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2018-11-13 第197回国会 衆議院 総務委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本
国会召集日
(
平成
三十年十月二十四日)(水曜日)(午前零時現在)における本
委員
は、次のとおりである。
委員長
古屋
範子
君
理事
井上
信治
君
理事
池田
道孝
君
理事
務台
俊介
君
理事
武内
則男
君
理事
奥野総一郎
君
理事
高木
陽介
君 あ
かま二郎
君
井林
辰憲
君
小倉
將信君
大西
英男
君
金子万寿夫君
川崎
二郎
君
木村
次郎
君
小林
史明
君
佐藤
明男
君
田野瀬太道
君
冨樫
博之
君
長坂
康正
君
西銘恒三郎
君
鳩山
二郎
君
福田
達夫
君
穂坂
泰君
三浦
靖君
宮川
典子
君
宗清
皇一君
山口
俊一
君
山口
泰明
君
小川
淳也
君
岡島
一正
君
高井
崇志
君
長尾
秀樹
君
山花
郁夫
君
稲富
修二
君
古川
元久
君
太田
昌孝
君
本村
伸子
君
足立
康史
君
吉川
元君
井上
一徳
君
—————————————
十月二十四日
古屋範子
君
委員長辞任
につき、その
補欠
として
江田康幸
君が議院において、
委員長
に選任された。
平成
三十年十一月十三日(火曜日) 午前九時
開議
出席委員
委員長
江田
康幸
君
理事
あ
かま二郎
君
理事
井上
信治
君
理事
池田
道孝
君
理事
小倉
將信君
理事
小林
史明
君
理事
西銘恒三郎
君
理事
務台
俊介
君
理事
高井
崇志
君
理事
奥野総一郎
君
理事
桝屋
敬悟
君
井林
辰憲
君
大西
英男
君
金子万寿夫君
川崎
二郎
君
木村
次郎
君
佐藤
明男
君
鈴木
隼人
君
田野瀬太道
君
田畑
毅君
冨樫
博之
君
長坂
康正
君
福田
達夫
君
穂坂
泰君
三浦
靖君
宮川
典子
君
宗清
皇一君
山口
俊一
君
小川
淳也
君
岡島
一正
君
中谷
一馬
君
長尾
秀樹
君
山花
郁夫
君
稲富
修二
君
古川
元久
君
國重
徹君
本村
伸子
君
足立
康史
君
吉川
元君
井上
一徳
君 …………………………………
総務大臣
石田
真敏君
総務
副
大臣
鈴木
淳司
君
総務
副
大臣
佐藤ゆかり
君
総務大臣政務官
大西
英男
君
総務大臣政務官
國重
徹君
総務大臣政務官
古賀友一郎
君
総務委員会専門員
近藤 博人君
—————————————
委員
の
異動
十月二十四日
辞任
補欠選任
武内
則男
君
中谷
一馬
君
太田
昌孝
君
國重
徹君
高木
陽介
君
江田
康幸
君
古屋
範子
君
桝屋
敬悟
君 十一月十三日
辞任
補欠選任
鳩山
二郎
君
田畑
毅君
山口
泰明
君
鈴木
隼人
君 同日
辞任
補欠選任
鈴木
隼人
君
山口
泰明
君
田畑
毅君
鳩山
二郎
君 同日
理事橘慶一郎
君及び
原田憲治
君十月四日
委員辞任
につき、その
補欠
として
小倉將信君
及び
西銘恒三郎
君が
理事
に当選した。 同日
理事武内則男
君及び
高木陽介
君十月二十四日
委員辞任
につき、その
補欠
として
高井崇志
君及び
桝屋敬悟
君が
理事
に当選した。 同日
理事池田道孝
君及び
務台俊介
君同日
理事辞任
につき、その
補欠
として
小林史明
君及びあ
かま二郎
君が
理事
に当選した。
—————————————
十月二十四日
行政機関
の保有する
情報
の公開に関する
法律等
の一部を改正する
法律案
(
後藤祐一
君外十四名提出、第百九十五回
国会衆法
第五号)
日本放送協会平成
二十六年度
財産目録
、
貸借対照表
、
損益計算書
、
資本等変動計算書
及び
キャッシュ
・
フロー計算書
日本放送協会平成
二十七年度
財産目録
、
貸借対照表
、
損益計算書
、
資本等変動計算書
及び
キャッシュ
・
フロー計算書
日本放送協会平成
二十八年度
財産目録
、
貸借対照表
、
損益計算書
、
資本等変動計算書
及び
キャッシュ
・
フロー計算書
は本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
理事
の
辞任
及び
補欠選任
国政調査承認要求
に関する件 ————◇—————
江田康幸
1
○
江田委員長
これより
会議
を開きます。 この際、一言御
挨拶
を申し上げます。 このたび、
総務委員長
の重責を担うことになりました
江田康幸
でございます。 本
委員会
は、
行政
の
基本的制度
、
地方自治
など国の基本的な
仕組み
にかかわる問題から、
情報通信
、
郵政事業
、
消防
など
国民
の
社会経済
を支える問題まで幅広く所管する
委員会
でございます。 私は、その職責の
重要性
を認識するとともに、
委員各位
の御
指導
、御
協力
を賜りまして、公正かつ円満な
委員会運営
を図ってまいりたいと存じます。 何とぞよろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
) ————◇—————
江田康幸
2
○
江田委員長
理事
の
辞任
についてお諮りいたします。
理事池田道孝
君及び
務台俊介
君から、
理事辞任
の申出があります。これを許可するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
江田康幸
3
○
江田委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 次に、
理事
の
補欠選任
についてお諮りいたします。 ただいまの
理事辞任
及び
委員
の
異動
に伴い、現在
理事
が六名欠員となっております。その
補欠選任
につきましては、先例により、
委員長
において指名するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
江田康幸
4
○
江田委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 それでは、
理事
に あ
かま二郎
君
小倉
將信君
小林
史明
君
西銘恒三郎
君
高井
崇志
君 及び
桝屋
敬悟
君 を指名いたします。 ————◇—————
江田康幸
5
○
江田委員長
次に、
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りいたします。
国政
に関する
調査
を行うため、
本会期
中
行政
の
基本的制度
及び
運営
並びに恩給に関する
事項
地方自治
及び
地方税財政
に関する
事項
情報通信
及び
電波
に関する
事項
郵政事業
に関する
事項
消防
に関する
事項
以上の各
事項
について、
衆議院規則
第九十四条の規定により、議長に対して
承認
を求めたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
江田康幸
6
○
江田委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ————◇—————
江田康幸
7
○
江田委員長
この際、
総務大臣
、
総務
副
大臣
及び
総務大臣政務官
から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。
石田総務大臣
。
石田真敏
8
○
石田国務大臣
おはようございます。
総務大臣
を拝命いたしました
石田真敏
でございます。今後とも何とぞよろしく
お願い
を申し上げます。
総務委員会
の御審議に先立ちまして、御
挨拶
を申し上げたいと
思い
ます。 今、
社会
は大変革期にあります。政府では、
ソサエティー
五・〇、すなわち狩猟、農耕、工業、
情報
に続く第五の
社会
という
考え
方を打ち出しています。
産業
、
雇用
、
生活
などが大きく変容していく中で、
地方
も大きく変わることが予想され、これらに
対応
して、
地方
の
活力維持
にも取り組む必要があります。 また、
地方
の
疲弊
も
東京
一極
集中
も限界に来ています。
地方
の
疲弊
は待ったなしの状態であります。さらに、十月、
台風
二十四号が
首都圏
に接近した際、通過後にもかかわらず、朝のラッシュ時に人が駅にあふれ返り、今後予想される大
災害
が万一発生したときに、
首都東京
でどのような混乱が起こるのかと不安を覚えたのは私一人ではなかったと
思い
ます。
社会
の
変化
を見きわめながら、
地方
の
疲弊
を打ち破り、かつ、
安心
、安全で快適に暮らせる
地域づくり
のため、各
地方公共団体
に寄り添って短期的な
課題
に取り組むとともに、中期的な視点を持って総力を挙げて
各種課題
に取り組みます。 こうした認識のもとで、特に力を入れて取り組みたい
政策
の
方向性
について、以下五点申し上げます。 第一に、
地方
の
疲弊
や、拡大する
地方
間の
財政力格差
に対する
取組
が重要であります。
縦割り
ではなく
地方
の
課題
は全て
総務省
がかかわるとの
考え
に立ち、安定的な
地方行財政運営
のための
財源
を
確保
してまいります。また、
地域
の
自立性
を
促進
するため、
地域産業
の
発展
や
地域コミュニティー
の
維持
に取り組むことで、
地域力
を
強化
し、
人々
が
地域
で支え合う持続可能な
社会
を構築してまいります。 先日、私は奈良県川上村、下北山村及び
吉野
町を訪問し、
地域コミュニティー
を
維持
する
取組
の現場を目の当たりにしました。そこでは、
地域おこし協力隊
の
方々
とともに、
隊員
としての
任期
を
満了
後その地に定住された
方々
が
地域
の特性を生かした
エコツアー
や
吉野杉
を使った器の製作を行うなど、
地域コミュニティー
を守る担い手として活躍されていました。また、これらの
方々
から、
隊員
になったきっかけが、
都会
での
生活環境
を変えたいという強い
思い
であったという声を聞きました。
都会
にはこのような
思い
を持つ
若者
がたくさんおられると
思い
ます。このような
思い
を持つ一人でも多くの
若者
に
地方移住
、定住を
考え
ていただくためにも、
地域おこし協力隊
を知ってもらい、
隊員
になっていただくことが重要であると強く実感いたしました。これを踏まえ、
地域おこし協力隊
の
隊員
を六年後に八千人までふやすとともに、その
任期満了
後も元
隊員
が活躍できる
環境づくり
に努めてまいります。 また、
地域
の
資源
と資金を
活用
して
雇用
を創出するローカル一万プロジェクトや
地域
と多様にかかわる
関係人口
の創出など、
地域力
の
強化
につながる
取組
を積極的に進めます。
人口減少
が深刻化し、
高齢者人口
が最大となる二〇四〇年ごろに顕在化する諸
課題
に
地方公共団体
が
対応
するため、従来どおりの発想ではなく、
AI
などの
活用
を含め、起こり得る
課題
を将来の姿から逆算し、先を見据え、腰を落ちつけて、議論を進めてまいります。現在、
地方制度調査会
では、これらの
課題
に
対応
するため、
圏域
における
地方公共団体
の
協力関係
、公、共、私の
ベストミックス
など、必要な
地方行政体制
の
あり方
が審議されており、
総務省
はさまざまな
観点
から
検討
を進めてまいります。
平成
三十一年度の
地方財政
においては、新
経済
・
財政再生計画
を踏まえ、
交付団体
を始め
地方
の安定的な
財政運営
に必要となる
一般財源総額
について、
平成
三十年度
地方財政計画
の
水準
を下回らないよう、実質的にこれと同
水準
を
確保
します。
地方税制
につきましては、
地方税
を
充実
確保
しつつ、
税源
の
偏在性
が小さく、税収が安定的な
地方税体系
を構築する
観点
から、
平成
三十一年度
税制改正
において、
地方法人課税
における
税源
の
偏在
を是正する新たな
措置
を
検討
し、結論を得ます。また、
森林環境税
・
譲与税
の
制度化
、
ふるさと納税
の健全な
発展
に向けた
制度
の
見直し
に取り組みます。 第二に、
ソサエティー
五・〇の
実現
に向けて、
IoT
、
AI
などの
社会的実装
に積極的に取り組みます。このため、本年八月に公表した未来をつかむ
TECH戦略
などに基づき、具体的な
取組
を進めます。 まず、二〇二〇年
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
に向け、
ソサエティー
五・〇に不可欠な
インフラ
であり、また
都市
と
地方
との
情報格差
を解消する鍵となる第五
世代移動通信システム
、いわゆる5Gや光ファイバーなどを
地域
に展開させるとともに、
訪日外国人
、そしてこれを迎える
日本
人が言葉の壁なく交流できるよう、
多言語音声翻訳システム
を高度化させます。また、
社会構造
の
変化
に
対応
した
電波利用
の将来像を見据え、
電波制度改革
を推進します。さらに、高度な
映像配信
や本年十二月から始まる新4K8
K衛星放送
など、
世界最高水準
の
ICT環境
を
整備
します。 次に、あらゆる
産業分野
における
IoT
、
AI
の
活用
を強力に進め、
産業競争力
を
向上
させるため、最先端の
情報通信技術
の
研究開発
、
標準化
を進めます。そのほか、
社会
を大きく変える力となる
ブロックチェーン技術
、
情報信託機能
、
キャッシュ
レスなどの
導入
を積極的に進めます。 加えて、我々の
生活
により広く、深く
ICT
が浸透するにつれて、これまで以上に
安心
、安全にこれらを利用できる
環境整備
に取り組む必要があります。
サイバー攻撃
の脅威が増大する中、
IoTセキュリティ総合対策
を着実に推進します。あわせて、
消費者保護
や
社会
的な
課題
への
対応
を進めます。 一方で、
ソサエティー
五・〇を支える
人材育成
も必要であります。
児童生徒
を始め、さまざまな
人々
がプログラミングなどを学ぶ
地域ICTクラブ
の
整備
や
オープンデータ
を推進するための
地方公共団体
の
人材育成
など、多面的に取り組みます。 さらに、これからの
世界
的な変革の中で
日本
が成長していくには、
海外
との
連携
が不可欠であります。来年六月にG20
茨城つくば貿易
・
デジタル経済大臣会合
を開催し、
日本
や
世界
が抱える
社会
的な
課題
を
ICT
を通じて解決するため、
AI
の
開発
と
利活用
及びその信頼の醸成に向けた
取組
、
情報
の自由な流通の
促進
など、国際的な
政策連携
を進めます。 その他、
海外
の
成長市場獲得
のため、
通信
、
放送
、
郵便インフラ
や
電波システム
に加え、
統計
や
消防
、
行政相談制度
を含め、
日本
の強みを生かした
インフラシステム
の
海外展開
を
強化
します。また、
情報コンテンツ
の
海外展開
により、
被災地
を含めた
地方
への
外国人観光客
の増加や
地域産品
の
販路拡大
を通じ、
地域活性化
に貢献します。 第三に、
生産年齢人口
が減少する中で、
ICT
を最大限
活用
して、
国民
一人一人が、
都市
であるとか、
地方
であるとかにとらわれず、それぞれに合った働き方、
暮らし方
ができる
社会
を
実現
します。 まず、働きたいと望む人にとって柔軟な働き方ができ、
東京
一極
集中是正
にもつながる、
全国規模
でテレワークを普及させるテレワークデーズに取り組むほか、
サテライトオフィス
や
モバイル勤務
など、みずからが住みたい
地域
に住みながら、みずからが選ぶ時間や空間で仕事ができる
環境
を
整備
します。 次に、
ソサエティー
五・〇の恩恵は、
障害
の有無や
年齢
、そして
地域
にかかわらず、あらゆる
人々
にもたらされるべきものです。そのため、字幕、解説、
手話放送
の
充実
を含め、
ICT利活用
の
支援
に取り組み、誰もが豊かな人生を享受できる
デジタル共生社会
を
実現
をします。また、
人口減少
や
少子高齢化
に伴う諸
課題
に真っ先に直面する
地方
に対し、
スマートシティー
や
IoT
、
AI
、ロボティクスの
活用
など、先進的な
優良事例
の
実装
を進めます。特に、
暮らし
を支える医療、介護、
健康分野
には、積極的にこれらの
導入
を進めます。 また、
マイナンバー制度
は、
デジタル社会
にとって不可欠な
基盤
となる
制度
です。
国民
や企業の
方々
にこの趣旨を御理解いただくよう、しっかりと
制度
の
普及促進
に努め、
国民生活
の
利便性
を
向上
させるとともに、
行政運営
の
効率化
を
実現
することが私の役割です。この
考え
に立ち、
情報提供ネットワークシステム
を用いた
情報連携
を円滑に運用するとともに、マイナンバーカードの
利便性
を高めて一層普及させるため、
スマートフォン
における
活用
など、官民で
利活用
を進めます。
デジタル社会
においても
国民生活
の
基盤
となる
通信
・
放送
、そして
郵政
の各
サービス
について、
国民
、
利用者
の
目線
で
取組
を進めます。
国民
からの強い
要望
のある
携帯電話
の
料金低廉化
や
サービス多様化
に向けた
競争促進
を始め、
電気通信事業分野
の
包括的検証
に
利用者目線
で取り組みます。 NHKの
あり方
につきましては、
受信料制度
やガバナンスに関する
国民
・
視聴者
の声も伺いつつ、民放との
二元体制
を踏まえ、引き続き
検討
をいたします。
郵政事業
につきましては、
ユニバーサルサービス
を
確保
するため、
郵便局ネットワーク
を
維持
する
支援制度
の準備を進めます。
郵便局
を
国民生活
の
安心
、安全の
拠点
として
活用
するため、
利用者
の
目線
に立ち、新たな
事業展開
を進め、
郵便局
の
利便性
を
向上
させます。 第四に、
防災
・
減災
、
復旧復興
に向けた
取組
であります。 まず、
閣僚全員
が
復興大臣
との強い
思い
のもと、
東日本大震災
からの
復旧復興
に全力で取り組みます。 また、本年は、
大阪北部地震
、七月
豪雨
、
台風
二十一号、
北海道胆振東部地震
など、大
規模
な
災害
が相次いでいます。私は、
大臣
に就任後初めての出張で、七月
豪雨
で大きな
被害
を受けた広島市及び呉市を訪問しました。先日は、
北海道胆振東部地震
で大きな
被害
を受けた厚真町及び札幌市を訪問いたしました。猛威を振るった
自然災害
の爪跡を確認するとともに、昼夜を問わず
災害対応
に当たられ、大変な御苦労をされた知事や地元市・町長、
消防職員
、
消防団
の
方々
から
実情
をお伺いしました。その中で、
財政支援
、
職員派遣
を始めとする
人的支援
、そして
災害対応
のノウハウの
横展開
や
住民
の円滑な
避難誘導
など、
ソフト面
での
支援
について
要望
を受けました。
被災地
の
実情
を伺いながら、まず
財政支援
として、
復旧復興
に向け、
地方交付税
や
地方債
による
地方財政措置
を講じ、
被災地方公共団体
の
財政運営
に支障が生じないよう、適切に
対応
してまいります。 次に、
人的支援
としては、本年三月に創設した大
規模災害発生
時の全国一元的な
応援職員派遣
の
仕組み
である
被災市区町村応援職員確保システム
を円滑に運用します。あわせて、中長期の
職員派遣
による
人材確保
に取り組んでまいります。 そして、
ソフト面
での
支援
として、
住民
の円滑な
避難
を
促進
する方策を
検討
いたします。 また、
緊急消防援助隊
や
地域防災力
の中核となる
消防団
及び
自主防災組織
の
充実強化
、
災害対応拠点
となる庁舎の
耐震化
、非
常用電源
の
整備
などを推進し、
消防力
を
強化
します。 さらに、相次ぐ
消防防災ヘリコプター
の
墜落事故
を踏まえ、運航の
安全性
の
向上
を目指します。 加えて、G20
大阪サミット
や二〇二〇年
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
の開催に向けた
安心
、
安全対策
に取り組むとともに、
救急安心センター事業
、シャープ七一一九の
全国展開
や多様な
防災情報伝達手段
の
整備
などを進めます。 第五に、
行政
が幅広く多様な
課題
に取り組み、
国民生活
の
利便性
を高めるには、
課題
の背景にある
実態
や動向を的確に把握し、それに迅速に
対応
することが重要であります。それには、
行政自身
がその
運営
を
効率化
し、質の
向上
を不断に進め、より高度な
取組
が行えるようにすることが不可欠であります。そのため、
ICT
を
活用
し、国及び
地方
の
業務改革
を進めます。その際、そもそもその手続が真に必要なのか詳細に確認し、
業務プロセス
全体の
見直し
を徹底します。 また、
行政運営
の
改善
に向け、
人口減少下
での
地域
における持続可能な
住民サービス
の
提供
や
災害
に対する
安心
、安全の
確保
といった
重要課題
に各
府省
の
政策
がしっかり
対応
しているか
調査
を行うほか、バスの
横転事故
など大
事故
を契機とした
調査
も機動的に行う中で、引き続き
行政
の
評価
、監視を的確に実施いたします。 あわせて、
国民
の
行政
に関する苦情や意見に耳を傾け、それを端緒に
行政
の
制度
や運用を
改善
することも重要な
取組
であります。このため、
行政相談委員
や市町村との
連携
、
協働
を進め、大
規模災害
などの緊急時には、
被災者
に役立つ
情報
を迅速に
提供
するなど、
住民目線
できめ細かな
対応
に努めてまいります。 さらに、
行政
が限られた
資源
を有効に
活用
し、直面する
課題
に適切に
対応
して、
国民
から信頼され続けるには、その
政策立案
がエビデンスに裏づけられたものである必要があります。
総務省
は、
政策評価
を通じて、証拠に基づく
政策立案
、いわゆる
EBPM
を実践し、これらに関する各
府省
の
取組
を推進します。 また、この
EBPM
を支えるのは
公的統計
であります。
統計法改正
により機能
強化
された
統計委員会
のもとで
統計改革
を進め、
経済構造実態調査
の創設を含む
GDP統計
のもととなる
経済統計
の
改善
などに取り組んでまいります。 あわせて、国や
地域
の
実情
を捉える
労働力調査
や住宅・
土地統計調査
といった重要な
統計
の
整備
を有機的に進め、
統計情報
を幅広く
提供
するとともに、本年四月に開設した
統計データ利活用センター
などを通じ、先進的な
統計
の
利活用
を進めます。 その他、
若者
への
主権者教育
の推進や、投票しにくい
状況下
にある有権者の
投票環境
の
整備
に努めてまいります。 以上、
所管行政
の当面の
課題
と
政策
の
方向性
について申し上げました。 最後に、
総務省
としても
障害者雇用
に関する今回の問題を重く受けとめています。
再発防止
を期するとともに、
障害者
が働く
環境
の
整備
を進めることを通じて、
法定雇用率
の達成に向け努力してまいります。 副
大臣
、
大臣政務官
、
職員
とともに、英知を集めて、総力戦で
課題
に取り組んでまいりますので、
江田委員長
を始め
理事
、
委員会委員
の
先生方
の御
指導
と御
協力
を賜りますよう、よろしく
お願い
を申し上げます。 ありがとうございました。(
拍手
)
江田康幸
9
○
江田委員長
次に、
鈴木総務
副
大臣
。
鈴木淳司
10
○
鈴木
(淳)副
大臣
総務
副
大臣
を拝命しました
鈴木淳司
でございます。
委員長
を始め
理事
、
委員各位
の
格段
の御
指導
のほど、よろしく
お願い
いたします。(
拍手
)
江田康幸
11
○
江田委員長
次に、
佐藤総務
副
大臣
。
佐藤ゆかり
12
○
佐藤
(ゆ)副
大臣
総務
副
大臣
を拝命いたしました
佐藤ゆかり
でございます。
江田委員長
を始め
理事
、
委員皆様方
の御
指導
をどうぞよろしく
お願い
を申し上げます。(
拍手
)
江田康幸
13
○
江田委員長
次に、
大西総務大臣政務官
。
大西英男
14
○
大西大臣政務官
おはようございます。 このたび、
総務大臣政務官
を拝命をいたしました
大西英男
でございます。
皆様
の御
指導
をよろしく
お願い
を申し上げます。(
拍手
)
江田康幸
15
○
江田委員長
次に、
國重
総務大臣政務官
。
國重徹
16
○
國重
大臣政務官
おはようございます。
総務大臣政務官
を拝命いたしました
國重
徹でございます。
皆様方
の
格段
の御
指導
をよろしく
お願い
いたします。(
拍手
)
江田康幸
17
○
江田委員長
次に、
古賀総務大臣政務官
。
古賀友一郎
18
○
古賀大臣政務官
総務大臣政務官
を拝命いたしました
古賀友一郎
でございます。
江田委員長
始め
理事
、
委員各位
の御
指導
、御鞭撻、よろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
江田康幸
19
○
江田委員長
次回は、来る十五日木曜日午前八時五十分
理事会
、午前九時
委員会
を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午前九時二十二分散会