○高木(美)
委員 本来は
大臣と議論すべき話だと思うのですが、今三点
お話がありましたけれども、これを具体的にどういう
体制でどう進めていくのか、どういうチームを立ち上げて、いつまでにどうしていくのか、そこはやはり、
厚生労働省改革、
大臣が先頭に立って急ぎというふうにおっしゃるわけですから、しっかり進めていただきたいと思います。
特に、例えば若手のメンバー、
厚生労働省をどうしたいのか、若手プロジェクトとかをしながら、むしろ、そうしたボトムアップの
意識変革へのさまざまな知恵を出し合うとか、また、今有識者等という
お話がありましたけれども、やはり識者であるとか
人事院であるとか、こうした外部の目を入れたそうしたチームであるとかさまざまな案を具体的に立てていただいて、これをいつまでにどのように回していくのか、そこが受け身では、こうした遵法
意識が低いとかガバナンスの欠如とか、この
意識だけが厚労省の中にすり込まれていく、まさに国民の
社会保障、そしてまた労働という重要な、密接な業務を預かる行政の役所として、それはやはり私はよろしくないんじゃないかと。
ここは、
大口副
大臣は、法務そしてまた国対と多くの経験を重ねてこられたわけですから、しっかりと
大臣をお支えしていただきながら、むしろ御自分で建議をしていただくぐらいのお力が私はおありになると思いますので、ぜひ、いらっしゃる政務官お二人、また副
大臣お二人、結束していただいて、ぜひ行動として国民にもお示しいただくことが必要なのではないかということをあえて申し上げさせていただきたいと思います。
続きまして、障害児の
支援につきまして質問をさせていただきたいと思います。
障害児
支援サービスにつきましては、特に乳幼児期の子育ては非常に重要で、発達障害かもしれない、疑われるという
子供に対しては、早期発見、早期
支援が大切ということは、もう皆様御承知のとおりです。
しかし、この時期は、保護者の障害に対して混乱した気持ちもあられ、受容することが非常に難しい。そのことが
支援につながりづらいということから、むしろ、切れ目のない相談
体制が必要ではないか。そしてまた、障害児
支援などにつながる前の段階から、子育てで困っている保護者に対して、ペアレントプログラムなどさまざまなプログラムが開発されております。こうした子育て
支援プログラムの普及を推進していく必要があるのではないか。そのことが子育ての助けとなり、また虐待の予防にも資すると思いますけれども、見解を
伺います。