であります。 以下、本
補正予算
に
賛成
する
四つ
の主な
理由
を申し述べます。 第一に、
雇用調整助成金制度
の
抜本的拡充
や、
労働者
みずからが直接申請し現金を受給することができる新
制度
の
創設
、
売上げ
の急減に直面する
事業者
を下支えする
家賃支援型給付金
の
創設
といった施策が盛り込まれ、
人件費
と
家賃
という
固定費
への
支援
を抜本的に
強化
する
予算
となっていること。 第二に、海外での
感染症
の動向が十分に見通せない中、
事業者
を支えるため、
財政投融資
の
最大
限の活用を含め、あらゆる手段を講じて
資金繰り対応
に万全を期すべく、無
担保
無
利子融資
の
大幅拡充
に加え、
劣後ローン
や
出資
の
供給等
の
予算
を計上しており、
資金繰り対応
に万全を期す
予算
となっていること。 第三に、二兆円を超える
地方向け
の
医療
、
介護等
の
交付金
と、
地方向け
の
臨時交付金
を二兆円追加することにより、先般の
補正予算
と合わせて五兆円
規模
で、
地方
の
取組
を国として
全力
で
支援
する
予算
となっていること。 第四に、
国民的関心
の高い
教育政策
においても、
授業料等
の
減免
を実施する
学校法人
への
支援
や、
学び
のおくれを取り戻すために必要となる
教員等
の
追加配置支援
、
日本人学校
、
補習校
の
児童生徒
に対し、
日本国内
と遜色ない
教育
を行うための
環境整備
など、
学び
の保障を
支援
する
予算
となっていることであります。 今申し上げた
四つ
の柱だけではなく、本
補正予算
は、我々が今やるべきこと、やらねばならないことをふんだんに盛り込んだベストの
予算案
だと考えます。本
補正予算
の
成立
を待ち望み、準備を進めている
地方公共団体
がたくさんあることを考えたとき、一刻も早く
成立
させることで、我々立法府の意思を示す必要があります。
議員皆様
の御賛同を賜りますことを強くお願い申し上げ、私の
賛成討論
とさせていただきます。 御
清聴
ありがとうございました。(
拍手
)
大島理森
11
○
議長
(
大島理森
君)
今井雅人
君。 〔
今井雅人
君
登壇
〕
今井雅人
12
○
今井雅人
君 私は、
立憲民主
・
国民
・社保・
無所属フォーラム
を
代表
し、
政府提出
の
令和
二年度第二次
補正予算
三案に関しまして、
スピード
、
内容
、
規模
などに数々の問題はあるものの、
国民
が一日も早くさらなる
支援
を待っていることに鑑み、
本案
に
賛成
をするという
立場
で
討論
をさせていただきます。(
拍手
)
討論
に入る前に、
新型コロナウイルス
でお亡くなりになった方に心よりお悔やみを申し上げるとともに、
感染
された
皆様
にお見舞いを申し上げます。 また、
医療関係
を始め、
国民
の生命を守るため日夜奮闘しておられる
皆様
に、敬意と
感謝
を申し上げます。
新型コロナウイルス
は、昨年中国で発生して以来、
世界じゅう
に
感染
が広がりました。それに対して
世界各国
がさまざまな
対策
を講じていますが、ドイツやニュージーランドなどを始めとして多くの国で、強い
指導力
を発揮したリーダーが
国民
から
評価
を大きく上げています。 一方、この国はどうでしょうか。
世論調査
などを見ても明らかなとおり、
安倍政権
の
コロナ対策
への
評価
は非常に厳しいものとなっています。どうしてなのでしょうか。それは、とにかく
スピード
が遅い、このことに尽きると思います。 例えばですが、一次
補正予算審議
の際、私
たち
は、
持続化給付金
の
拡充
や
中小
・
小規模事業者等
の賃料の
支援
、
雇用調整助成金
の
拡充
、
地方創生臨時交付金
の大幅な
増額
、
PCR検査
の
体制強化
を含む
緊急包括支援交付金
の
全額国庫負担化
と大幅な
増額
、
医療機関等支援給付金
の
創設
などを
内容
とする
組み替え動議
を提出いたしましたが、そのときは、
与党
の
反対
もあり、こうした
提案
は認められませんでした。 今回の第二次
補正予算
の
内容
を見ますと、我々が一次
補正
で提出した
組み替え動議
の
かなり
の
部分
を取り込んでいただいており、それ自体は
評価
いたしますが、正直言って遅い。もっと早く
対応
ができていれば、より多くの人に
安心感
を与えることができました。こういうことに
国民
は怒っているのだと思います。
安倍総理
は、
自分
のやってきたことを正当化するばかりではなく、こうした
国民
の
評価
を真摯に受けとめて、今後の
対応
は迅速かつ大胆に行っていただきたいとお願い申し上げておきます。 その上で、今回の
補正予算案
の
問題点
も
指摘
をしておきます。 今回の
補正予算
では十兆円という
憲政史上例
のない
規模
の
予備費
を積んでいますが、その
使途
について
政府
に
フリーハンド
を与えるということは、
財政民主主義
や
国民
への
説明責任
の観点から、大変問題です。
令和
二年度当初
予算
の
予備費
五千億円から
アベノマスク配布
に二百三十三億円もの費用が充てられたことは、記憶に新しいことだと思います。 こうした
予備費
に関しての私
たち
からの
指摘
を受け、十兆円のうち五兆円の
使途
について
政府
が
財政演説
の中で一定程度明らかにしたことは、
評価
はいたします。ただし、まだ、今後、残りの五兆円に関してはどういったことに充てられるのか、依然として全く不明なままです。今後、
予算成立
後、この
予備費
を使用する際には、
事前
に
国会
でしっかり
説明
を行うべきです。事後の
報告
ではなく、
事前
に
国会
に
説明
するということを強く求めます。 また、今回の
補正予算
の
内容
ではまだまだ不十分な点もあります。 具体的に言いますと、
持続化給付金
に関しては、現行前年同月比五〇%以上の
売上げ減少率
、これを三〇%以上にするなどの
支給要件拡大
が不可欠であるということに加えまして、
支給
の
対象
を会費や
寄附金等
の減収などにも
拡大
し、NPO、
公益法人
、人格なき社団、
文化芸術関係者
などへの
支援
の
拡充
をすることが必要です。 さらに、
授業料
の
半額免除
、
給付金
の
増額
及び
学資貸与金
などの
返還免除
による
学生
らへの
支援
、
児童扶養手当受給者
への
支援
の
拡大
、賃金が二割以上減少した全ての
労働者
への
労働者生活支援給付金
の
支給
及び
失業手当
の
拡充
、
地方創生臨時交付金
の大幅な
増額
、
保育
、
学童保育
への
慰労金
の
対象拡大
を含む
緊急包括支援交付金
の大幅な
増額
、歯科を含む
医療機関
などを支えるための
給付金
の
創設
などです。こうした点についても
政府
は迅速に
措置
を講じていくことを求めます。 第一次
補正予算
によって開始された
持続化給付金
についても、問題が持ち上がっています。 この
持続化給付金事業
は、
事業費
七百六十九億円で
サービスデザイン推進協議会
が受託いたしましたが、同
協議会
は
事業費
の何と九七%に当たる七百四十九億円で
広告代理店
の
電通
に再委託し、
電通
はみずからの
関連会社
に外注し、
電通
の
関連会社
はまた
電通
の
関連会社
に再外注していることが発覚しました。また、同
協議会
は、法令に反して
決算公告
を設立以来一度も出してこなかったことも明らかになりました。
予算委員会
の
質疑
などを通じてこの点について
政府
に問いただしましたが、
中小
・
小規模事業者
のための大切な資金を、
電通
が、
ダミー法人
を介して業務丸投げを繰り返し、差額を食い物にしていたのではないかとの疑いは依然として払拭できていません。 今回の二次
補正
でもさらなる
持続化給付金事業
が盛り込まれておりますが、その
委託費
は八百五十億円にも上っています。
政府
は、今回の一次
補正
における
委託事業
の
中間検証
をすると言っておりますが、これが終わらないうちに新たな
委託事業
をこの
サービスデザイン推進協議会
が受託するということは間違ってもないようにお願いいたします。
観光需要喚起策
のゴー・トゥー・キャンペーンについても、
予算額
一・七兆円のうち、
最大
三千九十五億円もの
委託費
を見込んでおり、
持続化給付金
と同じような構図になるのではないか、懸念を抱くところでございます。こうした問題についても、今後、
政府
は、
説明責任
を果たすとともに、
委託事業
の
あり方
について、
国民
からの疑念が生じないよう、抜本的な改善を図ることをお願い申し上げます。
最後
に、少し具体的な例を紹介したいと思います。 私の周りで今起きていることでございますが、四日以上も高熱が続き、保健所に電話して相談したところ、まず、
病院
に行って、インフルエンザなどの
検査
を
四つ
受け、
レントゲン
も撮ってください、それからでないと
PCR検査
は受けられませんと断られています。これに対して、
病院側
も、結果的に多くの
検査
をしなければならないことに疑問を感じていると同時に、仮にこの方が……(発言する者あり)今の話です。仮にこの方が
新型コロナウイルス陽性
だったときには、
レントゲン
などは使用できなくなり、
通常診療
に支障が出ると心配をしております。
PCR検査
に関しては、これまで我々もさまざまな問題を
指摘
してきましたが、いまだに十分改善されていないというのが正直な実感です。 また、
持続化給付金
に関しても、さまざまな実務的な問題が生じております。例えば、五月一日に
給付金
の申請をしたものの、
自分
より遅く申請した人には既に
給付金
が届いているのに、
自分
のところにはまだ何にも来ないと困っておられる方がたくさんおられます。 このほかにも、
現場
で起きている問題を数えたら枚挙にいとまがありません。数々の問題は細部に宿っています。
政府
の役目は、ただ
予算
をつければいいということではありません。こうした
現場
で起きている
一つ一つ
のことをしっかり解決していくことも
政府
の責務であります。そのためにも、この
国会
の場でこうした点を切れ目なく議論していく必要があることは言うまでもありません。 また、今後、二次
感染
がいつやってくるかもしれません。今後の
新型コロナウイルス
の
影響
がどう広がっていくのかは、誰も予測はできません。こうした不測の
事態
に
備え
るためにも、
国会
はずっと開いておく必要があります。
安倍総理
は、
疑惑
の追及を逃れるため、
国会
を早く閉じたいのかもしれませんが、この国を
コロナ
から守るためにも、
国会
をとめるな、そのことを強く求めまして、私の
賛成討論
といたします。 御
清聴
ありがとうございました。(
拍手
)
大島理森
13
○
議長
(
大島理森
君) 國重徹君。 〔國重徹君
登壇
〕
國重徹
14
○國重徹君
公明党
の國重徹です。
公明党
を
代表
し、ただいま
議題
となりました
令和
二年度第二次
補正予算案
につきまして、
賛成
の
立場
から
討論
をいたします。(
拍手
) 先月二十五日、
緊急事態宣言
が
全面解除
され、新たなステージに入ることができました。これもひとえに、外出の
自粛
や
休業要請等
に対する
国民
の
皆様
の御
協力
、そして
医療従事者
の
皆様
の献身的な御努力のたまものであります。ここで改めて、全ての
皆様
に心からの
感謝
を申し上げます。 一方、
暮らし
や
経済
に対する
影響
は一層深刻さを増しております。第二次
補正予算案
は、一次
補正等
で
措置
をした
緊急経済対策
を
強化
するとともに、新たに生じた
課題
や不安に応えるためのさらなる
支援策
を実行する
予算
となっております。 一次
補正等
と合わせ、
総額
二百三十三・九兆円、
GDP
の四割を超える
事業規模
を
確保
したこと、これは、今後何が起ころうとも、
国民
の命と
暮らし
を守り、
事業
を支え、
経済再生
を果たすとの政治の断固たる決意のあらわれであると受けとめます。 以下、主な
賛成理由
を申し述べます。 第一に、
事業
を全面的に支える
予算
となっている点であります。 まず、
長期
の
自粛
によって
売上げ
が大きく減少した
事業者
の
家賃
を
支援
するため、
事業者
に対し
最大
六百万円を
支給
する
家賃支援給付金
が
創設
をされます。 加えて、
地方創生臨時交付金
が二兆円
増額
され、うち一兆円が
家賃支援
を含む
事業継続
や
雇用維持
への
対応
に充てられることにより、
地域
の実情に応じた効果的な
支援策
が後押しされることになります。 また、
資金繰り支援
も更に
強化
されます。一次
補正等
と合わせて
総額
百四十兆円の
事業規模
を
確保
。
企業
の
規模
やニーズに応じた多様なメニューが
用意
をされております。 まず、
政府系
や民間の
金融機関
を通じた実質無
利子
無
担保融資
の
上限額
が大幅に引き上げられます。 あわせて、中堅・大
企業向け
の
融資
にも万全を期すため、
日本政策投資銀行等
についても十分な
融資規模
が
確保
されます。 さらに、
公庫等
による
資本性劣後ローン
や
官民連携
のファンドを通じた
出資等
により、
企業
の
財務基盤
を
強化
し、
事業
の
再生
を
全力
で支える枠組みも
整備
をされます。 また、
持続化給付金
を一・九兆円
増額
し、これまで
対象外
だった創業直後の
企業
やフリーランスも
給付対象
に加えられます。 そのほか、
活動自粛
を余儀なくされた
文化芸術
、
スポーツ関係者
や
団体
への
緊急総合支援策
も盛り込まれております。 第二に、
雇用
と
暮らし
を守り抜く
予算
となっている点であります。 まず、
雇用調整助成金
が抜本的に
拡充
をされます。一日当たりの
上限額
を一万五千円に
拡大
するとともに、解雇を行わない
中小企業
に対する
助成率
が十分の十に引き上げられます。同時に、迅速な
給付
を実現するための
体制
も
強化
されます。 さらに、
事業主
から
休業手当
が支払われず、
生活
が追い込まれている
労働者
を直接
支援
できるよう、新たな
給付金制度
が
創設
されます。 また、低所得の一人親に対する
臨時特別給付金
の
支給
、困窮する
学生
に対して
授業料等
の
減免
を行う大学などへの
支援
、
感染
への不安を抱く妊婦の方が安心して休暇を取得できるようにするための
助成金
の
創設
、住居を失うおそれが生じている方等への住まいの
確保支援
の
強化
など、今まさに困っている
方々
を救うさまざまな
支援策
が
用意
をされております。 第三に、
国民
の命と健康を守り抜く
予算
となっている点であります。 まず、ワクチン、
治療薬
の
開発
と
早期実用化
に二千億円が計上されております。 また、
地域
の
医療提供体制等
を
強化
する
取組
を一層
支援
するため、
緊急包括支援交付金
を二・二兆円上乗せし、都道府県と国の折半だった
負担割合
を
全額国庫負担
としております。 さらに、我が党の提言を踏まえ、
医療従事者
や
介護
、
福祉職員
に
最大
二十万円の
慰労金
を
支給
することとした点、また、
高齢者
や
障害者
が安心して
介護
、
福祉サービス
を利用できる
体制
を
整備
するため、二・二兆円のうち〇・六兆円を
介護
、
福祉分
とした点は、高く
評価
をいたします。 そのほか、近年頻発をしている大
規模災害
に
備え
、
避難所
の
感染防止対策
となる物資を備蓄するための
予算
も盛り込まれております。
最後
に、
予備費
に十兆円が計上されております。
長期戦
を見据え、再
流行
のおそれや現時点では想定し得ない
状況変化
に迅速かつ的確に
対応
するため、十分な
備え
を
確保
した点は、
評価
をします。 その上で、
予備費
の使用に当たっては、
国民
の
皆様
の納得が得られるよう、
国会
への十分な
説明
をお願いしたい。真に
国民
のニーズにかなう
措置
が行えるよう、
公明党
も引き続き、
現場
の声をお聞きしながら、
政府
と緊密な連携を図ってまいる所存であります。 以上、本
予算案
は、
コロナ
による難局から力強く回復していくための
予算
となっております。厳しい
状況
の中で御奮闘されている
国民
の
皆様
の思いに応えられるよう、本
予算案
の速やかな
成立
と迅速かつ着実な執行を強く求め、私の
賛成討論
といたします。 ありがとうございました。(
拍手
)
大島理森
15
○
議長
(
大島理森
君) 美延映夫君。 〔美延映夫君
登壇
〕
美延映夫
16
○美延映夫君 日本維新の会の美延映夫です。 私は、会派を
代表
して、第二次
補正予算
について、
賛成
の
立場
から
討論
いたします。(
拍手
) まず初めに、
新型コロナウイルス
により亡くなられた
方々
に、心からお悔やみを申し上げます。また、現在
治療
中の方と御家族の
皆様
には、心からお見舞いを申し上げます。最前線で
治療
に当たっている
医療従事者
の
皆様
に、敬意と
感謝
を申し上げます。 第二次
補正予算
には
賛成
をいたしますが、四点注文をつけたいと思います。
国民
には、
政府
への大きな不満があります。五月から
給付
開始と
説明
してきた特別定額
給付金
は、多くの
国民
の手元に届いておりません。マイナンバーカードを使ったオンライン申請は、事務作業が膨らんで混乱を招き、中止した自治体もありました。 もし、マイナンバーと銀行口座をひもつけしていれば、
給付
は直ちに行われていました。これまでマイナンバーのシステム構築を行ってこなかったことこそ大きな問題です。しかし、我が党以外の
野党
は、マイナンバー
推進
に
反対
をしてきました。
与党
と日本維新の会は、現金
給付
を速やかに行うためにマイナンバーと預貯金口座をひもづけるマイナンバー法改正を含む緊急時
給付
迅速化法案を
共同提案
しました。第二波の到来に
備え
、迅速な
給付
の実現が今こそ必要です。
政府
には、ぜひともマイナンバーの利活用を
推進
していただきたいと考えます。
新型コロナウイルス感染症
対策
は、既存の新型インフルエンザ特措法を改正して
対応
しました。
政府
が
緊急事態宣言
を発令し、都道府県知事が権限を行使する、二重構造のたてつけでした。
政府
は金を出し、後は知事に任せて、知事の
責任
のもとで
対応
すべきなのに、そのようになっておりません。我が党は、
地方
分権を一貫して主張してまいりました。不十分な
地方
分権によるふぐあいが生じる現実に直面するに当たり、改めて、
地方
への権限と財源の移譲を訴えます。 六月十七日に今
国会
が終了します。
新型コロナ
感染症
対策
は、会期終了以降も継続します。閉会中においても、
国会
が
責任
を果たすのは当然のことです。閉会中審査として厚生労働委員会を開催する意見もありますが、
新型コロナ
に関する問題は多岐にわたるため、厚生労働委員会だけではカバーし切れません。 そこで、閉会中は
新型コロナ
に関する特別委員会という枠組みを新設すること、そして、そこでの議論を完全公開とすることを
提案
します。
新型コロナ
感染症
対策
専門家
会議
や
政府
・与
野党
連絡
協議会
を非公開にしていたのでは、将来への教訓を残すことができません。より
感染
力や病毒性が強い
感染症
が
流行
したときのために、経験を生かすことが何よりも重要です。フルオープンにして透明性を高め、
国民
に対して
責任
ある態度を果たしていきたいと考えます。
金融機能
強化
法の改正について、同法は二年先の二〇二二年三月期限であるものを四年延長する
説明
ですが、
新型コロナ
感染症
対策
を
理由
とするには無理があります。今、直ちに必要な法改正ではないと考えます。 また、この
法律
によって公的資金を注入された
金融機関
十七
団体
中、天下りは金融庁からだけでも少なくとも七名おり、恐らく他の省庁や
地方
公務員を含めれば相当数になると思います。
大島理森
17
○
議長
(
大島理森
君) 美延君、時間が参っております。
美延映夫
18
○美延映夫君(続)
新型コロナ
を言いわけにする天下り先の
拡大
による可能性が否定できないことも厳しく
指摘
しておきます。 今年の秋は大阪都構想の住民投票が行われる予定です。日本維新の会は、
新型コロナウイルス
の
流行
後の社会における統治機構の大転換を目指し、
地方
分権を
推進
することをお約束して、私からの第二次
補正予算
についての
賛成討論
といたします。 ありがとうございました。(
拍手
)
大島理森
19
○
議長
(
大島理森
君) これにて
討論
は終局いたしました。 ただいまから十分後に採決いたしますので、しばらくお待ちください。 ――
―――――――――――
大島理森
20
○
議長
(
大島理森
君)
令和
二年度
一般会計補正予算
(第2号)外二案を一括して採決いたします。 三案の
委員長
の
報告
はいずれも可決であります。三案を
委員長
報告
のとおり決するに
賛成
の諸君の起立を求めます。 〔
賛成
者起立〕
大島理森
21
○
議長
(
大島理森
君) 起立多数。よって、三案とも
委員長
報告
のとおり可決いたしました。 ――――◇―――――
大島理森
22
○
議長
(
大島理森
君)
日程
第一は、
委員長
提出の議案でありますから、委員会の審査を省略するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大島理森
23
○
議長
(
大島理森
君) 御
異議
なしと認めます。 ――
―――――――――――
日程
第一
防災重点農業用ため池
に係る
防災工事等
の
推進
に関する
特別措置法案
(
農林水産委員長提出
)
大島理森
24
○
議長
(
大島理森
君)
日程
第一、
防災重点農業用ため池
に係る
防災工事等
の
推進
に関する
特別措置法案
を
議題
といたします。
委員長
の趣旨弁明を許します。農林水産
委員長
吉野正芳君。 ――
―――――――――――
防災重点農業用ため池
に係る
防災工事等
の
推進
に関する
特別措置法案
〔
本号末尾
に掲載〕 ――
―――――――――――
〔吉野正芳君
登壇
〕
吉野正芳
25
○吉野正芳君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
提案
の趣旨及び
内容
を御
説明
申し上げます。
本案
は、
防災重点農業用ため池
の決壊による水害その他の災害から
国民
の生命及び財産を保護するため、
防災工事等
基本指針の策定、
防災重点農業用ため池
の指定、
防災工事等
推進
計画の策定及びこれに基づく
事業
等に係る国の
財政
上の
措置
等について定めるものであります。
本案
は、昨九日、農林水産委員会において、全会一致をもって委員会提出の
法律案
とすることに決したものであります。 なお、本委員会におきまして、
防災重点農業用ため池
に係る
防災工事等
の
推進
に関する件を本委員会の決議として
議決
したことを申し添えます。 何とぞ、御
審議
の上、速やかに御可決くださいますようお願い申し上げます。(
拍手
) ――
―――――――――――
大島理森
26
○
議長
(
大島理森
君) 採決いたします。
本案
を可決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大島理森
27
○
議長
(
大島理森
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本案
は可決いたしました。 ――――◇―――――
福田達夫
28
○
福田達夫
君
議事日程追加
の
緊急動議
を提出いたします。
内閣提出
、
株式会社地域経済活性化支援機構法
の一部を改正する
法律案
を
議題
とし、
委員長
の
報告
を求め、その
審議
を進められることを望みます。
大島理森
29
○
議長
(
大島理森
君)
福田達夫
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大島理森
30
○
議長
(
大島理森
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
日程
は追加されました。 ――
―――――――――――
株式会社地域経済活性化支援機構法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
)
大島理森
31
○
議長
(
大島理森
君)
株式会社地域経済活性化支援機構法
の一部を改正する
法律案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。内閣
委員長
松本文明君。 ――
―――――――――――
株式会社地域経済活性化支援機構法
の一部を改正する
法律案
及び同
報告書
〔
本号末尾
に掲載〕 ――
―――――――――――
〔松本文明君
登壇
〕
松本文明
32
○松本文明君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、内閣委員会における審査の経過及び結果を御
報告
申し上げます。
本案
は、最近の
地域
経済
をめぐる
状況
に鑑み、
地域
における総合的な
経済
力の向上を通じた
地域
経済
の活性化を引き続き図るため、株式会社
地域
経済
活性化
支援
機構の業務の期限を延長するものであります。
本案
は、去る六月八
日本委員会
に付託され、昨日、西村国務大臣から
提案理由
の
説明
を聴取した後、
質疑
を行い、これを終局いたしました。本日、
討論
を行い、採決いたしましたところ、
本案
は
賛成
多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ――
―――――――――――
大島理森
33
○
議長
(
大島理森
君) 採決いたします。
本案
の
委員長
の
報告
は可決であります。
本案
を
委員長
報告
のとおり決するに
賛成
の諸君の起立を求めます。 〔
賛成
者起立〕
大島理森
34
○
議長
(
大島理森
君) 起立多数。よって、
本案
は
委員長
報告
のとおり可決いたしました。 ――――◇―――――
福田達夫
35
○
福田達夫
君
議事日程追加
の
緊急動議
を提出いたします。
内閣提出
、
金融機能
の
強化
のための
特別措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
を
議題
とし、
委員長
の
報告
を求め、その
審議
を進められることを望みます。
大島理森
36
○
議長
(
大島理森
君)
福田達夫
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大島理森
37
○
議長
(
大島理森
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
日程
は追加されました。 ――
―――――――――――
金融機能
の
強化
のための
特別措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
)
大島理森
38
○
議長
(
大島理森
君)
金融機能
の
強化
のための
特別措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。財務金融
委員長
田中良生君。 ――
―――――――――――
金融機能
の
強化
のための
特別措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
及び同
報告書
〔
本号末尾
に掲載〕 ――
―――――――――――
〔田中良生君
登壇
〕
田中良生
39
○田中良生君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、財務金融委員会における審査の経過及び結果を御
報告
申し上げます。
本案
は、
金融機関
等が
新型コロナウイルス感染症等
の
影響
を受けた
中小企業
等に対し、今後も引き続き積極的に
資金繰り支援
等を行い、
経済
の
再生
を図っていくために、
金融機関
等が国の資本参加を受けて適切な金融仲介機能を発揮できるよう、資本参加の申請期限を
令和
八年三月末まで延長するとともに、
新型コロナウイルス感染症等
の
影響
により、自己資本の充実が必要となった
金融機関
等が国の資本参加を受けようとする場合において、収益性や効率性の向上の具体的な目標を求めないなどの特例を設けるものであります。
本案
は、去る六月八日当委員会に付託され、昨日、麻生国務大臣から
提案理由
の
説明
を聴取した後、
質疑
を行い、
質疑
を終局いたしました。本日採決いたしましたところ、
本案
は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、
本案
に対し附帯決議が付されましたことを申し添えます。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ――
―――――――――――
大島理森
40
○
議長
(
大島理森
君) 採決いたします。
本案
の
委員長
の
報告
は可決であります。
本案
は
委員長
報告
のとおり決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大島理森
41
○
議長
(
大島理森
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本案
は
委員長
報告
のとおり可決いたしました。 ――――◇―――――
福田達夫
42
○
福田達夫
君
議事日程追加
の
緊急動議
を提出いたします。
内閣提出
、
新型コロナウイルス感染症等
の
影響
に
対応
するための
雇用保険法
の
臨時特例等
に関する
法律案
とともに、
厚生労働委員長提出
、
令和
二年度
ひとり親世帯臨時特別給付金等
に係る
差押禁止等
に関する
法律案
は委員会の審査を省略して、両案を
一括議題
とし、
委員長
の
報告
及び趣旨弁明を求め、その
審議
を進められることを望みます。
大島理森
43
○
議長
(
大島理森
君)
福田達夫
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大島理森
44
○
議長
(
大島理森
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
日程
は追加されました。 ――
―――――――――――
新型コロナウイルス感染症等
の
影響
に
対応
するための
雇用保険法
の
臨時特例等
に関する
法律案
(
内閣提出
)
令和
二年度
ひとり親世帯臨時特別給付金等
に係る
差押禁止等
に関する
法律案
(
厚生労働委員長提出
)
大島理森
45
○
議長
(
大島理森
君)
新型コロナウイルス感染症等
の
影響
に
対応
するための
雇用保険法
の
臨時特例等
に関する
法律案
、
令和
二年度
ひとり親世帯臨時特別給付金等
に係る
差押禁止等
に関する
法律案
、右両案を一括して
議題
といたします。
委員長
の
報告
及び趣旨弁明を求めます。厚生労働
委員長
盛山正仁君。 ――
―――――――――――
新型コロナウイルス感染症等
の
影響
に
対応
するための
雇用保険法
の
臨時特例等
に関する
法律案
及び同
報告書
令和
二年度
ひとり親世帯臨時特別給付金等
に係る
差押禁止等
に関する
法律案
〔
本号末尾
に掲載〕 ――
―――――――――――
〔盛山正仁君
登壇
〕
盛山正仁
46
○盛山正仁君 ただいま
議題
となりました両案について申し上げます。 まず、
新型コロナウイルス感染症等
の
影響
に
対応
するための
雇用保険法
の
臨時特例等
に関する
法律案
について、厚生労働委員会における審査の経過及び結果を御
報告
申し上げます。
本案
は、
新型コロナウイルス感染症等
が
労働者
及び
事業主
に及ぼす
影響
の緩和を図るため、
新型コロナウイルス感染症等
の
影響
により
事業主
が休業させ、休業期間中の賃金の支払いを受けることができなかった
労働者
に対して、
支援
金等を
支給
することができることとすること等の
雇用保険法
の特例等を定めようとするものであります。
本案
は、去る六月八
日本委員会
に付託され、昨日、加藤厚生労働大臣から
提案理由
の
説明
を聴取した後、
質疑
に入り、
質疑
を終局いたしました。本日採決を行った結果、
本案
は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと
議決
した次第であります。 なお、
本案
に対し附帯決議を付することに決しました。 以上、御
報告
申し上げます。 次に、
令和
二年度
ひとり親世帯臨時特別給付金等
に係る
差押禁止等
に関する
法律案
について、
提案
の趣旨及び
内容
を御
説明
申し上げます。
本案
は、第二次
補正予算
により、低所得の一人親世帯等に
支給
される
臨時特別給付金
及び
医療機関
や
介護
、障害
福祉サービス
事業
所の職員等に
支給
される
慰労金
について、その
支給
の趣旨に鑑み、差押えを禁止する等の
措置
を講じようとするものであります。
本案
は、本日の厚生労働委員会において、全会一致をもって委員会提出
法律案
とすることに決したものであります。 何とぞ、御
審議
の上、速やかに御可決いただきますようお願い申し上げます。(
拍手
) ――
―――――――――――
大島理森
47
○
議長
(
大島理森
君) これより採決に入ります。 まず、
新型コロナウイルス感染症等
の
影響
に
対応
するための
雇用保険法
の
臨時特例等
に関する
法律案
につき採決いたします。
本案
の
委員長
の
報告
は可決であります。
本案
は
委員長
報告
のとおり決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大島理森
48
○
議長
(
大島理森
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本案
は
委員長
報告
のとおり可決いたしました。 次に、
令和
二年度
ひとり親世帯臨時特別給付金等
に係る
差押禁止等
に関する
法律案
につき採決いたします。
本案
を可決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大島理森
49
○
議長
(
大島理森
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本案
は可決いたしました。 ――――◇―――――
大島理森
50
○
議長
(
大島理森
君) 本日は、これにて散会いたします。 午後一時六分散会 ――――◇――――― 出席国務大臣 内閣総理大臣 安倍 晋三君 財務大臣 国務大臣 麻生 太郎君 厚生労働大臣 加藤 勝信君 農林水産大臣 江藤 拓君 国務大臣 西村 康稔君