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2018-07-10 第196回国会 衆議院 本会議 第42号
公式Web版
会議録情報
0
平成
三十年七月十日(火曜日)
—————————————
議事日程
第三十四号
平成
三十年七月十日 午後一時
開議
第一
北方領土問題等
の
解決
の
促進
のための
特別措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
沖縄
及び
北方
問題に関する
特別委員長提出
) 第二
北方地域
旧
漁業権者等
に対する
特別措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
沖縄
及び
北方
問題に関する
特別委員長提出
)
—————————————
○本日の
会議
に付した案件
平成
三十年七月
豪雨
の
災害対策
に関する
決議案
(
古屋圭司
君外二十名
提出
)
日程
第一
北方領土問題等
の
解決
の
促進
のための
特別措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
沖縄
及び
北方
問題に関する
特別委員長提出
)
日程
第二
北方地域
旧
漁業権者等
に対する
特別措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
沖縄
及び
北方
問題に関する
特別委員長提出
) 午後一時三十二分
開議
大島理森
1
○
議長
(
大島理森
君) これより
会議
を開きます。 ————◇—————
大島理森
2
○
議長
(
大島理森
君) 今般の西日本を中心とする
豪雨災害
によりまして、多くのとうとい命が失われ、各地に甚大な
被害
がもたらされていることは、まことに痛恨にたえません。
犠牲
となられた
方々
の御冥福をお祈りいたしますとともに、その御
遺族
に対しまして、衷心より
哀悼
の意を表します。また、今なお
安否
が明らかでない
方々
の御無事を心からお祈りするとともに、負傷された
方々
、
避難生活
を余儀なくされている
方々
を始め、
被害
に遭われた
方々
と御親族、
関係者
の
皆様
に心からお
見舞い
を申し上げます。 これより、
犠牲
となられた
方々
に対し、
黙祷
をささげたいと思います。 御起立願います。
——黙祷
。 〔
総員起立
、
黙祷
〕
大島理森
3
○
議長
(
大島理森
君)
黙祷
を終わります。御着席ください。 ————◇—————
田野瀬太道
4
○
田野瀬太道
君
議事日程追加
の
緊急動議
を
提出
いたします。
古屋圭司
君外二十名
提出
、
平成
三十年七月
豪雨
の
災害対策
に関する
決議案
は、
提出者
の要求のとおり、
委員会
の
審査
を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
大島理森
5
○
議長
(
大島理森
君)
田野瀬太道
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大島理森
6
○
議長
(
大島理森
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
日程
第一に先立ち追加されました。
—————————————
平成
三十年七月
豪雨
の
災害対策
に関する
決議案
(
古屋圭司
君外二十名
提出
)
大島理森
7
○
議長
(
大島理森
君)
平成
三十年七月
豪雨
の
災害対策
に関する
決議案
を
議題
といたします。
提出者
の
趣旨弁明
を許します。
古屋圭司
君。
—————————————
平成
三十年七月
豪雨
の
災害対策
に関する
決議案
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
古屋圭司
君
登壇
〕
古屋圭司
8
○
古屋圭司
君 私は、
提出者
を代表いたしまして、ただいま
議題
となりました
平成
三十年七月
豪雨
の
災害対策
に関する
決議案
につきまして、
提案
の
趣旨
を御説明申し上げます。 まずは、このたびの
平成
三十年七月
豪雨
による
被害
でお亡くなりになられた
方々
に対しまして深く
哀悼
の意を表するとともに、御
遺族
の
方々
にお悔やみを申し上げます。また、被災された
皆様
に心からお
見舞い
を申し上げます。 案文の朗読をもちまして
趣旨
の説明にかえさせていただきます。
平成
三十年七月
豪雨
の
災害対策
に関する
決議案
台風
第七号と
台風
から変わった低気圧、及び
日本付近
に停滞した
梅雨前線
により発生した
豪雨災害
は未曾有の大
災害
となった。 本院は、ここに
院議
をもって
犠牲
となられた
方々
に深甚なる
哀悼
の意を表するとともに、ご
遺族
ならびに罹災された
方々
に心からのお
見舞い
を申し上げる。
政府
においても、極めて広域にわたり衝撃的な
被害
をもたらした
豪雨災害
による影響を直視し、未だ全容が解明できていない
災害
の
状況把握
に努めるとともに、
被災自治体
との緊密な連携のもとに、迅速かつ適切な
措置
を講ずるとともに、特に次の事項について万全の
対策
を期すべきである。 一
政府
はいまだ
安否
が確認できない
方々
に対し、その確認と
人命救助
に
全力
を傾注すること。 一
政府
は速やかに
被災状況
を掌握し、早期の
激甚災害
の指定を行うこと。
自治体
が不安なく対応できるよう、
財政支援
を行うこと。 一
政府
は、国の総力をあげて、速やかな
被災地
の
住民救済
、安心・安全の
避難所運営
、
被災者
の心のケアや健康の
確保
を含む
生活
の
回復
と
復興
を実現すること。 一 水道、電気などライフラインや
仮設住宅等
の
確保
により
被災地
の
生活基盤
の早急な
回復
を図り、民生の安定に努めるとともに、
被災地域
の
復興
に重要となる道路、鉄道、
港湾等
の
交通ネットワーク
、
通信インフラ
及び
農林水産業
・
中小企業
を始めとする
産業基盤
、
子ども達
の
教育環境等
の速やかな
復興
を
促進
すること。 一
災害復旧
、
復興
にかかわる
財政
、税制、
金融措置
については万全を期すること。 一
特別警報
をより正確かつ速やかに伝達するため不断の見直しを徹底すること。各地区の実情に合った
特別警報等
の
気象情報
が
住民等
の迅速な
避難行動
につながるよう、
市町村長
が速やかに
避難勧告
や
避難指示等
を発令するとともに、
住民
にその
行動
の徹底を図るべく、
政府
は
市町村
へのあらゆる
支援
を強化すること。 一
住民
に対し早い段階から確実かつ迅速に
防災情報
を伝達するため、
独居老人世帯等
を含む
生活弱者
への
配慮等
、多様な
伝達手段
の
整備
を
促進
すること。 一 今回のような激甚な
災害
が多数発生していることに鑑み、ソフトとハードの両面を組み合わせた
土砂災害対策等
、
治水対策
をより一層強化するとともに、
社会インフラ
の
老朽化対策
を加速すること。 一
政府
は、
災害関連死
を防ぐために必要な
対策
をとること。 右
決議
する。 以上であります。 何とぞ
議員各位
の御
賛同
をお願い申し上げます。
—————————————
大島理森
9
○
議長
(
大島理森
君) 採決いたします。
本案
を可決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大島理森
10
○
議長
(
大島理森
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本案
は可決いたしました。 この際、
小此木国務大臣
から発言を求められております。これを許します。
国務大臣小此木八郎
君。 〔
国務大臣小此木八郎
君
登壇
〕
小此木八郎
11
○
国務大臣
(
小此木八郎
君)
政府
といたしましては、ただいまの
院議
の御
趣旨
を十分尊重して、
人命
第一の方針のもとに
全力
で
救命救助
に当たるとともに、
被災自治体
と連携し、
被災者
の
方々
の
生活
を
支援
するために、
被災者
の
方々
に寄り添いながら、
先手先手
で対応に万全を期してまいります。 ————◇—————
大島理森
12
○
議長
(
大島理森
君)
日程
第一及び第二は、
委員長提出
の議案でありますから、
委員会
の
審査
を省略するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大島理森
13
○
議長
(
大島理森
君) 御
異議
なしと認めます。
—————————————
日程
第一
北方領土問題等
の
解決
の
促進
のための
特別措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
沖縄
及び
北方
問題に関する
特別委員長提出
)
日程
第二
北方地域
旧
漁業権者等
に対する
特別措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
沖縄
及び
北方
問題に関する
特別委員長提出
)
大島理森
14
○
議長
(
大島理森
君)
日程
第一、
北方領土問題等
の
解決
の
促進
のための
特別措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
、
日程
第二、
北方地域
旧
漁業権者等
に対する
特別措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
、右両案を一括して
議題
といたします。
委員長
の
趣旨弁明
を許します。
沖縄
及び
北方
問題に関する
特別委員長横光克彦
君。
—————————————
北方領土問題等
の
解決
の
促進
のための
特別措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
北方地域
旧
漁業権者等
に対する
特別措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
横光克彦
君
登壇
〕
横光克彦
15
○
横光克彦
君 ただいま
議題
となりました両
法律案
につきまして、
提案
の
趣旨
及びその内容を御説明申し上げます。 まず、
北方領土問題等
の
解決
の
促進
のための
特別措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
について申し上げます。
本案
は、
北方
領土問題が今なお未
解決
である現在の
状況
及び
北方領土返還運動
の拠点である
北方領土隣接地域
の
振興
に関する施策の
実施状況
に鑑み、
共同経済活動
の進展も踏まえつつ、
北方領土問題等
の
解決
の一層の
促進
を図るためのものであります。 そのために、
北方領土隣接地域
の
経済
の
活性化
に資する
特定共同経済活動
の円滑な
実施
のための
環境整備
に関する
規定
を設けるとともに、
北方領土隣接地域振興等基金
の取崩しに関する
規定
を追加することとしております。
本案
は、昨九日の
沖縄
及び
北方
問題に関する
特別委員会
におきまして、
全会一致
をもって
委員会提出
の
法律案
とすることに決したものであります。 なお、
委員会
におきまして、
北方領土問題等
の
解決
の
促進
及び
北方領土隣接地域
の
振興
に関する件について
決議
が行われたことを申し添えます。 次に、
北方地域
旧
漁業権者等
に対する
特別措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
について申し上げます。
本案
は、
北方
四島の元
島民
や旧
漁業権者
の
生活
の安定がその子や孫以外の者によっても図られている実態を踏まえ、元
島民等
の
配偶者等
も
低利融資
を受けるための資格を承継できることとするなど、
融資対象者
の範囲を拡大するものであり、
介護等
、
生計維持
以外の方法で元
島民等
の
生活
の安定を図っている者も指定できることとしております。
本案
は、昨九日の
沖縄
及び
北方
問題に関する
特別委員会
におきまして、
全会一致
をもって
委員会提出
の
法律案
とすることに決したものであります。 何とぞ
議員各位
の御
賛同
をお願い申し上げます。(拍手)
—————————————
大島理森
16
○
議長
(
大島理森
君) 両案を一括して採決いたします。 両案を可決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大島理森
17
○
議長
(
大島理森
君) 御
異議
なしと認めます。よって、両案とも可決いたしました。 ————◇—————
大島理森
18
○
議長
(
大島理森
君) 本日は、これにて散会いたします。 午後一時四十七分散会 ————◇—————
出席国務大臣
国務大臣
小此木八郎
君
国務大臣
福井 照君