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2017-04-27 第193回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成二十九年四月二十七日(木曜日)     午前九時開議  出席委員    委員長 吉野 正芳君    委員長 鈴木 俊一君    理事 亀岡 偉民君 理事 島田 佳和君    理事 谷  公一君 理事 橋本 英教君    理事 藤原  崇君 理事 金子 恵美君    理事 郡  和子君 理事 高木美智代君       秋本 真利君    伊藤信太郎君       石川 昭政君    小野寺五典君       勝沼 栄明君    門  博文君       門山 宏哲君    菅家 一郎君       小泉進次郎君    小松  裕君       古賀  篤君    坂井  学君       鈴木 憲和君    瀬戸 隆一君       田野瀬太道君    田畑 裕明君       高橋ひなこ君    土井  亨君       西村 明宏君    根本  匠君       野中  厚君    星野 剛士君       小熊 慎司君    大畠 章宏君       岡田 克也君    落合 貴之君       黄川田 徹君    階   猛君       岡本 三成君    中野 洋昌君       真山 祐一君    高橋千鶴子君       畠山 和也君    浦野 靖人君       木下 智彦君     …………………………………    国務大臣    (復興大臣)       吉野 正芳君    復興大臣        橘 慶一郎君    復興大臣        長沢 広明君    復興大臣政務官      長坂 康正君    復興大臣政務官      田野瀬太道君    衆議院調査局東日本大震災復興特別調査室長     宇佐美雅樹君     ————————————— 委員の異動 四月十九日  辞任         補欠選任   大串 正樹君     中川 俊直君 同月二十一日  辞任         補欠選任   中川 俊直君     田畑 裕明君 同月二十七日  辞任         補欠選任   吉野 正芳君     星野 剛士君 同日  吉野正芳委員長辞任につき、その補欠として鈴木俊一君が委員長に当選した。     ————————————— 本日の会議に付した案件  委員長辞任及び互選      ————◇—————
  2. 谷公一

    谷委員長代理 これより会議を開きます。  委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行います。  お諮りいたします。  委員長吉野正芳君より、委員長辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 谷公一

    谷委員長代理 御異議なしと認めます。よって、委員長辞任を許可することに決しました。  これより委員長互選を行います。
  4. 橋本英教

    橋本(英)委員 動議を提出いたします。  委員長互選は、投票によらないで、鈴木俊一君を委員長に推薦いたします。
  5. 谷公一

    谷委員長代理 ただいまの橋本英教君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  6. 谷公一

    谷委員長代理 御異議なしと認めます。よって、鈴木俊一君が委員長に御当選になりました。  委員長鈴木俊一君に本席を譲ります。     〔鈴木委員長委員長席に着く〕
  7. 鈴木俊一

    鈴木委員長 この際、一言挨拶を申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました鈴木俊一でございます。  未曽有の大災害である東日本大震災から六年余りが経過いたしました。この間、関係各方面の方々の懸命な御努力により、復興への取り組みは着実に進められております。  しかしながら、被災者方々住宅生活再建産業なりわい再生福島での避難指示解除帰還促進に向けた環境整備など、多くの課題が山積しており、復興を加速させる取り組みを進めることが必要であります。  このような状況もと被災者方々復興進展を実感していただけるよう、東日本大震災からの復興再生に向けて、本委員会の果たすべき役割は極めて重大であります。  委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円満なる委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)      ————◇—————
  8. 鈴木俊一

    鈴木委員長 この際、吉野復興大臣から発言を求められておりますので、これを許します。復興大臣吉野正芳君。
  9. 吉野正芳

    吉野国務大臣 昨日、復興大臣を拝命いたしました吉野正芳でございます。  東日本大震災復興特別委員会開催に当たり、一言挨拶を申し上げます。  東日本大震災から六年が経過し、復興創生期間の二年目に入りました。  安倍内閣では、これまでも、復興加速化内閣の最重要課題の一つとして位置づけ、政府を挙げて復旧復興に取り組んでまいりました。  その成果もあり、地震、津波被災地域では、生活に密着したインフラの復旧はほぼ終了し、住まい再建なりわい再生も一歩ずつ着実に進展をしております。  また、福島においても、この春には、帰還困難区域を除くほとんどの地域避難指示が解除されるなど、本格的な復興に向けた動きが始まっております。  一方、避難者の数は四十七万人から十二万人に減少しましたが、いまだ多くの方々が不自由な生活を余儀なくされております。被災者方々一人一人の置かれた状況を踏まえ、被災者に寄り添い、きめ細やかに対応してまいります。  次に、具体的な取り組みについて申し上げます。  避難生活長期化に伴う見守り、心身のケア、新しいコミュニティーの形成の取り組みなど、生活再建のステージに応じた切れ目のない支援を行ってまいります。  また、生きがいを持って暮らしていただくための心の復興にも力を入れてまいります。  ピークを迎えている住宅再建もしっかり進めてまいります。  高台移転災害公営住宅は、来春で九割が完成する見込みとなっております。  被災地方々に一日でも早く安心できる住まいに移っていただけるよう、全力で取り組んでまいります。  産業なりわい再生を図るため、商業施設整備、企業の新規立地新規事業への進出や販路の開拓等支援、あわせて、農林水産物を初めとする風評被害の払拭に向けた取り組み等に、より一層力を注いでまいります。  さらに、被災地人材確保対策にも取り組んでまいります。  観光振興については、さらなるインバウンドの増大に向け、地域からの発案に基づいた取り組み東北の魅力の発信強化等を継続的に実施するほか、交流人口の拡大に向けた官民連携での取り組みを強化してまいります。あわせて、風評の影響を受けた福島県に特化した国内観光振興支援してまいります。  福島復興再生を加速させるため、教育、医療、介護などの生活環境整備を一層推進してまいります。また、福島イノベーション・コースト構想の推進や官民合同チームによる自立支援など、産業なりわい再生を図ってまいります。  帰還困難区域については、たとえ長い年月を要するとしても、将来的に帰還困難区域の全てを避難指示解除し、復興再生に責任を持って取り組むとの決意のもと、可能なところから、着実かつ段階的に復興を目指して取り組んでいくこととしております。このため、特定復興再生拠点整備を図るための福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案を参議院で御審議いただいております。  福島復興再生中長期的対応が必要であり、引き続き、国が前面に立って、全力で取り組んでまいります。  被災地の単なる原状復帰にとどまらず、新しい東北の創造に取り組んでまいります。  さらに、二〇二〇年東京オリンピックパラリンピック競技大会に向け、被災地での競技開催聖火リレーなど、復興五輪取り組みも進めてまいります。  私は、震災直後から、被災した者の一人として、被災者の声に真摯に耳を傾け、痛みや苦しみ、思いを共有し、復興全力で努力してまいりました。  改めて、復興大臣として、これまでの安倍内閣の方針に従い、現場主義に徹して被災地の意見をよく伺い、被災者に寄り添いつつ、復興の司令塔としての機能をしっかり果たしながら、復興をさらに加速化させてまいります。  鈴木委員長を初め、理事及び委員各位の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手
  10. 鈴木俊一

    鈴木委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午前九時九分散会