○藤田
委員 日本維新の会の藤田文武でございます。よろしくお願いを申し上げます。
きょうは
大臣所信に対してということですが、ちょっと短い時間ですので、新型
コロナについて集中的に、絞ってお話をしたいと思います。
冒頭、昨日、
コロナウイルス対策本部が開催されまして、
中韓への
入国制限の
強化という方針が打ち出されたことに関しましては、私もずっと以前からこれを
強化すべきだという
立場でしたから、この
決断をぜひ支持したいと思います。少し遅くなったなという印象はありますが、これはぜひとも進めていただきたいというふうに思います。
一昨日、与
野党党首会談がありまして、その際には六つの項目にわたる維新からの提言もお出しさせていただきまして、その中で、一つ目には、
入国制限の
強化をぜひやってほしいということも盛り込ませていただきましたし、また、二つ目には、医療崩壊の阻止のために、具体的に医療用マスク等の供給についてもお願いを申し上げました。
その点、きょう通告させていただいている点とも重なってくるんですが、これも、具体的に方針を示していただいたことにまずは感謝を申し上げたいと思います。
入国制限については、これからステージがさまざま変わる中で、
中国が都市封鎖を徐々に解除して、経済的な活動を再開させるステージに入ってきつつある、これがどのような
状況になってくるかわからないという中で、通常時は二万人ぐらい来ていた
中国人の入国者が今は千人以下になっておりますが、よくよく見てみると、直近の情報で、今私も把握しているところでいいますと、日本からの入国等を禁止又は
制限している国が二十二カ国、日本からの入国後に行動
制限をしている国が五十三カ国、日本への渡航
制限を
発表している国は三十七カ国。これは、ここ数日の公式情報でございます。
WHOからの名指しで、危険地域である、憂慮があるというような名指しの国に入りましたことから、非常に、世界各国で日本が危機的
状況にあるんじゃないかという行き過ぎたミスリードも起こっておりますから、外国的観点からも、
入国制限をこの時期にやるというのは、私は、少し遅いけれ
ども、ぜひ支持したいというふうに思います。
それでは、
質問に入りたいと思います。
まず一点目は、先ほどありました、特にマスクにかかわる、医療崩壊を防ぐ施策についてお聞きしたいと思います。
大規模病院等の防護服や医療用マスクの不足が現実化してきております。実際に私の地元の大阪でも国立病院で医療用マスクが足りないという声が実際に上がっておりまして、これは非常に厳しい問題です。自治体レベルでも一般用のマスクも備蓄量がさまざまですから、多くあるところと、もう枯渇しつつあるというところが、自治体のそもそもの備蓄量の
対応によってさまざまありまして、医療施設、介護施設に先行して放出してくださっている自治体も出てきております。
ここで
質問させていただきたいのは、現状、特に国立病院なんかは直営ですから、実際に、現場で不足したものがどのようにしてアラートが上がり、どのように把握しているのかというのがまず一つ。それから、昨夜
発表されましたマスクの
対策、具体的にこの不足に対してどのように手を打っていくのか。お聞かせいただけたらと思います。