○伊波洋一君 埋立申請の際にも沈下は生じないと言い、そして、私、三月になっても沈下は生じませんと言われながら
説明を受けてきたわけでございますが、しかし、出されておる資料は、まさにこの資料は、三・三メートルは沈下をする、あるいは三・五メートル以上最終的には沈下をする。しかし、沈下しないところがあるんですよ。シュワブ陸上部は沈下しません。すぐ隣の護岸も五メートルしかない。まさに、皆さんがここにあたかも簡単に書いているような、そのようなものでないことは明らかなんです。
ですから、私は、やはりいま一度、本当にこれができるのかどうか。だって、公有水面の埋立ては安心、安全が前提なんですよね。安心、安全が前提です。今日の東京新聞の記事を見ても分かりますように、九十メートルの深さまで軟弱地盤のところと、あるいは五メートルしかないところと、そういうところでどんな力
関係で、本当に荷崩れが起こしかねないんじゃないかと、この図面を見てもすぐ我々でも感じるんですよ。
そのことは、是非、これからも続きますから、
防衛大臣の下でしっかりしたものにしていかないと、これ承認を得なきゃいけないんですから、皆さんは、沖縄県の。そういうことが本当にできるかということを前回から問うているわけです。
前回の
委員会では、埋立承認の埋立工事の工程表において、大浦湾側のA護岸や中仕切り岸壁の着工で始まり、大浦湾側、東側の護岸、係船機能付きが完成して竣工すると記されていると確認していただきました。
工程表によれば、埋立工事には五年の工期が見込まれていました。つまり、今回の海上工事三年八か月、陸上工事一年という新たな地盤改良工事に要する期間を足されて、十年ないしそれ以上の期間掛かることになるのではないでしょうか。
しかし、
防衛大臣は、様々な工事を同時に進行させることも含めて創意工夫を行って、できるだけ工期を短くしたいと
答弁されています。どのような根拠に基づく
答弁なんでしょうか。
平成三十一年一月の報告書には、様々な工事を同時に進行させて工期を短くできると書いてありますか。