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上杉委員 誠意ある御
答弁、ありがとうございました。
まさに、段階的に、詳細に
発表していく等々、これも、今まで
震災の
教訓を基に
政府を挙げてやってきて、今こういうような
発信の仕方になっているということでありますから、これを更にもっと
ブラッシュアップをしていって、最近は、
地震そして
台風等々、
震災が多いような世の中になってまいりましたから、そういったときに、
危機管理という意味でも正しい
発信をこれからもお願いしたいというふうに
思います。
私も与党の一員として、もちろん
県民の
皆様の厳しい声をしっかりと
政府に届けないといけないということで厳しい言い方もしなければならないときもありますが、共に一緒になって頑張っていきたいというふうに思っております。
原発については、以上であります。
続いて、今回の
地震の
被災に関して、何とか御
支援をお願いしたいという
お話でございます。
今回の
地震は、三・一一の
余震であったというふうに言われておりますけれども、随分
揺れたんですね。この十年間で
余震というふうにいえば、マグニチュード七以上の
余震というのは今回で十一回目なんですね。今回随分
揺れて、多くの
方々が、例えば本棚から本がおっこちたですとか、お店だったら上に置いてあるお皿が落ちたというような、そういう家財とか、会社だったら棚とか、そういうところの落ちたという
被害が随分多く出ています。一方で、
インフラ関係というのは、
震災と比較するのもあれですけれども、随分少なかったということであります。
地震の
中身を見ると、
地震波が、どうもその一秒間の
揺れのやつが周期があるそうで、そういうふうに小刻みに
揺れるような
地震だったから、そういう
地震だとそういうような
被害になるんだそうでありました。そういう今回の
地震でありました。
そこで、資料をお配りさせていただきましたが、
写真のものなんですけれども。
今回、私の
福島県の
県南地域であれば、
白河市、
矢吹町、
鏡石町、須賀川市というふうにあるんですけれども、ちょうど今止まっている
東北新幹線が通っているところであります。地盤も他の
地域よりも少し緩くて、十年前の
震災のときも随分
揺れた
地域でありました。今、こういうふうに様々な
被害が出ております。
それぞれについていろいろ伺っていきたいというふうに思うんです。
まず、一番だったら、これは
田んぼの
のり面で、この
写真だと大きさが分かりづらいんですが、私の身長よりも大きいコンクリートのやつですね、これがおっこってしまっているということです。この
後ろ側には
東北新幹線が走っていて、電柱も折れてしまっていて、今止まっているというのが一番です。
二番は、こういうふうに
道路が、アスファルトががしゃっとずれてしまっているものです。
右側の五番は、
ホテルニュー日活さんという
矢吹町の
ホテルなんですけれども、上と下の、こういうふうにもうぐちゃぐちゃになっているというものです。
左下は、
道路が寸断するように、地割れのようになっております。これは
鏡石町というところで、
東北本線の近くを通る道です。
真ん中下は、これは
学校なんですけれども、
体育館です。
体育館の壁の石こうボード的なものがおっこって、これは
写真ではちょっと切れていて写っていないんですが、
右側に
バスケットゴールがあるんですけれども、こういうふうになってしまっている、こういうものがあります。
それで、今回、いろいろ御
支援をお願いしたいのが、
中小企業、
小規模事業者の
皆さん、
店舗の
皆さん、そういった
方々がそうであります。また、
インフラもそうですし、
農業、林業、そういった
方々もそうであります。また、
学校施設もそうであります。
一つ一つちょっと伺ってまいりたいんですけれども、また
梶山大臣にお伺いしたいんですが。
今、
コロナ禍であります。その
コロナ禍で
休業を余儀なくされた
方々もいますし、
時短営業等でずっと大変にしていらっしゃる
店舗の
皆さんもいます。旅館、
ホテルさんなんかですと
皆さんもう御
承知のとおりの
状態でありますから、そういうところに追い打ちをかけるように今回また
地震が起きてしまって、片づけから、また壁の補修等々で、また
休業をしないといけないというような
状態になってきております。
今までですと、
福島県は、例えば一年ちょっと前であれば、おととしの十月は
台風十九号等ありました。
激甚指定がありましたので、いろいろな
支援策もありました。当時ですと、
持続化給付金じゃなくて
持続化補助金ですとか、
グループ化補助金とかもありました。
いずれにしましても、この二重苦、三重苦、
コロナでですね、そういう
状況もありますし、何とか御配慮いただいて、
中小企業、
小規模事業者、
店舗の
皆さん、フリーの
方々、そういった
方々に手を差し伸べていただきたいというふうに思うんですけれども、御検討よろしくお願いします。