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2019-10-18 第200回国会 衆議院 外務委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本
国会召集日
(
令和元年
十月四日)(金曜日)(午前零時現在)における本
委員
は、次のとおりである。
理事
小野寺
五典君
理事
木原
誠二
君
理事
新藤
義孝
君
理事
武井
俊輔
君
理事
小熊
慎司
君
理事
寺田
学君
岩屋
毅君
尾身
朝子
君
城内
実君
黄川田仁志
君
杉田
水脈
君
鈴木
貴子
君
鈴木
憲和
君
鈴木
隼人
君
中曽根康隆
君
中谷
真一
君
中山
展宏
君
中山
泰秀
君
松本
剛明君
山田
賢司
君
青山
大人
君
岡田
克也
君
玄葉光一郎
君
櫻井
周君
山川百合子
君
大口
善徳
君
高木
陽介
君
穀田
恵二
君
杉本
和巳
君
井上
一徳
君 ――
―――――――――――
十月四日
松本剛明君
が議院において、
委員長
に
補欠選任
された。
令和元年
十月十八日(金曜日) 午前九時
開議
出席委員
委員長
松本
剛明君
理事
岩屋
毅君
理事
木原
誠二
君
理事
新藤
義孝
君
理事
鈴木
憲和
君
理事
武井
俊輔
君
理事
中山
泰秀
君
理事
山田
賢司
君
理事
小熊
慎司
君
理事
下条
みつ
君
理事
山内
康一
君
理事
竹内
譲君
尾身
朝子
君
城内
実君
黄川田仁志
君
杉田
水脈
君
鈴木
貴子
君
鈴木
隼人
君
中曽根康隆
君
中谷
真一
君
中山
展宏
君
堀内
詔子
君
阿久津幸彦
君
岡田
克也
君
玄葉光一郎
君
森山
浩行
君
岡本
三成
君
穀田
恵二
君
杉本
和巳
君
井上
一徳
君 …………………………………
外務大臣
茂木
敏充君
外務
副
大臣
若宮
健嗣
君
外務
副
大臣
鈴木
馨祐
君
外務大臣政務官
尾身
朝子
君
外務大臣政務官
中谷
真一
君
外務大臣政務官
中山
展宏
君
外務委員会専門員
小林 扶次君 ――
―――――――――――
委員
の
異動
十月四日
辞任
補欠選任
青山
大人
君
下条
みつ
君
櫻井
周君
阿久津幸彦
君
寺田
学君
山内
康一
君
山川百合子
君
森山
浩行
君
大口
善徳
君
岡本
三成
君
高木
陽介
君
竹内
譲君 同月十八日
辞任
補欠選任
小野寺
五典君
堀内
詔子
君 同日
辞任
補欠選任
堀内
詔子
君
小野寺
五典君 同日
理事遠山清彦
君九月十三日
委員辞任
につき、その
補欠
として
竹内譲
君が
理事
に当選した。 同日
理事堀井学
君同月三日
委員辞任
につき、その
補欠
として
中山泰秀
君が
理事
に当選した。 同日
理事寺田学
君同月四日
委員辞任
につき、その
補欠
として
下条みつ
君が
理事
に当選した。 同日
理事小野寺
五典君、
新藤義孝
君、
武井俊輔
君及び
小熊慎司
君同日
理事辞任
につき、その
補欠
として
山田賢司
君、
鈴木憲和
君、
岩屋毅
君及び
山内康一
君が
理事
に当選した。 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した案件
理事
の
辞任
及び
補欠選任
国政調査承認要求
に関する件 ――――◇―――――
松本剛明
1
○
松本委員長
これより
会議
を開きます。 議事に入るに先立ちまして、
委員会
を代表して一言申し上げます。 このたびの
令和元年台風
第十九号による被害でお亡くなりになられた
方々
とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表します。 また、
被災者
の
皆様
に心からお見舞いを申し上げます。 これより、お亡くなりになられた
方々
の御冥福をお祈りし、
黙祷
をささげたいと存じます。
皆様
、御
起立
を
お願い
いたします。――
黙祷
。 〔
総員起立
、
黙祷
〕
松本剛明
2
○
松本委員長
黙祷
を終わります。御着席願います。 ――――◇―――――
松本剛明
3
○
松本委員長
この際、一言御挨拶を申し上げます。 このたび、
外務委員長
に就任をいたしました
松本剛明
でございます。
国際社会
、諸外国の動静が流動的な中、
我が国
を取り巻く
情勢
も厳しいものがあり、
国政
においては
外交
上のさまざまな諸
課題
に取り組み、世界の平和及び
我が国
の安全と発展に資する
対応
が求められております。 当
委員会
に課せられた
使命
は大変重大であり、
委員長
として
職責
の重さを痛感いたしております。
委員各位
の御
指導
と御
協力
を賜り、微力ながら公正かつ円満な運営に努めまして
使命
を果たしたいと存じますので、何とぞよろしく
お願い
申し上げます。(拍手) ――――◇―――――
松本剛明
4
○
松本委員長
理事
の
辞任
についてお諮りいたします。
理事小野寺
五典君、
新藤義孝
君、
武井俊輔
君及び
小熊慎司
君から、
理事辞任
の申出があります。これを許可するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
松本剛明
5
○
松本委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 引き続き、
理事
の
補欠選任
についてお諮りいたします。 ただいまの
理事辞任
及び
委員
の
異動
に伴い、現在
理事
が七名欠員となっております。その
補欠選任
につきましては、先例により、
委員長
において指名するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
松本剛明
6
○
松本委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 それでは、
理事
に
岩屋
毅君
鈴木
憲和
君
中山
泰秀
君
山田
賢司
君
下条
みつ
君
山内
康一
君 及び
竹内
譲君 を指名いたします。 ――――◇―――――
松本剛明
7
○
松本委員長
次に、
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りいたします。
国際情勢
に関する事項について、本
会期中国政
に関する
調査
を行うため、
衆議院規則
第九十四条の規定により、議長に対し、
承認
を求めたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
松本剛明
8
○
松本委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ――――◇―――――
松本剛明
9
○
松本委員長
この際、
茂木外務大臣
、
若宮外務
副
大臣
、
鈴木外務
副
大臣
、
中山外務大臣政務官
、
中谷外務大臣政務官
及び
尾身外務大臣政務官
から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。
外務大臣茂木敏充
君。
茂木敏充
10
○
茂木国務大臣
外務委員会
の開催に当たり、
松本委員長
始め
理事
、
委員各位
に御挨拶申し上げ、
国際情勢
及び
外交政策
の所信について申し述べます。 九月十一日に
外務大臣
を拝命し、九月末には
国連総会
の機会にさまざまな
国際会議
に出席するとともに、
各国外相
と
会談
を行いました。これまで
安倍総理
が
積極的平和主義
の立場から展開してきた地球儀を俯瞰する
外交
を更に前に進めるため、
包容力
と力強さを兼ね備えた
外交
を展開していく所存です。 第一に、
日本外交
の基軸である
日米同盟
のさらなる
強化
に努めます。
日米同盟
は、
インド太平洋地域
と
国際社会
の平和、繁栄及び自由の礎です。
地域
の
安全保障環境
が厳しさを増す中、
日米同盟
の
重要性
はより一層高まっています。
安倍総理
と
トランプ大統領
との強固な
信頼関係
の
もと
、
日米同盟
はかつてなく盤石であり、
外務大臣
として、引き続きその
強化
に取り組んでいく
考え
です。 その一環として、今般署名に至りました
日米貿易協定
及び
日米デジタル貿易協定
について、今
国会
での御審議をよろしく
お願い
いたします。 同時に、
普天間飛行場
の
辺野古移設
を始めとする
在日米軍再編
を着実に進め、
沖縄
を始めとする地元の
負担軽減
に全力で取り組みます。 法の
支配
に基づく自由で開かれた
海洋秩序
を志をともにする国々と守ることは、
海洋国家
たる
日本
の
使命
です。米国、
ASEAN諸国
、豪州、
インド
、英国、フランス、
EU
といった
関係国等
と緊密に
連携
して、航行の自由や法の
支配
の普及、定着、質の高い
インフラ整備
による
連結性
の向上、
海洋安全保障分野
での
能力構築
といった
取組
を進めます。自由で開かれた
インド太平洋
を
実現
していく
取組
です。 第二に、
北朝鮮
との間では、
日朝平壌宣言
に基づき、拉致、核、
ミサイル
といった諸
懸案
を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、
国交正常化
を目指します。
北朝鮮
による
弾道ミサイル
の発射は、
安保理決議
に違反しており、極めて遺憾であり、強く非難します。朝鮮半島の
非核化
に向けて、引き続き、
国際社会
とともに
米朝プロセス
を後押ししていく
考え
です。また、拉致問題の
早期解決
に向けた
主体的努力
を続けます。 第三に、
近隣諸国
との
外交
に積極的に取り組みます。
日中関係
は、最も重要な二
国間関係
の一つです。来春の
習近平国家主席
の
国賓来日
を見据え、ハイレベルの往来を積み重ね、
懸案
を適切に処理しながら、あらゆる
分野
で
交流
、
協力
を発展させ、
日中関係
を新たな段階に押し上げ、
日中新時代
を切り開いていきます。 他方、東シナ海における一方的な
現状変更
の試みは断じて認められません。冷静に、かつ毅然と
対応
してまいります。南シナ海をめぐる問題についても、
国際法
に基づく紛争の
平和的解決
の
重要性
を強調します。
韓国
については、
北朝鮮問題等
への
対応
のため、
日韓
、
日米韓
の緊密な
連携
が今ほど重要なときはなく、
未来志向
の
日韓関係
を築いていくことの
重要性
を九月の
日韓外相会談
で共有しました。そのためにも、
韓国側
には、旧朝鮮半島出身労働者問題に関する
国際法違反
の状態を一刻も早く是正するよう強く求めていきます。 ロシアとは、政治、
経済等
、幅広い
分野
で
協力関係
を一層発展させていく中、一九五六年
共同宣言
を基礎として
平和条約交渉
を加速させるとの両首脳の合意を踏まえ、領土問題を解決して
平和条約
を締結するとの
基本方針
の
もと
、
交渉責任者
として粘り強く取り組んでいきます。 第四に、
中東情勢
への
対応
です。
中東
の平和と安定は、
国際社会
全体の平和と安定にとって極めて重要であり、
原油輸入
の八割以上をこの
地域
に依存する
日本
の国益に直結します。
関係国
と
連携
しつつ、
中東地域
の
緊張緩和
及び
情勢安定化
に向け、
外交努力
を継続していきます。 第五に、新たな
共通ルールづくり
を
日本
が主導する
経済外交
に取り組みます。G20
大阪サミット
でも確認したとおり、自由、公正、無差別で開かれた市場、公平な
競争条件
といった国際的な
自由貿易体制
を支える諸原則を重視し、また、
電子商取引
を含む新たな
ルールづくり
を始めとする
WTO改革
を推進していきます。
TPP
11
協定
や日・
EU
・EPAの着実な
実施
、
TPP
11の拡大、
RCEP等
の
経済連携協定
の推進も重要です。
日本
は今後も
自由貿易
の旗手として、新しい
時代
の自由で公正な
貿易
・投資の
ルールづくり
を牽引していきます。 最後に、
地球規模課題
への
対応
です。G20
大阪サミット
やTICAD7の
成果
を踏まえ、人間の
安全保障
の理念に基づく持続可能な
開発目標
の
実現
に向け、教育、保健、
女性
のエンパワーメント、防災、
気候変動
、
海洋プラスチックごみ等
の
取組
を主導し、SDGsの
実施指針
の改定にもつなげていきます。また、官民が
連携
し、
アフリカ
の
開発
を力強く後押ししていきます。
軍縮
・不
拡散
や
国連安保理改革
の
実現
にも取り組むとともに、
在外邦人
の
安全確保
及び
支援
に万全を期し、必要な
体制構築
、
強化
を進めます。 以上の諸
課題
と
外交政策
について着実かつ具体的な
成果
を上げるため、総合的な
外交力
の
強化
と戦略的な
対外発信
に努めます。
松本委員長
始め、
理事
、
委員各位
の御
指導
、御理解を心から
お願い
申し上げます。
松本剛明
11
○
松本委員長
次に、
外務
副
大臣若宮健嗣
君。
若宮健嗣
12
○
若宮
副
大臣
おはようございます。 このたび
外務
副
大臣
を拝命いたしました
若宮健嗣
でございます。 さまざまな
外交課題
に直面する中、副
大臣
としての
職責
を精いっぱい果たしてまいりたい、このように思っております。 特に、
担当
でございます
アジア大洋
州、
南部アジア
、
欧州諸国
との
関係強化
に努めます。また、
沖縄
の
基地負担軽減
、
戦略的対外発信
や
文化外交
、
軍縮
・不
拡散
、
科学技術外交
、
経済外交
に注力をするとともに、
在留邦人
の
安全確保
、国際的な
テロ対策
にも取り組んでまいりたいと思っております。 なお、二人の副
大臣
がおりますが、私が特に本
委員会
を
担当
させていただくこととなってございます。
松本委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の
皆様方
の御
指導
と御
協力
、心からよろしく
お願い
を申し上げます。 以上です。
松本剛明
13
○
松本委員長
次に、
外務
副
大臣鈴木馨祐
君。
鈴木馨祐
14
○
鈴木
副
大臣
おはようございます。 このたび
外務
副
大臣
を拝命いたしました
鈴木馨祐
であります。 さまざまな
外交課題
に直面する中、副
大臣
としての
職責
を果たしてまいりたいと
考え
ております。 特に、
担当
でございます
北米
、
中南米
、
中東
、
アフリカ諸国
との
関係強化
に努めてまいります。また、
国連外交
、
安全保障
、
ODA
の
戦略的活用
、
地球規模
の
課題
に注力するとともに、法の
支配
の
強化
にもしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。
松本委員長
始め、
理事
、そして
委員
の
先生方各位
の御
指導
と御鞭撻、心より
お願い
を申し上げます。
松本剛明
15
○
松本委員長
次に、
外務大臣政務官中山展宏
君。
中山展宏
16
○
中山大臣政務官
おはようございます。 このたび
外務大臣政務官
を拝命いたしました
中山展宏
でございます。 さまざまな
外交課題
に直面する中、
政務官
としての
職責
を果たしてまいりたいと存じます。 特に、
担当
である
アジア大洋
州、
南部アジア諸国
との
関係強化
に努めます。また、
国連外交
、
安全保障
、
経済外交
、
在留邦人
の
安全確保
、国際的な
テロ対策
に取り組んでまいります。 なお、三人の
政務官
の中で、私が特に本
委員会
を
担当
することとなっております。
松本委員長
始め、
理事
、
委員
の
先生方
の御
支援
と御
協力
を心から
お願い
いたします。
松本剛明
17
○
松本委員長
次に、
外務大臣政務官中谷真一
君。
中谷真一
18
○
中谷大臣政務官
外務政務官
を拝命いたしました
中谷真一
でございます。 さまざまな
外交課題
に直面する中、
政務官
としての
職責
を果たしてまいります。 特に、
担当
である
欧州
、
中東
、
アフリカ諸国
との
関係強化
に努めます。また、
東京オリンピック
・パラリンピックを含めた
人物交流
、
ODA
の
戦略的活用
、
地球規模
の
課題
に取り組みます。
松本委員長
始め、
理事
、
委員各位
の御
支援
、御
協力
を心から
お願い
申し上げます。
松本剛明
19
○
松本委員長
次に、
外務大臣政務官尾身朝子
君。
尾身朝子
20
○
尾身大臣政務官
おはようございます。 このたび
外務大臣政務官
を拝命いたしました
尾身朝子
でございます。 さまざまな
外交課題
に直面する中、
政務官
としての
職責
を果たしてまいりたいと存じます。 特に、
担当
である
北米
、
中南米諸国
との
関係強化
に努めます。また、
戦略的対外発信
や
文化外交
、人権の
保護促進
、
女性
が輝く
社会
の
実現
、
軍縮
・不
拡散
、
科学技術外交
、法の
支配
の
強化
に取り組んでまいります。
松本委員長
を始め、
理事
、
委員
の
先生方
の御
指導
、御
協力
を心より
お願い
申し上げます。
松本剛明
21
○
松本委員長
次回は、来る二十三日水曜日午前八時五十分
理事会
、午前九時
委員会
を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午前九時十六分散会