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2017-11-22 第195回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本
委員
は
平成
二十九年十一月二日(木曜日)
議長
の指名で、次のとおり選任された。
赤澤
亮正
君
秋葉
賢也
君
穴見
陽一
君
江渡
聡徳君
大隈
和英
君
神田
裕君
木原
誠二
君
国光あやの
君
後藤
茂之
君
佐藤
明男
君
白須賀貴樹
君
新谷
正義
君
田中
英之
君
田畑
裕明
君
田村
憲久
君
高鳥
修一
君
高橋ひなこ
君
谷川
とむ君
中曽根康隆
君
長尾
敬君
橋本
岳君
百武
公親
君
福山
守君
穂坂
泰君
堀内
詔子
君
松本
純君 三
ッ林裕巳
君
務台
俊介
君
池田
真紀
君
尾辻かな子
君
西村智奈美
君
長谷川嘉一
君
初鹿
明博
君
吉田
統彦君
岡本
充功
君
下条
みつ
君
白石
洋一
君
山井
和則
君
柚木
道義
君
伊佐
進一
君
中野
洋昌
君
桝屋
敬悟
君
篠原
孝君
高橋千鶴子
君
足立
康史
君 十一月二日
高鳥修一
君が議院において、
委員長
に選任された。
平成
二十九年十一月二十二日(水曜日) 午前十一時四十一分
開議
出席委員
委員長
高鳥
修一
君
理事
後藤
茂之
君
理事
田村
憲久
君
理事
橋本
岳君
理事
堀内
詔子
君
理事
渡辺
孝一
君
理事
西村智奈美
君
理事
岡本
充功
君
理事
桝屋
敬悟
君
赤澤
亮正
君
秋葉
賢也
君
穴見
陽一
君
安藤
高夫
君
井野
俊郎
君
大岡
敏孝
君
大西
英男
君
鬼木
誠君
木村
哲也
君
木村
弥生
君
国光あやの
君
小泉進次郎
君
小林
鷹之君
後藤田正純
君
佐藤
明男
君
塩崎
恭久
君
繁本
護君
白須賀貴樹
君
田畑
裕明
君
長尾
敬君
船橋
利実
君
山田
美樹
君
池田
真紀
君
尾辻かな子
君
長谷川嘉一
君
初鹿
明博
君
吉田
統彦君
下条
みつ
君
白石
洋一
君
山井
和則
君
柚木
道義
君
伊佐
進一
君
中野
洋昌
君
篠原
孝君
高橋千鶴子
君
足立
康史
君 …………………………………
厚生労働大臣
加藤
勝信君
厚生労働
副
大臣
高木美智代
君
厚生労働
副
大臣
牧原
秀樹
君
厚生労働大臣政務官
田畑
裕明
君
厚生労働大臣政務官
大沼みずほ
君
厚生労働委員会専門員
中村 実君
—————————————
委員
の異動 十一月十日
辞任
補欠選任
松本
純君
渡辺
孝一
君 同月十七日
辞任
補欠選任
江渡
聡徳君
船橋
利実
君
大隈
和英
君
安藤
高夫
君
神田
裕君
塩崎
恭久
君
木原
誠二
君
木村
哲也
君
新谷
正義
君
井野
俊郎
君
田中
英之
君
木村
弥生
君
谷川
とむ君
山田
美樹
君
中曽根康隆
君
大岡
敏孝
君
百武
公親
君
繁本
護君
福山
守君
後藤田正純
君
穂坂
泰君
小泉進次郎
君
務台
俊介
君
小林
鷹之君 同月二十二日
辞任
補欠選任
高橋ひなこ
君
鬼木
誠君 三
ッ林裕巳
君
大西
英男
君 同日
辞任
補欠選任
大西
英男
君 三
ッ林裕巳
君
鬼木
誠君
高橋ひなこ
君
—————————————
十一月二十二日
後藤
茂之
君
田村
憲久
君
橋本
岳君
堀内
詔子
君
渡辺
孝一
君
西村智奈美
君
岡本
充功
君
桝屋
敬悟
君 が
理事
に当選した。
—————————————
十一月二十二日
旅館業法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
第七号) は本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
理事
の
互選
国政調査承認要求
に関する件 ————◇—————
高鳥修一
1
○
高鳥委員長
これより
会議
を開きます。 この際、一言御
挨拶
を申し上げます。 このたび、
厚生労働委員長
に就任いたしました
高鳥修一
でございます。 本
委員会
は、
医療
、
介護
、
子育て
、
年金
、
労働問題等
、
国民生活
に
かかわり
の深い重要な
課題
を抱えております。 特に、
生産性
の
向上
を図りつつ、
仕事
と
生活
の調和を
実現
するため、
過重労働
を是正するなど
働き方
の
改革
が急務となっております。 また、全ての
国民
の
安心
を支える
社会保障
の
充実
に努め、
子育て支援
、
障害福祉
を初め、
現場
の実態を踏まえた
医療
、
介護
の
対策
などに取り組む必要があります。 このような
状況
の
もと
、当
委員会
に課せられた使命は極めて重大であり、
委員長就任
に当たり、改めてその
責任
の重さを痛感いたしております。 ここに
委員各位
の御
指導
と御
協力
をいただき、公正かつ円満な
委員会運営
に努めてまいりたいと存じます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。(
拍手
) ————◇—————
高鳥修一
2
○
高鳥委員長
これより
理事
の
互選
を行います。
理事
の員数は八名とし、先例によりまして、
委員長
において指名するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
高鳥修一
3
○
高鳥委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 それでは
後藤
茂之
君
田村
憲久
君
橋本
岳君
堀内
詔子
君
渡辺
孝一
君
西村智奈美
君
岡本
充功
君
桝屋
敬悟
君 をそれぞれ
理事
に指名いたします。 ————◇—————
高鳥修一
4
○
高鳥委員長
次に、
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りいたします。
厚生労働関係
の
基本施策
に関する
事項
社会保障制度
、
医療
、
公衆衛生
、
社会福祉
及び人口問題に関する
事項
労使関係
、
労働基準
及び
雇用
・
失業対策
に関する
事項
以上の各
事項
について、その実情を
調査
し、
対策
を樹立するため、小
委員会
の設置、
関係
各方面からの
説明聴取
及び資料の
要求等
の方法により、
本会期
中
調査
を進めたいと存じます。 つきましては、
衆議院規則
第九十四条により、
議長
の
承認
を求めたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
高鳥修一
5
○
高鳥委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ————◇—————
高鳥修一
6
○
高鳥委員長
この際、
加藤厚生労働大臣
、
高木厚生労働
副
大臣
、
牧原厚生労働
副
大臣
、
田畑厚生労働大臣政務官
及び
大沼厚生労働大臣政務官
から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。
加藤厚生労働大臣
。
加藤勝信
7
○
加藤国務大臣
厚生労働委員会
の開催に当たり、御
挨拶
を申し上げます。
厚生労働大臣
に就任してから三カ月が経過しましたが、
厚生労働行政
の幅広さ、
責任
の重さを改めて実感しております。
国民
の
生活
を生涯にわたって支える
厚生労働省
の長として、
国民
の
皆様
の安全、
安心
の
確保
に万全を期すとともに、
我が国
の
経済社会
の発展に寄与すべく、
厚生労働行政
の諸
課題
に
全力
で
取り組み
ます。 一億総
活躍社会
の
実現
は、
安倍内閣
の最
重要課題
であります。
少子高齢化
が進む中、
高齢者
も
若者
も、
女性
も男性も、難病や
障害
を抱える人も、誰もが活躍できる一億総
活躍社会
の
実現
に向けて
全力
で
取り組み
ます。 その
最大
の
チャレンジ
である
働き方
改革
は、一人一人の意思や
能力
、置かれた事情に応じた多様な
働き方
の選択を可能とするため、働く方の視点に立って行う
改革
であります。既に、
働き方
改革
を
実現
するための
法案要綱
を取りまとめ、九月には、
労働政策審議会
から、おおむね妥当という答申をいただいております。長時間
労働
の是正や同一
労働
同一
賃金
を初めとする
改革
を
実現
するため、
法案
の
早期提出
に向けた
準備
を着実に進めます。
働き方
改革
の
実効性
を担保するため、長時間
労働
が行われている
企業
に対する
監督指導
を徹底します。また、非
正規雇用労働者
の
正社員転換
や
待遇改善等
に取り組む
企業
に対する
支援
を進めます。さらに、地方の
中小企業
まで
働き方
改革
の
取り組み
が浸透するよう、
地方自治体等
とも
協力
しながら、
全国各地
で
説明会
を開催するなど、きめ細かく
支援
をしてまいります。
最低賃金
については、
働き方
改革実行計画等
において、年率三%程度を目途として
引き上げ
を進め、千円を目指すとされています。本年度は
全国加重平均
で二十五円
引き上げ
、
時給換算
になって以降、昨年度と並んで
最大
の上げ幅となりました。
賃金引き上げ
の流れを後押しし、
生産性革命
を
実現
するため、
介護
、
生活衛生分野
における
生産性向上
のための
ガイドライン作成
や、
保育園等
における
ICT化
の
推進
、
中小企業事業主
による
生産性向上
に向けた
取り組み等
への
支援
を進めます。 また、
人的投資
を
強化
するため、
リカレント教育
の
抜本的拡充
などにより、生涯にわたる学び直しと新しい
チャレンジ
の
機会
を
確保
します。加えて、二〇二三年の
技能五輪国際大会
の
我が国
への招致を通じ、
技能尊重機運
の
醸成等
に
取り組み
ます。
転職
、再
就職支援
については、年齢に
かかわり
ない多様な選考、
採用機会
の拡大に向けた
検討
を進めるとともに、働く方の
希望
や
能力
に応じた
転職支援等
に
取り組み
ます。 六十五歳を超えた方の
継続雇用
や
定年延長
を行う
企業
に対する
支援
、ハローワークによる再
就職支援
の
強化
など、働きたいと願う
高齢者
の
希望
をかなえるための
支援
を一層進めます。
女性
が輝く
社会
の
実現
に向け、
女性活躍推進法
に基づく
女性活躍
に関する
企業
の情報の見える化を
推進
するとともに、
仕事
と
子育て等
との両立を図るため、
育児休業制度
を初めとした
両立支援制度
の
普及等
に
取り組み
ます。
人づくり革命
を進めるため、
子育て世代
、
子供たち
に大胆に投資し、お年寄りも
若者
も
安心
できる、全
世代型社会保障制度
を
構築
します。
待機児童
の
解消等
に向けて、
子育て安心プラン
を前倒しし、二〇二〇年度までに三十二万人分の
保育
の
受け皿
を
整備
するとともに、そのために必要な
保育人材
の
確保等
をさらに進めます。
幼児教育
、
保育
の
無償化
について、三歳から五歳児については全面
無償化
し、ゼロ歳から二歳児についても所得の低い世帯について
無償化
を行います。
放課後児童対策
についても、
量的拡充
を進めるとともに、
社会
の
ニーズ
に応じ、
子供
の
自主性
、
社会性
を育む
観点
などからその
あり方
について
検討
します。 また、
妊娠期
から
子育て期
まで切れ目なく
支援
する
子育て世代包括支援センター
の
全国展開
、産後
ケア
の
充実
、
不妊治療
への
支援等
にも
取り組み
ます。 全ての
子供
には、適切な
養育
を受け、健やかな成長、発達や
自立等
を保障される権利があります。
改正児童福祉法
の着実な施行を通じ、
地域
における
児童虐待
の
発生予防
から
自立支援
まで一連の
対策
を
推進
するとともに、新たな
社会的養育ビジョン
の
内容
も踏まえ、
里親制度
の
充実強化等
を
推進
します。 さらに、一人
親家庭
を
支援
し、
子供
の貧困に対応するため、
児童扶養手当
による
経済的支援
、
就職
に有利な
資格
の
取得支援等
に総合的に
取り組み
ます。 団塊の
世代
が全員七十五歳以上となる二〇二五年に向けて、
地域包括ケアシステム
の
構築
を一層
推進
していくことが必要であります。二〇一八年度は、
医療計画
、
介護保険事業計画
、
障害福祉計画
の新たな
計画期間
が始まる年であり、また、六年に一度の
診療報酬
、
介護報酬
、
障害福祉サービス等報酬
の
同時改定
が行われる重要な節目の年です。このため、
国民
一人一人に必要な
サービス
が提供されるよう、新たな
計画
の策定や
報酬改定
に向けた
検討
を進めます。あわせて、
国民
皆
保険
の
持続性
とイノベーションの
推進
を両立し、
国民負担
の軽減と
医療
の質の
向上
を
実現
する
観点
から、
薬価制度
の
抜本改革
に
取り組み
ます。 今後、
少子高齢化
に伴い
医療
、
介護
の
ニーズ
が増加する中で、質が高く効率的な
医療提供体制
の
構築
に向け、
地域医療構想
の達成に向けた
取り組み
を一層進めます。
医師
の
働き方
改革
を進めるため、
医師法
に基づく
応招義務等
の
特殊性
を踏まえ、質の高い新たな
医療
と
医療現場
の新たな
働き方
の
実現
を目指し、時間
外労働規制
の具体的な
あり方
、
労働
時間
短縮策等
に向けた
検討
を進めます。また、
医師等
を初めとする
需給推計
、
養成確保
、
偏在対策等
についても
検討
を進めます。 さらに、健康、
医療
、
介護
に関する
データ利活用基盤
の
構築
を軸に、
保険者機能
の
強化
や
ゲノム医療
、
AI等
の
最先端技術
の
活用等
、
データヘルス改革
を戦略的、一体的に
推進
していくとともに、
審査支払い機関
の
改革
を進めます。
医薬品
、
医療機器産業
については、革新的な
医薬品等
の開発を
促進
する
環境
の
整備
に取り組むとともに、
後発医薬品
の
使用促進
や
ベンチャー企業
への
支援
を実施します。また、
C型肝炎治療薬
の
偽造薬
が発見された
事案
を初め、
医薬品
に対する
国民
の信頼を揺るがしかねない
事案
が相次いでいることを重く受けとめ、
医薬品
の製造及び販売における
法令遵守
の徹底や、
医薬品等
の
安全性
の
確保
に努めるとともに、
制度的対応
を含めたさらなる
安全対策
を
検討
します。
国際保健
の
分野
においても、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの
推進
、
薬剤耐性菌
を含む
感染症対策等
のグローバルな
課題
に的確に対応します。 家族の
介護
のために離職せざるを得ない
状況
を防ぎ、働き続けられる
社会
の
実現
を目指します。このため、
介護
の
受け皿
五十万人分の
整備
を進めるとともに、他の産業との
賃金格差
をなくしていくためさらなる
処遇改善
を進めるなど
介護人材
の
確保
に
取り組み
、二〇二〇年代初頭までに
介護離職
ゼロを目指します。
受動喫煙
による
健康影響
が明らかとなる中、
国民
を望まない
受動喫煙
から守るための
対策
を徹底することが必要です。二〇二〇年の
東京オリンピック
・
パラリンピック等
を
契機
に、望まない
受動喫煙
のない
社会
の
実現
に向けて、できるだけ早期に
法案
を
国会
に提出できるよう
準備
を進めるとともに、
各種支援策
の
推進
、
普及啓発
の
促進
など、総合的かつ実効的な
取り組み
を進めます。
がん対策
については、
がん予防
、
がん医療
の
充実
、
がん
との
共生
の三つを柱とした第三期
がん対策推進基本計画
に基づき、
がんゲノム医療
の
実現
や
希少がん
、
難治性がん対策
の
充実
、
がん患者
の
就労支援
の
推進等
、総合的な
がん対策
を進めます。 いわゆる
民泊サービス
の
制度化
にあわせた
旅館業
の
規制緩和
を進めるとともに、無許可の民泊に対する取り締まりの
強化等
を
内容
とする
法案
を今
国会
に提出いたしました。 また、
水道施設
の
老朽化
の進行、
人口減少等
が
課題
となる中、
水道事業
の
基盤強化
を図るための
水道法
の
見直し
に向けた
準備
を進めます。 さらに、
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会等
を
契機
として、
我が国
の
食品衛生管理
について
国際標準
との
整合性
を図るとともに、先般の
腸管出血性大腸菌O157
による広域的な
食中毒事案
を踏まえ、こうした
事案
に的確に対応するための
体制整備
を進めるなど、食品安全をめぐる
環境
の
変化
を踏まえた
食品衛生規制
の
見直し
を進めます。
人口減少
や急速な
高齢化
、
地域社会
の
脆弱化
などの
社会構造
の
変化
の中で、人々が、さまざまな
生活課題
を抱えながらも住みなれた
地域
で
自分
らしく暮らしていけるよう、
地域
の
住民
や多様な主体が支え合い、
住民
一人一人の暮らしと
生きがい
、そして
地域
をともにつくっていく
地域共生社会
の
実現
を目指し、包括的な
支援体制
の
構築等
を進めます。 さきの
通常国会
で成立した
改正介護保険法
に基づき、
地域包括ケアシステム
の
構築
を一層
推進
していくとともに、
生活困窮者自立支援制度
について、
生活保護
に至る前の段階で、
支援
が必要な方をしっかりと
相談支援
につなげ、
就労
、家計、住まいの
支援
などを組み合わせた
支援
を行う
体制
の
強化
に向けて
検討
を進めます。また、
生活保護制度
については、必要とする人には確実に
保護
を実施するという基本的な考え方の
もと
、
医療扶助
のさらなる
適正化
、
就労支援
や
大学等
への
進学支援
といった
自立支援
に向けた
見直し
を
検討
するとともに、
生活保護基準
の検証を進めます。
障害
のある
方々
がみずからの望む
地域生活
を営むことができるよう、
生活
や
就労
の
支援
を
充実
させるほか、グループホームの
整備
などに
取り組み
ます。また、
措置入院者
が退院後に
医療等
の継続的な
支援
を確実に受けられる仕組みを
整備
するなど、
精神障害
を持つ
方々
が
地域
で
安心
して
生活
できるようにするため、
精神保健福祉法
の
見直し
を含め、必要な
対策
を進めます。
アルコール健康障害対策
や
ギャンブル等依存症対策
については、
専門医療機関
の選定や
相談体制
の
整備
、
民間団体
の
活動支援等
を総合的に
推進
します。
自殺対策
については、七月に閣議決定された
自殺総合対策大綱
に基づき、
関係
府省と連携し、誰も
自殺
に追い込まれることのない
社会
の
実現
に向けた
取り組み
を一層
強化
します。また、座間市における事件の
再発防止
に向けて、
若者向け
のSNSを活用した
相談機会
の
確保等
を進めます。
年金制度
については、昨年の
臨時国会
で成立した
年金改革法
に基づき、短時間
労働者
への
被用者保険
の
適用拡大
の
促進
や、
年金積立金管理運用独立行政法人
を
国民
から一層信頼される組織とするための
体制強化
などを着実に進めます。また、八月から施行された
年金受給資格期間
の二十五年から十年への短縮について、対象となる方へ着実に
年金
が支払われるよう、引き続き万全を期していきます。 さらに、一月から
加入範囲
が大幅に拡大された
個人型確定拠出年金制度
の周知、広報を図り、
私的年金
の一層の
普及
に
取り組み
ます。
年金事業運営
については、
振替加算
の
支給漏れ事案
を踏まえ、これまでの
事務処理誤り等
の総点検を行います。また、
国民年金保険料
の
収納対策
、
厚生年金保険
の
適用促進
、
情報セキュリティー対策等
に着実に
取り組み
ます。
援護施策
については、
海外遺骨収集等事業
における不
適正経理
に関して会計検査院から指摘を受けたことを重く受けとめ、
再発防止
に努めるとともに、
戦没者遺骨収集推進法
に基づき、国の責務として、一柱でも多くの御
遺骨
を収容し、御遺族に引き渡すことができるよう、
全力
を尽くします。 また、
慰霊事業
に着実に取り組むとともに、
戦傷病者
、
戦没者遺族
、
中国残留邦人等
に対する
支援策
について、引き続き、きめ細かく実施します。
東日本大震災
の発生から六年半がたちましたが、
避難生活
が長期化している
被害者
の
方々
も依然として多くいらっしゃいます。私
自身
、九月に
被災地
を訪問し、
復興
に向けた歩みを
自分
の目で見てまいりました。私
自身
も
復興大臣
であるとの強い意識の
もと
、
被災者
の心に寄り添い、
復興
に向けた
取り組み
を進めます。 また、台風による
豪雨被害
を初め、
全国各地
で相次ぐ
自然災害
からの一日も早い
復旧復興
に向けて、
関係省庁
とも連携しつつ、
スピード感
を持って
全力
で
取り組み
ます。
委員長
、
理事
を初め
委員
の
皆様
、
国民
の
皆様
に一層の御
理解
と御
協力
を賜りますようお願いいたします。(
拍手
)
高鳥修一
8
○
高鳥委員長
次に、
高木厚生労働
副
大臣
。
高木美智代
9
○
高木
副
大臣
このたび
厚生労働
副
大臣
を拝命いたしました
高木美智代
でございます。 主として、
医療
、
介護
、
福祉
、
子育て支援
の
分野
を担当いたします。 急速に
少子高齢化
が進む中、
社会保障制度
をしっかりと次
世代
に引き渡し、
現役世代
の
安心
も
確保
するため、誠実かつ積極的に取り組んでまいります。
厚生労働委員会
の
皆様方
の御
理解
と御
協力
を得ながら、
牧原
副
大臣
、両
大臣政務官
とともに
全力
で
加藤大臣
を補佐してまいる
所存
でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(
拍手
)
高鳥修一
10
○
高鳥委員長
次に、
牧原厚生労働
副
大臣
。
牧原秀樹
11
○
牧原
副
大臣
このたび
厚生労働
副
大臣
を拝命しました
牧原秀樹
でございます。 主として、
労働
、
年金分野
を担当します。 全ての
国民
の
皆様
が
生きがい
と働きがいを持てるよう、さまざまな
施策
に誠心誠意取り組んでまいります。
厚生労働委員
の
皆様方
の御
理解
と御
協力
を得ながら、
高木
副
大臣
、そして両
大臣政務官
とともに
加藤大臣
を補佐してまいる
所存
でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(
拍手
)
高鳥修一
12
○
高鳥委員長
次に、
田畑厚生労働大臣政務官
。
田畑裕明
13
○
田畑大臣政務官
このたび
厚生労働大臣政務官
を拝命いたしました
田畑裕明
でございます。 両副
大臣
、
大沼政務官
とともに
加藤大臣
をしっかり補佐をいたしまして
最大限努力
をしてまいります。どうか
皆様
よろしくお願いいたします。(
拍手
)
高鳥修一
14
○
高鳥委員長
次に、
大沼厚生労働大臣政務官
。
大沼みずほ
15
○
大沼大臣政務官
このたび
厚生労働大臣政務官
を拝命いたしました
大沼みずほ
でございます。 両副
大臣
、
田畑政務官
とともに
加藤大臣
を補佐して努力してまいる
所存
でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(
拍手
)
高鳥修一
16
○
高鳥委員長
次回は、来る二十四日金曜日午前八時四十五分
理事会
、午前九時
委員会
を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時一分散会