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東徹君
日本維新の会の
東徹でございます。
今、
古賀理事の方から、本日の
地方税、
地方交付税法の
趣旨説明、
質疑に加えて、前回終わった
所得税の
質疑を加えるということについて
反対の
意見を表明させていただきます。
我々
日本維新の会としては、これまで
国会の
運営の在り方に問題があるというふうなことを指摘させていただきました。
国会の
日程を
人質に取って
審議を遅らせたりとかすることはよくない。これだけ今、内外の情勢、北朝鮮や経済の問題、
財政の問題、いっぱい課題がある中で、しっかりと議論を前へ進めていくということは大変大事なことです。だから、
国会の
日程を
人質に取って
審議をさせない、そういうことは駄目だということを申し上げてきました。
今回、財務省に問題があって、
審議がストップしたりとかもありました。しかし、本
会議が立てられれば、立てたらやっぱりそこに
出席をして、そこで議論していくということが本来の
国会のあるべき姿であります。
ですから、
所得税法の
審議が本
会議で行われたわけですから、そこに欠席をするということは、これは言ってみれば
職場放棄と同じなんです。
職場放棄をするということは、
税金泥棒と同じなんです。その
職場放棄をしたことに対して、また、その
審議が終わった後で、今日の
地方交付税のこの本
会議立てに更に前に終わった
所得税の
質疑を加えるということは、これはやっちゃいけないことなんです。こういうことを認めていったら、本
会議を欠席する、欠席したらまた後での本
会議に追加していく、こんなことが起こっていくんです。こういう悪例を認めると、またこれが
前例となって、その
前例がまた慣例となっていくわけです。こういうことをしていたら駄目なんです。
だから、今回のこの
所得税法の
質疑を更に今日の本
会議に追加するということは、やってはいけないことです。
さらに、もう一点言わせてもらえば、昨日、本来、議運の
理事会は二時からだったんですけれども、事情があって三時四十五分になって、結局この
所得税法を追加する話が出たのは四時です。
今、この
国会は働き方
改革国会だといって、与党も野党もこれについては、やはり
残業規制だとか、そしてまた、働く
人たちの健康だとか命を守っていく、そういうことが大事だというふうなことが議論されている中で、そんな時間にまた追加で
質問通告とか出れば、またそれに巻き込まれる職員の方は遅い時間までその答弁を作ることになるわけです。
だから、こういうことを認めていくと、どんどんどんどんと、
国会の秩序というものがどんどん崩れていくことになるわけです。だから、今日のこの
地方税のことに、既に終わった
所得税を追加するということは、これはやっては駄目なんです。こんなことが常態化していきます。
だからこそ、今日は、これはやるべきではないという
意見を申し上げさせていただきまして、
反対とさせていただきます。