○風間直樹君 じゃ、次回またやります。
何で私これにこだわっているかといいますと、一年間やってきたわけですよ、先ほど
松川委員もおっしゃったように、延々と。ポイントは、御案内のように、あそこに実際どれだけのごみの量が埋設されていたか。ここなんです、ここをめぐって
国会がずっとやってきた。だったら、国の機関で法律上その調査の権限、実地調査の権限を与えられている検査院があるんだから、皆さんが独自の判断でそれは行うことができるんじゃないんですかというのが私の
質問の趣旨です。ですから、次回またお尋ねしますので、準備を
お願いします。
私の意図は、何日も申し上げていますように、
国会でさんざん
議論しています、これは
行政に対する監視の機能を
国会が持っているから。それは我々の責務なんです、だからやっている。ただし、その中で、法令上
行政に対するチェック機関として強力な権限を与えられている一つが検査院ですよねと、人事院もそうですよねと。特に検査院の場合、二十五条で実地の検査ができますよと言われているんだから、それをやったらどうですかというのが私のお尋ねのそもそもの
問題意識なんですね。何で今回やらなかったのというのが昨日もお尋ねしたところなんですけれども。私、検査院と人事院には非常に期待をしていますので、繰り返しお尋ねをしているところです。
それで、次回またやりますが、先ほど
松川委員からいろんな御意見の表明があったので、私も日頃、
松川さんと親しくさせていただいているので、ちょっと私の認識をまた申し上げたいと
思います。
これ、
松川さんは
外務省の御出身、私は地方議員から上がってきましたので、昔風の言い方で言うと
官僚派と党人派という分け方になるかと思うんですけれども、確かにこの
森友問題、文書改ざん問題で
国会からの
質問が集中していますから、
役所の皆さんの御
負担というのは非常に大きいんだろうと私も拝察をしております。その一方で、これ明らかな法令違反が幾つも出てきていますから、これはチェック・アンド・バランスを担う
国会として、
行政に対する監視機能の一環としてお尋ねは各議員がせざるを得ないと、そういうふうに考えています。
ただ、その中で、私が
思いますのは、いたずらに人格に対する誹謗中傷するとか、先般もそういう
質問がありましたけれども、そういうことは避けなきゃいかぬ。我々
国会議員がするべきことは、あくまでも法令にのっとって
行政、
政府のチェックと追及をすることですから、この一線を外してはいけないと思っています。
私がよく野党になりましてから自分
自身で自戒しながらやっていますのは、民主党政権当時、この
委員会で、自民党の議員の皆さんのチェックと追及というのはすさまじいものがありました。例えば当時の菅直人総理に対する西田昌司議員による数々の
質疑、もうすごかったですよ、迫力といい内容といい。それが法令にのっとって、西田さんが持った疑念がまさにそのとおりだったのかどうかというのは私は分かりませんでしたけれども、やはり徹底した
行政に対する監視を当時、西田さんもされました。最近はすっかり丸くなられたようで、少し当時よりも紳士でいらっしゃるかなと
思いますけれども、そういう意識で、我々今野党ですので、
財務省の皆さんにあ
るいは内部統制機関である検査院や人事院の皆さんに少し厳しいことも申し上げておりますが、そういう意識でやっているということをこの機会にちょっと触れておきたいと
思います。
以上で終わります。ありがとうございました。