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向井政府参考人 お答え申し上げます。
まず、
特別定額給付金の
オンライン申請につきまして、本日までに受け付けを開始した市区町村は千六百九十六団体、
オンライン申請の件数は昨日のゼロ時時点で百八十一万六千四百三十件となっております。
それから、
オンライン申請につきましていろいろ御
指摘がございました。
まず、
申請開始日に混み合ったことにつきましては、受け付け開始日の午後におきまして
アクセスできない事態が発生し、これについては厚くおわび申し上げたいと
思います。
この原因につきましては、マイナポータルの能力不足、いわゆる太さの問題でございますけれども、これではなくてほかにあったところでございますが、いずれにいたしましても、これにつきましては四時間ほどで解消いたしまして、今はスムーズに動いてございます。
それから、
申請者の誤記入につきましては、誤記入
対策といたしまして、受け付け開始に向けて、一度入力した事項の自動転記機能、わかりやすい記載事項
説明など
対応に努めたところでございますけれども、
申請受け付け開始後も、
国民や市区町村、コールセンターとか、あるいはウエブ上のいろんな御批判、あるいは御助言等をできるだけきめ細かく拾い上げまして、それで優先順位をつけまして、ゴールデンウイーク、土日かかわらず、日夜改修に努めております。
申請を続けながら改修をするという作業に取り組んでございます。
その結果としまして、継続的に、適切な箇所にわかりやすい注意喚起をきめ細かく追加する、あるいは
口座情報の入力の必須化及び入力
内容のチェック機能追加などを実施していったところでございます。引き続き、継続的に
申請者の誤記入を減らすための
取組を進めてまいりたいと考えてございます。
それから、二重
申請のことについても御
指摘がございました。
二重
申請に関しましては、同一人からの
申請をできないこととすることが、マイナポータルで一度に入力可能な世帯員の数、十人と限られてございますので、それ以上の数がある世帯もございます。したがいまして、それを
システム上取り組むのはちょっと困難でございますけれども、一方で、入力画面の適切な箇所におきまして、
給付は一回であり、重ねて
申請を行わない旨の依頼を記載したり、御提案のように、
制度の
申請方法の
説明動画などにおいてその旨を追加するなど、鋭意
対応を行ってまいりたいと思っております。
それから、事前の
事務負担の軽減についても御
指摘がございました。
内閣府、
総務省では、これまでも、
申請受け付けデータの一覧表作成、添付書類一括印刷ツールの配付、市区町村に対しまして簡易な確認手順の提示など、市区町村が迅速かつ円滑に
事務を遂行できるよう積極的な
支援を行ってきたところでございます。
市区町村におきましても、一部で非常におくれているというような報道もございますが、実際に、私ども、できるだけ現場と密接に連絡をとるようにしておりまして、かなりの市区町村で、相当数、八割とか九割のもう
給付を行ったところもございます。そういう好事例を展開していくことによりまして、できるだけそういうふうな市区町村の
事務負担の軽減に努めてまいりたいと思っております。
今後とも、誤記入を防止するための入力画面の改修や市区町村に対する技術的助言を引き続き丁寧に行い、市区町村の
事務負担の軽減と
給付金の円滑、迅速な交付に尽力してまいりたいと考えてございます。